2005-02-26 ママ、おみみきこえないの？
2005-02-24 いーえふじーのびでお、みよ
2005-02-22 いいかおりだわ、ほっとする
2005-02-20 おとなのあじ
2005-02-18 パパは、すき。・・・じゃない
2005-02-17 ママ、あしに、とげ、はいっちゃったの？
2005-02-16 ちょっと、とーますに、にてる
2005-02-15 きみこそ、なんていうの
2005-02-13 ニアミス
2005-02-12 おばあちゃまに、いじわる

（承前）ところが、考えてみれば、うちもイチローが生まれる前は同じようなもので、試しにイチロー抜きで計算してみると、ジジロー（笑）、ババロー（笑）、ハハロー、チチローの平均年齢は、なんと55.5歳！ 酒井家の比ではありません（笑）。もっとも、執筆から約2年経って、平均年齢は一年にひとつ増えますから、酒井家も50歳を超えたかもしれませんね。
実は、イチローを入れて計算しても44.8歳。コジローが生まれると、ようやく37.3歳にまで下がります。（おしまい）

23日（水）：久々に「みっきーさんのびでお」をリクエストしてみていたら、ババロー（笑）到着。
「いま、てれびみてるからー」
と、出迎えをしない。
「じゃあ、帰る」
と言われて、あわてて腰を上げて、
「こんにちは」
DVDもキリが良かったので、ハハローに消されてしまって、大騒ぎ。でも、
「キンカン、持ってきたのよ。食べる？」
「うん！」
で、すぐ気を取り直した。
その後、ババロー（笑）とお散歩。2時間近く、外を散歩して、クタクタになって帰ってきた。お天気がよかったので、うっすら汗もかいて、気持ちよかったらしい。昼食のとき、ババロー（笑）が食べさせてやろうとしたら、
「おばあちゃまは、いいの！ ママに、たべさせてもらうからー」
とか、
「おばあちゃまは、もうかえったら？」
と、意地悪ばかり言った。
食後、ハハローが買い物に行っている間、ババロー（笑）と二人で二階に上がってブロック遊び。なかなかあげてもらえない二階に、ババロー（笑）ならすぐに行かせてくれるので、イチローは嬉しいのだけど、ひとりで階段を下りさせたりするので、ハハローは心配。

夕食のとき、電話がかかったので、
「だれからの、でんわ？」
「パパよ。遅くなるって」
「かいしゃのひとと、ごはん、たべてくるの？」
「お仕事で、お風呂に間に合わないって」
「さびしいわー」（笑）

24日（木）：今朝も、ほうれん草二口に30分近くかかって、ハハロー、ぶち切れ。
買い物、軽食の後、地域の集まりに出かけた。大きな滑り台が作ってあって、ダンボールのそりで、何度も滑って遊んだ。土手で滑るフンガくんみたい？
出かける前に約束したので、
「♪あいすきゃんでぃ〜」
と歌いながら帰って、食べた。
遊びつかれたので、昼寝は3時間。それも、ハハローに揺り動かされてようやく起きた。

夕食も、牛肉とレタスに時間がかかって、ハハローがイライラし始めたのを察知して、
「てれび、つけたら？」
でも、テレビをつけると、イチローの口もお留守になるのでつけられない。

最近、
「はいはーい」
と返事だけで、実行しないことが多いので、
「お耳聞こえないの？」
とハハローによく言われる。今日は、イチローが頼んだことを、ハハローがやってくれなかったので、
「ママ、おみみきこえないの？」
と言い返していた（笑）。

※写真は、「梅祭りの梅＠雨に打たれて傷み気味」（チチロー写す。）

先頭 表紙

図書館で予約を入れてから1年近くかかって、ようやく「負け犬の遠吠え」の順番が回ってきました。
だいたい予想通りの内容とはいえ、思ったより深くて面白かったです。
少子化日本の縮図として、両親と子供のいない兄夫婦と自分の平均年齢を計算したら、48.4歳だった、というくだりがあり、それは大変だ、と思いました。（続く）

