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ときには機関銃日記

小説書いてまーす

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2003-08-13 パートの反乱
2003-08-13 第三のライブ旅 1
2003-08-09 徒然日記
2003-08-05 みかんちゃん吉牛を食す
2003-08-04 ようやく陰陽座ライブ報告♪
2003-08-01 パニック
2003-07-28 第三の長い1日
2003-07-25 家族
2003-07-21 自販機論争
2003-07-20 努力が足りん


2003-08-13 パートの反乱

このままじゃ、仕事につぶされてしまうっ!
家事もできない。ネットもできない。心も体も病気になりそうでした。

午前中だけやってみない?のことばに、ま、いっか〜程度に始めたパートでした。
午前だけなら、そんなに疲れないし、子供の学校行事にも参加できるし、友人とお茶もできるし。。。
それに自分でおこづかいを稼ぐのも魅力だなって思って入社して12年。

人間関係などいろいろあったけど。。仕事にも慣れてまあ順調にやってきました。
今年の4月までは。。。

郵便局が民営化。。。そんなニュースを聞いても「ふ〜ん」って感じでした。
まさか、自分の仕事にこんなに影響があるなんて思いもしませんでした。

結果。。。勤務時間の大幅延長。。。
収入が増えていいじゃないかと思うかもしれませんが、困るんですっ!
配偶者の扶養を外れるほどの収入は要らないのです。

仕事終わったら、もうくったくたで。。。家事なんて満足にできません。
家族に迷惑かけてまで、やる価値のある仕事なんだろうか。。。

パート3人で、所長に直訴しました。
陰で文句言っていても、一向に改善はされないことにようやく気づきました。
全部、所長にぶつけました。

勤務時間のこと。扶養を外れるわけにはいかないこと。
それについての所長の回答は「スタッフを2〜3人増やす」でした。

故障したままのエアコンについて。修理してくれるつもりなのか。。。
所長「見積りがなくなってな〜〜〜」
そんな子供だましで納得できると思っているのかっ!
「早急に修理してくださいっ!」

「いや〜、事務所のほうも人が足りなくて〜。。。」と所長。
これは私、言った記憶がないのですが、同僚はたしかに言ったと言うのです。。。こわっ!
「それはそちらの都合でしょう?私たちには関係ありませんっ」
いや〜ん。私、何かが憑依していたとしか思えません。きっつ〜〜う☆

言うだけ言って、その日は早い時間に引き上げました。
でも、なんだか心は晴れませんでした。
私たちが引き上げたあと、これまで私たちがしていた仕事。。。
いつも作業を手伝ってくれる隊長に負担がかかることがわかっていたからです。
でも、このままずるずるやっていたら。。。なんの解決にもならない。

これからどうなるかわかりません。
新しいスタッフが増えても、仕事を教えなくてはならない。これってけっこうたいへん。
それにそんな短い時間のパートさんがすぐに見つかるだろうかという心配。

きのう、おとつい。。。久しぶりに料理らしい料理をしました。
ここんとこ、お惣菜やお刺身やGooTaばかりでしたから。。。
やっぱりちゃんと作った料理はおいしかった〜♪
私は第一に主婦なんだし、お母さんなんだし。。。(たまに妻。。。)
それができないくらいの仕事なんて。。。もういやだ。

本当にこれからどうなるんだろう。。。
毎朝、会社へ行くのがおっくうです。。。出社拒否症候群だと思います。

●●●●、大きい企業です。でもパートに甘えすぎていませんか?

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2003-08-13 第三のライブ旅 1

第三は今朝の電車で東京に向かいました。
彼のお気に入りのヘビメタバンド「SEXMACHINEGUNS」が解散することになり、
第三、今日の武道館でのラストライブを見に行ったのです。

ファンクラブで優先チケットを早々に買い求めた第三、配偶者にこともなげに言いました。
「オヤジ、8月13日、東京まで車で送ってくれ」
バッカじゃないのぉ〜。市内のライブハウスのアッシーを頼むんじゃないんだよ!
ところが配偶者。。。
「14日なら盆休みだし送り迎えしてやれるんだけどな〜。13日は仕事で無理だ」
そんな問題じゃないでしょっ!!!うちの配偶者には蟻がたかりますっ!

