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ときには機関銃日記

小説書いてまーす

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2003-02-28 趣味
2003-02-27 ライセンス
2003-02-26 どあほっ!
2003-02-25
2003-02-24
2003-02-22 「おおきくなったら」
2003-02-20
2003-02-19 こらっ!
2003-02-18
2003-02-17 もたくそ物語


2003-02-28 趣味

趣味 2月28日(金)


配偶者、趣味らしい趣味ってありません。。。
まあ、時間もないんだろうけど。。。

船乗りだったころはボトルシップを作ったり、コインの収集をしたり(これは大掃除の時、ワタクシが誤って捨ててしまったのですが。。。すまんっ)
刺繍をしたり。。。外国の風景をスケッチしたり。。。
今の配偶者からは想像できないくらい多趣味でありました。

でも、結婚して玉子が生まれたころから、「家族」が彼の趣味になったような気がします。本当に子煩悩なんです〜♪
家庭に恵まれなかった生い立ちがそうさせるのかもしれませんが、育児にも積極的に参加してくれてワタクシは大助かりでしたが。。。

今、玉子たちが成長してそろそろ親離れの時期を迎えようとしているのに、配偶者の玉子への過干渉(あえてそう言わせていただきます)は加速度を増してきたように感じるのです。

仕事が忙しいので、玉子とあまり顔を合わすことが少ないので仕方ないのかもしれませんが。。。玉子のことはすべて把握していたいようなのです。

配「第二は今日、どこへ行った?」
私「雀荘〜」
配「誰と?どこの雀荘?」
私「K君と。どこの雀荘か知らな〜い」
配「K君ってどこの子や?大学はどこ受けるんや?」
私「知らない。どこか私立受かったみたいよ〜」
配「何時に帰ってくるんや?」
私「知らな〜い。お腹すいたら帰ってくるんじゃない?」
配「おまえ、メールして聞いてみろ」
私「自分でメールしてよ〜〜〜」

ってこんな調子。。。また別の時は。。。台所で私と第三がしゃべっていると。

第三「シンジ、国立高専受かったって」
私「やったね〜♪すごいね。喜んでたでしょ?」
第三「メッチャ喜んでたわ〜♪」

と、そこに配偶者参上〜。

配「誰がどこに受かったって?」
第三「シンジが高専」
配「シンジってどこの子?」
第三「K町のヤツ。」
配「高専って国立か?どっちの高専や?」
第三「国立!」
配「何科や?」
第三「。。。。。○○科!」

確かに玉子に関心があるのは悪いこととは言いませんよ。
でもね〜〜。ヤツらもそれぞれの世界を持っているんだよ。ヤバイ世界じゃない限り私は遠くで見守ってやりたいという主義。だって、それが親離れの第一歩だと思うから。無関心ではないけど、深く干渉もしたくないと思っているのです。だってそれなりの信頼関係が玉子との間に存在してると確信してるから。

正月。。。玉子が寝たあとに、彼ら宛の年賀状を見ようとしていた配偶者に、ワタクシ言いました。
「玉子に見せてって言ったらイヤと言われた年賀状、そんなに見たい?もう、親に見せたくない年頃でしょう?私は見たくないな」
配偶者、不機嫌そうに年賀状しまいました。

玉子への干渉は配偶者の愛なんだろうけど。。。
ヤツらも成長してるんだよ。
配偶者、思春期の親のウザさを経験していないからかな〜。

だからと言って、その関心が私に向けられたら困るんだけどね〜(汗)

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2003-02-27 ライセンス

ライセンス 2月27日(木)


本日めでたく総裁家第二玉子クン、自動車運転免許を取得いたしました。パチパチ〜♪
彼女の車校卒業を待って、ふたりで運転免許センターに行きました。免許取得年月日まで一緒にしたいんですって〜♪好きにしてくれ。。。

ふたりの新品の免許証を見せてもらいました。。。第二、ヤンキー!彼女、天使♪

ワタクシ、感慨深いものがありました。とうとうこの日がやってきた。。。
もうアッシーも必要なくなるね。邪魔くさいとか言いながらも、玉子と車の中で音楽聴いたり、恋の話を聞くの、とても楽しかったのです。
もう「おかん、たのむ!」って言われなくなるんだね〜〜〜。

いや?ちょっと待った〜!わが家の2台の車の保険はたしか「運転者は家族限定、35歳以上」のはず。。。ぷぷぷっ♪ヤツは乗れない。。。ってゆ〜か乗せないっ!(キミは違うモンに乗ってるんでしょ〜?)
ど〜せ来月には県外に行っちゃうんだしぃ〜。ヤツのためだけに保険料2倍も払わないもんね〜〜。クケケッ!

