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竹ゴラムの「リターン オブ ザ ONE DAY, ONE RING」

指輪所持者の誘惑に負け指輪のしもべと成り果てた哀れな生き物のひとりごと日記
(ネタバレの可能性があります。『王の帰還』未見の方はご注意を!)

本拠地→ http://words-in-pain.hacca.jp/sm/

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-04-09 これですっかりおしまいです
2004-03-21 ゆきてかえりし英国旅行 〜おまけ〜
2004-03-19 ゆきてかえりし英国旅行 〜エディンバラ篇〜
2004-03-17 ゆきてかえりし英国旅行 〜ロンドン篇〜
2004-03-15 行ってきます
2004-03-14 ヴァージンシネマズ初体験
2004-03-10 号泣する準備はできていた
2004-03-09 男同士の絆
2004-03-08 アカデミー賞
2004-03-01 ダメ人間ですわ


2004-04-09 これですっかりおしまいです

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第1部「ロード・オブ・ザ・リング」のスペシャル・エクステンデッド・エディションが、5月2日(日)19:30より、NHK BS2の「日曜映画劇場」で放送されます。劇場未公開のシーンを追加し、第2部・第3部へつながる全ての伝説の始まりをお見逃しなく!

また、同じくNHK BS2で、5月1日(土)16:00から放送の「アクターズ・スタジオ・インタビュー」には、ガラドリエル役のケイト・ブランシェットが登場。「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影現場の様子や、ピーター・ジャクソン監督の熱意などについても語っています。さらに、5月2日(日)放送の同番組(17:10〜)には、ガンダルフ役のイアン・マッケランが登場し、「ロード・オブ・ザ・リング」出演の経緯などを語ります。お楽しみに。

 ◆「日曜映画劇場」
     5月2日(日)19:30〜23:01/NHK BS2

 ◆「アクターズ・スタジオ・インタビュー」
     5月1日(土)16:00〜16:48/NHK BS2
     5月2日(日)17:10〜17:58/NHK BS2

※番組の内容等は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。


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いい竹ゴラムが案内しるよ! という言葉に騙されて劇場まで拉致られた挙げ句指輪の虜になってしまわれた旦那方のためにフェローシップ通信から抜き書きです(そんな方々がいらっしゃるとすればの話ですが)
お家でゆっくり見るぶんには、劇場版よりSEEのほうが話が分かりやすくてオススメですだよ!

3年間かけて読み続けた『指輪物語』をようやく今日読み終わりました……。
いまは胸がいっぱいで何も言えません。次に「王の帰還」を見るときは、エンドロールで号泣してしまうような気がします。上映が終わる直前くらいに、最後の一回を必ず見に行こうと思っています。

つっこみ 先頭 表紙

2004-03-21 ゆきてかえりし英国旅行 〜おまけ〜

そのほか、書き漏らした小ネタなどを。

ロンドンでLOTRモノポリーを見かけました。どうやって遊ぶんだろう……興味津々です。(仮)子さんは「フロドを増やすゲームなんだよ」と言っていましたが……そうなの? 買ってくればよかった!(と皆に言われたよチキショウ)

国際線の機内では映画が見られるというのを異常に楽しみにしていたのですが、行きは眠くて「マトリックス・レボリューションズ」をぼんやりとしか見られませんでした……。ヒューゴ・ウィービング以外に見るとこのない映画だった……
帰りは張り切って「マスター・アンド・コマンダー」と「ラストサムライ」を見ました。
私は特にピピンのファンというわけではないのですが、「マスター・アンド・コマンダー」を見ながら、気がついたらビリー・ボイドを探すことに必死でした。吹き替えだったのに、ビリーのかわいらしい声が聞きたいばかりに、彼が画面に映るたびに副音声に切り替えてみたりして大変でした。というかビリーはホビットでもないのに小さくて、何つーかもう、ピピンでしたよ……。ピピンが一生懸命舵を取ってたよ。
「ラストサムライ」はロケがニュージーランドだっつう時点でいろいろ間違いすぎだと思います。中つ国を渡辺謙とトム・クルーズが走ってる……! 騎馬の侍はロヒアリムに見えるし。