21日（月）：朝、ハハローの足の病院。あと2週間ぐらいかかると言われた。買い物をした後、広場で凧揚げ。
昼食後、
「とくべつに、うめのこんにゃくぜりー、たべたいよー」
自分で「とくべつ」を使いこなしている（笑）。
食後は、久々に、英語のサンプルDVDを出してもらって見た。最近「ABCの歌」がマイブームなので。
昼寝から起きて、
「パパは？」
「パパは会社よ」
「パパ、かえってきてないねー。かいしゃのひとと、ごはんたべてるの」
「うちで食べるって、言ってたわよ。じゃあ、起きて、ママと遊ぼうか」
「パパが、いーの！」

帰ってきたチチローがひとりで夕食を食べていると、食後にポンカンをむいて、一房ずつ、
「あーんして！」
と食べさせてくれた。
「イチローちゃん、やさしいから、パパにたべさせてあげるんだー」
その後は、ハハローとブロックで、「とらさんのおうち」の続きを作って風呂。
寝る前には、ちゃんとチチローにぷちぷちちゅーをしたのに、ハハローに
「パパとねんねして」
と言われると、
「いーの。ママとねんねするの」
寝るときだけは、ハハロー。

22日（火）：明け方5時15分からうつらうつら夢を見て寝言を言ったり、泣いてみたり。6時にようやくちゃんと眠ったけど、8時にハハローが布団から抜け出したのを察知して追いかけてきた。
今日のサークルはうどん作りだったので、大張り切り。粉を混ぜたり、こねたり伸ばしたり。ほとんどハハローにやらせなかった。足で踏み踏みしたのも気持ち良かったみたい。食べても美味しかった。

帰りに駅前で、
「とくべつに、ちょこれーとどーなつ、かおう！」
とハハローを誘う。何の「とくべつ」（笑）？ ハハローはそれをエサに、帰りのベビーカーでイチローを寝させないことに成功。上り坂では、ベビーカーを降りて押した。
帰ってから、お楽しみのドーナツ。自分のはさっさと食べて、
「ママ、はんぶんこ」
少し貰えたので、
「ママって、やさしい！」

夕食は、いいペースだったのに、最後に少し残った野菜だけで30分。とうとう
「食べ終わったら呼んで」
と、ハハローに置き去りにされた。何とか食べて、
「なにして、あそぶ？」
「もうすぐパパが帰ってくるから」
「なにして、あそぶ？」
という会話を20回ぐらい繰り返し、最後は無視された。仲直りの意味で、チチローをお迎え。チチローを見つけると駆け寄って、
「パパー、ひさしぶりー。あいたかったわー」
と、お約束のセリフで抱きついた。肩車で帰って、
「パパ、いーえふじーのびでお、みよ」
「パパ、きがえてからね」
を、また20回ぐらい繰り返した（笑）。英語のDVDを見て、ボール遊びをしたら納得。

でも、寝るときはやっぱりハハロー。風呂でも、
「一緒に寝ようか」
「パパは、いいの。イチローちゃん、ママと寝るんだからー」

※写真は、「グレープフルーツゼリー＠途中で右上の蓋を絞ると味わいが変わります」（チチロー写す。）

先頭 表紙

もうすぐ生まれるイチローの「弟」の名前ですが、コジローに決まりました。
よろしくお願いします。

19日（土）：みぞれまじりの冷たい雨なので、午前中、外出せずに家で過ごした。雑誌のシールを貼りたがったけど、用事で出かけたチチローが戻ったら、とハハローが説得したら、イチローは我慢することにした。
チチローが帰ったら、
「おかえりー」
と玄関までお出迎え。
「いっしょに、しーる、はろ」
ひとしきりシール貼りをしてから昼食。イチローは、いつもおもちを二個たべるのだけど、今日はひとつだったからか、一通り食べても
「もっと、れいぞうこのなかのもの、たべるよー」
タンパク質が足りなさそうということで、「ソーセージかヨーグルト、どっちにする？」とハハロー。
「そーせーじに、する。パパも、はんぶんたべて」
チチローが半分食べようとすると、ハハローは
「イチローちゃんの罠よ。食べない方がいいよ」
「パパ、たべてよー」
板挟みになりながら、食べてみると、
「ママ、よーぐるとも、たべるよー」
罠って、そういうこと（笑）。ハハローは最初から見抜いていて、
「イチローちゃんは、策士だからねー」