ところでみんな知ってました〜?彼らの免許証を見て初めて知ったんだけど、今の免許って書き換えは誕生日の1か月あとまでOKなんだね〜。
ワタクシのは「誕生日まで」になってるぞっ!いつ変わったの〜?
いや、知らないのワタクシだけかも。。。

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2003-02-26 どあほっ!

どあほっ! 2月26日(水)


第二の高校から卒業式の案内が届きました。あ〜、いよいよだな〜(しんみり)
しか〜しっ!そのしんみりムードもバカ玉子のひと言でぶっ飛びました。

「そういえば俺、AYAAYAの卒業式に出ることになったしぃ〜」
「は?」
「向うの親もぜひ出てって言ってるしぃ〜」
「おひおひ、ちょっと待った〜。どこの世界に彼女の卒業式に出るカレシがいる?キミは保護者でも肉親でもないんやからね。常識で判断しなさいよっ!」
「AYAAYAの友だちもカレシ来るってさ。向こうの学校ではそれが一般的なんじゃない?」

ワタクシ、深いため息をつきました。。。

「少し考え違いをしてるんじゃない?文化祭に他校のカレシを招待するのと違うんやよ。卒業式は一番厳粛な式典なんやよ」
「じゃあ、向こうの親が常識ないってかっ?」
「常識ないっていうより、お母さんの考えとは少し違う。。。」

卒業旅行も結局、認めたさ〜。女の子の親が旅行の手続きも送迎もしてくれたし。
4月から遠距離になるし。。。向こうの親も認めてくれてるし。。。かくれて行かれるよりは気持ちよく出してやろうと思ったよ。

でも、卒業式は違うやろっっっ!!!私の考え、おかしいですか〜?

はやく大学行ってくれ〜〜〜。どあほっ!

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2003-02-25 抱

抱 2月25日(火)


若い男を抱きました。
この前の平日お休みにドタキャンされた男であ〜る。←彼の発熱のため。

この彼、同級生の息子(9ヶ月)なのですが、ずいぶん会ってなかったので人見知りされて泣かれるかな〜と心配でしたが、なんのこたぁない♪
満面のエンジェルスマイルでワタクシににじり寄ってきました。

赤ちゃんを抱っこするのってホントに久しぶりでした。
ワタクシ、どちらかというと子供が苦手でした。
でも、初めて甥っ子を抱いた時。。。ワタクシの中に眠っていた母性本能がむくむくと頭をもたげ、そのまま持続して3人の子供を持つことになりました。

9ヶ月の彼、抱っこしたらむこうも小さい腕でしがみついてくる♪
ワタクシもギュ!っと抱きしめました。この感触、なつかしい。

そういえば、いつ頃までだったかな〜?玉子をギュ!っと抱きしめられたのって。
痛いとき、悔しいとき、悲しいとき、不安なとき。。。ただギュ!ってしてあげるだけでずいぶん落ち着いたっけ。。。
逆に母親の私が不安なときも、玉子をギュ!するだけで癒されました。
落ち込んでなんていられない、この子を守らなくっちゃって思えたし。。。

ワタクシ、誰かをギュ!することに飢えていたのかも。。。
欧米人みたいに、家族でギュ!する習慣があればよかったのに。。。

寝るとき、今でもピカチューを抱っこしてるのも。。。そうするだけで落ち着くからかもしれません。でも、ピカチューは抱いてくれませんけどぉ。。。

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2003-02-24 歯

歯 2月24日(月)


わっはっはっはっは〜〜〜。
ワタクシ、歯が痛くなったのであります。生まれて初めての経験でありますっ!

頭痛持ちだし、若い時は生理痛もひどかったし、陣痛も経験したし、交通事故にも遭ったし、大きい手術もしたし。。。ひと通りの痛みは経験してるつもりだったけど。。。
それに今でも、胸がズキン!って痛むこともしょっちゅうあるけど。。。

歯だけは痛くなったことがなかったのだ♪

な〜んて喜んでいるわけにはいきません。まるで心臓と共鳴するかのごとくズッキンズッキンと痛む。。。なぜかこめかみまで痛む。。。
遠い親戚で虫歯を治療しないで、手遅れになり敗血症で亡くなった人がいるので、一族みんな歯だけはまめに治療するという家訓というか掟があるのです。
だからワタクシも虫歯であるわけはないんだけど〜。

歯医者さんに行きました。「歯と歯のあいだが炎症をおこしてる」ということでした。先週、風邪をひいたのですが、そんな時、体の弱いところに出ることがあると言われました。。。(ど〜りで昨日は頭痛だったぜっ)
抗生物質をもらって、かたいモノは食べないで様子をみてくださいって。。。
もう昨日から、柔らかいモノしか食べられませんよ〜!