ヒースロー空港でフロドのバースデーカードを見つけて買ってしまいました。自分用に。

こんなアドバスが走ってました。


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秘かにずっと待ってました。 / 竹 ( 2004-04-10 00:19 )
つっこみが入れられるのかよ!! / ねうねう ( 2004-04-08 10:23 )

2004-03-19 ゆきてかえりし英国旅行 〜エディンバラ篇〜

 エディンバラはロンドンよりLOTRがアツい感じでした!
 プリンスズズトリートの書店でも、「トールキン」という棚がどーんとあってトールキン関係の本がごっそり置いてありました(欲しかった……)変なパロディ本みたいのがあって面白かったです。「BOBIT」とか、そんなタイトルだったと思う(笑)
 
 そしてロイヤルマイルには「王の帰還」のアラゴルンのポスターがバーンと貼ってあるお店がありました! どうやらRPG系のゲームやらフィギュアやらの専門店みたいで、入ってすぐにLOTRのボードゲームがどんと置いてあって感激しました。遊び方を知りたい人は店員に声をかけてね、とかなんとか書いてあってすっごい遊びたかったのですが、いかんせん英語が喋れないので諦めました(泣)自分で色を塗って完成させるLOTRのフィギュアをいっぱい売ってましたよ。LOTR以外にWar Hammerというゲームのグッズも色々置いてあったモヨウ。
(GAMES WORKSHOPというお店です。公式サイト→http://www.games-workshop.com/ 日本語サイトもありました→http://jp.games-workshop.com/)
 
 その隣りのショーウィンドウには今度はゴラムのポスターが(笑)銀製品の素敵なLOTRグッズが売られていました。エルフのリングやひとつの指輪をモチーフにしたアクセサリーとか、白の木のオブジェとか。GAMES WORKSHOPが男の子向けならこっちのお店は女の子向けかな?(笑)アラゴルン、ガンダルフなど登場人物の顔をかたどったゴブレットが特にしてきでしたよ! 欲しかったよゴクリゴクリ……でもわしらお金持ってなくて買えなかったのよ……しどい貧乏だよ……
(しかも帰宅して母に写真見せたら「これ一つ買ってくればよかったのに! お金出してあげたのに」と言われましたよ……! 思ったより母は指輪の虜でした)

 あ、おいしいフィッシュ&チップスも食べました。サムが兎シチューをつくる場面を思い出しつつ味わったことは言うまでもありません。してきなさかな!

恥をしのんで撮ってきました。せめて写真に残したかった……!


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フィッシュアンドチップスうまかった! / (仮)子 ( 2004-05-10 03:24 )

2004-03-17 ゆきてかえりし英国旅行 〜ロンドン篇〜

今回の旅行の指輪的メインイベントはロンドンでの「王の帰還」鑑賞(5回目)でした!
行く前は「ただでさえ時間ないのに3時間半も費やすのはどうだろう……」と悩み、行ってからは「というかかの名作ミュージカル『レ・ミゼラブル』を本場で観る機会を蹴るってどうなの?」(私が映画を見ているあいだ、(仮)子さんは「レ・ミゼラブル」を観ていた)と葛藤したのですが、結局わしらはいとしいしとの誘惑に屈しましたゴクリゴクリ。

