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セブン○レブン物語

バイトの話しを書いていこうと思ってます。
でもその前に書きかけのお話しを終わらせないと。。。(怒濤の汗)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-05-24 恋物語 第1部 里香   プロローグ
2001-05-23 彼方から   第]Y章  彼方へ
2001-05-22 彼方から   第]X章  祭事
2001-05-20 彼方から   第]W章  闇
2001-05-19 彼方から   第]V章  逃亡
2001-05-18 彼方から  第]U章  神の花嫁
2001-05-17 彼方から   第]T章  イリア
2001-05-16 彼方から  第]章  淡い想い
2001-05-15 彼方から  第\章  記憶の扉
2001-05-14 彼方から  第[章  僕の中の僕


2001-05-24 恋物語 第1部 里香   プロローグ

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・・・寄せ返す波


暗い海を見つめる


遙か彼方に船の灯り


彼方へ置き去りにした、私の想い


戻って来ない彼の魂


そして、もう一つの・・魂


寄せ返す波の狭間に彼を探す


いくら待っても帰って来ない


・・あれから、時は止まったまま・・・



           




時の狭間の中で





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先頭 表紙

さぁ〜♪始まりの〜始まり〜♪どうなりますか〜楽しみ〜♪ / 仙川@もう大丈夫で〜す〜♪ ( 2001-05-24 09:49 )

2001-05-23 彼方から   第]Y章  彼方へ

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今、ここにいるイリアは、生きている。
いや、そう思いこんでいたのだ。

僕のなかの僕。

哀れな僕。

死んでしまった事にも気づかず、ずっと彼女を捜していた。
ずっとさまよっていたんだ。


そう・・
彼女は僕を連れに来たのだ。
今度こそ、二人で旅立とうと。



ふっと身体が軽くなった。
そして、イリアと彼はだんだんと空気にとけ込むように、
消えていった。


寄り添いながら。
彼は満足げな笑みを浮かべて。



・・・・気が付くと校庭だった。
5時間目が始まるベルが鳴っている。
僕は急いで、教室に向かう。

ふっと木蓮の・・・木蓮の香りがした。






数日後、僕は夢を見た。
二人が、コスモス畑にいる。




僕の中の君は、


やっと居場所を見付けたんだね。




さよなら・・・
                


  僕の初恋・・・













−−−−−−−−−−−−end−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

いかがでしたか?
一応、星くず的にはハッピーエンドだったのですが・・。

純愛を、普遍的なものを描いてみたくて、書いたのがこれなんです。
本当に夢物語かも知れません。

でも、真実の愛は貴方のなかにも、眠っているはず・・・・。




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先頭 表紙

ありがとうございます〜。お風邪はいかがですか〜? / 星くず ( 2001-05-24 09:30 )
ぱちぱちぱち☆☆☆ 恋物語は〜私にはかけません〜☆ 深い眠りのそこで〜いびきをかいてます〜☆  / 仙川@素敵な物語〜ありがと〜♪ ( 2001-05-23 12:16 )

2001-05-22 彼方から   第]X章  祭事

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胸に鋭い痛みが貫かれた。

本当に突然の事だった。

僕は死の認識さえも出来ずに息絶えた。


...............






イリアは突然の事で意識が呆然としていた。
彼女は兄と男たちに神殿に連れて行かれた。

・・・矢に貫かれた僕の躯は置き去りにして。








イリアは入り江の海岸にある一本の木に結わえられた。
満潮時には、沈んでしまう。
ここの村は、魚に頼って生きてきた。
だから、100年に一度、海の神にささげるべく、行われてきた。





「翔・・すぐに貴方のもとへ・・」







波は、静かに静かに彼女を呑み込んでいった。
そして月は青白く輝いていた。










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先頭 表紙

ん〜む〜★ 哀しい〜過去の話〜★未来では〜結ばれるのでしょうか〜? / 仙川 ( 2001-05-22 11:06 )

