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セブン○レブン物語

バイトの話しを書いていこうと思ってます。
でもその前に書きかけのお話しを終わらせないと。。。(怒濤の汗)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-05-23 彼方から   第]Y章  彼方へ
2001-05-22 彼方から   第]X章  祭事
2001-05-20 彼方から   第]W章  闇
2001-05-19 彼方から   第]V章  逃亡
2001-05-18 彼方から  第]U章  神の花嫁
2001-05-17 彼方から   第]T章  イリア
2001-05-16 彼方から  第]章  淡い想い
2001-05-15 彼方から  第\章  記憶の扉
2001-05-14 彼方から  第[章  僕の中の僕
2001-05-13 彼方から   第Z章  髪の長い少女


2001-05-23 彼方から   第]Y章  彼方へ

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今、ここにいるイリアは、生きている。
いや、そう思いこんでいたのだ。

僕のなかの僕。

哀れな僕。

死んでしまった事にも気づかず、ずっと彼女を捜していた。
ずっとさまよっていたんだ。


そう・・
彼女は僕を連れに来たのだ。
今度こそ、二人で旅立とうと。



ふっと身体が軽くなった。
そして、イリアと彼はだんだんと空気にとけ込むように、
消えていった。


寄り添いながら。
彼は満足げな笑みを浮かべて。



・・・・気が付くと校庭だった。
5時間目が始まるベルが鳴っている。
僕は急いで、教室に向かう。

ふっと木蓮の・・・木蓮の香りがした。






数日後、僕は夢を見た。
二人が、コスモス畑にいる。




僕の中の君は、


やっと居場所を見付けたんだね。




さよなら・・・
                


  僕の初恋・・・













−−−−−−−−−−−−end−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

いかがでしたか?
一応、星くず的にはハッピーエンドだったのですが・・。

純愛を、普遍的なものを描いてみたくて、書いたのがこれなんです。
本当に夢物語かも知れません。

でも、真実の愛は貴方のなかにも、眠っているはず・・・・。




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先頭 表紙

ありがとうございます〜。お風邪はいかがですか〜? / 星くず ( 2001-05-24 09:30 )
ぱちぱちぱち☆☆☆ 恋物語は〜私にはかけません〜☆ 深い眠りのそこで〜いびきをかいてます〜☆  / 仙川@素敵な物語〜ありがと〜♪ ( 2001-05-23 12:16 )

2001-05-22 彼方から   第]X章  祭事

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胸に鋭い痛みが貫かれた。

本当に突然の事だった。

僕は死の認識さえも出来ずに息絶えた。


...............






イリアは突然の事で意識が呆然としていた。
彼女は兄と男たちに神殿に連れて行かれた。

・・・矢に貫かれた僕の躯は置き去りにして。








イリアは入り江の海岸にある一本の木に結わえられた。
満潮時には、沈んでしまう。
ここの村は、魚に頼って生きてきた。
だから、100年に一度、海の神にささげるべく、行われてきた。





「翔・・すぐに貴方のもとへ・・」







波は、静かに静かに彼女を呑み込んでいった。
そして月は青白く輝いていた。










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先頭 表紙

ん〜む〜★ 哀しい〜過去の話〜★未来では〜結ばれるのでしょうか〜? / 仙川 ( 2001-05-22 11:06 )

2001-05-20 彼方から   第]W章  闇

暗い林の中を走った。
草が足に当たる。
細かな傷が痛みとなってやってくる。
たいまつを炊くわけにはいかない。
居場所がすぐに分かってしまうから。

僕は彼女をいたわりながら、とにかく走った。
誰も追いかけて来る者はなかった。
彼女の足の傷も心配だった。

回りを見渡すが気配はない。
彼女を木の傍に腰掛けさせた。






彼女は不意に、僕につぶやく。



「ごめんなさい。」




「私が逃げれば貴方が殺される。」
「私、付いて行けない。」




「彼らの元に、帰るわ・・・」





彼女は、僕の肩越しに何かを見つめていた。
瞳に深い悲しみが宿っていた。
僕はゆっくりと後ろを振り返ったその時・・




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先頭 表紙

では、サインでも、おひとつ〜〜(^_^)b / 星くず ( 2001-05-22 09:46 )
その時!? あ〜!そう言えば〜☆お絵描き掲示板のほうにも〜顔を出してますよ〜♪ 絵心がないので〜描けませんが〜★ / 仙川 ( 2001-05-21 02:52 )

2001-05-19 彼方から   第]V章  逃亡

イリアは神殿で、祈りを捧げていた。
背を向けて、一心に祈っているかのように思えた。
たが、小さな肩が小刻みに震えている。
彼女の嗚咽ともいえる声が漏れ聞こえてきた。