オデオン・ウエストエンドという劇場で18:30からの回を見ました。時間と場所は出発前にネットで調べた……なんだかんだ言って見る気満々。映画館の場所がはっきりわからなくて、多分この辺り……ぐらいの見当だったので辿り着けるか不安だったのですが、結構すぐわかりました。「地球の歩き方」の、ピカデリー・サーカス周辺マップに「オデオン」て載ってる映画館のすぐそばです(別館か何かか?)
あわよくばUK版のプログラムとか買っちゃうんだ! とか意気込んでいたものの、それらしきものは売っていなかった……いや売ってたのかも知れないけど、私の英語がおかしくて聞き出せなかった……。仕方なく半券を大事に持って帰ってきました。「イギリスでは映画が安くて6ポンドぐらいで見られます」とかどっかのサイトに書いてありましたが「王の帰還」は10.5ポンドでした。日本より高いジャン!(1ポンドは大体200円ぐらい。)

劇場の設備は丸の内ピカデリーくらい? スクリーン大きかったし音響もよかった、何より椅子がよかったです。そういえば座席は指定だったなあ。
最初客席がガラガラだったのでそんなに人気ないのか……と思ってたんですが、上映始まる頃にはわりと埋まってました。皆来るのがギリギリなんだな。というか私が早く着きすぎたんだけども。
予告はトロイとかアズカバンとか、案外日本と同じラインナップでした。キング・アーサーもやってたかな。

で、映画本編ですが……皆、すっごい笑ってました(笑)ガンダルフ就寝シーンとか、エルフのワイヤーアクションとか、強すぎる亡霊軍とかは先行オールナイト@シネマサンシャインでも笑い声があがってたけど(私も笑ったけど)、もうほんと、エッそこは笑うところ? っていうシーンでも笑ってるんですよ。特にゴラムが面白いらしく、とにかく奴が登場してるシーンは無条件に笑われてました。嵌められたサムがゴラムに殴りかかる場面すら笑われてました。……笑うところ……?
おかげで私は初めて一滴の涙も浮かべずに劇場でLOTRシリーズを見終わりました。「日本であれだけ泣いたのはなんだったんだろう……」とか呆然としながら(笑)「王の帰還」って笑う映画だったの……か? そうだった……のか……

あと私の隣の席の兄ちゃんは異常にノリがよくて、ときどきサムを応援していました。シェロブさんとバトル中には「Come on, Sam!」、ゴラムに石を命中させるところでは「Sam, get it ...... Yeah!」というふうにです。楽しそうでした。

あ、字幕はなくても全く困りませんでした。もちろん私のヒアリング能力が素晴らしいからではありません。


↓映画館の看板。隣は「恋愛適齢期」ですな


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2004-03-15 行ってきます

突然ですが明日からイギリス行ってきます。人生初の海外なのでどきどきです。
英国と言えば2002年12月頃、「行きてえ〜行って『二つの塔』を一刻も早く見たい!」と騒いでいた私ですが、今回の目的はべつに「王の帰還」鑑賞ではありません(笑)(とか言ってロンドンの上映劇場と時間はリサーチ済みなんだけどね!)

友人が行くというので「じゃあ私も行くー」と便乗したのが始まりですが、今回フットワーク軽く旅立ってしまったのは行き先が英国だったからでして、その裏にはもちろん英国→英文学→トールキン教授→「指輪物語」という連想があった訳です……不純な動機でごめん(仮)子さん。というか人生初の海外旅行の原動力(の一部)が指輪だったのかと思うと、指輪の威力恐るべしですよ……怖!
いま私がうっかり行っちゃう国って英国でなければアイルランドかニュージーランドです。

帰ってきたら旅行記を書くつもりですが、ゴラム日記なのであえて指輪にまつわるエトセトラだけを書こうと思います。

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2004-03-14 ヴァージンシネマズ初体験

「王の帰還」→「リーグ・オブ・レジェンド」(DVD)→「王の帰還」→「名もなきアフリカの大地に」(DVD)を4日で観たら眼精疲労で死ねるくらいになりました。12時間ぐらい寝ました……

家族で「王の帰還」観てきました。あーこれでやっと家庭内ネタバレが解禁になるよ!
しかしさすがに家の人たちは厳しかったです。
「『指輪物語』の映画化としてはこのラストは上出来だけど、ただの映画として見たらやっぱり最後が長すぎる」とのこと。私も最初見たあとちらっとそう思ったので反論できず(悩)原作未読の弟は「マップに切り替わったあとにナレーション入れて終わりでいいじゃん」と言っていましたが、私も原作を知らなかったら同じことを言ったに違いありません。

