老 1月7日(火)
突然、第一がお世話になった特学の先生がやって来ました。
「机を整理してしていたら第一くんの懐かしい写真出てきたから〜」
そう言って渡された数枚の写真。。。ことばの訓練を受けていたころ(小学校低学年)の第一、や〜ん、なんて美少年〜(バキッ)
いろいろお互いの近況などを話していて「で、先生、ご家族はお元気?」って聞いたら「それがね〜。おふくろがアルツになって大変だったのよ」って先生。
先生(女性です)とお姉さんとで協力してお母さんの世話をしていたらしいのですが。。。先生のひと言が印象的でした。
「介護って家族がやるものじゃないわ。あれは(お仕事)でやっていただくべきもの。家族だけでやろうとしたら愛が擦り減るよ」
先生、お母さんが70過ぎたころから「処理能力」が部分的に、しかも加速度的に落ちてきたのに気づいたらしい。専門機関で診察を受けたら「たぶんアルツハイマーでしょう。でも、こんな初期の状態でみえる方ってマレなんですよ」って言われたそうです。私、口には出さなかったけど、長年障害児教育にかかわってきた先生だからこそ、お母さんのちょっとした変化を見逃さなかったんじゃないかなって思いました。先生、「家族って(ちょっとおかしいけど、そんなはずはない)って打ち消すことが多いと思うの。でも私と姉は冷静に「これはおかしい」って判断して早めに対処できたの。これって愛が薄かったのかもね〜」と笑っていましたが。
アルツハイマーの家族を抱えた先生一家のお話を聞いて。。。本当に大変なんだと思いました。私、入院中の母のわがままにちょっとまいっていました。でも、まだまだ気だけはしっかりしてる(しっかりし過ぎているっ!)から、幸せなのかな、と思いました。 |