2004-12-26 女満別の夜：網走シリーズ完結
2004-12-26 網走で�C
2004-12-26 網走で�B
2004-12-26 網走で�A
2004-12-23 網走で�@
2004-12-21 みんな、ありがとねぇ〜(^o^)/~
2004-12-18 マイク一本、さらしに まぁ〜いぃ〜てぇ〜♪
2004-12-07 女満別
2004-11-24 風景論
2004-11-23 生きていく密度

網走と女満別空港を結ぶバスや、市内の観光スポットを回るバスは、シーズンオフのためかほぼ貸し切り状態。一番前に座って、運転の邪魔にならないようにと気をつけながら話し掛けると、結局、ずーっと話しっぱなし（笑）。左右に拡がる白銀のなだらかな丘陵は日本の風景には見えない。このへんはみんなビートやじゃがいもの畑だよって、運転手さんが教えてくれる。いやー、この感じがいいなぁ。ランチ、どこかいいとこないですかねぇって聞いたら、自分よく行くとこでいいのならと、市内の網走ビールのレストランの前で止めてくれた。他の運転手さんは、わざわざ北方民族博物館の前で待ってくれてたり（巡回バスなので、降りるときに言ったら覚えていてくれた）、どうせ寿司屋が開くまで時間があるんなら（この寿司屋も実は教えてもらったんだけどね）と切符がないのに港のほうをまわる路線まで乗せてくれたり、いやー、旅の醍醐味、人の気持ちの暖かさに触れさせていただくことができましたぁ〜(^o^)/~

で、ほろ酔い気分ですっかり女満別空港行きのバスの中で寝入ってしまい、運転手さんに起こされて外に出たら「おぉさぶっ！」

「今度来るときはももひき穿いておいでよぉ〜♪」とアドバイスいたただきました（笑）。

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いただいた変わりダネのお寿司。

左からカニのうちこ、イカのうちこ、くじら、です。

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そうそう、網走でお友達ができました。

なんでも何度も何度も脱獄を繰り返し、五寸釘を踏み抜いても３里も走り抜き、五寸釘の寅吉と呼ばれたそうです。

合計七回の脱獄の後、網走に移った晩年は模範囚となって、最後は畳の上で静かに息を引き取ったそうです。

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監獄の風呂に入った後、夕方から寿司屋でビール飲んでひあわせしてましたぁ〜♪ (^o^)/~

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皆さんと一緒にお風呂入ってきましたぁ〜(^o^)/~

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気がついたら自分の誕生日。夕刻からなんとなく、ゆずやＲＣや今井美樹ちゃんを聞きながら仕事しとりましたぁ（笑）　明日から女満別に出張で、こういうときに限ってなんかしら忙しくなるんだよね(ToT)

今夜のお題は、「賽の河原は祭と差異」みたいにしよーかと思って立ち上げたのですが、思いがけずも皆様から祝福のお言葉をいただいて、ヒデキ、カンゲキ！　←ふるっ！


この日記のサイトは、本当に女性の方々の比率が多くて、しかもお子さんをお持ちの方が多くて、子育てというか息子のことを考えるたびに、男というのは、もとい、自分は甘ちゃんなんだとつくづく感じます。

先日、しょーもないほら吹き嘘っぱちうんこ男に仕事の上で引き合わされて、「てめぇ、そんな話を世のおかあさん方が聞いたら、鼻で笑うかぶんなぐられるよぉ」、みたいな沈んだ気持ちになって、つくづく男社会がイヤになりました。が、僕も男なので、ちょっち情けない気分でした。


僕は昔から、男は子供を産めないけれど仕事という子供は産めると思っていて、それなりに懸命にやってきたつもりなのですが、「ひとつ積んでは親のためぇ〜、ふたつ積んでは子供のためぇ〜♪」みたいな感じで、積んでは崩れ、崩れては積んでの繰り返しで、マジで今日は息子のことと同時に自分の来し方行く末を考えました（爆）

で、そんなときに限って、なんだか知らないけれど、ほとんどの仕事関係の方々や仕事の仲間から電話やメールが殺到して、なんだか不思議な一日でした。そういう意味では、とても貴重な誕生日になりました。

正統で確実だけとどうしても別の意図を感じてしまう行政や大手企業絡みの話から、浪漫と欺瞞と怠慢に満ちた話まで、魑魅魍魎と海千山千と明日のゼニと米びつと将来の夢と希望が混濁し、しちゃかめちゃかの一日。


そろそろ自分が本当に変わらんといかんなぁと、ふっと思った今日。
写真は僕がひと目惚れしてしまったある保育園の初代園長と子供たちの写真です。

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さすがに今週は師走の慌しさと年内業務の追い込みと夜の宴席が重なって、
時間があるようなないような、あっという間の一週間でした！

今日は少し余裕があったので、しばし「楽天」三昧（爆）♪

お世話になったあの人に送ろうかな、とか思って見ているうちに、
自分が欲しいものをついつい見てたりして（笑）


で、これは息子へのクリスマス・プレゼント。

この日記にも少し書きましたが、息子は今年わけあって定時制に転校したものの、
ほとんど学校に通うことなく、学校を辞め、以来、家に引き篭もっているような日々。

バイトをすると言ったにもかかわらず、いまだにどこにも行っていない模様。


息子は昨年、中学時代の友達とままごとみたいなものかもしれないけれど、
ヒップホップ・グループを結成し、なんだかサイトを開いて活動？　はしている。

たまにサイトを覗いてみると、新曲が載っていたり、日記が更新されていたり、
コラボレーションと称して、サイトで知り合った人との曲を載せていたりと、
それなりに武者修行はしているようなのだが、これで食っていくというのはまた別の話。