以前母が「でもやっぱりスター・ウォーズのほうが好きだな」と言っていてばかな! ありえない! と思ったものですが、実は今はその気持ちもわからないではないです。LOTRはつい原作を参照してしまったり、SEEで補完してはじめて話がよく見えてきたり、映画をそれじたいでひとつの独立した作品としてはどうしても見づらいんだよね。

というかLOTRって「映画化」っていうよりはPJ監督(とフラン&フィリッパ)の二次創作な要素が強い気がしてならない(笑)
フロドの旦那の描き方によくあらわれています。原作でオットコマエだったキャラクターがカワイ子ちゃんな姫に変化してしまうのは二次創作では珍しくない現象じゃないですか!(ああとうとう言ってしまった)

そして父が「フロドとサムには友情以上のものを感じる」と言っていてうろたえました。そうか、やっぱりそう見えるのか……こんなに身近なところで証言拾えるとは思ってなかった。しかし「額にキスとかしないよな?」という基準は……恋愛と友愛の境界線をデコチューにしてしまったらアラゴルンとボロミアなんてどうしたらいいですか。
ところで、私自身はフロドとサムは恋愛関係だとは思っていません。友情と呼ぶには強すぎる愛情を、すべて恋愛にしてしまわなくてもよいと思っています。

私に腐の遺伝子を与えたもうた母にフロドとサムについて聞いてみると、特にどうとも思わなかったとのこと。それよりも母は王様の「For Frodo!」に驚愕したそうです。あの場面で、あえて呼ぶひとりの名前がフロドでいいのかと。……言われてみればそうかも……まったく違和感持ってなかったけど……。確かに、普通の映画だったら「For アルウェン!」と叫ぶ場面……なのか? まあ、サムだっていまわのきわにはロージーを思い出していたしなあ(笑)でもあそこでフォーアルウェン! て言われたら皆ガックリするよね(笑)
ところでアルウェンが死にそうなのは悲嘆にくれているからなのですね。エルフが悲しみのあまり死ぬ生きものだなんて忘れてました(やりたい放題の闇の森のアイツのせいで)

……あとで冷静に考え直したら王様の「For Frodo!」は「指輪所持者の使命達成のために」、ひいては「世界のために」という意味なのでやっぱりあれでいいんじゃんという結論に辿り着きました。あの台詞をそういう文脈でとる母がおかしいんだよ!(笑)

……こんなことやってる場合じゃ……ない……

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2004-03-10 号泣する準備はできていた

タイトルは、「そういえば今日ハンカチ持って来るの忘れたよ」とか言いながらポケットティッシュをごそごそ出していたら某Jがボソッと言った一言です。ああそうさ号泣する準備は万全さ! そんな感じで「王の帰還」3回目を観てきました。

涙が出るポイントは3回観てもあんまり変わらなくて、烽火リレーとローハン軍をセオデンが鼓舞するところで泣いてます……。原作で泣きまくったのはシェロブ婆さんのあたりなのですが、映画では案外平気でした。やっぱり映画だと、ああいう内面の葛藤よりも、どうしても音楽と映像に圧倒されて泣かされてしまいます。映画だからべつにそれでいいんですが。
というかフロドとサムは辛すぎて涙も出ない。二人の関係についてごちゃごちゃ書きましたが、映画見てるあいだはほんとにそんなことチラとも思いませんでした……。

ああ今回はラストがすっごい悲しかったなあ。
私は原作を読んで(……る途中ですがあらすじは知って)るので、最後23分の必要性はよーーくわかります。でももし、原作を全く知らずに映画だけ見ていたら「ラストが長すぎる……」(口癖)と言ったかも知れない、と3回目見るまで思っていたのですが、そんなことない、あのラストは映画にとっても必要だったとすごい納得しました。3回目にして。
最後、振り返って微笑むフロドは「王の帰還」のベストショットオブイライジャだと思いますがどうでしょう(訊いてない)