三人で昼寝したら、やっぱり、なかなか起きられない。

夕食は軽めにして、食後にカプチーノ。イチローも、エスプレッソ抜きだけどシナモンはかかっている、「なんちゃってカプチーノ」を飲みながら、
「いいかおりだわ、ほっとする」（笑）
忙しい明日に備えて、なんとかいつもぐらいの時間に寝かせた。
ハハローが風呂に入っているとき、目を覚まして泣いたので、チチローがいってやると、泣きじゃくりながら、
「パパはいらないの！ ママがいいの！」（笑）
毛布と布団を掛けてやって、
「パパはあっち行ったほうがいいの？」
「パパは、あっちいって！」
ひとりにしてやると、そのうち本当に寝た。

20日（日）：「梅祭り」へ遠足、のはずが、雨で中止。それで早起きをやめて、いつもの日曜日のペースに切り替えた。いい時間になるとイチローが、
「あまど、あけて。そろそろ、おきるよー」
ハハローの布団に入ってきたので、
「モーフとママと、どっちが好き？」
「えーとー、もーふがすき」（笑）
そのやりとりを5回ぐらい繰り返した後、ようやく、
「ママがすき」

「梅祭り」自体はやっていると言うので、朝食を済ませて、イチローとチチローのふたりで出かけた。ハハローは、当初の予定通り、お留守番で大掃除。
「梅祭り」は残念ながら雨模様。梅の花も、雨で少し傷んでいた。模擬店を見て回り、ハハローのおみやげに「梅大福」。ご飯系のものを食べたあと、お約束のわたあめ。地元の人がその場で搗いて配ってくれたおもちも食べて、家に帰った。
「ママー、おみやげあるよー」
昼寝の後、チチローと美容院。帰りにアンパンマンのグミをもらってしまった。まだ食べさせていないので、
「おおきくなってから？ まだ、はやい？」
「ママと、相談しよう」
クリーニング屋さんでも、大きなミカンをもらった。
帰ってからも、頭の中はグミで一杯。結局、
「とくべつよ」
ということで、三人で食べた。

※写真は、「ママー、おみやげあるよー＠せたがや名物『梅大福』」（チチロー写す。）

先頭 表紙

（承前）私が上司なら、
「アミーゴベースとは何だ」
と、それとなくたしなめて、発言の趣旨を明確にさせたと思いますが、某上場企業、大丈夫でしょうか。あるいは、部長さんも、聞き取れなかった口かもしれません。ただ、大企業には、あるいは、大企業だから、と言うべきかもしれませんが、色々なひとがいるというのも事実です。（おしまい）

17日（木）：午前中、図書館。買い物をして帰るはずが、ハハローに
「ママ、トイレに行きたいからまっすぐ帰ろう」
と言われて、走って帰った（笑）。
お昼は、珍しく食欲がなくて、
「あたし、さきにごちそうさま、する。ても、ひとりであらえる」
「キンカンは？」
「ごちそうさまで、いいの！」
と言って、リビングへ。しばらくして戻ってきて、
「ママ、なにたべてるの？」
「キンカンよ」
「イチローちゃんも、たべる」
「ごちそうさま、したじゃない」
「たべる〜〜〜」
で大泣き。結局もらえず。代わりに本を読んでもらうことになって、『はんしろうがわらった』と『のぼれのぼれ』を1回ずつ。昼寝から起きたら、それぞれ、10回以上読んでもらった。
夕食は残さず食べたので、ハハローのマシュマロを特別にもらった。
「やわらかいねー。おいしいねー」
歯みがきのとき、
「きのう、はいしゃさんで、はみがししてもらったのよ。ぶどうあじの、おくすり、つけたのよ」
と思い出した。
寝ようとして、布団でもぞもぞしているときにチチローが帰ってきて、ハハローが
「誰？」
と聞くと、
「パパよ。ふたりで、おむかえ、いこ」
玄関まで出た割には、
「おかえりー。おやすみなさい」
と言うだけで、やっぱりほっぺにチューはしなかった。
今日は本を7冊借りたのだけど、『はんしろうがわらった』がお気に入りで、ハハローがいやがるほど読ませた。もうほとんど暗記していて、
「ママ、（ゆうれいの）てがのびてきたのよ」
と説明したり、
「おっとしつれい」
と真似をしたりした。

