2005-01-16 赤ちゃんごっこ
2005-01-14 秘密を暴露
2005-01-11 動物園デビューのあと ついにボルシチ
2005-01-09 池袋にトーマス現る
2005-01-08 「フンガくん」がお気に入り
2005-01-06 自分でボケて突っ込む
2005-01-04 お年始
2005-01-03 厄落とし
2005-01-02 年の瀬のお手伝い
2005-01-01 質問がマイブーム

日曜日、1年ぶりにあの娘（こ）が出ている芝居を見てきました。睫毛が一本いっぽん識別できるほどのいい席。1列目は、どう見てもファンクラブで買い占められている様子でしたが。
脚本家の先生が昨年末に出した本を持参して、帰りにサインしてもらいました。シリーズ化、映像化の予定ありだそうです。女刑事が超カッコいいんですが、カッコよすぎてキャスティングが難しいですね。

13日（木）：夜中、
「ここからだしてー」
と1回だけ大泣き。ハハローが手をつないでいる間はおとなしくなるが、離れた途端、また泣く、というのを3回ぐらい続けた。
午前中、ビデオ屋のアンパンマンのコーナーで、「はみがきまんの、かりる！」と言って、自分で探し出した。
午後、今年初めての地域の子供会。画用紙に4色の絵の具と筆で絵を描いた。色を重ねるたびに、
「混ぜちゃダメ」（皿の絵の具が混ざって濁るから）
とハハローに言われて、ようやく混ぜなくなったところで、大きいお姉ちゃんがまぜていたので、
「まぜちゃだめよー」
と注意して、ハハローはちょっと困惑。最後の紙芝居はコックさんのお話。怖い場面では、イチローひとりがハハローの膝に飛び乗って、
「おうち、かえるよー」
注目を浴びてしまったけど、何とか最後まで聞いた。
帰って昼寝を3時間半。
「おなかすいたー」
といって起きてきたので、すぐに夕食。
夜は、
「イチローちゃんはあかちゃんなの」
と、赤ちゃんごっこ。ハハローに、ポポちゃんのミルクを飲ませてもらったり、子守唄を歌ってもらったり。

14日（金）：朝6時に起きてもぞもぞ。自分とハハローの布団の間で寝るので、畳の上になって、寝苦しいからかも。
朝食後、クリーニング屋さんとパン屋さん。行きは下りの坂道を全速力でおりたので、帰りの上り坂は疲れてしまった。その後、ドラッグストアにも寄って、いつものように裏口から出たのだけど、初めてひとりで歩道との間の仕切りをまたいだ。
突然、赤ちゃんの頃聴いていた「地球ネコ」の歌がブームになって、気がついたら
「♪マーマ」
と歌っている。
こんにゃくゼリーがお気に入りになって、毎食後食べたがってハハローを困らせる。上手につまんで食べるけど、本当はハハローの便秘解消用。

※写真は、「大庭みな子のボルシチ シトカ風＠レシピに従いサワークリームは皿の底」（チチロー写す。）

先頭 表紙

今回は、外伝に載せたレシピに極力忠実に、というコンセプトで作ったボルシチ。材料さえ揃えば簡単なので、次回からは、色々アレンジしてみたいと思いました。
ビーツはもっと少なくてもOKだし、逆に肉は多めにすべきです。レシピには明記されていない水の量を8カップとして作りましたが、肉は600〜700グラム入れてもいいのではないでしょうか。
骨付き肉は入手できませんでしたが、セールで100グラム238円のスネ肉が思いのほか美味であったのは、収穫でした。フードショー（500円台）と東急本店（600円台）をチェックしたあと、東急プラザの地下で買いました。別に、東急の関係者ではないんですが、全部東急（笑）。