あと、ピピンがデネさんの前で歌うところ、「仲間に聞かせる程度なら……」と謙遜していますが、大丈夫エレスサール王より君のほうが歌うまいから! と言ってあげたいです(笑)(王様ファンの方すみません)
私はデネさんがファラミアを迎えに走り出てくるシーンが、シェイクスピア劇の一場のようですごく好きです。映画での扱いがちょっと気の毒なデネさんですが、それでもギリギリ高貴さを失っていない(と思うのですが)のはジョン・ノーブルのおかげだと思います〜。いまジョン・ノーブルとデヴィッド・ウェンハムが私の中で熱いです(どうでもいい情報)

土曜日にも見に行くので今週は週2で指輪の予定。

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2004-03-09 男同士の絆

「二つの塔」のオーディオコメンタリーを見終わりました(途中で止めてた)
バーナード・ヒルがおちゃめさんで楽しかったです(笑)ミランダ・オットーのコメントを聞いて、映画のエオウィンが、気が強い、しかし本当は女らしいというありがちで鼻につくヒロインにならなかったのはこの人の演技のおかげだなと思いました。あくまで強いエオウィンを意識していたようで、あのもの凄いシチューをアラゴルンに食わせるシーンについて「カットされて良かった。エオウィンが女の子っぽすぎるわ」とまで言っていた(笑)

オスギリアスのフロドとサムの場面は、ふたりの格闘シーンがもっと長かったということでしたが、そのシーンに関するイライジャのコメントが「ずいぶん絡み合ったんだ。でも、XXXX(ピーって入ってた。笑)はしてないよ(笑)」とかそんな感じで、監督も「変な気を起こすなよ!」って言ったとかで、……向こうの人たちは日本人よりも男性ふたりがくっついている→同性愛、という回路がわりと普通に組み込まれてるんでしょうかね。日本でこういう思考回路を標準装備してるとわりとなんだ、アレな気がするのですが(笑)
そういえばアカデミー授賞式でもロビン・ウィリアムズがさんざんゲイに関するジョークを言ってましたが、なんというか、やっぱり日本よりは同性愛に対してあっけらかんとしている気がします。日本もある意味ではすっごい寛容だと思うんですが、でも日本のお笑いのホモネタは何かぎこちないというか違うなーというかね。ちょっと陰湿というか。

で、午後から出かけたのでムービースターを立ち読みしたら、イライジャのインタビューに「サムとフロドのあいだに恋愛感情はあったのかしら?」とかなんとかそんな質問がありました。フロドとサムの関係は同性愛ではないか、という声があるというのはぼんやり耳にしていたものの、それはごく限られた世界だけの妄想なんじゃないかというのをずっと疑っていたんですが、どうやら巷の一般の人たちでもそう思う人はいるのですね……。前にも映画雑誌で「フロドとサムはホモっぽい」というコメントを見たことあるしね。
ちなみにイライジャは「いわゆるゲイのような性的な関係だとは見て欲しくない」というようなことを答えていたと思います。性的な関係でいうならあのふたりの関係は同性愛ではないと私も思います。問題はむしろ性的な欲望だけが恋愛なのか? というところですよね……あー私いまから卒論書いていいんだったら絶対このテーマでいったのに。

(墓穴を掘るようなおことわりですが、私はS/FやA/Eがすごく好き! ではありませんので悪しからず……)(どっちかっつーとO/Eです)(ほんとに墓穴だ……!)

