台所から「コポコポコポ。。。」という軽やかな音とともに、芳しいコーヒーの香りがただよってきました。
配偶者と第一はまだ寝ています。第三は朝練に行きました。
コーヒー飲みながらPCを開いて、ネット友人のカキコを見てひとり笑う。。。
日曜の朝の至福のひととき。。。
ワタクシ、実はコーヒー飲めるようになったのは案外最近なんです。
「好き嫌いがない」ワタクシでしたが、唯一コーヒーは苦手でした。
コーヒー味のアイスもキャンディもケーキもダメでした。
実家は家族全員、コーヒー党です。毎朝、あのコーヒーをたてる香りが苦痛でした。
OL時代、通勤途中にU●Cの工場があるのですが、ワタクシいつも息とめてダッシュで駆け抜けていました。
それがなぜ飲めるようになったのか。
ここに引っ越してきて始めてお友達になった人(玉子が先にそこの子と友だちになった、よくあるケース)
のお宅に遊びに行ったとき、コーヒーが出ました。
初めてのお宅で「私、コーヒーダメなんです」って言えない小心者。。。
でも、このままお付き合いしていく上で、やっぱり最初に言っておいたほうがいいのか?
「あの〜。。。」と言いかけたとき彼女、とびっきりの笑顔でこう言いました。
「今日、mooさんが来るから、ちょっといい豆、フンパツして買ってきたのよ〜♪」
こうまで言われて「嫌いなんです」なんて言ったらオトナじゃないっ!
ミルクだけ入れて、ひと口飲みました。
「!!」
飲める!しかもおいしい♪♪
はい、典型的な「食わず嫌い」いや「飲まず嫌い」だったのです。
それからというもの、もうコーヒーなしでは生きていけないくらい。
かわいそうなのは配偶者です。彼は普通にコーヒー好きでした。
でも、コーヒー嫌いの奥さんに逆らえず、家でコーヒーは飲めないとあきらめていたようです。
ワタクシの実家に行くと母が
「かわいそうな○ちゃん(配偶者)、ここでいっぱい飲んでいってね」
そう言ってコーヒーをたててくれました。
配偶者はお砂糖を入れる人でしたが、ワタクシの(しかもつい先日までコーヒーのニオイも嫌いだったワタクシの)
「信じらんないっ!お砂糖なんてコーヒーの本当のおいしさを消すだけなのに。お砂糖禁止!」
のひとことで、強制的にミルクだけになりました。
しばらくは「砂糖くれ〜〜〜」と言っていましたが、今ではすっかりワタクシ色。。。ぶはは♪
第三がときどき、カフェオレにしてコーヒーを飲むのがうれしい母です。
そろそろコーヒーデビューしてね。あ、もちろんお砂糖は外道よ。
いま、飲んでるのはブルマン(もらいもの)だけど。。。でも、なんでだろう〜?
家で飲むブルマンよりも、会社の休憩時間に飲むインスタントコーヒーのほうがおいしいのは。
コーヒーを飲まなかった○○年間、ワタクシにとって「人生における大きな損失」でした。
さて、今日の2杯目を飲みましょうか。 |