次は私に。。。
「ねえ、おかん。おかんもマシンガンズ好きやろ?一緒に行こうぜ♪」
「仕事だから無理っ!それに東京に行くほどファンじゃないし〜」

神様、ワタクシ嘘をつきました。本当はむっちゃ行きたかったのです。
これまで3回も連続でライブ見たバンドはマシンガンズだけです。
でも。。。でも。。。やっぱり仕事のある日は無理です。。。

第三、小さい頃から大会で東京や大阪は何回も行っているので、旅慣れていると思ってました。
でもよく考えたら、いつもは引率コーチがいたり、チームとしての団体の旅でした。
一人で電車に乗って東京へいくこと。。。すごく心細いらしいのです。

「新幹線への乗り換えのシュミレーションしてくれ」
「知らんっ!放送聞いてりゃわかるってぇ〜〜」

「東京駅から武道館までのおさらいしてくれ」
「飯田橋か九段下で降りればわかるってぇ〜〜」

「そっか〜〜〜。読めた。おかんもオヤジも俺に試練を与えようとして冷たいんやな。
俺がこの旅終えて、一回り成長して帰ってくるのが狙いやろ?」

このバカ、なんとかしてくださいっ!
その饒舌な口がある限り、キミはどこだって旅できるってぇ〜!

それでも、やっぱり少し心配でした。
ちゃんと新幹線に乗り換えできたかな〜〜。仕事中も案じていました。
と、第三からメール。。。
「マシンガンズのTシャツ着た人について行ったら、乗り換えできた〜♪」
その人と友達になりなさいっ!武道館へも迷わず行けます☆

さて、そろそろ東京に着いてる時間。。。
あ、たった今メール来ました。
「今、武道館に着いた。コスプレのファンいっぱい。。。ヤバい!」

ぐぇええええ〜〜〜〜!やっぱ行きてぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

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2003-08-09 徒然日記

まだテンション高いです。。。元気があるうちに日記書いとこう〜〜。
思いつくまま、随時更新日記です。。。

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と思ったけど。。。眠くなった。。。根性なしと呼んでくり!

ところが!会社からもらった缶チューハイ飲んで復活!自堕落な生活しちゃる!

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第三が「プロテイン」を買って欲しいって。。。
国体が内定してから、彼の筋トレはさらにすさまじさを増した!
もっと筋力をつけたいと、プロテインのおねだり。
はい。買っちゃいました〜〜♪昨日の激務がプロテイン代に変わりました〜。
第二は必要な栄養素は食品から摂る主義なんですが。。。
第三はわりと洗脳されやすいタイプ。(黄色い財布も欲しがった。。。)
「プロテインを摂っている」と思うだけで実力以上の力が出るかも。。。(笑)
「コーチが国体では決勝を狙えるかもしれない」って第三が言ってました。
コーチも第三の性格を見抜いているんだな〜〜〜。(決勝なんてあり得ません!)

でもね〜〜、第三くん。プロテインを上から摂って、下から無駄にしてない?