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2004-03-08 アカデミー賞

今夜は家でアカデミー賞授賞式の総集編を見るために予定を明けておきました。「手伝いに来てくれ」という父の頼みも「BS入らないなら行けない」ともちろんお断りです。

その甲斐あって楽しかった〜! オープニングの「司会者の帰還」からひとりで大笑いしてました。アメリカのパロディってほんとえげつなくてすごいな……(笑)「王の帰還」のペレンノール野の合戦シーンに「ホビットたちよ戦争をやめろ」と叫んでいるマイケル・ムーアを貼り込んだりとか(しかもオリファントに踏み潰される)、悪趣味だけど笑ってしまったよ。

あとはもう出席者とかプレゼンターとかが豪華で、それを見てるだけで楽しかったです。そりゃあ渡辺謙も興奮するよね!
謙さんはレッドカーペットでインタビュアーにつかまっていたとき、質問が早口で聞き取れなかったらしく(通訳もいなかったのかな?)回答が微妙にちぐはぐでした(笑)ラストサムライもトワイライトサムライも賞を逃してしまったけれど、来年は押井守か大友克洋か宮崎駿が長編アニメーション部門を取るから大丈夫だよ(なにが)。ジャパニメーションと現在のディズニーアニメの間にはアカデミー賞と日本アカデミー賞ぐらいの力量差があると思う。

肝心の「王の帰還」ですが、作品賞を取って皆でステージにあがったところで番組をぶった切られました(怨)いちばんおいしいところを……!
作品賞のプレゼンターがスピルバーグ監督でびっくりした! 「魔法使いやホビットが出てくる映画でアカデミーを取れるとは思わなかった」とPJ監督が言っていましたが、ほんと、「E.T.」や「インディ・ジョーンズ」でスピルバーグにオスカーをあげたって良かったのにとあらためて思いました。
そうそう、「アミスタッド」でチャンスを得たというブラックの俳優(名前覚えられなかった……)と、「マイノリティ・リポート」のサマンサ・モートンが演技賞でノミネートされていたのも印象的だった。スピルバーグ映画の役者さんってしばらくたってから別の作品でブレイクする人結構いますよね。リーアム・ニーソンとかさ。

あ、ジョニー・デップが前髪おろしてかわいくしててかわいかったです。デップはやっぱりワイルドな感じよりひ弱いほうが似合うような気がします。

……あんまり指輪日記じゃないなあ……や、いまいちホビット四人組がクローズアップされてなかったしなあ。リヴのが目立ってました。リヴは普通にかわいくて、「二つの塔」のアップのシーンでさんざん「エアロスミス! エアロスミス!」と言って悪かったなあと思いました(笑)サー・マッケランの笑顔もすごいかわいかった。

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2004-03-01 ダメ人間ですわ

祝! 「王の帰還」アカデミー11冠!!

今日は朝からワイドショウとかニュースとかちらちら気にしてました。こんなにアカデミー賞の発表にドキドキしたの初めてだ! そしてアカデミー選考委員のおえらがたと私の好みがこんなにも一致したのも初めてだ(笑)うおお〜良かったなあ!
WOWOWは見られないので授賞式の様子は8日のBSを楽しみに待ちますだよ。

そしてそしてスマスマをもの凄く構えて見ました(笑)てっきりビストロスマップに出るのかと思っていましたが、ビリヤード……あんなコーナーあったんですね(最近スマスマも見てなくてさ……)
というか! イライジャ、なに、あの、かわいい子……! 「コールミーエルウッド」と自己紹介していて軽く残念でしたが、皆にリジーとかエリーとか呼ばれる様を見せつけられても困る(私が正気を保てなくて)ので、いいです。
「ダメ人間ですわ」のコスプレをさせられることになったときには「そっそんな間抜けなイライジャ見たくないよ!」とあわあわしました、が、あのヅラ&メガネ装備でも余裕でかわいいイライジャに余計あわあわしました……あわわ! かわいい! ダメ人間のはずがハリー・ポッターみたいだった!(本気)もうダニエル・ラドクリフ降板後はイライジャがハリーをやったらいいよ。全然いけるよ。

そんなこんなで私がダメ人間です。

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