18日（金）：ハハローが通院の日なので、ババロー（笑）が来てくれた。
「どこ行こうか？」
「おすなば！」
でも、お砂場セットがなかなか見つからなくて、30分だけになった。
昼寝から起きてもハハローが帰っていなかったので、
「おむかえ、いくよー」
でも、玄関を出たところで、角を曲がってきたハハローを見つけて猛ダッシュ。
「ママ〜、あいたかったわ〜」
と抱きついた。
そのままババロー（笑）を駅まで送って行って、夕食のパンを買って帰った。
疲れたハハローが1時間横になるというので、その周りで遊んだ。時間になると、
「そろそろ、おきたら」
夕食は、さっき買った卵サンド。半分食べて、
「ちょっと、からい。まだはやい。おとなのあじ」
なぜって、マスタードが塗ってあったから。次に選んだクリームパンは、
「くりーむのあじ、あますぎ。パパにあげるから」（笑）
と言って残した。

※写真は、「シロフォンとマリンバって、どう違うの？」（チチロー写す。）

先頭 表紙

（承前）「アミーゴベース？？？」
発言の中身から判断すると、
「言いにくいことを率直に指摘してもらった」
という意味で使っているようです。表現に違和感を覚えたひとも多かったと信じたいですが、特に、騒ぎにはなりませんでした。そういう変な表現を使うような場ではなかったので、そもそも聞き取れなかったひともいたでしょう。（続く）

15日（火）：夜泣きを3回したせいか、朝、スムーズに起きられず、30分泣いちゃった。でもサークルではノリノリ。ハハローとペアを組むところを先生とやったり。でも、終わり近く、暑かったせいか、
「ねむいよー。おうち、かえるよー」
ブルーシートを畳む邪魔をするのでハハローにおさえつけられて大泣き。
「イチローちゃん、たたみたかったの」
そのまま家の前まで泣き続けた。
「さ、おうちで寝んねしよう！」
「イチローちゃん、おうち、はいらない」
「じゃあ、バイバイ」
本当に玄関を閉められてしまい、
「まってよー」
「何か飲んで寝よう」
「あたし、かるぴすきっずがいいな。なんか、たべとく」
結局、色々食べて寝室へ。
ところが、ハハローが片付け終わるころ、
「やっぱり、あたし、ちぇっちぇっこり、いく！」
それで、また着替えて、出かけた。
「きょうは、すらいむ、きいろに、あか、いれるの」
それに青も入れて、
「みどりだわー」
クタクタになって、
「おにぎり、かってかえろう！」
食べてから、昼寝は3時間半。

夕食後、チチローが帰ってきたら、
「きょう、くまちゃんねー、おこったり、ないたりしたのよ」
本当は自分のこと（笑）。チチローの姿がちょっと見えなくなったら、
「パパー！ ママ、パパがどこか、いっちゃった」
と言って泣き真似。そこにイチロー登場。
「せっかく、ないてたのにー」（笑）

16日（水）：昼前に歯医者でフッ素塗布。「ゆうえんちみたいな、いす」に乗せられて歯みがき。ほっぺの内側の傷を見てもらったら、奥歯の上のほうが台形にすぼまっていないので、噛んでしまうらしい。このまま噛みつづけるようだと、3歳過ぎに削ることになるかもしれない。
家に帰って、ハハローがコーヒーを飲み始めたので、
「イチローちゃんも、ここあ、のみたーい」
そのまま、
「すわって、まってるよー」
で、昼食に突入。食後にアンパンマンを見る約束だったけど、1時間近く食べ続けて、待ちくたびれたハハローが眠くなったので、仕方なく一緒に寝んね。目が覚めてからは、1時間ほど、布団から出られないハハローのそばで、ひとりでお芝居をして遊んだ。ハハローが、
「バスに乗って、隣町へ行った夢を見たわ」
と言うと、
「イチローちゃんは、おばあちゃまと、おるすばんしてたのよ」
ハハローの夢でもその通りだったので、びっくり。同じ夢を見ていたの？ その後は、スーパーでビデオが流れている、「いちごのあまおう」の歌を歌ったりした。

夜、「トリビア」に「笑ゥせぇるすまん」が出てきて、
「これ、どらえもん？」
ある意味、鋭い（笑）？ ハハローにわざとわがままを言って、怒られてひと泣き。ハハローとふたりの時は、こんなに粘ったり泣いたりしないけど、チチローがいるので、わざと泣いて、
「ママが、わるかったの」
と言いつけにきた。
チチローにおやすみのチューをしなかったので、ハハローが
「パパに、おやすみのチューってしたら」
と言ったら、
「わたし、ママがだーいすきなの」
「パパは？」
「パパは、すき。・・・じゃない」