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昨日は入社以来の最長残業となりました。。。
もうくったくたで会社を出たら、第三からメールが。。。
「M市まで迎えにきてくれない?」
M市はみかんちゃんの住んでる町。デートだったんだ〜〜♪
もう、疲れすぎて感覚がなくなっていたワタクシ、そのままお迎え行きました〜。
親ばかとでもなんとでも言ってください。私はアッシーはヤじゃないのっ!
第三はデート後に男友達と遊んでいました。
大型スーパーで第三と合流。彼の友人たちにも会いました。
あとでその友人から第三にメール。。。
「第三のおかん、若いな」がっはっはぁ〜〜〜!
もう、1日の疲れなんてぶっ飛びましたぁ〜〜〜♪
車の中で目の下のクマにファンデーション厚塗りしといてよかった〜♪

第三、正直で素直ないい友人に恵まれているんだね (//∇//) テレテレ

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今日の午後はなかった。。。死んだように眠っていました。
やっぱり疲れは尋常のモノではなかった。。。
年をとったからだけじゃない!あの仕事量は異常だっ!
これ以上賃金いらない!
このままでは配偶者の扶養を外れてしまう。ゆゆしき問題だ。

所長に直訴しなくちゃ。。。限界であることを訴えなくちゃ。。。
このままずるずると長時間残業してたら、ホント体がもたないよ。
疲れて疲れて、現実でもネットでも外に出られません。。。

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次の日もただひたすら眠っていました。。。こんなんダメやと思う。
「お惣菜」と「GooTa」と「お刺身」だけ。。。
(でもなぜか家族は喜んでいる?)

トイレに立つだけしか起きられない。。。

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2003-08-05 みかんちゃん吉牛を食す

一週間の合宿も終わり、真っ黒クロスケになった第三が帰ってきました。
そして、さっそくみかんちゃんとおうちデート♪  えっちぃ〜。(^◎^) バブ−♪

夕方PCで遊んでいる私の携帯に第三からメールが。。。
「みかんちゃん、おかんとけんかしたし。。。」

ぎょっ!こ、この展開はかつて経験がある。。。デジャブーか?
過去日記(7月1日 みかんちゃんの反乱 参照)

でも、メールの全文を読んで、ない胸をなでおろしました。
「みかんちゃん、おかんとけんかしたし、おかんはひとりで食事に行くらしいし、
ちゃんと自分たちで金払うからどっかメシに連れていってくれん?」

よかった〜♪また家出したんじゃなかったのね〜?
「いいっすよ〜♪」と返信する。

ちょうど修理に出していた第三の携帯を取りに行くついでもあったので、ふたりをのせてサテ●に向かいました。
あのあたりにはいろいろ飲食店もあるし、サテ●のなかにもあるし。。。

前方に牛丼チェーン店の看板が見えてきました。
「あ、吉牛見っけ♪吉牛はいかが〜?」
私、ちょっとジョークだったんですよ。
いくらなんでももうちょっとおしゃれな店に連れて行こうと思ってたんですよ。

するとみかんちゃん
「あ!みかん、吉牛って食べてみたい。食べたことないんですぅ〜」
「え。。。?第三、それでいいのぉ〜?」と私。
「おう、みかんが食べたいならいいっすよ〜♪おれ特盛やけど」
「しゃ〜ないな〜。じゃ、おごってあげるよ(吉牛だしぃ〜)」私、太っ腹?(笑)

そんなこんなでふたりを吉牛に降ろし、私はサテ●でお買い物。
しばらくして、第三たちと合流。晴れて庶民食デビューしたみかんちゃん。

「ごちそうさまでした〜♪すっごくおいしかったですぅ」とみかんちゃん。
「あんな店どおだった?抵抗なかった?」
「うん。。。ちょっと恥ずかしかったけど〜。第三もいたしぃ〜」はいはい。

う〜ん。。。そうなのか。みかんちゃんちは吉牛行かないのか?
ちょっとハイソな感じはしてたけど(お家もお母さんも)。。。やっぱりね。
牛丼屋さんの中でも、みかんちゃん、あの優雅な箸使いを披露したんだろうか。

久しぶりのデートだったせいか、ふたりとも後部座席でいつになくおしゃべりでした。
最近、スイミングクラブを移籍したみかんちゃん、練習がキツくなったらしい。

でも、同じスポーツの話題で盛り上がるふたりを見ていたら、アッシーもまた楽し♪
私まで楽しい気持ちになりました。

みかんちゃん、お母さんと和解したのかな〜?

