2005-11-06 面接のはしご
2005-11-06 ぱーぱ、ぱーぱ
2005-11-05 いえ、くるまが、にがてなんです
2005-11-02 とりっくおあとりーと
2005-11-02 だっこで、はいろう
2005-10-31 おちゅうしゃよ
2005-10-28 つかみ
2005-10-28 かんがえごと、してくるわ、あっちで
2005-10-26 イチローちゃんが、ぜんぶほったのよ
2005-10-25 くまちゃんのようちえん、どこがいいかなって

（承前）西尾まりによる海外マンスリーは、アラスカが舞台でした。彼女が実際に旅をしたのは夏だったはずですが、アラスカはすでに晩秋の雰囲気です。何年か前、9月の初めに訪れたアラスカを思い出しました。（続く）

2日（水）：イチローの幼稚園の面接の日。朝起こされて、
「もっと、ねたいよー」
で、抱っこされて食卓へ。食後、リビングで、
「ママ、これなに？」
「水ようかんの器」
「だれが、たべたの？」
「パパじゃない」（早起きしたチチローのおめざ）
「あたしも、たべたいよー」
ワンピースに着替えて、留守番に来てくれたババロー（笑）と交代で、面接へ。

最初のＹ幼稚園では、親が面接している間、先生が遊んでくれた。
「ようかん、たべたいの」
と話したら、もちろん水ようかんとは伝わらず、
「ちょっと似てるでしょ」
と、油ねんどを出してくれた。今どきの油ねんどは、臭いを抑えたグレーで、クールな感じ。

一旦家に帰って、手を洗って、今度はＸ幼稚園。
「パパ、かたぐるま！」
「お仕事の服だから」
「かたぐる〜ま〜」
「抱っこでいい？」
で抱っこ。ところが、幼稚園の入り口目前のところで、
「『にげろー』って、して」
と、追いかけっこを要求。やらない、と言われたのに、つまづいて転んで、タイツのひざから出血して泣いた。Ｘ幼稚園は、行くたびに何かが起きる。
「泣き止まないと、中にはいれないよ」
と言われて一旦泣き止んだが、面接へ行く親と別れて、発達検査に連れて行かれるとき、
「ママがいいよ〜」
と泣きながら、男の体操の先生に抱えられて行った。
親の面接が終わって、控え室で待っていると、
「ママがいいよ〜」
の泣き声とともに、保育士さんに連れられて帰ってきた。ひざが痛いと言って、ちゃんと歩けない状態。それでも、報告によると、発達検査は無事にこなしたとか。
「『おなまえは？』ってきかれたから、『すずきいちろー、です』って。それから、えんぴつを、どらえもんに、いれたの」

終わったら急にお腹が空いて、
「なんか、たべるよー」
「新宿でね」
で、七五三の打ち合わせに、写真館と美容室へ行って、チチローは会社へ。他の四人はフルーツパーラーのバイキング。もとはと言えばイチローがパパイヤを食べたいと言うから行ったのだが、パパイヤはなくて、食べたのは
「すいかと、まんごーぷりん」

家に帰るとさすがに疲れて、
「さきに、ねてくる」
と言って昼寝。起きて絵本。「バケツ」を「ぞうきんかけ」と読んでハハローに笑われた。サークルごっこでは、
「♪すずーきいちろーと、もうします。よろしくね」
「♪すずーきくまーと、もうちまちゅ。よろちくね」
と、くまちゃんのせりふは赤ちゃん言葉。

チチローが帰ってくるなり、
「おかえり。パパもばいきんぐ、くればよかったのにね」
「ねえ、ばいきんぐって、なに？」
「食べ放題っていうことよ」

コジローは、朝起きたらみんな食事中だったのに、
「くれくれ」
と騒がなかった。面接前の場の雰囲気を読んだ模様。
フルーツパーラーでは、ババロー（笑）がアイスを一口食べさせたら、
「もっともっと」
になって大騒ぎ。ちいさなカップ1/2、プリンも1/3、オレンジジュースも5センチ飲んだ。デビュー早すぎ。
夕食は、米から炊いたおかゆがおいしくて、おかわり。いつものフリーズドライとはぜんぜん違う。