※写真は、「友人の地元広島で人気のワッフル＠全部で20種類」（チチロー写す。）

先頭 表紙

誰でも名前を知っている、某上場企業を訪問したときのお話。三社の部長クラスが出ている、大人数のかなり堅苦しい会議だったのですが、議論の中で、ホスト役の当該上場企業の中堅社員が、我々の方を向いて
「いつもご一緒している御社の方に、アミーゴベースで教えてもらったのですが・・・」
と言うのです。（続く）

14日（月）：昼前に子育て支援センター。看護士のひとが来ている日だったので、ハハローがぶつけて痛い足の指をみてもらったら、ひびか骨折は確実との見立て。
チチローへのチョコレートを買いに行って、バスで帰る途中、
「ママ、あし、いたいの？」
「痛くて、あまり歩けないわ」
「びょういん、いったら？」
そうしたら、たまたま前に座っていたおばあさんが、
「いいこねー」
と言って、あめをくれた。

結局、「股関節脱臼の疑い」のイチローを診てもらっている整形外科へ行った。待合室で、
「あめは？」
「ないないしちゃった」
「あめ〜〜〜！」
騒いでいたら、看護婦さんがミルキーとストロベリーチョコをくれたので、ミルキーだけ、特別に初めてなめさせてもらった。妊娠中にてレントゲン撮影はしなかったけど、ハハローの足は、やはりひびか骨折とのこと。ハハロー自身は手が届かないので、先生はイチローに
「テープを、お風呂の前にはずしてあげてね。お風呂の後のテーピングはパパね」

帰り道、
「ママ、あしに、とげ、はいっちゃったの？」
「ひびよ」
「ひびが、はいっちゃったの？」
とげが入ったのは、この前の自分（笑）。

夕食の直前、チチロー・ハハローのお友達＠広島から、出産の内祝いとして、ハハローリクエストのスタンド（ワンタッチで点灯できる枕元用）と、「地元で人気のワッフル」を送ってきた。クール宅急便。急遽、K君のうちにおすそ分けすることになった。
「玄関に入って」
と言われて入ったら、イチローは、
「こんにちわー」
と靴を脱いで、「とうぞ」とも言われないのにずかずか。ロールケーキをくれるというK君ママを応援するため、勝手知ったるキッチンへ。でもすぐ終わったので、
「もっと、あそびたかったのにー」
K君も別れがたいみたいだったので、途中まで見送ってもらうことになったのだけど、どっちがロールケーキを持つかで揉めて、どつかれた。

病院騒ぎで昼寝なしだったので、夕食の間、眠くてメソメソ。その割には、チチローが帰る頃には復活して、玄関で、
「パパ、ちょこれーと、どうぞ」
「有難う。今日は何の日？」
「ばれんたいんでー、なの」
食卓では、
「あたし、パパのおせわするの」
風呂では、バレンタインにちなんだ、先週金曜日のアンパンマンの反芻。
「しょくぱんまんさま、ちょこれーと、もらってたねー」
「一杯、もらってたねー」
「うん。パパ、ちょこれーとまんって、おとこのひと？」
「そうだよ。何とかマンってつくひとは、みんな男の人だよ」
「へー、そうかあ」

結局、寝たのはいつも並みの時間。

※写真は、「オランジェット＠みかんが、ちょこれーとにはいってたの＠食うたんかい」（チチロー写す。）

先頭 表紙

愛知万博のキャラクター、イチローのお気に入りです。街で見つけると、
「ママ、これなーに」
「ママ、名前が分からないわ」
「もりぞうと、きっころよ」
知ってて聞いてるんかいな（笑）。大人を試してるの？ 多分、
「ママ、しってる？ わたし、しってるわよ」
っていう感じでしょう。
また、キッチンのシンクに空の豆乳のパックが置いてあったのですが、手を洗うとき、
「もりぞうと、きっころよ」
似たような絵が描いてあったので、
「ちょっと（違うねー）」
と言いかけて、よく見たら、確かに「もりぞうと、きっころ」もいました（笑）。愛知のメーカーで、スポンサーになっているようです。