11日（火）：昨夜早く寝たので、すっきり目覚めた。布団の中でのハハローとの会話。
「朝、なに食べようか」
「ぱんぱんに、ぶるーべりーじゃむぬるのよ。それにー、よーぐるととりんご。ぶろっこりーと、あかちゃんとまとも！」
「本当に、ブロッコリー食べてくれるの？」
「うん」
自分で言い出したので、ブロッコリーもちゃんと食べた。と思ったら、サークルに着いたところで、
「ママ、あのね、まだおくちに、ぶろっこりー、はいってるのよ」
と言ってあーんして見せて、ハハローを驚かせた。
サークルでは、周囲のひとを鋭く観察。泣き始めたK君を見て、
「なんでないてるの？ Kくんのママに、きいてくる」
それを聞いていた先生には、
「優しいのね」
と言われてしまった。また、S君のママがこっそり口に何か入れるのを見逃さず、
「Sくんのママー、なにたべてるの？　おくち、あーんして」（笑）

午後はバスで歯科検診。席が全部埋まっていて座れなかったバスの中で、
「ママ、なんさい？　３さい？」
「もうちょっとねー」
「○○さいよ！」（本当の年齢）
人前で母親が年を暴露される笑い話はよく聞くが、まだ先だろうと油断していたハハローが、家で本当の年を教えていたらしい。サバをよんでおけばよかったのに（笑）。
歯科検診では、お口あーんが上手とほめられた。虫歯も汚れもなし。

夜、届いたレゴで早速遊ぶ。持っていたのが基本の色だったのに対し、いろいろな色が入っていた。最初、チチローには触らせてくれず、口では「いいよ」と言うのに、いざ触ろうとしたら取り上げる。しばらくして、ようやく触らせてもらった。
風呂の中で、ハハローがブロックを片付ける音が聞こえたので、あがるなり、
「ママ、ぶろっく、ないないしちゃった？」
と、心配で濡れたまま走り出てきて、すぐ遊んだ。

12日（水）：午前中、ハハローが掃除をする間、ひとりでブロック。大きな基礎版を埋めてたりはずしたり。カゴに入れて
「かれー、つくってるのよ」
その後、ベビーカーで、隣町のスーパーの特売。ひとりで探検に出るたびに連れ戻されて、しまいには、少しはなれたカゴにハハローの選んだものを入れる役目を仰せつかり、張り切って往復。
帰りにイタリアン。でもランチピザがサラダピザだったので、イチローはあまり食べずに持ち込みのパンなど。
昼寝の後も、寝室にブロックを持ち込んで遊んだ。ハハローには、なかなか触らせてくれなかった。

最近よく言う言葉。
■「あたし、なきたいきぶんなの」
と言って目に涙をためる。だいたい、本当にないてしまうけど。
■椅子に座って、テーブルの上で手まねをして
「きーぼーど、ひいてるのよ」
キーボードという言葉をどこで覚えたのかと思い、
「それ、誰の真似？」
と聞くと、
「イチローちゃんのまねよ」

反復横跳びもブーム。

※写真は、「ビーツを投入して火を止める」（チチロー写す。）

先頭 表紙

小学校とか中学の地理で、北海道の農産物として「てんさい」というのが出てきて、砂糖大根とかビーツとも言う、と習います。
北海道で作っているのは砂糖原料の品種で、赤い食用のビーツは、日本ではあまり作っていないようですね。そういえば、北大の農学部へ行った友人が、当時、てんさいを研究していると言っていました。三田に日本甜菜製糖という会社もありますね。

9日（日）：9時台に起きるというハハローの宣言もむなしく、きょうも寝坊。目覚しをかければいいのに。
朝食のあと、チチローは美容院。店長さんと「なかよし」のイチローもついて行くと言う。散歩の代わりになるので、リュックにトーマスのビデオを入れて背負わせ、イチローの自転車で出発。
美容院では、椅子が座りにくいので、最後の方、疲れてもぞもぞしたけど、おとなしくビデオを見ていた。会計のとき、チチローに
「きょうは、たまごぼーろ、いらないの？」
と言っていたら、聞こえたわけじゃないと思うけど、アシスタントのお兄さんが、アンパンマンビスケットをくれた。今日は切ってないのに済みません。
家で軽食の後、イチローは昼寝。チチローは渋谷までボルシチの材料の買出し。今日は買わなかったけど、長野産のビーツを発見。昨日買った輸入物（アメリカ産）より安かった。骨付き肉はなかったので、スネ肉のブロックで手を打った。
夕食後、タッキーの「義経」。番組冒頭の一の谷の戦とか、五条大橋での弁慶との遭遇の場面は、昔絵本で読んだことがある。そのうち、そういうのも探してみよう。
風呂の前からボルシチ作り。何を作っているかきいて、
「イチローちゃんも、ぼるしち、たべたいよー」
ハハローが今日借りてきた「あまえんぼう　フンガくん」は、イチローが言うと、
「あばれんぼう　ふんがくん」
大河ドラマなどで日曜日ということが分かるのだろう、夜になって何度も、
「パパは、あしたかいしゃ？」
とハハローにきいていた。
「明日は、成人の日で、特別にお休みよ」