※写真は、「『当たり』（ゼンマイ車）がザクザク」（チチロー写す）

先頭 表紙

1日（火）：イチローは、幼稚園に願書を出した後、サークル。一旦家に帰って、ババロー（笑）も一緒に移動動物園、と、大忙し。移動動物園では、ハツカネズミを手に乗せてもらったり、ポニーに乗ったり。一番楽しかったのは、ヤギのえさやり。最後の方で、しゃがんでいたババロー（笑）の足元にウサギが集まってきて、みんなで大笑い。
チチローが早く帰ってきたので、『ドラえもん』を見たり、本を読んだり。
寝るときも、チチローの布団でぐーぐー寝た。

コジローは、サークルで、誰かのクレヨンめざしてズリズリ。見かねたハハローが新しいポケットティッシュを渡したが、すぐにポイ。
夜、チチローからの電話に留守電が作動して、機械の声が怖くて泣いた。
風呂の前、機嫌よく、
「ぱーぱ、ぱーぱ」
その後、怒って
「ままー」
チチローを呼ぶときはニコニコで、ハハローを呼ぶときは、怒って呼ぶ。

先頭 表紙

（承前）旅行番組は、西尾まりが目当てではなく（笑）、毎週見ていて、特に、海外マンスリーは好きなコーナーです。月替わりで、女優が旅してきたところを紹介するのですが、4回にわたってやるので、広く、深く、という感じです。（続く）

30日（日）：イチローは朝起きて、
「ママ、ふつうのぱんつに、するよー。おしっこ、でちゃったから」
本当は出ていなくて、コジローみたいに転がされて、お世話されたいだけ。
ババロー（笑）の家へ行く途中、タクシーでコジローがグズると、
「眠いのかな」
と言う運転手さんに
「いえ、くるまが、にがてなんです」
と、ハハローの代わりに答えた。

ババロー（笑）のところでは、まず七五三の着物を試着。足袋と草履がいやで、
「ぬぐよー。あかいのだけ、きるよー」
赤いのは襦袢（笑）。
その後、ジジロー（笑）に「あまくないおかし」（昨日のハロウィーンで、甘いのを食べたので）を買ってもらって、本屋、ガチャポン、と、いつものフルコース。
昼寝の後、ハハローが買ってきた「プリキュア」のパズル65Pを、
「ひとりでやるの！」
と言って、30分かかって完成。これまで、初めてのパズルは
「いっしょに、やろう」
と言うのに、今回はがんばった。
夕食のとき、手の傷にかに酢がしみて泣いたが、
「『にも』のばんどえいど」
でケロリ。

今度ジジロー（笑）に、「いご」を教えてもらうことになった。（ジジロー（笑）がテレビで見ているのを見て、「これなあに」と聞いたら、教えてやるっていうことになった。）

コジローは、ジジロー（笑）の顔を見て泣いて、抱かれて大泣き。
昼寝の後、ひとりで上手に遊んでいるうちにジジロー（笑）にもなれて、泣かなくなったが、ハハローのいない部屋に連れて行かれると、やはり泣く。
粒のあるおかゆのせいか、久々に体重急増。

31日（月）：イチローは、午前中、ハハローが家事をしている間、ひとりでパズルをしたり、本を読んだり。途中、
「あたしも、そうじき、かけるわ」
と言ったが、迷惑そうなハハローの顔を見て、
「やっぱり、ママひとりで、かけていいよ」

夕方、「プリキュア」のビデオを見た後、毛布を振り回してごっこ遊び。コジローに当たって泣かせたが、
「いっしょに、あそんであげたのよ」
コジローが眠くてグズったので、ハハローがつきっきりになって少しすねたが、本を読んでもらって機嫌を直した。
夜、風呂でチチローが顔を洗ってやっているとき、お湯が鼻に入って大泣き。出てからも、
「ママが、ふかせて（ふいて）！ パパは、やっちゃ、だめ！」
と大泣き。