13日（日）：チチローは早起きして、今日が返却日のレンタルDVDを消化。終わる頃、寝室から
「パーパー」
とイチローが呼ぶ声がして、行ってやると大喜び。
今日、冷蔵庫が届くので、昨日から冷蔵庫・冷凍庫の在庫一掃モード。今朝はハハローの焼きうどん池袋風。イチローが卵を割りたいというのを見越してハハローが最初から用意しておいたのを、チチローのサポートで、イチローがおもむろに割る。卵三個。菜ばしでかき混ぜて、踏み台からフライパンの焼きうどんの仕上げに入れた。

食後、一休みしたら、チチローと二人で、急いで午前中の運動。午後一番で電器屋さんが来てしまう。○○公園まで行こうと言うと、
「ちょっと、とおいよ」
イチローの自転車で行った。着いたら、圧倒的にお父さんと来ている子が多い。子供だけで来ている、1年生ぐらいの子供たちが仲間内で小競り合いをしているのを見て、
「おにいちゃんと、おねえちゃんたち、どうしたの？ ちょっと、イチローちゃん、いってきいてくる」
「大きいお兄ちゃんとお姉ちゃんだから、大丈夫だよ。自分たちで解決するよ」
サークルじゃないのに、もめごとは気になるらしい。
帰ったら、すぐ電器屋さん到着。家電製品の買い替えの中でも、冷蔵庫はかなり面倒。あらかじめ中身を減らし、設置後1時間は電源を入れられないので、冷凍食品はアイスボックスに入れたり。一段落したところで様子を見に来たイチローが、
「これ、あたらしいの？」
「そうだよ」
「もう、ないの？」
古い冷蔵庫のことかと思ったら、
「なかの、たべもの、なくなっちゃったの？」
新しい冷蔵庫がまだ空だったので、心配になったらしい（笑）。
「大丈夫だよ。あっちに出してあるだけだから」

夕食はハンバーグ。いつものように、チチローがガーリックライスを作っている間、イチローはハハローとマッシュポテトを作った。
風呂の前、チチローとソファで並んで歯をみがいているとき、ハハローが
「ねえ！」
と呼んだので、二人でそっちを見たら、
「おんなじ顔で、おんなじタイミングで、振り向いておかしい。左手で持つ歯ブラシの持ち方もそっくり」
と言われた。

夜寝る前、届いた加湿器の箱を見つけて、
「あけて！」
「明日にしよ。これは食べ物でもおもちゃでもなくて、機械だよ。加湿器」
「え、きかいってなに？ かしつき？」
「湯気が出るやつ、今でもあるから、知ってるやろ」
「ちょっと、とーますに、にてる」
知ってるやん（笑）。

※写真は、「トーマスに、似てる？」（チチロー写す。）

先頭 表紙

イチローがいないところでゆっくり悩んで、ようやく冷蔵庫を決めました。何のことはない、前週、一番初めに見て、最もすすめられた機種です。反対開きは諦めて、古いモデルで良しとしたので、予算の半分以下で買えました。浮いた軍資金で、出産準備として2台目の空気清浄機を買いました。たまったポイントで、加湿器も買いました（笑）。今のやつは、だましだまし使っている12年ものなので。

12日（土）：午前中、ハハローは昨日ぶつけた足の指が痛くて、遠出できず。イチローと図書館まで行って、イチローの本を借りてきた。この間本屋で見つけた目当ての本は、調べたら、別の館にしかないことが分かったので、家からインターネットで予約することにした。
明日冷蔵庫が来るので、昼食は、冷凍食品の整理。ピザとかミニグラタンとか、立食パーティーでちょこちょこつまんでいるようなもので、いくら食べても満腹感が訪れず。その中で、イチローも相変わらず、ハハローと同じくらい食べていた。この調子で食べて育てば、目標の175センチはクリアできるかも（笑）。充電中のチチローの携帯のストラップのゴーヤーマンを見つけて、
「みせて！」
「ゴーヤーマンだよ」
「へーえ、ごーやーまんかあ。パパ、（ごーやーまんになって）『きみこそ、なんていうの？』って、いって」
「君こそ、何ていうの？」
「イチローちゃんでーす」
久しぶりに、セリフを振られた（笑）。「君こそ」っていうのは、ちょっと大人びたセリフ。
食べ終わる頃、眠くてハイに。そのまま昼寝をすればいいのに、
「はむたろうの、びでお、みる」
雑誌の付録のビデオのこと。でも点けた途端、怖そうにチチローにしがみつき、ハハローを呼びに行った。ハハローが片づけで手が離せないと分かると、寝室に走っていって、寝んねの態勢。
「ビデオ、怖かったの？」
と聞いても、最初は
「こわくない」
でもそのうちに、
「こわかったの。だってさー、はむちゃんがでてきたら、あんぱんまんの、えーびーしーが、みられなくなっちゃうのよ」
こいつ、まだ何か隠して本当のことを言っていない（笑）。