先日、親父の一周忌に強引に呼び出して、
親族一同、学校に行く行かないはいいけれど、だったら職人を目指せと、
やれ板前がいい、コックはどうだ、大工はどうか、いやいやお相撲さん（体重が100kg近くあるんだと(@o@;）はどうかなんて、勝手気侭に言い募るものの、本人はずっと沈黙のまま。

で、親バカは手紙と一緒に、このクリスマスに、マイクを贈ることにした。
なんでも米国産のプロ用のボーカル・マイクとかで、楽天でも結構値が張るんよ。

パパは、頭一つで渡世を渡っていこうと思って悪戦苦闘しているんだけれど、
でも、自分の武器は持ったほうがいいし、持つならばちゃんと磨きなさいと。


包丁ならぬマイクひとつで渡世を渡り切れるなら、それはそれでよし。
もしもそれで挫折したとしても、その心意気のままに本当に行動して駆け抜けることができたなら、
その経験は、必ず次に生きるはずだと、パパは信じています。

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最近、月１回の研究会を開催していて、そのテーマやゲストを決めたり、結果をレポートにまとめたりしていると、一日２４時間が、あっという間に過ぎてしまう。

って、パソコンを前に、書けない書けないと悩んでいる時間が大部分なんだが（爆）


再来週、久しぶりの北海道への出張が入ってきた！

北見に行くので、利用する空港は女満別。

おぅおぅ、オホーツクへの玄関口ではないかっ！


前日入りの２２日の午前中が仕事なので、２３日の祝日までいようかなぁ。。。

海の幸がうまいんだろうなぁ。。。温泉とかもあるのかなぁ。。。

さっきから、レポートのまとめそっちのけで、インターネットで検索してたりして（笑）

近くにはサロマ湖も屈斜路湖も、あの阿寒湖まであるではないか！

網走も近いし。


健さん気取って、ちょっち骨休めしてこよっかなっ♪

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昔、柄谷行人の、確か「日本近代文学の成立」みたいなタイトルの本を読んで、そのなかにあった風景論にいたく共感したことを思い出した。


風景とはかつて、人間とは切り離された外部としてあった。

しかし、近代絵画や近代小説が、風景に内部を、すなわち心象を映し出す鏡としての風景を見出してから以降は、風景（外部）は変容してしまった。


記憶違いだったらゴメンなさい（笑）
でも確か、こんな類の言葉が書いてあった。


これで言うと僕が彷徨っているのは近代絵画や小説の世界。
内部の心象風景と、外部の物理的な風景とが混濁している。

最近は、本当に、リアリストになりたいと思う。
以前はロマンチストでいいやと思っていたけれど、
固定された現実を変革できるのは、ロマンチストの精神を保ったままのリアリストでしかありえないと、本当にそう思う。

リアルであるということは、現実を瞬間に理解し把握できる目を持っているということで、それは仏蘭西のランボーが言う、見る人、ということだと思う。


※写真は六本木ヒルズを西麻布方面から夜仰ぐの図。
　日本の甲冑をイメージして設計されたというそれは、まさに砂上の楼閣、バビロンの城のようでした。

※そのまま六本木交差点方面に向かってムツカシイ顔して歩いていたら、
　「おっぱい吸って舐めて揉んで40分7,000円ポッキリ！」
　と言い寄る客引きのおにいちゃんに遭遇して現実に引き戻されました（◎o◎）/~

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もう惑わないと言われる歳を過ぎても、
日々、頭のなかはいろんな想いや感情で一杯イッパイ。

なんだかなー。。。


富士山に登ると決めた人だけが富士山に登ることができるんだよ、
なんて後輩に毎日言ってたのに、ふと振り返ると、みんな自分の山に登ってて、
なんだか自分だけが取り残された気分・・・

言葉で理解していることと、その言葉の真の意味を生きることとは違うんだよね。

言葉に酔いやすい僕は、いつも同じ過ちを繰り返す。

言葉は、怖いなぁ。。。


こんな感情を抱いている自分を見つけて、なんだかとても寂しかったし、
そんなことはないよ、おまえがやろうとしていることは、とか、
おまえがいままでしてきたことは、なんて、
自分で自分を叱咤激励しようともしたけれど、
その感情の根っこをやっぱり曖昧にしてはいけないね。


前の社長が死んで、同窓会＋偲ぶ会的な催しの話が自然発生的に出てきたけれど、
それぞれの想いや立場の違いが本当に万華鏡のように異なっていて、なんとも言えなかった。

この週末、飛騨で○○さんを偲ぶ会があったけど、やっぱり、というか当たり前だけど、本当にいろいろなスタンスというか、温度差も含めて、人間模様があった。


なんと言えばいいのか、ここんところ、自分のなかの密度が変化しているような気がしている。

なんてね、実際のところは相変わらず仕事に追われたり、夜中まで打ち合わせと称しておいしい料理とおいしいお酒を飲んでいるだけなんだけどさ（笑）。


言葉は自分を縛りもするから、少し言葉を外れて見る人になりたいと思う。

見る人というより、見ることができる人、ということかな。


もちろん、それは自分も含めてなんだけどさ、
それが一番難しかったりするんだよなぁ。

自戒の念を込めて。。。

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