2001-05-20 彼方から   第]W章  闇

暗い林の中を走った。
草が足に当たる。
細かな傷が痛みとなってやってくる。
たいまつを炊くわけにはいかない。
居場所がすぐに分かってしまうから。

僕は彼女をいたわりながら、とにかく走った。
誰も追いかけて来る者はなかった。
彼女の足の傷も心配だった。

回りを見渡すが気配はない。
彼女を木の傍に腰掛けさせた。






彼女は不意に、僕につぶやく。



「ごめんなさい。」




「私が逃げれば貴方が殺される。」
「私、付いて行けない。」




「彼らの元に、帰るわ・・・」





彼女は、僕の肩越しに何かを見つめていた。
瞳に深い悲しみが宿っていた。
僕はゆっくりと後ろを振り返ったその時・・




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先頭 表紙

では、サインでも、おひとつ〜〜(^_^)b / 星くず ( 2001-05-22 09:46 )
その時!? あ〜!そう言えば〜☆お絵描き掲示板のほうにも〜顔を出してますよ〜♪ 絵心がないので〜描けませんが〜★ / 仙川 ( 2001-05-21 02:52 )

2001-05-19 彼方から   第]V章  逃亡

イリアは神殿で、祈りを捧げていた。
背を向けて、一心に祈っているかのように思えた。
たが、小さな肩が小刻みに震えている。
彼女の嗚咽ともいえる声が漏れ聞こえてきた。





「ショウ・・」


「いや」

「いきたくない。」

「翔・・・」

僕は、思わず背後から彼女に近づく。
そして彼女の肩をそっと抱いた。
僕の心は決まった。
彼女を連れ出す事を・・。



僕は、彼女の手をとり、抱きしめた。
「いこう。」

彼女は僅かながらのかげりを見せたが、
彼女も僕に答えるように、小さくうなずく。

僕は、彼女の手をとり、その場からそっと離れ、
そして誰もいないのを確かめると、
神殿から彼女を連れて走った。







先頭 表紙

「.」見つかってしまいました〜?(^_^;)余韻の空間を付けるためにやってます〜。 / 星くず ( 2001-05-20 17:50 )
最期に 「・」が〜? この意味は〜♪ 追っ手に捕まらず〜逃げるのかな〜☆ 引き離されるのかな〜★ / 仙川 ( 2001-05-20 03:22 )

2001-05-18 彼方から  第]U章  神の花嫁

朝から、イリアの家の前は、
人が、ひっきりなしだった。

僕は、どうにか、彼女を連れ出したいと思っていた。
だが、彼女の傍には、必ず兄が付いていた。
とても、彼女に逢う事もできなかった。

着々と村は祭りの準備を終えていった。
だんだん夕暮れに近づいていく。


家の前にたいまつがぽつぽつと灯されていく。

村人たちが手にたいまつを持ち、彼女の家の前から神殿に向かって神の道が出来ていく。


あたりは、ふいっと静まりかえる。


イリアが、何人かに伴われ、家から出てきた。
彼女は、奉り用の独特の衣装をまとい、
髪飾りをし、顔には化粧が施されていた。
月の明かりに映し出された彼女の顔は、

たとえようもないほど美しかった。 
彼女に祈りの時間が与えられた。


僕は誰にも見つからないように彼女のもとへ行った。







興奮と情熱が僕を満たしていた。





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先頭 表紙

さぁ〜連れ去ることができるのか〜? それとも〜自分の未来を〜受け入れるのか〜♪ 次回を〜まてぃ〜♪ まてん〜! / 仙川 ( 2001-05-18 23:40 )

2001-05-17 彼方から   第]T章  イリア






彼女は、明るく振る舞っていた。

いつもの草原の丘でも。
僕が寝ていると、僕の顔に花をばさっと落としたり、
いたずらっぽく笑う。


僕は苦しい。

彼女の笑顔がたまらなく苦しい。

何も聞かなければ良かった。

何も知らなければ良かった。

僕の中では、彼女はもう、かけがえのない存在だった。
だが、僕は彼女に自分の気持ちが言えないでいた。
彼女も、何も言わなかった。

・・ただただ、いたずらに時が流れていった。


そして、或る日、
僕は彼女に言った。
今までのこの想いを、込めて言った。



「一緒に村を出よう。」

一言、言うだけが精一杯だった。



彼女は瞳を僕に見せまいとするように瞳を伏せる。
彼女の表情が読みとれない。


彼女は、とても澄んだ笑顔で
「ありがとう。」
と、はっきりと僕に言う。
そして、

「でも、いいのよ。」










・・・神事が、もう明日の晩に迫っていた。

満月が空に幻想的に輝いていた。






先頭 表紙

感動の〜クライマックスまで〜後少しなのですかね〜♪ 2人は〜引き離されるのか〜それとも〜・・・ / 仙川 ( 2001-05-17 09:41 )