昼寝から起きたイチローと、夕食の買い物。帰りに寿司屋の前で、手が動いている招き猫を見て、
「おいで、おいで、してるねー」
鋭い（笑）。
「招き猫っていうんだよ。お客さんに、おいで、おいで、してるんだよ」

忙しい明日に備えて、三人で早く寝た。

※写真は、「♪お・い・ら・は、ドラマー」（チチロー写す。）

先頭 表紙

出勤の時間帯によっては、小学生が登校してくるのに出くわすのですが、ほとんどの子が防犯ベルをぶら下げていますね。困った世の中になったものです。

11日（金）：建国記念日のお休み。チチローとハハローで、いよいよ冷蔵庫を決めるということで、朝からババロー（笑）に来てもらった。ハハローが起こしたのに、チチローもイチローもなかなか起きなくて、朝食が遅くなった。しかも、ハハローがスクランブルエッグを作ろうとすると、
「イチローちゃんが、たまご、わる」
フライパンに割った卵を入れたら、
「イチローちゃんが、まぜまぜ、する」
踏み台にのせて、チチローと一緒に最後まで作った。どうも、ババロー（笑）がやらせているらしい。ババロー（笑）はそのつもりでいるので、いっそのこと、早くから本格的に料理を仕込んでもらいたい。それで余計に遅くなって、案の定、まだ食べているところにババロー（笑）が来た。
「イチローちゃん、まだ食べてるの？」

一足先に出掛けることになったババロー（笑）とイチローの行き先は、デパート。かなり先に出たので、違う電車だと思っていたけど、チチローとハハローが駅に着いてみたら、二人がいる。見つからないように電車に乗った。降りる駅も一緒。離れて歩いていたつもりが、エスカレーターでふと見ると、二人が真横に乗っていた。見つからないように体を伏せたけど、怪しい二人だった？ 「はじめてのおつかい」みたい（笑）。少し距離をあけていたし、イチローはずっと前を見ているということもあって、ようやく方向が分かれるところで油断したら、振り向いたイチローと目が合いそうになって、物影に隠れた。距離約30メートルは、イチローの視力なら充分射程距離。

家に帰って一番に、イチローに我々の姿を見られたかを聞いたら、何も言ってなかったとのこと。逆に、ババロー（笑）と何をしてきたかをイチローに聞いたら、おもちゃ売り場で遊んできたことは言ったけど、帰りにアイスクリームを食べてきたことは、ババロー（笑）にバラされるまで、黙っていた（笑）。
昼食後、ババロー（笑）のいるうちにということで、四人でお雛様を出した。イチローもお手伝い。ご飯の支度をしてこなかったというババロー（笑）があわてて帰って、三人でお昼寝。「1時間半で起きる」（byハハロー）予定が、チチローはいつもの3時間コース。様子がおかしかったのはイチローで、起こしてもいつまでも起きない。結局、チチローとハハローが待ちきれずに食事をし、終わった頃にようやく起きて来た。ほとんど初めての4時間。ちょっと具合が悪いのかもしれない。

風呂に入る前、小麦粘土とクッキーの型抜きを使って、遊んだ。チチローが新聞を手に取るたびに、
「パパ、いっしょにしよ」

「仕上げはお父さん」をしているとき、チチローを指して
「こっちがママでー」
ハハローを指して
「こっちがパパ」
最近、わざと間違ったことを言って楽しんでいる。大人の反応が面白いらしい。都合の悪いことは黙っていたり、わざと間違えたり。これも成長。
「今日は、おばあちゃまに、優しくするんだよ。意地悪、言わないんだよ」
と言われていたからか、今日は仲良くやった模様（笑）。言わなくても、大好きなんだけど。

