ゆうべも大勝した愛しの阪神♪テレビ中継はなかったけど、巨人戦の合間にハイライトシーンというか
得点シーンが映し出されました。きのうのゲームもホームラン攻勢。
アリアスの3ランの瞬間に私、不覚にも「ぷっ」とホウヒしちゃいました。
すると第一。。。
「あ〜あ、阪神が一発打つとお母さんも一発か。。。」
あはっ?なかなかうまいこと言うじゃん〜♪がはは。。。
その第一、4歳までことばが出なかったなんて、私、忘れていました。
子供にハンディがあるとわかって。。。受け入れられるまでには個人差があると思います。
2歳くらいの時に参加した親の会で、先輩お母さんに聞いたことあります。
「何歳くらいで(子供のハンディを)受け入れられましたか?」
「そうやね〜。だいたいみんな3,4歳ころになると前向きになるよ〜」
その時は、絶対無理だと思いました。
でも今、振り返ると。。。やっぱり4歳ころにはもうくよくよしてなかったわ。
先輩お母さんのことばは正しかった。。。
そのころは一生懸命、療育施設に通って親の会にも参加して、
同じお母さん同士、情報交換したり、時にはグチや悩みを吐き出したりして。。。
そのうちハンディを持つ子を授かるということが、なにも特別なことじゃないって思えてきたのです。
まわりから見たら不幸だと思われるかもしれませんが。。。
「男の子が生まれた」「女の子が生まれた」「健常児が生まれた」「ハンディのある子が生まれた」。。。
単なる統計のひとつの事例として、わが家がそうなった。
それくらいに思えるようになってきました。
でもね。。。今思い出しても心がチクって痛むことあります。
一歳半健診で訪れた保健所でのこと。。。
まだ歩けず、かたことも出ないわが子を抱えて、不安いっぱいで訪れた保険所で
ベテラン保健婦さんのことば。。。
「まだことばが出ないって、そりゃあお母さんのせいやわ。ことばかけが足りないんじゃないの?
テレビばかり見せていてもダメや。ちゃんとお母さんがことばかけしないと!」
マレにそんなケースもあるでしょう。。。
でも、保健婦さんの無慈悲なことばが、不安な母親をどんなにキズつけるかわかってますか?
それでなくても、自分を責めたくなっている母親に、追い討ちをかけるようなことば。。。
今は改善されているのでしょうか?
それと。。。これは自分が弱いからだと思いますが。。。
迷いながら、不安いっぱいで訪れた大学病院の小児科で。。。
待ち時間2時間のあと、5分弱の診察で。。。
「知恵遅れですね〜」との診断結果。それは覚悟してたんです。
っていうか、医学的に認定されることで、少し気がラクになるかな〜と思っていました。
ところが、医師がカルテにぼんっ!ってゴム印をおしたときです。普通の行為ですが。
「知恵遅れ」という四文字。。。
これは痛かったっ!なんでだろう?ことばで聞かされるのとは違う。。。
黒々としたインクの色が、判決文のように私の目に突き刺さったのです。
その時の衝撃は。。。壁に手をついていないと体を支えることができないくらいでした。
頭が真っ白になるってこんなことだったんだ。
あのころは、第一のこと以上の悩みなんて出てこないと思っていました。
その後生まれたふたりの弟はすくすく育っていたし。。。
でも、子供の数だけ喜びも悩みも発生するんだと、最近気づきました。
そして、いちばんおだやかに暮らしているのが第一です。がはは。 |