今日から、メニューがかたよります。家族よ、許せっ!
豆腐、白身魚、卵、ひき肉中心の料理になります。
噛めないって、本当につらいです。なにも食べたくないです。
ポテチ、飲み込んでもおいしくありませんっ!

バイ貝の刺身食べた〜〜いっ!

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2003-02-22 「おおきくなったら」

「おおきくなったら」 2月22日(土)


ちょっと探し物をしていて、普段開けない引き出しをあけたら玉子の保育園時代のなつかしい品々が出てきました。日々のお絵かきもきれいに綴じてありました。

第一の絵。。。見ようによってはすっげぇ〜抽象画の名作(く、苦しい〜)
第二の絵。。。親のお絵かき好きは悲しいかな遺伝しなかったようだ。
第三の絵。。。こっちの道に進ませるべきだったか(や〜ん、親ばかと呼んで)

それといっしょに「おおきくなったら」という卒園文集も出てきました。

第一。。。「ガソリンスタンド」これは字が書けなかった第一にかわって先生が書いてくれたものですが。。。ぜひがんばってもらいたい♪
第二。。。「サッカー選手になりたい」あ。。。そうだったんだ〜♪後にも先にも彼の口からは聞いたことのない夢ですぞ。
第三。。。「オリンピックで水泳で金メダルをとる」う〜〜〜。第三は年長さんですでに選手だったから。。。わが家、水泳一色だったから。。。ちょっと反省。

みんなの読んでて、なんかなつかしくなったよ。3人玉子の同窓生たち。。。第一の同級生なんてもうお母さんしてる子もいるし、社会人としてばんばんやってる子もいる。ヤンキーになった子もいるし。でも、その子たちみんな、年長さんときにはかわいい夢をつたない字で綴ってるんだもん♪

女の子で多かったのは「保母さん」(先生はさぞうれしいでしょう)「お花屋さん」「ケーキ屋さん」「ピアノの先生」。。。
男の子は「野球選手」「サッカー選手」「パイロット」などなど。。。

でも現実派もいました。後継ぎ派ともいうか。。。追跡調査するまでもなく、これは夢を現実にする過程の子が多いのにも驚きました。
開業医の息子たちは「おいしゃさんになりたいです」と綴り、今医学生になっています。「おとなになったら○○○○(←お父さんの美容院の名)やります」と綴っていた兄弟は二人ともその道に進んでいます。
「大工さんになりたい」と書いた工務店の息子は、現在建築科の学生だったりします。親はうれしいだろうね。だって働く自分のすがたを見て、子供が同じ道を選んでいるのだから。

玉子たちにはどんな将来が待っているのかな〜?第一は自立するのが目標だし。第二はだいたい方向は決めてるみたいだけど。。。第三がね〜「俺はオヤジみたいになりたくない」発言で家庭内に激震が走ったこともあるけど(これはまたいつか語ります)
ありきたりだけど3人とも、人に迷惑をかけずに実直に生きて欲しいと願います。ちゃんちゃん♪

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2003-02-20 急

急 2月20日(木)


「急がば回れ」「急いてはことを仕損じる」
このことばをイヤと言うほど思い知ったワタクシです〜♪

一週間の中で仕事の量、時間ともにわりと予測がつく木曜日。
久しぶりに友人にアポをとっておしゃべりの予定を入れました。

まあ、予想どおり仕事は順調〜♪お茶を飲みながら正午に到着する仕事を待っていました。
「!」ちょっと遅いぞ?事務所に聞いてみると「20〜30分遅れてる」ということでした。でも、それくらいの遅れは予測の範囲。ワタクシ、にっこりと「今日、デートだから〜。ふられたら会社のせいね♪」と軽口をたたく余裕もありました。

しっかし遅いんじゃっ!ちょっと時計を見ながらイライラ。。。
その時点で友人には遅れる旨、連絡をいれましたが。。。

大幅に遅れて到着した仕事。。。でもワタクシ、やっぱり急いでいたんですね。
最終的に100円合わないのですっ!げっ!
ワタクシたちの仕事で「現金が合わない」ということは「あってはならないこと」
たかが1円といえども、徹底的に調査しなければなりません。
100円くらい、自腹を切って埋め合わせることができるなら。。。嗚呼〜!