10日（月）：成人の日でお休み。いつも通り寝坊のあと、急遽、懸案になっていた動物園へ行くことにした。三人の休日は、残りわずか。多摩は坂が多いらしいということで、上野にした。
最初はパンダ舎。二頭とも寝ていたのは残念。カンカン、ランランの時代はいまいずこ、今いるパンダは名前も知らなかった。
象を見たあと、モノレールに乗って西園に移動して、こども動物園でヤギや羊に触った。一番興奮したのは、「かばさん」。
「おっきなおくちだねー」
「イチローちゃんも、おっきなあくび、してるのよ」
「かばさーん、あーんしてー」
キリンが見えると、
「あ！ くびのながい、きりんさんだ！」
東園にもどって、白くま、ライオン、トラ、ゴリラなどの大物をチェックして帰途に着いた。
帰りの電車では、眠くてちょっとぐずったけど、結局、今日も昼寝をなしにして早めの夕食。今日はいよいよボルシチ。まずまずの出来だと思ったけど、ビーツが固めだったからか、イチローには不評。パンだけは大人以上に食べて、一度ごちそうさまと言ったあと、デザートは大人と同じだけ。
「ママ、またかってね。また、いちご、たべようね」
「ごちそうさまでした。さすがに、おなかいっぱい。いっぱいたべて、げんきもりもり」
夕食が早かったので、異例の早い時間にチチローと布団に入って、絵本の2回目の後半で沈没。

※写真は、「同心円が特徴」（チチロー写す。）

先頭 表紙

サンシャインシティでいつも不思議に思うのは、どうしてアルパとアルタという紛らわしい名前が並んで存在しているのか、ということです。
ここで付けた名前ということはあり得ないでしょうし、誘致したにしても通常は避ける組み合わせでしょう。事情を知っている方がおられたら、教えてください。

8日（土）：チチローは飲み会で、寝たのが4時前。8時にごみを出して二度寝して、起きたら11時半だったけど、どうしてイチローもハハローも付き合っているの？ ハハローの言い分は、起きてチチローを起こすことになったらかわいそう、とか（笑）。
チチローが出かけないことにしたので、ハハローが明日、と思っていた、サンシャインシティの「トーマスのステージショー」を見に行くことにした。行きの電車では、
「このでんしゃ、どうやってうごくの」
「電気で動くんだよ」
トーマス好きとはいえ、蒸気機関車やディーゼルと違うことを確認しているわけではなく、単に素朴な疑問だったと思う。
池袋までは何度も来ているので、途中の駅や、池袋で特徴的な地点では、
「ここ、きたことあるねえ」
を連発。前に来たことがあるという記憶が、自分で興味深いらしい。
ショーはまずまず。帰りにレゴもトイザ○スの店頭で見て、結局オンラインの方で買うことにした。アマゾンよりも1,000円以上安くて、かつ30%増量というのはさすが。

遅い昼食は、アルパ3階の、ハハローが20年前に行きつけだった店。ハハローが作る焼きうどんのお手本がここ。食後、イチローがもちそうだったので、水族館のところでやっている特別展『わんタッチ・にゃんタッチ広場』を覗いてみた。入るなり、黒いレトリバーに顔をべろべろ舐められて、イチローはびびっていた。たぶん、食べたものの少なくとも匂いがついていたから舐めにきたのだと思う。ネコや小型犬にも触った。
帰りに、Ｓ武に入っている高級スーパーでビーツを発見。アメリカ産。明日の夜、ボルシチを作って、あさって食べることになった。

