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須木成の「七転び八起き」

〜むかし成田山の占い師に「あんたは大器晩成」って言われたっけ。あせらずに、一歩一歩〜

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-10-31 女の人は苦手だね♪
2006-10-30 永遠の嘘をついてくれ
2006-10-23 那智勝浦の海にて
2006-10-21 那智の大滝
2006-10-18 食べてみたかったけど・・・
2006-10-16 旅の記録@
2006-10-11 すべての、自分自身と戦っているあなたへ
2006-10-10 サイコロをまた、振ってみっか
2006-10-05 人生の並木道 ←違うって!
2006-10-03 最近なんだかいろんなことを考えちゃったりして・・・


2006-10-31 女の人は苦手だね♪


昨夜から、なんとなく拓郎のコンサート映像にはまって、何度も観てる。


君よ 永遠の嘘をついてくれ

いつまでもたねあかしをしないでくれ


永遠の嘘をついてくれ

一度は夢を見せてくれた君じゃないか




これは拓郎への応援歌であるはずだと昨夜書いたけど、ここの歌詞が一番きつい。

中島みゆきは、しかし、平然と、至極堂々、至極さらりと歌い上げ、その直後、この映像のように拓郎に流し目の視線を送るのであった。



女の人は凄いね。




この曲で中島みゆきを見送った後、拓郎は「驚いたね♪ こっちも緊張ーしたね♪」と言ったあと、「女の人は苦手だね」とポツリつぶやいたのであった。



あぁ、ほんに僕もそう思う(爆)

先頭 表紙

ベルさん♪ ご明察!(爆) / 須木成 ( 2006-11-03 02:28 )
と言いながら、やっぱ女の人の事好きなんだ(^-^; / ベル ( 2006-11-03 01:05 )

2006-10-30 永遠の嘘をついてくれ


「永遠の嘘をついてくれ」 曲・詞 中島みゆき

ニューヨークは粉雪の中らしい 成田からの便はまだまにあうだろうか
片っぱしから友達に借りまくれば けっして行けない場所でもないだろう
ニューヨークぐらい

なのに永遠の嘘を聞きたくて 今日もまだこの街で酔っている
永遠の嘘を聞きたくて 今はまだ二人とも旅の途中だと

君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ

この国を見限ってやるのは俺のほうだと 追われながらほざいた友からの手紙には
上海の裏町で病んでいると 見知らぬ誰かの下手な代筆文字

なのに永遠の嘘をつきたくて 探しには来るなと結んでいる
永遠の嘘をつきたくて 今はまだ僕たちは旅の途中だと

君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ 一度は夢を見せてくれた君じゃないか

傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく 放っておいてくれと最後の力で嘘をつく
嘘をつけ永遠のさよならのかわりに やりきれない事実のかわりに

たとえくり返し何故と尋ねても 振り払え風のようにあざやかに
人はみな望む答えだけを 聞けるまで尋ね続けてしまうものだから

君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ

君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ



今日も拓郎の嬬恋コンサートをNHKはBS−2でやっていた。ついつい録画してしまった僕がいた。

で、「イメージの詩」も「落陽」もろくに歌えない僕が、一番はまったのが、拓郎が人に作詞作曲を初めて依頼したという「永遠の嘘をついてくれ」だった。


'94年、泉谷しげるの呼びかけでニューミュージックの御大が集まったチャリティ・コンサート『日本を救え!』で拓郎は中島みゆきの『ファイト!』を弾き語りで唄った。

たたかう君の歌を たたかわないやつらが笑うだろう ファイト!

この歌はまるで拓郎のオリジナルのように拓郎にフィットしていたらしい。中島みゆき・作と知らないファンは、拓郎の歌だと勘違いしたようだ。それほど『ファイト!』は紛れもなく拓郎の歌になっていたという。

拓郎は『ファイト!』を歌ってみて、これは自分の歌だと感じた。こんな歌を自分は歌いたいんだと。

それから拓郎は95年、ニューアルバムのレコーディングの直前、中島みゆきを食事に誘った。まだ拓郎がフジテレビの人気番組で意外な復活を果たす前の話だ。二人がきちんと向かい合って話をすることは、初めてだったという。

拓郎が詞・曲を他人に頼むのは、異例中の異例のことだ。「遺書のような曲を」と、拓郎はそう彼女に頼んだという。

レコーディングのためバハマに発つ前日にやっと、中島みゆきのデモ・テープが拓郎に届けられた。このテープが遅れたために、拓郎は出発前に一睡もできなかったという。デモ・テープには、中島みゆきの泣き叫ばんばかりの思いを込めた歌が入っていたらしい。