結局、バンクマシーンのミスで100円少なくカウントしていたのですが。。。
原因がわからないときは、マジであせりましたよ。パニック寸前というか。

でも、友人との待ち合わせにはなんとか間に合い、時間を忘れておしゃべりしました。楽しかった〜♪
「時間をわすれて」楽しんだおかげで。帰りもダッシュを余儀なくされましたが。

一日中、急いでいたような今日でした。ちゃんちゃん♪

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2003-02-19 こらっ!

こらっ! 2月19日(水)


最近、配偶者の帰りが遅いのだ。
この不況の時に忙しいのはけっこうなのだが、毎晩遅すぎる。

おとついの朝、いつもの時間に出かけて、帰ってきたのがきのうの朝。
その間、連絡もなし。メールを送っても返信なし。(あとで聞いたら休憩時間もなかったらしい。。。某国の強制労働所かよっ!)
若い時なら少しくらいの無理はきくだろうが、もうおっさんなのだぞ。
以前、脳の手術もしているから、さすがに心配になるじゃない。

きのう23時間ぶりに帰宅した配偶者に
「きょうは絶対、休んでよっ!」と言った。
「社員の代わりはいても配偶者と父の代わりはいないんだからねっ!」
配偶者、1日寝てました。

こらっ!会社!社員つぶす気かぁ〜〜〜?ボクは怒っているのだぞ。

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2003-02-18 W

W 2月18日(火)


わが家の「ダブル受験」。。。午後に届いた第三の吉報で終了しました。

第二も第三も「推薦」で一足早くサクラサクとなったわけで、やっぱり親としては安心しました〜♪

今回の受験では2人とも「芸に助けられた」という感がありますが。。。これまでみんなが遊んでいる時も、塾に行ってる時もひたすら泳いできたのだから。。。そのがんばりに対してのご褒美の「早期合格」だと思いたいです。

なによりありがたいのは、2人とも国立と公立の学校に合格してくれたということ☆特に第二は国立大進学が「県外に出す」必須条件だったので。。。

あらためて、おめでとう♪第二、第三っ!そしてありがとう。
春からは大学生と高校生だなんて。。。なんだかまぶしいよ。

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2003-02-17 もたくそ物語

もたくそ物語 2月17日(月)


その駄菓子屋にはちゃんと「K商店」という名前がありましたが、誰もそう呼んでいませんでした。
「もたくそ行ってきま〜す」と言って玉子たちはこづかいをにぎりしめてその駄菓子屋に通いました。
店番をしているおばあちゃんが「もたもたしているクソばばあ」なので「もたくそ」と言うらしいのですが。。。

いつからそこで商売をしているのかわかりませんが、親子二代でもたくその顧客だったという人もいたので。。。ずっとこの地域のガキのパラダイスだったのだと思います。ときどき「糸つき三角飴」などを玉子にもらったりしました。
遠足の前の日など、もたくその前の狭い道路は子供たちの自転車で埋まります。
決められた遠足おやつの金額内でどれだけ多量の駄菓子を買うか。。。子供たちは
計算しながら駄菓子を買いあさります。

ある日、午後になってももたくその戸が開きませんでした。
「もたくそが死んだ」というニュースはあっという間に地域じゅうにひろがりました。ひとり暮らしのもたくそのばあちゃんは、急病でひとりで亡くなっていたのです。

元気だったころ、もたくそのばあちゃんは売れ残ったミルクパンをノラ猫やスズメに与えていました。いつももたくその前には子供たちと猫と鳥がいました。

もたくそばあちゃんが亡くなって数日後、学校帰りの第三が言いました。
「もたくその前に猫がいた。おすわりしてじっと閉まった戸の方を見ていたよ。スズメもたくさんいた。本当にもたくそ死んだんやね。。。」

それから子供たちはコンビニやスーパーで菓子を買うようになりました。
でも。。。その菓子は衛生的かもしれないけど。。。なんか温かみがないような気がします。
「もたもたしているクソばばあ」失礼極まりない表現だけれど、子供たちは愛情込めて「もたくそ」と呼んでいたのです。思い出をいっぱいありがとう、もたくそ。

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