帰りの電車でハハローが
「つぎの駅は○○だねー」
と言うと、
「イチローちゃんがいうの！」
結局昼寝はなし。夕食を軽くして、早めに風呂に入ったけど、ハハローが風呂に入っている間にチチローと遊んでいたら、結局寝る時間はあまり早くならなかった。

※写真は、「羽織袴のトップハムハット卿＠家紋は「Ｔ」（笑）」（チチロー写す。）

先頭 表紙

年末年始の料理は連敗。気分がくさくさするので、オーブンの下見に行ってきました。分かったことは、電気だと最も庫内の幅が広いものでも41.5センチで、パーティーのときにパエリヤを焼く長方形のパイレックスの皿（約45センチ）は入らないということです。持ち手の分、つっかえます。持ち手のない、金属の皿の方を使うしかありません。

6日（木）：今朝はトイレで特大。直径3センチ、長さ15センチぐらい（ハハロー談）。
図書館では何を借りるなかなか決められなくて、ハハローが
「これにしよう」
と受付に持っていってしまったので、グズグズ。いつもは自分で受付に出すので。
のんびり過ごした割には、昼寝をしっかり3時間。夕食も残さず。夕食の途中、ハハローに
「ママ、おなかみせて！」
見せてもらったあと、
「イチローちゃんも」
と服を持ち上げて、おへそをぐりぐり。
「ほら、おなかにあかちゃんがいるのよ」
本当は、ただの食べすぎ。

カプチーノをこぼしたハハローがひとりで不機嫌になると、イチローが思わず
「ごめんなさい」
しばらくして
「ママとおふろはいるの」
と何気なく言ったのに、
「『あったか』ボタンを押させてくれないからイヤ。パパと入って」
と断られ、傷ついてグズグズ。チチローと入ったけど、途中まで泣いていた。
今日借りた「べそっかきフンガくん」は、チチロー、ハハローあわせて10回は読まされた。
「かりない！」
と言ったけど、ハハローが勝手に借りてくれてよかったかも。

7日（金）：ハハローが病院なので、ババロー（笑）が来てくれた。
お散歩のあと、一緒に家の周りの掃除。昼はおにぎり、豆、干し柿など。ババロー（笑）と同じぐらい食べて、驚かせた。
昼寝から起きたら、ハハローが隣に寝ていたので、
「おばあちゃまは？」
「帰っちゃったわ」
「わたしも○○（ババロー（笑）の家のあるところ）にかえるー！」
「イチローちゃんちは、ここでしょ」
と言われて、仕方なくハハローとおしゃべり、おままごと。
夕食後、動物園のマグネットを冷蔵庫に貼って遊びながら、ハハローの後片付けを応援。ビーチボール投げは、上手で力強いので、ハハローびっくり。風呂も久々にハハローと。
寝る前は、やっぱり「フンガくん」を2回。寝室へ行くとき、「おてて」つないでリビングを出たのに、ハハローが手を離して玄関の電気を点けに行ったら、
「さいしょから！」
一旦リビングに戻って、手をつないで歩き直した。

今日、「フンガくん」を読んでやっていたハハローが直面した、イチローの厳しい質問。
「どうして、ていでんになったら、てれびがきえちゃうの？」

※写真は、「親が選んだクリスマスプレゼント＠資金の出所は別」（チチロー写す。）

先頭 表紙

今回の年末年始は7連休。こんなにのんびりした年末年始の休みは、もう、当分ないでしょう。

4日（火）：早くもサークルが始まる。案の定、イチローは朝起きるのが大変。雨戸を開けると、
「くらいのがいいよー」
と大泣き。ハハローが一緒にごろごろして、何とか起きたら、朝食の頃には機嫌が直っていた。
サークルでは、凧やこまなど、お正月にちなんだもののお絵描き。お遊戯も絶好調だったのに、眠くて暴れたK君に激しくぶつかられて大泣き。
帰って昼食の後、普段の時間に戻して早めの昼寝。その間に、ハハローは電車で買い物に出かけた。途中、一度起きたイチローが泣いて、
「ママは？」
「お買い物だよ」
「なんのおかいもの？」
「イチローちゃんのものを買いに行ったよ」
「パパはあっち、いって！」
結局また寝た。
ハハローは、イチローのレゴの基礎版とケーキを買ってきた。最近、急にレゴに熱心になったので、大きな基礎版を買ってやったのだけど、追加のパーツの購入も検討。