「ショウ・・」


「いや」

「いきたくない。」

「翔・・・」

僕は、思わず背後から彼女に近づく。
そして彼女の肩をそっと抱いた。
僕の心は決まった。
彼女を連れ出す事を・・。



僕は、彼女の手をとり、抱きしめた。
「いこう。」

彼女は僅かながらのかげりを見せたが、
彼女も僕に答えるように、小さくうなずく。

僕は、彼女の手をとり、その場からそっと離れ、
そして誰もいないのを確かめると、
神殿から彼女を連れて走った。







先頭 表紙

「.」見つかってしまいました〜?(^_^;)余韻の空間を付けるためにやってます〜。 / 星くず ( 2001-05-20 17:50 )
最期に 「・」が〜? この意味は〜♪ 追っ手に捕まらず〜逃げるのかな〜☆ 引き離されるのかな〜★ / 仙川 ( 2001-05-20 03:22 )

2001-05-18 彼方から  第]U章  神の花嫁

朝から、イリアの家の前は、
人が、ひっきりなしだった。

僕は、どうにか、彼女を連れ出したいと思っていた。
だが、彼女の傍には、必ず兄が付いていた。
とても、彼女に逢う事もできなかった。

着々と村は祭りの準備を終えていった。
だんだん夕暮れに近づいていく。


家の前にたいまつがぽつぽつと灯されていく。

村人たちが手にたいまつを持ち、彼女の家の前から神殿に向かって神の道が出来ていく。


あたりは、ふいっと静まりかえる。


イリアが、何人かに伴われ、家から出てきた。
彼女は、奉り用の独特の衣装をまとい、
髪飾りをし、顔には化粧が施されていた。
月の明かりに映し出された彼女の顔は、

たとえようもないほど美しかった。 
彼女に祈りの時間が与えられた。


僕は誰にも見つからないように彼女のもとへ行った。







興奮と情熱が僕を満たしていた。





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先頭 表紙

さぁ〜連れ去ることができるのか〜? それとも〜自分の未来を〜受け入れるのか〜♪ 次回を〜まてぃ〜♪ まてん〜! / 仙川 ( 2001-05-18 23:40 )

2001-05-17 彼方から   第]T章  イリア






彼女は、明るく振る舞っていた。

いつもの草原の丘でも。
僕が寝ていると、僕の顔に花をばさっと落としたり、
いたずらっぽく笑う。


僕は苦しい。

彼女の笑顔がたまらなく苦しい。

何も聞かなければ良かった。

何も知らなければ良かった。

僕の中では、彼女はもう、かけがえのない存在だった。
だが、僕は彼女に自分の気持ちが言えないでいた。
彼女も、何も言わなかった。

・・ただただ、いたずらに時が流れていった。


そして、或る日、
僕は彼女に言った。
今までのこの想いを、込めて言った。



「一緒に村を出よう。」

一言、言うだけが精一杯だった。



彼女は瞳を僕に見せまいとするように瞳を伏せる。
彼女の表情が読みとれない。


彼女は、とても澄んだ笑顔で
「ありがとう。」
と、はっきりと僕に言う。
そして、

「でも、いいのよ。」










・・・神事が、もう明日の晩に迫っていた。

満月が空に幻想的に輝いていた。






先頭 表紙

感動の〜クライマックスまで〜後少しなのですかね〜♪ 2人は〜引き離されるのか〜それとも〜・・・ / 仙川 ( 2001-05-17 09:41 )

2001-05-16 彼方から  第]章  淡い想い

翌朝の事だった。
コスモスの丘で寝そべって空を見上げていた。
僕は、考え事をするときはいつも、この場所に
来ていた。
僕はずっと、夕べの夜の事を考えていた・・。

人の気配がした。
顔を向けると近くにイリアが来ていた。


「また、こんな所に来ていたのね。」

笑顔の彼女は、神殿に飾る花を抱きかかえていた。

僕は、急いで身体を起こし彼女の腕を掴んだ。

−ドサッ−

「きゃっ」

勢いこんだ僕は彼女の身体に覆い被さる形になってしまった。
一瞬、彼女は頬を赤らむ。
僕は当惑した。
彼女がとても、可愛く思えたから。
僕は急いで姿勢を直して、腰をおろす。
たぶん、僕も真っ赤だったに違いない。
お互い顔を合わせることなく、二人で坐っていた。

・・・・沈黙・・・・

気まずい空気だった。
でも淡く心の中に芽生えたものがあった。

・・・デモ、コンナ場合ジャナインダ・・・


「イリア・・。君は」
声がうわずる・・・。

僕の様子から、僕が何を言おうとしているのか
察した彼女は僕の言葉を遮るように、
「心配しなくていいわ。」




「解ってるから。
・・・・・黙っててごめんね。」
彼女の瞳は涙が濡れる。

僕は思わず、彼女を抱きしめた。







腕の中にいる彼女は、まるで、小さな小鳥のようだった。






先頭 表紙

ん〜♪照れ照れ〜♪ ラヴラヴな〜2人に〜幸せは〜♪ / 仙川 ( 2001-05-16 09:45 )