コジローは、ハハローの家事を、歩行器で応援。
散歩の帰りに寄ったコンビニで、ハハローがパンを選んでいる隙に、棚からぶどうくるみパンを掴んで袋をがしがしして、買わないといけなくしてしまった。
夕食では、かさごの干物をほぐしておかゆにまぜてもらったら、おいしくておかわり。

※写真は、「猫耳ならぬ豚耳？」（チチロー写す）

先頭 表紙

（承前）西尾まりといえば、何と言っても「パパはニュースキャスター」の「西尾さん」役ですね。田村正和の、「愛情の愛と書いてめぐみ」（という名前の隠し子が３人出てくる）は、いまだに忘れられない名台詞です。87年１月スタートですから、19年前のドラマ。そう考えると彼女が31歳になったというのも不思議ではないのですが、自分がそれだけ年をとった実感がありません。（続く）

29日（土）：朝から、ハロウィーンのイベント。イチローが1歳のときに初めて行って、今年で三回目。コジローもOKというので、二人分のお菓子をもらって回ることになった。手続きを終えたら、広場で大学生のボランティアが、注文を聞いて作る風船細工を配っていたので、並んだ。順番が来て、
「ぴんくの、ぷーどる、ください」
お菓子をもらって回るイベントでは、各ポイントで合言葉を聞かれる。今年は
「とりっくおあとりーと」
がなかなか言えなくて、
「ハッピー・ハロウィーン。合言葉は？」
と聞かれるたびに、チチローのほうを向いて、
「なんだっけ？」
去年もおととしも簡単に言えたのに、自分にとって意味をなさない言葉は、すんなり入らなくなっているということか。子供の能力の発達は、直線でなくて奥が深い。
「トリック・オア・トリート」
ではなく
「Trick or Treat」
と教えたことも、イチローの混乱に輪をかけたのかも。
ペンタくん（写真ご参照）のぬいぐるみをもらえるチェックポイントに差し掛かると、先にもらったお兄ちゃんたちが、階段からペンタくんを投げて遊んでいた。ぬいぐるみをもらったイチローも、
「ぺんたくんで、あそぶよー」
と言って階段に向かい、予想通り投げていた。
「投げないで。ペンタくん、『いたいよー』って言ってるよ」
とチチロー。

すべてのチェックポイントをクリアして、コジローを子育て広場に連れて行くというハハローと一旦別れて、チチローとイチローはゲームセンターにガチャポンを見に行った。トーマスのガチャポンをのぞくと、残りが少なくなっていて、「当たり」がざくざく見える。ひらめいて6個「大人買い」したら、トーマスを含め、ゼンマイ車が5つもでた。ディーゼル10が2つあったのはご愛嬌。子育て広場でハハローたちに合流。
遊び終わって、広場に戻ると、じゃんけんをしてアメを配っていた。ここでは、
「ハッピー・ハロウィーン」
が合言葉。順番が来て、
「合言葉は？」
「とりっくおあとりーと」
で大受け。
撤収しようとしていると、大受けの場面を見ていたらしい、名刺を手にした年配の女の人に
「子供のモデルをさがしているのですが」
と声をかけられた。
「興味ありません」
と言ったら、すんなり引き下がったので、真っ当なスカウトかどうかは不明。ハハローは、登録料を取られる話だと思って断った。

家が近づいたら、
「『ふたごひめ』みるよー」
になって、
「お昼寝してから」
「おひるね、しないでみるよー」
で、遅くなってから寝ない約束で見たら、約束どおり、昼寝はなしにして、夜、早めに寝た。

コジローは、子育て広場で保育士さんが手作りのおもちゃをいろいろ見せて構ってくれたので、ハハローから離れてズリズリ。小さい子がままごとをしているところにもズリズリ。スイカのおもちゃに手を伸ばして、しゃぶってご機嫌。
夕食では、初めて形のあるおかゆにチャレンジ。上手に飲み込めなくて、文句たらたらの割には、ペースト状のおかずと一緒に完食。