風呂の前、チチローと長時間遊んだ。お気に入りのサークルごっこでは、チチローを座らせ、クマちゃんも壁にもたれさせて、
「♪はじーめましてのごあいさつ。よろしくね」
「♪すずーき　いちろーともうします。よろしくね」
「♪い○○わ　○○こ（先生の名前）ともうします。よろしくね」
「♪すずーき　ちちろーともうします。よろしくね」
「♪すずーき　くまーともうします。よろしくね」
と、ひとり四役。やるたびに手が込んでくる。
風呂から上がって、突然、
「See you. ばいばーい」
と言った後、
「ママ、『いま、イチローちゃん、なんていったの』って」
とセリフの催促。ハハローが
「イチローちゃん、何ていったの？」
と聞くと、
「またあおうね、っていったのよ」
DVD「アンパンマンのABC」のやりとりを再現している。
寝る前、お誕生日の場面の絵本を読んでいて、
「イチローちゃんも、けーき、たべたいなー。たべたでしょ！」
と、自分でボケて突っ込んでいた（笑）。
なかなか寝ようとしなかったけど、ハハローが先に寝室に行って、チチローが、
「『ママー、置いていかないでよー』って」
とセリフを振ってやると、
「ママー、おいていかないでよー」
と言って追いかけた。意外に素直（笑）。

5日（水）：チチローは今日から会社。イチローは9時半に起きたけど、ハハローが10時半まで布団から出てこなかったので、枕元で磁石の動物園で遊んで待った。
昼寝も1時間半で目が覚めたのに、ハハローが起きてこないので二度寝。
夕食の支度が早めに終わったので、チチローを迎えに出たけど、なかなか帰ってこないので家の近くまで戻った。でも、「もういっかい」迎えに出て、それでチチローと出会えた。うれしくて手をつないでスキップしたけど、やはり最後は
「かたぐるま」

夕食は、ハハローの分までうなぎをおかわり。ハハローが
「夜中にイチローちゃんにひっかかれたのよ」
と、額の傷を見せると、
「パパ、なでなでしてあげて！」
食後は「くまちゃんの病院」にチチローを招いて、
「おなかもしもし、おくちあーん」
とお医者さんごっこ。風呂上りは、積み木を高く積んだ。
最近、
「パパはかいしゃ？」
「なんのかいしゃ？」
「なんのおしごと？」
と質問攻めにして、ハハローを困らせる。

※写真は、「こういう風にできるはずが・・・＠西海岸のライフスタイルの雑誌」（チチロー写す。）

先頭 表紙

時々行く輸入食材の店で、「ブラジルのエスプレッソ」カフェジーニョという豆を売っていたので、買ってみました。安くて、飲んでみても何ということはないものでしたが、気分だけはちょっとサンバのリズム。いつも飲んでいるエスプレッソも、豆の原産国は「グアテマラ、コスタリカ等」なので、実は近いんですが。

2日（日）：ババロー（笑）の家にお年始。早めに起きて出かけようという目論見は、もろくもくずれた。
「国盗り物語」の録画を頼まれたチチローが、リモコンの不調で苦戦していたので、ハハローとイチローは先行。お年賀のコーヒーを買ってチチローが到着したときには、ジジロー（笑）、ハハロー、イチローの三人で、本を買いに出かけた後。砂場でも遊び、本とシュークリームを買ってもらって、三人が帰ってきたところで、新年の記念撮影。大事に持ってきたシュークリームを置くように言われて、最初は抵抗。仕方なく置いたけど、写真を撮りながら、
「きになる」
おせち料理の中では、伊達巻とかまぼこが今年のお気に入り。かまぼこは
「あまくない」
と言いながらも、結構よく食べた。その他、黒豆、昆布巻き、栗、など、一通り食べた。すっぱいれんこんさんは、ちょっと苦手。
紅白ではナマで盛り上がったので、披露できればと思っていたマツケンサンバは、映像がないので不発。振りだけ、ちょっと見せた。
打ち合わせの通り、
「おばあちゃま、またきんかんつくってね」
と頼んだら、
「キンカンはもう終わりだから、もし売ってたらね」
と言われてしまった。
軽く昼寝をして、夕食までご馳走になって帰ってきた。