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2003-08-04 ようやく陰陽座ライブ報告♪

もうあの灼熱のライブから2週間がたちました。
そして、ようやく日記に書く気力も出てきました。

なぜ今日まで書けなかったかというと。。。
ワタクシ、あの日を境にへばっていたのです。

まだそれほどメジャーにはなっていない陰陽座ですが。。。
マスコミにも紹介され、ジワジワとその頭角をあらわしてきました。
見かけ、超ビジュアルバンドですが、演奏は文句なしにうまいです!
特に女性ヴォーカルの黒猫ちゃんの声量はすんごいです。

あ。。。疲れた。続きはまたあとで。やっぱ体力ありませんでした。すまん。

ちょっと横になって体力の回復を待って、さあ続き。。。
カウンターに目をやると、さっきのふがいない日記を開いてくださった人が数人います。
申し訳ありません。

今回のライブは本当に小さいライブハウスで行われました。
しかも、地元のふたつのバンドがタイバンとして
(私にとっては前座だったが、それらのバンドにも追っかけらしき熱烈なファンがいた)1時間以上演奏してました。
根っからのロック好きのワタクシ、その名も無き(ちゃんとあります。。。)バンドの演奏にも自然と体が反応し、
踊る。。。叫ぶ。。。跳ぶをやっちまったのでした。
年も省みず。。。

そしていよいよ本命!お待ちかねの陰陽座の登場〜♪
やっぱ、ライブはすごいわ。。。
狩姦(かるかん)が、斗羅(とら)が、瞬火(またたび)が、招鬼(まねき)が、そして黒猫ちゃんが、
ステージ狭しと(ホントに狭い!)跳び回る。
ファンのボルテージも最高潮!

田舎育ちのワタクシ、都会の満員の地下鉄の経験もございません。
この、オールスタンディングのライブの熱狂に、いつしかトランス状態に陥りつつありました。
(単に圧迫され、気が遠くなっただけともいう。。。)

非情な第三は、あわれおかんを見捨て、さっさと前列に行ってしまい。。。

とにかく、熱狂の中。。。陰陽座ライブは終わったのです。
会場から外に出る階段で、ワタクシのひざが笑いました。
これって、中学の修学旅行の時、金毘羅さんの階段を下りるときに経験したっけ〜?

迎えに来てくれた配偶者の車の中でワタクシ、シートに座ってもいられない状態でした。
ズリズリとシートからずり落ちてしまうほど疲労困憊でした。
毎日、筋トレして、何千メートルを泳ぎこんでいる第三でさえ
「オレ、マジでやばい。。。」とあえいでいる。
「キミがやばいんなら、おかんはど〜よ。。。」声にならない声で訴える。。。

その後体力が回復しないまま、激務、第二の帰省、大会。。。
おまけに夏風邪までひいてしまい、今日にいたるのです。

でも、これにこりて、もうライブに行かないかというと、NOです!
きっと、ばあさんになっても。。。尿漏れパッドのお世話になっても
私はライブに行くと思います。

ライブでは、体力はなくしますが、その分なにか別のエネルギーが満ちてくるからです。

はあ、はあ。。。疲れた。もう一回横になろう。
これだけの文字を打つ体力もありませんでした。

おまけ〜!ワタクシ、メンバーの瞬火と斗羅さんにファンメール送ったことありますぅ〜。
ミーハーおばばと呼んで♪

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2003-08-01 パニック

久しぶりに、本当に久しぶりに第一がパニックを起こしました。

もうすっかりオトナだと思っていました。
毎日きちんと規則正しい生活をしているから、わが家の玉子の中では
一番問題のない第一だと思っていました。

第三も合宿でいないから、オトナ三人でおだやかに暮らしていたのです。
そんな中、突然のパニックでした。
第一のめちゃくちゃな要求に対して、私は正論を振りかざして反論する。
結果は火に油でした。