2001-05-15 彼方から  第\章  記憶の扉

そう・・・・・。

僕は、イリアと同じ村に住んでいた。
小さいときから何をするにも一緒で、まるで、兄弟のようだった。
あの話しを聞くまでは、僕は妹のように思っていたんだ。
とても、可愛い自慢の妹のように。
あの晩、大人たちの話しを聞くまでは・・。



夜もだいぶ遅くなっての頃だった。
大勢、大人たちが僕の家に集まっていた。
村中の大人達が集まっていた。
大事な集会らしかった。
ふだんなら、その辺にいても許されていたのに、
お前は、部屋にいろと言われたんだ。


僕は気になって仕方がなかった。
それで盗み聞きをしたんだ・・。

話しは・・・


・・イリアの事だった。

彼女の家系は、不思議な能力を持っていた。
いや、持ってると思われていた。
彼女を「神」に捧げるというような話しだった。
彼女が17歳になる日に行われるという。

その準備の話しで彼らは話し合っていたのだ。



・・・神に捧げる?・・・



彼女の誕生日まで、
わずか・・・3ヶ月しかなかった。





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先頭 表紙

少年は〜どうするでしょう〜♪☆☆あ・・うつっちゃってる〜 / 星くず ( 2001-05-16 09:13 )
神に捧げられし〜たゆたき思い〜♪ 心の葛藤〜心の鼓動〜少年は今〜♪ / 仙川 ( 2001-05-15 10:34 )

2001-05-14 彼方から  第[章  僕の中の僕

イリアは、静かに僕に話しを続けた。
彼女は僕を動揺させまいとしている。
その思いは強く伝わってくる。

彼女は僕が忘れていた過去を話してくれた。

  ・・・忘れていた過去?・・・

僕たちの出会い・・・。

  ・・・出会い?・・・

いやっ忘れていた訳じゃない。
もともと、二人は自然と一緒にいたのだ。

  ・・・一緒に?・・・

では、学校にいる高校生してる僕は何?
現実の僕はなんなんだ?

突然の事で僕は混乱していた。

僕の記憶はどこから来たのか?
あるいは、もたらされたのか?

僕は僕でない
僕でない僕


僕の中の僕・・・・・。






不安が、
大きな不安がのしかかってくる。

    







君は誰?

先頭 表紙

これは、最後でわかります〜。(^^ゞ  ひっぱり〜。 / 星くず ( 2001-05-15 08:40 )
ん〜?何処で繋がるのでしょうか〜☆未来〜?過去〜?夢〜?違う世界〜? / 仙川 ( 2001-05-14 23:24 )

2001-05-13 彼方から   第Z章  髪の長い少女

彼女はあの時と、
コスモスの中で見た、あの服をまとっていた。
風に柔らかくなびく、薄く桃色の服。

僕は喜びで胸がいっぱいになった。
僕は思わず彼女を抱きしめる。
衝動的に。
抑えていたものが吹き出すように。

・・・あの神殿での夢から覚めた後、
僕は泣いていたのだ。
深い後悔が僕の胸を貫いていた。
彼女を永遠に失ってしまったと・・・。

しばらく彼女はなにも言わずにぼくに身をあずけていた。
しかし、両手で僕を引き離す。

そして、彼女は静かに、
いくらかとまどいながら、
口を開く・・・・。



「ショウ・・・私、」
彼女の声は震えていた。
目は伏せ気味に長いまつげが涙で塗れている。

そして、決心したように、僕を真っ直ぐに見つめ、


「私、貴方が好きだった。
ううん。今でも好き。
だから、あの時、ああするしかなかったの。
貴方が好きだったから。

あの日、貴方は私を連れ出すと言ってくれた。
私、恋なんて、諦めていたのよ。
貴方が現れるまで・・。

・・運命を受け入れていたから。
当たり前だと思っていたから。

でも、私は貴方を裏切ってしまった。

貴方をむざむざ、殺させたくなかった。
だから彼らの条件を呑むことにしたの。


私が帰れば貴方を助けるって。




・・・それなのに、彼らは・・・・」





「私、   バカだったわ。」

先頭 表紙

そのうちに〜?どうなるのですかね〜♪ / 仙川 ( 2001-05-14 23:22 )
彼らは、そのうちに〜(^^ゞ / 星くず ( 2001-05-14 22:59 )
ん〜♪何とも言えない間が〜いいですね〜♪ かれら〜は〜? / 仙川 ( 2001-05-14 03:19 )

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