嘘 2月2日(日)
小さいころ、嘘をついたのが親にバレて、ワタクシ川に捨てられそうになりました。鬼と化した母に抱きかかえられて川に運ばれる途中、兄が追いかけてきてワタクシの手に数粒のマーブルチョコレートを握らせてくれました。あの時、手の平に残った溶けたチョコレートの色が「嘘」の色として今でも残っています。
ワタクシに嘘はいけないと厳しく教え込んだ母が、平気で嘘をついているのを見て追求したら「大人になったら(嘘も方便)って場合があるんや」と言いました。
ワタクシもお年頃になり、親に言えないことのひとつやふたつ(みっつかよっつ。。。)出てきました。そりゃあ、平気で嘘はつけませんでしたが、「親に知られて心配させるよりは、嘘をついたほうがいい」と自分に言い聞かせ、やましさをごまかしました。でもね、今思うと、親(特に母)はすべてお見通しだったんじゃないかって思います。気づいてて、気づかないふりをしていたんだと思います。
なぜなら、「俺らエッチなんてしてないしぃ〜」という玉子のことばが、真実じゃないってことくらいわかってるもん、ワタクシ〜♪
「エッチなんてしてないと思うけど、ちゃんとコンドームは使いなさいよ。」
「エッチなんてしてないのはわかってるけど、傷つくのは女の子だよ。そこんとこしっかり覚えておきなさいよ」
エッチをしてない玉子に、そう言ってます、ワタクシ。玉子は
「うん、わかった。今はしてないけど、将来気をつけるわ」
と言います。。。しらじらしい親子の会話です。
深夜までの残業続きで、胃を悪くした配偶者に職場の先輩が言いました。
「嘘でもなんでもいいから、適当にからだを休めないと、ダウンするぞ。自分のからだは自分で守らんと。。。」
配偶者、けっこう実直といいますか、イエスマンといいますか。。。会社ではそんなタイプです。それは尊敬すべき点ですが。。。からだ壊してまで会社に貢献してくれなくてもいいです。
先日、深夜まで残業した翌日、いつもの時間に起こしたら「今日は病院に行くといって少し遅刻して出勤するわ。もうからだが持たん」って。
ワタクシ、喜んで嘘に加担しました。
配偶者、ちょっと世渡り上手になったかな〜?
そんなワタクシ、嘘なんてついたことありませんっ!
という嘘を、今日はじめて。。。 |