2001-05-16 彼方から  第]章  淡い想い

翌朝の事だった。
コスモスの丘で寝そべって空を見上げていた。
僕は、考え事をするときはいつも、この場所に
来ていた。
僕はずっと、夕べの夜の事を考えていた・・。

人の気配がした。
顔を向けると近くにイリアが来ていた。


「また、こんな所に来ていたのね。」

笑顔の彼女は、神殿に飾る花を抱きかかえていた。

僕は、急いで身体を起こし彼女の腕を掴んだ。

−ドサッ−

「きゃっ」

勢いこんだ僕は彼女の身体に覆い被さる形になってしまった。
一瞬、彼女は頬を赤らむ。
僕は当惑した。
彼女がとても、可愛く思えたから。
僕は急いで姿勢を直して、腰をおろす。
たぶん、僕も真っ赤だったに違いない。
お互い顔を合わせることなく、二人で坐っていた。

・・・・沈黙・・・・

気まずい空気だった。
でも淡く心の中に芽生えたものがあった。

・・・デモ、コンナ場合ジャナインダ・・・


「イリア・・。君は」
声がうわずる・・・。

僕の様子から、僕が何を言おうとしているのか
察した彼女は僕の言葉を遮るように、
「心配しなくていいわ。」




「解ってるから。
・・・・・黙っててごめんね。」
彼女の瞳は涙が濡れる。

僕は思わず、彼女を抱きしめた。







腕の中にいる彼女は、まるで、小さな小鳥のようだった。






先頭 表紙

ん〜♪照れ照れ〜♪ ラヴラヴな〜2人に〜幸せは〜♪ / 仙川 ( 2001-05-16 09:45 )

2001-05-15 彼方から  第\章  記憶の扉

そう・・・・・。

僕は、イリアと同じ村に住んでいた。
小さいときから何をするにも一緒で、まるで、兄弟のようだった。
あの話しを聞くまでは、僕は妹のように思っていたんだ。
とても、可愛い自慢の妹のように。
あの晩、大人たちの話しを聞くまでは・・。



夜もだいぶ遅くなっての頃だった。
大勢、大人たちが僕の家に集まっていた。
村中の大人達が集まっていた。
大事な集会らしかった。
ふだんなら、その辺にいても許されていたのに、
お前は、部屋にいろと言われたんだ。


僕は気になって仕方がなかった。
それで盗み聞きをしたんだ・・。

話しは・・・


・・イリアの事だった。

彼女の家系は、不思議な能力を持っていた。
いや、持ってると思われていた。
彼女を「神」に捧げるというような話しだった。
彼女が17歳になる日に行われるという。

その準備の話しで彼らは話し合っていたのだ。



・・・神に捧げる?・・・



彼女の誕生日まで、
わずか・・・3ヶ月しかなかった。





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先頭 表紙

少年は〜どうするでしょう〜♪☆☆あ・・うつっちゃってる〜 / 星くず ( 2001-05-16 09:13 )
神に捧げられし〜たゆたき思い〜♪ 心の葛藤〜心の鼓動〜少年は今〜♪ / 仙川 ( 2001-05-15 10:34 )

2001-05-14 彼方から  第[章  僕の中の僕

イリアは、静かに僕に話しを続けた。
彼女は僕を動揺させまいとしている。
その思いは強く伝わってくる。

彼女は僕が忘れていた過去を話してくれた。

  ・・・忘れていた過去?・・・

僕たちの出会い・・・。

  ・・・出会い?・・・

いやっ忘れていた訳じゃない。
もともと、二人は自然と一緒にいたのだ。

  ・・・一緒に?・・・

では、学校にいる高校生してる僕は何?
現実の僕はなんなんだ?

突然の事で僕は混乱していた。

僕の記憶はどこから来たのか?
あるいは、もたらされたのか?

僕は僕でない
僕でない僕


僕の中の僕・・・・・。






不安が、
大きな不安がのしかかってくる。

    







君は誰?

先頭 表紙

これは、最後でわかります〜。(^^ゞ  ひっぱり〜。 / 星くず ( 2001-05-15 08:40 )
ん〜?何処で繋がるのでしょうか〜☆未来〜?過去〜?夢〜?違う世界〜? / 仙川 ( 2001-05-14 23:24 )

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