※写真は、「今年の収穫」（チチロー写す）

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28日（金）：イチローは、午前中、スーパーに「とーますのぽんぽんらむね」があるかチェックに行った。見つけてすかさずカゴにいれたが、ハハローと、
「今日は見るだけでしょ」
「ほしいの」
と押し問答。最後には、約束どおり、買うのを諦めた。
昼前、区の施設に遊びに行ったら、Y幼稚園の年長組の女の子3人組が来たので、ついて回った。お豆さん状態。ハハローから見たら迷惑がられていたようだが、適当に相手をしてもらって大満足。
帰って昼寝したら、3時間経っても起きないので、部屋を明るくされた。
風呂はハハローと。
「ママ、いすだと、コジローちゃん、なくので、だっこで、はいろう」
とアドバイス。
コジローがなかなか寝なかったので、結局、本は読んでもらえなかった。

コジローは、眠いところをベビーカーに乗せられてスーパーへ。いつもは寒くて泣く方のスーパーだが、寝ていたので静か。でもハハローは、左手にベビーカー、右手にイチローの乗ったカート、で、大変だった。
夜はなかなか寝付けなくて、壁に頭をゴンゴンぶつけるので、
「いけません。そんなことするなら、もう離さないぞ」
とハハローに羽交い絞めにされて、ひと泣きしてようやく寝た。

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（承前）西尾まりは、子役のイメージが強いので、大きくなったなあ（笑）という感じですが、はたちそこそこかと思うと、何だか計算が合いません。調べてみたら、31歳で愕然。どうりで、こちらは孫がいてもおかしくない歳になるわけです。（続く）

26日（水）：イチローはババロー（笑）と公園。でも雨が降ってきたので早めに切り上げて、昼食の後、インフルエンザの予防接種1回目。先生に、
「何しに来たか、分かってる？」
と聞かれて、
「おちゅうしゃよ」
でも泣いてしまった。
家に戻って、ポポちゃんの救急車セットをおろしてもらってババロー（笑）と先生ごっこをしていたら、コジローがちょっかいを出すので、足で蹴って泣かせてしまった。ババロー（笑）に叱られたが、またちょっかいを出されて、頭をむぎゅーで泣かせて、飛んで来たハハローに怒られた。
昼寝の後、ポポちゃんが片付けられてしまっていたので、
「だしてー」
「もう、コジローちゃんに、意地悪しない？」
「しないよ」
で出してもらった。

夜、キッチンで片づけをしていたハハローに、包帯を上手に巻いては見せに来た。あまりに楽しくて、
「てれび、みるよー」
と言わなかった。テレビをぜんぜん見ないのは久しぶり。

コジローは、朝食のパンを、ひとりで上手にちぎって食べた。
おもちゃを取られそうになったら、上手に右手から左手に持ちかえる。ずり這いで、部屋の端から端まで。
小児科について行って、オムツかぶれの薬を出してもらうのに寝かされたが、珍しく泣かなかった。帰り、抱っこしてくれているババロー（笑）のめがねを取り上げた。
夜、気に入らないと、イチローの真似で、
「きー」
風呂は、寝る前にさっといれたら、久々に泣かなかった。

27日（木）：ジジロー（笑）がひとりでイチローに『めばえ』を持ってきてくれた。一通り読んでもらったら帰ってしまったので、おみやげのくずもちを前に、ハハローと攻防。
「いま、たべるよー。あたし、これ、だいすきなの」
「お外に、遊びに行こうよ」
「いま、たべる！」
で、食べたら、出かけるタイミングを逃して、ハハローはふて寝。そばで、ポポちゃんのお医者さんごっこを持ってごろごろしていたら、コジローが這って来て触ろうとするので、手を押しのけた。それでも来るので、顔を足で蹴ったら、ハハローにすごく怒られて、ぺしっとされて、ポポちゃんを仕舞われてしまった。自分が悪かったと分かっているので、
「ママ、これ、わすれてる」
と、パーツをもって来た。

家にいるとケンカするので、急遽、子育て広場に行くことにした。新しい靴がうれしくて、走って。1時間ほど遊んで、そろそろ帰るというとき、ドアに指を挟んで大泣き。先生がバンドエイドを貼ってくれながら、
「これから、どこ行くの？」
「どーなつやさん」
と泣きながら答えた。2個食べて、また走って帰った。

