米子ハイツで「雪中梅」ほころぶ
米子市尾高、米子勤労者総合福祉センター「米子ハイツ」の梅園で、紅白の花が咲き始めた。十四日は、未明に降り積もった雪が梅園一帯を覆い、紅梅が雪の白との鮮やかな対照美を見せた。
梅園は一九七九年に「米子を花と緑で飾る会」(坂口平兵衞会長)が苗木、成木を寄贈して出来た。広さ一万二千平方メートルに紅梅二百本、白梅五百本の計十種七百本の木がある。
まだ寒紅梅や白加賀がわずかに咲く程度。同ハイツの石崎純一支配人は「開花は例年並み。見ごろは今月末から三月中旬になりそう」と話す。同ハイツでは、梅の開花期限定の梅定食(千六百円)を用意している。
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