3日（月）：明日サークルが始まるので、今日は早起き、のはずが、やっぱり寝坊。
遅い朝食のあと、チチローとお散歩。イチローのお気に入りの、ちょっと遠い公園まで。ひさしぶりに自転車で行く、と言う。ハンドルさばきはかなり上達してきたので、あとはコース取り。車道では、
「白い線の内側を走ってね」
と言うと、なんとかこなすようになってきた。でも、駐車場とか歩道を走るときはどうしていいか分からなくなって聞いてくる。白い線と言う代わりに、つい「白線」と言ってしまって聞き返されたり。途中、止まって一休みしているときに、バランスを崩して倒れ、壁に頭をぶつけて大泣き。
公園では、砂場、ボール遊び、ブランコ、滑り台、を何セットかやったあと、追いかけっこ。木の遊具の下に入って、
「イチローちゃんのおうち」
木の枠を窓に見立てているので、
「ゴードンの窓（トーマスに出てくるエピソード）？」
と聞くと、
「イチローちゃんのまどよ」
最後は、高い階段からボールを落として遊んだ。
帰りも、途中までは順調。一度自転車から降りて遊んでいるとき、硬い地面で転んで膝を強打して大泣き。
「もう、じてんしゃはのらない。あるくの！ぼーるは、イチローちゃんがもつの！」
と、ドキンちゃんになって八つ当たり。
昼寝は早めに切り上げて、明日に備えようとしたけど、やはりダメ。その間に、チチローは夕食のパスタの買出しをした。イクラが残っているので、奇跡的に見つかったスモークサーモンとイクラの親子パスタのレシピを出してきて作ってみたもの。6年前のアメリカの雑誌に載っていて一度作ったことがある一品だけど、レシピの信頼性と、腕の問題の両方で、大失敗。
風呂の前に、ビデオじゃない遊びをいっぱいして、ご機嫌だったのはいいけれど、寝たのは結局いつもどおりの遅い時間。

※写真は、「余った材料で2度目に焼いたパエリヤ＠見栄えが悪いので最大限に縮小（笑）」（チチロー写す。）

先頭 表紙

仕事納めの日、ここの六本木店へカラオケをしに行く予定でした。この店の売りは統合カラオケというもので、店では次のように言っています。
「通常単体で使用するHyper Joy V2、BB cyber DAM、UGA、B-kara、Lavca、セガカラ、NeonR、V・Be MAX'S、SynCom、孫悟空、GIGALDを一つの部屋から全部使えてしまう、夢のようなカラオケシステムなのです。その結果、曲数はダブり無しで130000曲を超え、通常の楽曲はもちろんのこと、アニカラ、懐メロ、洋楽分野でも最強の曲数を誇っています。」
結果的にはカラオケのキーパーソンの都合が悪くなり、普通の店での飲み会に切り替わったのが残念でした。いつかまた、ということにしてあります。

1日（土）：今年最初の朝寝坊。ハハローが、
「暖かくなったら、初詣に行こうか」
と言うと、
「イチローちゃんは、あたたかくなったら、でぃずにーらんどにいきたいなー」
いつも「暖かくなったら」と言われているからだけど、タイムスパンが違う（笑）。
朝食の食卓では、
「おめでとうございます」
と、もっともらしいことを言ったあと、伊達巻やら昆布巻きやらを、わしわし食べる。
身支度をして近所に初詣。秋祭りで森高○里を見かけたときにアンズ飴を食べて以来だけど、家を出てすぐに
「あめ、たべるの」
と、食べ物のことはよく覚えている。
参道で並んでいるとき、列を離れてチチローと探検。しまいに、昨日の雪が溶けたぬかるみで転んで、さらに反転して背中まで泥だらけ。一年の厄を落としてもらったと解釈。
帰りに、アンパンマンの袋に入ったわたあめを買った。
帰って早速わたあめに初挑戦。「わたあめ」という言葉が、なぜかなかなか覚えられなくて、
「あんぱんまんの、なにたべた？」
と何度も聞く。そのくせ、帰る道では、
「ももちゃんと、いっしょだねー」
とも言っていた。モモちゃんシリーズで、お祭りでもないときにわたあめを入手するお話がある。