配偶者は「よし!わかった、わかった。今度からそうしよう。」
私「なんで、できもしないことを約束するの!もう子供だましはきかないよ!」
もう、うんざりです。ぐったりです。

でも、第一自身、自分がめちゃくちゃ言ってるのわかってるのです。
わかっているけど、感情を抑えられない。
自分で気持ちを立て直すのを待つしかありません。

今回のパニック。。。
「ボクを見て!ちゃんと見て!」とうったえているようでした。
第一も、いっぱいガマンしているんだね。そんで、ついに噴火してしまったんだね。

気づかなくて、すまん。

一時間ほどのパニックののち、第一はようやく落ち着きました。
でも、私はズ〜ンと落ち込んだままです。

「オヤ シッカク」

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2003-07-28 第三の長い1日

土、日と大会がありました。

前にも書きましたが、この大会は国体の選考会を兼ねています。
だから、第二のように県外の大学に行っている選手も戻ってきて、
会場はちょっとした同窓会のようにもなります。

第二は自己ベストも出て、まずまずの結果。
国体も当確。。。

久しぶりの第二のレースも楽しみでしたが、私にとってのメインレースは初日の第三のレースでした。
これまでのスタイルワンを捨て、新たな種目で国体狙いに出た第三。
国体を狙うと決めてからの第三の筋トレはすさまじかった。
私がPCしている後ろで、「ハッハッハッ」と変態のいたずら電話みたいな声出して
筋トレ用のチューブを引っ張っていた第三。

第三が出る種目には3人のライバルがいました。
3人とも、ずっとその種目が専門の選手。。。全中出場選手もふたりいます。
はっきり言って、第三の挑戦は無謀でした。

第三、自分で決めた目標タイムを出してライバルたちに勝ちました。
(一番のライバルは棄権していました。なんでも家出したらしい。。。ぎょえ!)

でも勝ったからといって、国体に出場できるわけではありません。
その種目を県としてエントリーするかどうか。。。
はっきり言えば、全国で闘えるレベルかどうか。。。
それは大会後に行われる水泳協会とコーチによる「国体選考会議」で決まります。

第三。。。信心もない第三がじいちゃん、ばあちゃんにまで「祈っていて!」と悲痛な訴え。
自分は結果を出したけど、選考会の決定がどうでるか。。。
第三と私たちにとって長い長い1日でした。

結果は直接、第三の携帯に届くことになっていました。
着信音が鳴るたびに、ビクッとする第三。。。見ていて胃が痛くなりました。
それが友人からだったら「うっぜぇ〜」と言いながら、心ここにあらずの様子。

もう会議が終わっているころになっても連絡はありません。
第三を車に一人置いて他の家族はスーパーで買い物しました。
悲しい結果は一人で聞きたいだろうから。。。
きっと泣くだろうし、家族がいたら泣けないし。。。という配慮。
「残念な結果でも、頼むからはやまるなよっ!」と私、ジョーク言いましたが。。。

これからの第三の心のケアについて第二と相談していたとき、第三から電話が。
「国体、決まったし!やった〜!オレ、ほんっと、めっちゃうれしいしぃ〜」

第三の長い1日が終わりました。

第三のひとことが印象的でした。
「去年の努力の結果が今やっと出たんかな〜?」

努力はそんなにいつもいつもキミを裏切らないよ。
おめでとう、第三。はしゃぐキミを久しぶりに見ました。

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2003-07-25 家族

3ヶ月半ぶりに第二が帰ってきました。

週末に行われる国体予選を兼ねた大会に出場するために。

一週間くらい前から、第一が
「第二、いつ帰ってくるの〜?」何度も何度も聞きます。。。
「第二いなくなったからさみしいね」
ストレートにことばにする第一。
そうだね、第二はいちばん第一に優しかったからね〜。