コジローは、ジジロー（笑）の顔を見た途端、
「うえーん」
子育て広場では、ハハローに置き去りにされそうになって泣いたので、抱っこでおもちゃコーナーへ。夢中で遊んでいたら、ハハローがいなくなったが、それでも遊んだ。そのうち、ハハローを探して泣いたので、イチローの仲良しのK先生が抱っこしてくれたら泣き止んだ。
夕方、ずり這いで寝室から初めて出た。チチローが帰ると、
「だっこ、だっこ」
のポーズ。でも、抱くと泣いた。風呂でも大泣き。

※写真は、「どんぐり拾いで見たクマバチ」（チチロー写す）

先頭 表紙

毎週見ている、土曜朝の旅行番組。今月の海外特集、女優の西尾まりが、アラスカの旅を紹介していました。（つづく）（笑）

先頭 表紙

24日（月）：イチローは、幼稚園の体験。これで最後。バケツに入れた砂をしゃもじでかきまぜて、
「おべんとう、つくってるのよ」
おやつの後は、室内で先生と遊ばないといけないのに、
「もう、そとでても、いい？」
と何度も聞いた。

外でランチの後、買い物に行こうというハハローに、
「もっと、あそびたいよー」
と粘って、広場へ。
家に戻って昼寝をしようとしたら、コジローが騒いだので、ハハローが口を押さえて、
「あわわ」
「チチローちゃんにも！」
三人で笑いすぎて、なかなか寝られなかった。

夕食にぶどうが出てきたら、
「わたし、たねのないぶどうが、だいすき」
タネがあったせいで、汁がたれて、ハハローが気に入っている薄みどりのTシャツの袖口が染まってしまった。
「ちゃんと、うでまくりしてね、ママ。これ、ママのだいすきな、ますかっといろなの」
その後、ひとりでトイレ。出てきてズボンをはいたら、ハハローが、
「裏返し」
上手に戻してはきなおして褒められた。

チチローの帰りが遅いので、お風呂なしで寝ようということになって、パンツ型おむつに履き替えたら、チチローが帰ってきたので、
「おしっこ、でちゃった」
多分、わざと。チチローがパンツを替えてやろうとすると、
「ママみたいに、かえて！」
と、コジローのおむつ替えみないにさせて満足。寝るときは、
「おっぱい、おっぱい」
ちょっと、赤ちゃんがえり中。

コジローは、幼稚園で、上にカラスがいるからということで、ずっとハハローの抱っこ紐の中にいてご機嫌。
帰り道、ベビーカーの中で文句を言ったら、イチローが
「いないいない、ばー」
と言ってあやしてくれたが、しつこ過ぎて、最後は泣いてしまった。
昼寝のとき騒いだら、ハハローに口を押さえられて、
「あわわ」
みんなが笑ったのでニッコリしたが、もう一度されそうになると、舌を出して手をなめた。

25日（火）：朝から、2週雨で流れた後の、サークルのどんぐり拾い。イチローは、着くなり、
「おべんとう、たべよう！」
ハハローが出席帳を片付けている間の一瞬に走って丘の向こうまで行って、ハハローは見失った。すぐ戻ってきたが、
「ちゃんと、ママの見えるところにいて。知らないおじさんも、寝んねしてるでしょ」
と注意された。でも我慢できずにもう一回行ったら叱られて、しばらくどんぐりを拾っていたが、むくれてひとり脇道へ。先生が気付いて手をつかんでくれたら、
「かんがえごと、してくるわ、あっちで」
と言ったが連れ戻された。何度言ってもダーっと走って行ってしまうので、ハハローは疲れた。

帰って昼寝したら、絶叫して起きた。サークルの日は、だいたいそう。
風呂の前に、去年からとってあったハロウィーンの衣装を試着。
「パパに、みせるの」
と言って、30分以上着たままで、
「なりきりまじょ」
チチローが帰って、風呂では、
「くまちゃん、あかちゃんだから、すぐ『どんぐりひろり』って、いっちゃうのよ」