「ビトンハイ」のCMを見て、
「あ、これ、おばあちゃまのとこで、のんだねー」
ババロー（笑）が飲ませたらしい。小さい方のテレビを見ていたというのに、相変わらず食べ物関係の観察眼はすごい。

※写真は、「風船がいいの」（チチロー写す。）

先頭 表紙

イチローは、「アンパンマン」を見ていて、色んなものをたべたいと言います。なんとか対応したのがパエリヤで、今はタコスが課題。「すりごま」とか「ささだんご」など、渋い食べ物も多いですが、2歳にして
「イチローちゃんも、きりたんぽ、たべたいなー」
というのは、ちょっと渋すぎ（笑）。
いずれにしても、食べ物関係の語彙や知識が、アンバランスなまでに身についています。

9日（水）：今日も6時前に目が覚めてウトウトしていたけど、ハハローが抜け出したのには気付かなかった。
午前中、ババロー（笑）がお宮参り用の服を作って持ってきてくれた。
「着てみて。かわいいわ。鏡で見てきたら？」
「ど−お。にあうでしょ」
その後、ババロー（笑）と二人でお砂場セットを持って公園へ。終わって玄関に先に飛び込んできて
「おばあちゃまは、はいっちゃだめ！」
と意地悪。ハハローに、
「二人で外周りの掃除をしてきたら」
と言われて仲良く掃除。でも、終わって玄関に入った途端、また
「おばあちゃまは、もうかえったら。わたし、ママにふく、ぬがせてもらうから」
と言って泣かせた（笑）。

ごはんでも、ババロー（笑）に指示されると、いちいち抵抗。サケをほぐしてごはんに乗せてもらったのに
「ぽんかん、さきにたべる」
ハハローが
「じゃあ、ご飯はおにぎりにしてあげるから」
と言うと
「うん！ わたし、おにぎり、だいすき」
と、これみよがしにハハローの言うことを聞いてみたり。
「底意地が悪いわね」
と言われてしまった。
食後、三人で買い物に行って、帰るなり
「あたし、ママとおひるねするから。じゃあね」
と、またババロー（笑）を突き放した。意地悪をしたせいか、1時間半後に
「イチローちゃんのボール！」
とうなされて15分。結局起きちゃった。
「おばあちゃまと、おれんじのぼーるを、さがしていたの」

夕食後、横になったハハローのまわりで遊んだ。途中、クレヨンを出しっぱなしにして次のものを出したら、怒られた。反抗的な、上目遣いの目でにらみつけながらも、言うことを聞いて片付けた。ハハローがこれ以上怒ると怖いのが分かっている（笑）。

10日（木）：隣町のスーパーの特売へ。ハハローのお手伝いをしながら楽しく買い物。選ばせてもらったので
「こっち！」
とか言いながら、上機嫌でレジまで行ったのに、お姉さんに
「ご機嫌ね」
と言われた途端に無表情に。
「もうすぐお姉ちゃんになるのね」
と話しかけられても、返事をしない。あとから、
「イチローちゃん、はずかしかったの」
その後、ハハローとはじめてのファーストフード店。
「ここ、パパときたの！」
確かに1年以上前に二人で行った。食べ物関係の記憶力は、異常に発達している。帰りにハハローが目当てのイチローの本を買いに行ったけど、
「ないないする」
で買わず。音のする本を一通り触って満足した。いつもの雑誌を買って帰った。
玄関に着くなり
「きょう、おひるねなしにして、びでお、みる」
と、雑誌の付録のビデオを見ることを主張。でも、見終わった途端、
「あっちのへやで、ねんねしよ」
と言って、お昼寝1時間半。イチローの作戦勝ち。

夕食のとき
「明日、おばあちゃまと、お留守番してね」
とハハローに頼まれて
「おばあちゃまと、あいすたべるのよ」
「何のアイス？」
「あお！」
「・・・？」
「おれんじよ」
ハハローがおととい、オレンジのアイスを食べていたのを思い出したらしい。青いアイスは、以前にババロー（笑）と食べたの？

※写真は、「ハハローと二人で平日のランチ＠最後のあがき」（チチロー写す。）

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