夕食の前に、サンタさんからもらった「11ぴきのねこ」を読んでやる。そうしたら、夕食のとき、お腹いっぱいになったというのを、
「たぬきさんになっちゃった」
と表現。絵本の中の、「11ぴき みんな みんな たぬきのおなか。」という箇所の引用、というか、たぶん秀逸な絵のイメージ。キンカンの砂糖漬けがなくなりそうなので、
「明日、おばあちゃまに、『またキンカン作って』って、お願いしたら」
とハハローに言われると、
「『はいはい、またつくってあげましょうね』って」
と、ババロー（笑）のセリフを先取り。

夕食後、遊んでいて、横になっているチチローに飛び掛ってくるときも、
「『ごろにゃーん』って」
これも絵本で、寝ている大きな魚にねこたちが飛びかかるときの掛け声。最近、「アンパンマン」のビデオでめきめき日本語力を上げているけど、読み聞かせも大事。
昼寝をしなかったので、夜はいつもより早く寝た。

※写真は、「サンタさんが届けてくれたプレゼント」（チチロー写す。）

先頭 表紙

揃わなかったボルシチの食材は、ビーツと肉。高級スーパーを過信していました。というか、ハレの料理は、やはりまじめに買出しに行かないといけません。

30日（木）：朝食のとき、アンパンマンの黒バラ女王の話題。なぜかイチローが言うと
「くろかば女王」
朝食の後、いっせいに大掃除。もちろんイチローもお手伝い。チチローが玄関に出した脚立に「じゅんばん」でのぼった。自分がのぼった後は、
「こんどはパパが、のぼってもいいよ」
窓ガラスを外からゴムべらできれいにするときも、脚立は
「じゅんばん」
なんとかキリをつけて、昼は軽食。イチローはカマンベールだけのつもりが、気がついたら、大人のブルーチーズまで食べていた。
夕食のとき、何かでハハローが「お正月」と言ったのをとらえて、
「おしょうがつってなに？」
「年のはじめよ」
「はじめって、なに？」
困ったハハローがチチローに振る。
「『♪一番はじめは一の宮』っていうでしょ」
と、ババロー（笑）のお手玉の歌の最初を歌ってやると、
「でへへ」
と納得していた。本当は分かっていて聞いていたのかもしれない。それにしても、歌い継がれてきた歌の強いこと。イチローがなかなか食べ終わらないので、チチローが目をつぶって寝たふりをしていたら、
「パパ、こんなとこで、ねないでよ」
別にハハローが言っているわけではないのに、こんなセリフをどこで覚えるのだろう。
ハハローが先に風呂に入るというので、寝室でボール遊びとままごと。風呂に入る前のハハローがちょっと覗くと、イチローは追い出した。自分がママになった気分なのかも。最後に、
「パパに、かれーつくってあげる」
ということになって、リビングへ。ハハローも風呂から出ていたので、
「ママにも、つくってあげるね」

31日（金）：朝起きて、
「パパ、おちてよー」
で、チチローが仕方なく起きたのに、ハハローがまだ布団でがんばっている。ひそひそ話でハハローの起こし方を伝授したら、耳がこそばかったらしくて、
「ちょっと、おみみに、ごみがはいったの」
教えたのは、
「ママを起こすには、布団を取っちゃえ」
朝食後、予約しておいたパンをチチローと取りに行こうというと、なぜかハハローを布団に誘い込んでお話。そのうち、オリジナルの歌も披露。
「♪しーらないよ、しらないよ、マーマがおこっちゃうぞ、イチローちゃんはないちゃうぞ」
ディズニーランドへ行きたいなー、というので、
「ディズニーランドで何するの？」
「みっきーまうすに、だっこしてもらうの」
「ママも抱っこしてもらいたいなー」
「ママは、おもいからだめなの」（笑）
外に出ると雪。風も強く、吹雪のよう。散歩の相手がチチローなので、早速
「パパ、かたぐるま」
パン屋の近くで吹雪が強くなったら、
「もう、やめてよー。イチローちゃんのかおにー」
と、雪に抗議。
帰りに白ワインを買って、昼はチーズフォンデュ。途中で、食卓に座る前に見ていたビデオを途中で消されて大泣きしたのを思い出し、
「もうなかない。だってさー、パパがおこっちゃったら、ママがおでかけしちゃうんだもん」
と話を作っている。
夜は、雪の中を近所で一番おいしいという蕎麦屋へ。テレビの紅白で「新選組」のテーマ曲を聞いた直後に、近くのテーブルに座ったのが、なんと観柳斎と河合。ストーリー上は、ありえない組み合わせ（笑）。でも、帰って調べたら、26日まで紀伊国屋ホールで共演していた。
帰りは雪合戦をしながら。イチローは雪を堪能。