第三は
「ハゲ兄ちゃん、いつ帰ってくるん?」って、にくまれ口。
ハゲって言うな〜!オールバックにしてるだけじゃんっ!
(でも遺伝学上、将来のハゲは約束されています)

帰ってきたものの、第二、ほとんど家にいません。
高校の友人んちに行ったり、AYAAYAんとこ行ったり。。。
私、第二がいる間だけ、アッシーやるって決めたんです。
車の中で話せるわずかな時間が楽しいから♪
大学の話や、水泳部の話、そしておのろけ。。。大学生活を満喫してる様子がわかります。

今回の第二の帰省で、ひとつ発見。第三が喜んでいるということ。
「ハゲにいちゃん」とか言ってるくせに、第二のアッシーの時ついてくるんです。
車の中で二人はずっと水泳のことや音楽のことを話しています。

第二がいなくなってから、第三、すこし変わりました。
生意気になったというか、態度がでかくなったというか。。。
私たちとあまり話さなくなりました。。。

でも、第二と夢中でしゃべっているのを聞いていてわかりました。
第三は私たちと話すの、物足りなかったんだ。
水泳のことも、音楽のことも、ファッションのことも。。。第二は、詳しい。
親と話したって、刺激がなかったんだ。。。つまんなかったんだ。

第一みたいにストレートに表現できないだけで、第三も、第二がいなくなってさみしかったんだ。

第二が帰ってきて、私はうれしい。手放しでうれしい。母親だもん。
でも、家族みんな第二を待っていた。みんな第二が大好きだったんだ。

そんなこと、ずっと一緒に暮らしていたら気づかなかったよ。
家族ってそんなもんかな?

しか〜し。。。第二くん、自宅で一泊くらいしたらど〜です?

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2003-07-21 自販機論争

第一の作業所の懇親会に参加しました。
ずっと作業所側と保護者会側がぎくしゃくしていたのですが。。。

所長も新しくなり、保護者会役員も交代したので、はじめてこんな会を企画したのだそうです。

はじめにバザー収益金の使い道や、9月の北海道旅行の話。。。
その他、もろもろのお話をしました。

その中で、かねてからずっと議論されていたことがあります。
『作業所内の飲み物の自販機設置の件』

作業所側は設置したい。その理由。

・普通の自販機ではなくSELPの自販機なので、売上の一部が作業所に還元される

・毎日、通所途中で自販機でジュース類を飲む子供が大勢いるのだから、だったら
SELP自販機で購入して欲しい

・作業所の周辺は遊歩道になっていて、近年のウォーキングブームで利用者が多い。
そんな人たちも自販機設置を希望している

ほとんどの保護者は反対でした。その理由。

・糖分の多いジュース類を摂りすぎることによる健康不安

・みんなが飲むから、私も。。。となるのが困る。賃金のほとんどがジュース代になる

・作業所内の飲み物は従来どおり、お茶と牛乳でいいのではないか

とうとう多数決をとることになりました。

私、こんな場所で発言するタイプではありません。

実は「はやく宴会始まらないかな〜」と思っていたし、
そのとき行われていた、第二の母校の高校野球の県予選が気になって
友人にメールでずっと経過を聞いて遊んでいたくらいなのです。。。

でも。。。なんででしょう?手を挙げてしまいました。

「あの〜、ちょっといいですか?」

「私もずっと反対でした。でも、今はちょっと気持ちが変わりつつあります。
自販機でもなんでも、遠ざけてしまえばそれでいいというのは、どうかと思うのです。
遠ざけてしまうのは簡単ですが、そこにあるモノ(今の場合はジュース)をガマンさ
せるというのも大切ではないでしょうか?子供たちも、暑い日に作業したあと、冷た
いジュースを飲みたいときもあるでしょうし、そこんとこは親と子供との話し合いで
解決すべき問題ではないでしょうか?」

ひゃ〜〜〜。なんでこんなこと言っちまったんだろう☆
これまで反対だった私のこの意見に。。。他の保護者の目が痛かった!

