群 2月7日(金)
私が小学校6年の時のクラスにはふたつの女子のグループがありました。私をふくむ数人がどちらのグループにも属さない集団を作っていたので、はたから見れば三つのグループに見えたかもしれませんが。。。
その2つのグループと私たちの集団の大きな違いは「リーダーがいない」「決まったアジト(この場合、誰かの家)がない」「掟がない」「仲間はずれを作らない」ということでした。
反目し合う二つのグループのメンバーは口をきくことすら禁じられていたようでした。私たちはどっちのグループともおしゃべりしましたが。。。
ついにある日、抗争が起きました。給食時間に担任がふたつのグループのメンバーを教室の前に並べ、全員にビンタをくらわしました。男子と私たちはし〜んと静まり返って冷めたクリームシチューを音をたてないように食べていました。あの味は今でも忘れられません。
ひとりの女の子が、そのグループ内でいじめられました。内部抗争です。はじき出された彼女は自然に私たちと行動をともにするようになりました。
その年の(翌年か〜)お正月に、彼女から届いた年賀状に書かれていたことば。。。
「Mちゃん(わたし)たちのグループに入れてくれてありがとう」
私、不思議でした。なんで「ありがとう」なんだろう?私たちはグループじゃないのに。。。でも、彼女は居場所が欲しかったんだね。。。
私は男の子ばかりだから、あまり「仲良しグループ」みたいなものには縁がありませんでしたが、女の子を持つ友人はよく子供の友人関係のことを心配していました。女の子は群の中にいることで安心するのでしょうか?
ところがっ!子供の世界だけではないのです。おばさんと言われる年齢になっても、女が集まる職場では必ずといっていいほど「仲良しグループ」ができるのです。ちゃんとリーダーがいたりして。。。
本当に女ってヤツは。。。うざい生き物ですわ。。。 |