コジローは、どんぐり拾いの間、
「だっこ、だっこ」
1時間後にようやく眠って、それからベビーカーに置かれた。
帰って、昼寝から起きた後は、ハハローが1メートル以上はなれると、心細くて泣く。出かけた日はたいていそう。
イチローがハロウィーンの衣装を着たら、モールがキラキラしているので、触りたくて、ずり這いで引っ張ってはがしては怒られる、の繰り返し。帰ってきたチチローが抱っこすると、ギャー。風呂でも大泣き。土日、外出でほとんど会わなかったから？

※写真は、「今年は8.2キロ＠去年は9キロ」（チチロー写す）

先頭 表紙

東京の秋は、雨が多いですね。サークルのどんぐり拾いも、雨で2週連続順延になりましたが、去年の日記を見ると、3週続けて流れています。

23日（日）：イチローは、朝からサークルの芋ほり。ハハローとコジローはお留守番。昨日も含め、雨が続くが、今日は暑いほどの快晴。集合場所に向かう電車を下りたところで、ホームとの間に足が入ってしまい、本人は転びそうになっただけで大事に至らなかったが、靴が下に落ちてしまい、駅員さんに取ってもらった。
今年は去年とは違う畑だが、持ち主は同じ。去年は大きかった子供用の軍手をつけた。
「パパ、おいもほってね」
「イチローちゃんのお芋掘りだよ。パパも手伝うけど」
終わったら、
「イチローちゃんが、ぜんぶほったのよ。パパもてつだった？」（笑）
畑の持ち主から差し入れの枝つきの柿をもらって、クヌギのどんぐりを拾いつつ、弁当の場所へ。

食後、目の前の公園で遊んだあと、最後のご挨拶。ひとりずつ名前を呼ばれてお返事するとき、小学生の大きいお兄ちゃんが、鼻を鳴らしてブタさんのお返事。直前のお歌に出てきたからだが、お返事のときは、
「小さい子が真似するからやめなさい」
と先生。案の定、中くらいのお兄ちゃんに返事が回ってきたときも真似。このあたりから、イチローが何かを企んでいる顔をしているので、真似するな、と思っていたら、しばらくして、
「♪名前を呼んだーらー、お返事してね。すずきいちろーちゃーん」
と順番が回ってきて、
「すー、すー」
ブタさんの真似のつもりで、鼻から息を出していた（笑）。夕食のとき、チチローからハハローに報告しながら、
「鼻から吸うんだよ」
と指導。

解散してからも、公園で散々遊んでからA君兄弟と駅へ向かった。お兄ちゃんは6つ上の小3。
「Aくんにも、『ぷっちょ』あげるの」
帰りの電車で食べることにして持ってきたおやつを、A君兄弟とママにあげた。子供たちで
「暑い」
という話になり、
「電車でおとなしくしていたら、アイスクリーム、買ってあげる」
とA君ママ。各停で座って帰ったので1時間以上乗っていたが、何とか終点に到着。A君たちと別れて乗り換え、家に到着。荷物を置いてアイスクリームを買いに行って、ハハローも一緒に食べた。
「Aくんも、あいすくりーむ、かってもらえたかなあ」
イチローがコジローをしきりにあやすのは、A君兄弟の影響？
去年より重いと思って持って帰った芋の目方を量ったら、少し軽くて8.2キロ。それでも、コジローより重いものを背負って帰ってきたことになる。早速てんぷらにして塩で食べた。ナス、海老、春菊も。食事中、
「イチローちゃん、Keくんと、けっこんするの」
ハハローが
「どうして？」
と聞くと、
「だって、KaくんとかSくんは、ぺしってするから」

昼寝なしだったので、早く寝た。

コジローは、イチローと一緒に起きて、朝食の応援。のはずが、みんなが食べているのを見たら食べたくなって、大騒ぎ。結局、一緒に食べた。
昼間は、ハハローの買い物に付き合って、イチローの七五三の写真用のワンピースを買った。
夕食も、
「もっと、もっと」
で、最後は、
「勝手に食べておいて」
と、玉子ボーロを置かれて、顔がべちゃべちゃになった。