でも、でも、もう一人の保護者も手を挙げて、援護してくれました。
「私も同じ意見です。子供たちもほとんどが成人しています。そうなると、自己管理
をさせることも必要ではないでしょうか?規制や制限ばかりでは自分で判断できなく
なります。それを学習させることも大切ではないでしょうか」

多数決の結果は「設置しない」になりました。
でも、これまで全員が反対だった保護者の中に10人の賛成者が出ました。

私、別に自販機をぜひ設置して欲しいというのではありません。
第一だって、自販機があったら飲みたがると思いますよ。

でも、なんでだろう〜?よくわからんけど意見を言ってしまったのでした(謎)

その後の宴会。。。千円の会費で、あんなに飲食していいのでしょうか〜〜〜。
でも、理事と、職員、保護者、そして子供たち、みんな揃って会食する。
なかなかいい雰囲気でした。

私、久しぶりの「ビール」どさくさにまぎれて何本空けたかしら〜?がはは。

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2003-07-20 努力が足りん

この3日間、第三は近隣5県で行われる高校の水泳の大会に参加しています。

昨日は彼の中では一番期待できる種目。順当に行けば決勝レースも確実。
前夜は珍しく「夕食は早めに消化のいいものを頼む」と言い、日ごろ
「10時前に寝るヤツなんてヤミ中のヤミや」
と言ってるくせに、9時前にはベッドに入っていました。

私は所用があって応援には行けませんでした。

結果は惨敗!自己ベストから5秒落ち。。。
(こりゃあ〜凹んで帰ってくるな〜〜)
私、覚悟していました。また、あの『ため息を聞く日々』が始まるのか。。。

でも、帰ってきた第三、意外にもサバサバしていました。
タイムが悪すぎて、凹むを通り越してしまったのかしら?

「おかん、今日はGooTaにして欲しい」って第三。
明日もレースがあるのに、カップ麺で夕食なんて、と思いましたが。。。
明るくふるまっているけど、内心はすっごいショックなんだろうな〜第三。
「いいよ。ごはん作るのめんど〜だし。おかんもGooTa食べたかったし〜」

ふたりでコンビニへ向かいました。車の中で

「オレは努力が足りん。。。」

ぼそっと第三がつぶやきました。

「へ〜〜?珍しいこと言うじゃん。キミの努力は裏切るんじゃなかったん?」
(過去日記11月6日『努力は裏切る』参照〜〜♪)

「また裏切られるかもしれんけど、とりあえず努力することにしたわ」
(努力なんて、とりあえずするよ〜なモンじゃないでしょ〜!)←私の心の声。

私、ちょびっと感動したけど、平静を装って運転しながら。。。
「なんでまた、そんな殊勝なことを言うん?」

「やっぱ、水泳速いのってかっこいいと思った。●●君も○○君(先輩で友人)もかっこよかった。
悔し泣きしている先輩もたくさん見た。オレ、やっぱり速くなって目立ちたい。。。」

あはは〜。やっぱり目立ちたがりの第三。。。ぷっ!
校則に反する髪型や服装で目立つより、かっこいい「目立ち方」にやっと気づいたか。

コンビニの帰り、実家に寄りました。
両親には今回の第三の結果を伝えておきました。多少、ショックを受けているだろうことも。
「オレ、タイムよくなかったし、じいちゃんばあちゃんの顔見たら、元気出るかと思って。。。」
このクソガキ、殴ってもいいですか〜?

でも母はもっとうわてでした。
「第三が見たかったのは私らの顔じゃなくて、夏目漱石の顔やろ?」
そう言いながら、千円札を一枚くれました。
「これは、がんばり賞でなくて、もっとがんばれ賞やよ」って。。。

「あの〜〜。私も福沢諭吉の顔見たら元気出るんだけどぉ〜〜〜」
完全に無視されました。がるるぅ〜〜!

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