※写真は、「話題沸騰につき＠健在とは知っていたものの食べたのは初めてby生協」（チチロー写す。）

先頭 表紙

あけましておめでとうございます。

今年は色々と変化の多い年になりそうなので、気を引き締めていきたいと思います。
去年の反省は、外伝で公約したボルシチが、とうとう作れなかったことです（下記ご参照）。代わりといってはなんですが、パエリヤを作りました。イチローがアンパンマンを見て、
「ぱえりやさんのぱえりや、たべたいよー」
と言うので、5年半ぶりぐらいに作ってみたのです。結果は日記のとおり惨憺たるもので、大半は腕のせいではなくオーブンのせいですが、それをカバーする腕（技術）と慣れが欠けていたのも事実です。
私のパエリヤですが、もう少しまともなオーブンで焼いたものを、持ち寄りのホームパーティーで山本麗子先生に食べさせて、お世辞でおいしいと言ってもらったことが自慢です（笑）。

29日（水）：今日からチチローも休み。イチローは、ハハローに言われてチチローの布団に入ってきて、
「ちょっとせまい」
ハハローにはさまれて、
「ちょっときつい」
早朝は雨だったのが雪に変わったので、窓を開けてイチローに見せたら寒かった。あわてて窓を閉めたのだけど、イチローは何度も雪見の催促。ハハローが、朝はホットサンドにしようと言うと、
「わたし、はむとちーずのほっとさんどと、ばななのほっとさんどがいいなー」
朝食後、三人で雪の中を散歩。スーパーで買い物をして帰った。スーパーのお菓子売り場では、片っ端から
「これなに？」
チチローが
「ガムだね」
などと答えると、
「なんのがむ？」
最初の答えに対して、
「なんの○○？」
と、更に突っ込むのが最近のブーム。今日は、答えに困ると、全部
「フルーツのガム」
「フルーツのラムネ」
と、「フルーツ」を多用。何を見ても、自分から、
「ちょっとはやい？」
と言うから、
「うん、ちょっと早いねー」（笑）
イチローが
「ちょっとはやい？」
と言うのは、いつも、ペロペロキャンディーなどを見ると、ハハローに
「幼稚園になったら」
と言われているから。

昼は軽く。チーズをクラッカーにのせて食べていると、
「これ、なんのくらっかー？」
「あたり前田のクラッカーだよ」（本当に）
イチローが昼寝をしている間に、チチローは、今晩食べるパエリヤと、作っておいて明日食べるボルシチの買出しに行ったが、ボルシチは材料が揃わず、断念。これで年内に作ると言う公約が果たせなくなった。パエリヤの材料も万全ではなかったが、こちらは作ることにした。
帰って仕込みをしていると、昼寝から起きたイチローが、ハハローに言われて聞きにきた。
「パパ、ばんごはん、なんじ？」
「7時半って、ママに言ってきて」
「しちじはんね？」
でも、途中でハハローにアボカドディップを作れと言われたりして、結局8時半になった（笑）。このオーブンで作ったのは9年ぶりぐらいだったが、最近火力が弱いみたいで、全然うまくできなかった。ちょっと余った材料を、レシピより10度高めの190度で焼いてみたら、かなりマシだったので、近々、リベンジの意欲満々。でも、オーブンは大きいのに買い替えた方がいいかもしれない。

今日のイチローは、寝るまで一度も大泣きしなかった。

※写真は、「イチローのFirst Flightにて」（チチロー写す。）

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