這い這いで、もう1メートル以上、一気に動けるようになった。

※写真は、「ぜんぶほったのよ」（チチロー写す）

先頭 表紙

（承前）フィルムカメラもデジカメ的に大量の写真を撮りましたが、そうは言っても現像にコストがかかるので限界があり、今回も24枚撮り1本。このあたりを考えると、将来は一眼レフのデジカメも欲しいと思います。望遠レンズもそのまま使えるし。（おしまい）

21日（金）：ババロー（笑）が来て、イチローは一緒に自転車で公園へ。途中のカーブでハンドルを切りすぎて、転倒。近くを走っていたパトカーをとめてしまった（笑）。
帰って、外周りの掃除、昼食、シャボン玉。
昼寝からスケジュールがずれ込んで、夕食が遅くなったので、
「お風呂、なしにしようか」
「なしにする」
で寝室へ。ハハローが天井をながめていたので、
「ママ、なにしてるの？」
「考えごとよ」
「なに、かんがえてるの？」
「イチローちゃんの幼稚園、どこがいいかなって」
「Yでいいじゃない」
「え？ Yのどこがいいの？」
「おやつ、もらえるとこ」
しばらくして、
「イチローちゃん、かんがえごと、してるの」
「何、考えてるの？」
「くまちゃんのようちえん、どこがいいかなって」
「どこがいいの？」
「くまちゃん、『Xがいい』って、いうのよ」
「どうして？」
「だって、ぶらんことか、あるから」
その後も、
「ママ、一人になりたい。旅に出るわ」
「イチローちゃんも、いくよー」
「ママ、ひとりで行くわ。ハワイがいいかなあ」
「じゃあ、チチローちゃんは、パパとはわいに、いくわ」
とか、色々お話。最後は、
「ママ、まっさーじしたら、ねられるけど」
と、ハハローに足裏マッサージをリクエスト。でも、してもらってもやっぱり眠れなかった。

コジローは、昼食のデザートのマンゴープリンを半分もらったら、
「もっと〜」
と怒って8割にしてもらった。
食後はイチローとババロー（笑）のシャボン玉を、ババロー（笑）の膝の上で、鍵束を振り回して応援。
這い這いでずいぶん進むようになって、転がっているおもちゃを手当たり次第口に入れる。
寝室で、空気清浄機のコードに、ぐるぐる巻きになった。

22日（土）：出かけたチチローを待っているのに、なかなか帰ってこなくてイチローはハハローと小競り合い。ハハローの背中にボールを投げつけたり、
「ぺしって、して、いい？」
と言ってみたり。ボールを取り上げられて、
「かえしてー」
と引っ張ったら、ハハローがいきなり手を離したので、見上げていた顔に命中。
「いたいよー」
と泣いたら、「返せって、言うから」
「ちゃんと、イチローちゃんのおててに、かえして！」

チチローが帰ると、
「遅くなるなら、連絡してよ」
とハハローが言うのに加勢して、
「パパは、ここにいなさい！」
でも、待ち望んでいたプールに一緒に行って、仲直り。
夕食で、
「ぎょうざは、いらない！」
と言った割には、最初に3個ペロリ。食後、
「パパ、ぶろっく、しよう。いっしょに、かべ、つくろう」とやっていたら、コジローが参加したがったので、
「コジローちゃんは、どうぶつえんでも、つくってなさい！」

昼寝なしだったので、早く寝た。

コジローは、雨で外に連れて行ってもらえないし、鼻がズルズルして不機嫌。ハハローも偏頭痛で、転がされてばっかり。でも、食べるのはたのしみで、トレイに置かれた玉子ボーロを、上手につまんで食べた、つもりが、半分ぐらい、椅子に落ちていた。
夕食後、イチローのブロック遊びに入れてもらって、動物を振り回していたが、安定が悪くて座っていられなくて、不機嫌になった。

※写真は、「ラフテー＠料理がなかなか出てこない沖縄料理店」（チチロー写す）

先頭 表紙