それがこの「永遠の嘘をついてくれ」

どう考えても、これは中島みゆきから拓郎への応援歌、ファイトだと思う。



人間て面白いな。

出会いはもっと、素敵だな。

先頭 表紙

織姫さん♪ なんか引力ありましたよね、あの映像は♪ / 須木成 ( 2006-11-03 02:27 )
ベルさん♪ いやぁ、日記読ませていただきました。まじで人間でよかったっす(爆) / 須木成 ( 2006-11-03 02:26 )
我が家でも家族中(高一と中一の子供たちも!)でテレビに釘付けでした。 / 織姫(録画してあるっていうのにさ ( 2006-10-30 19:41 )
私人間でよかったよ(笑) / ベル ( 2006-10-30 10:29 )

2006-10-23 那智勝浦の海にて


パパ、たまにはいいね、こんな旅。




そうだろー♪ 魚はうまいし、温泉に入ってお肌もつるっつるになったし♪




足湯は残念だったね。二人ともちょっと足が届かなかった(爆)




うーん、その写真も撮りたかったんだけど、ちょっとギャラリーが多かったな(笑)




またこようね、パパ。




めぐ。。。(T_T)  明日からまた仕事がんばるぞ♪

先頭 表紙

うん。。。この写真はかなり気に入ってるし(笑) / 須木成 ( 2006-11-03 02:25 )
かといって今更引っ込めるわけにもいかんのね・・・(-_\) / こたろ ( 2006-10-31 00:16 )
うーん。。。 さすがにみんな引いてしまって、つっこみもできないかと・・・ / 須木成 ( 2006-10-28 01:35 )

2006-10-21 那智の大滝


パパ、ここはどこ?


那智の大滝だよ。滝そのものが御神体なんだ。
上に注連縄が見えるだろう。


うーん、雨でよく見えないかも。。。


熊野には、巨石や洞窟など、自然そのものが祀られているところが多いんだ。この大滝もそのひとつだね。


ふーん。でも、私たちを持ってくれている人たち、びしょぬれじゃん!









気功整体をしてくれている方のお師匠さんというのは、中国に20年間も修行に行っていらした方らしく、今回の旅行では、そのお師匠さんを取材に来たという某老舗健康雑誌の編集長と二日間、行動を共にさせていただくこととなった。その編集長はとても柔和な感じの方だったので、僕は意を決してカバンからめぐたんとパパを取り出した。


「すみません、決してあやしいものではありませんが、できましたら滝の前にこの二人を掲げて持っていただけますか?」




この二つの手は、左が某健康雑誌編集長、右が整体の先生である。

すまんこってした(爆)

先頭 表紙

ねんねこ先生♪ 慌ててカバンから出しただけだったしねぇ(爆)! / 須木成 ( 2006-10-28 01:38 )
ゆこまるちゃん♪ そーなんよぉ。撮ってるときは、早く終わらせなきゃと気が気でなくて(笑) / 須木成 ( 2006-10-28 01:37 )
こたろさん♪ 心配・ご・む・よ・お♪ / 須木成 ( 2006-10-28 01:37 )
ベルさん♪ いやいや、そのぉ・・・(爆) / 須木成 ( 2006-10-28 01:36 )
まーこさん♪ 頼む瞬間、結構、勇気いりました! / 須木成 ( 2006-10-28 01:36 )
ぶはははは。ドール菌が感染するといいねぇ(爆)めぐたんの髪の乱れが悪天候をよりリアルに表現してますね。 / ねんねこ先生 ( 2006-10-26 10:16 )
あとでめぐたんはちょっとぷんぷんかもですね。「髪の毛がお顔にかかってる写真になっちゃった〜(_ / ゆこまる ( 2006-10-24 05:40 )
だいぶキテるよね・・・心配だ・・・ / こたろ ( 2006-10-22 13:43 )
(* ̄m ̄)スゴイ!頼んだのかぁ〜ヤルナ(笑) / ベル ( 2006-10-21 11:48 )
うきゃきゃきゃ〜めぐちゃんとパパの画像も可愛いけど、頼んでる姿想像しちゃったら・・・(o^m^o) / まーこ ( 2006-10-21 10:09 )

2006-10-18 食べてみたかったけど・・・


もう、駅前のお店自体がなくなってるみたいで、どこを探しても見つからず。















那智勝浦の、幻のお饅頭みたいどした・・・

先頭 表紙

トンポーロー饅、長崎中華街名物豚の角煮饅です。 / 揚水 ( 2006-10-28 23:04 )
ベルさん♪ そそそ、ふかひれは少しはいけると思います。問題はまぐろのほうで・・・ / 須木成 ( 2006-10-28 01:41 )
揚水さん♪ なんか謎! / 須木成 ( 2006-10-28 01:40 )
ほのぴ〜さん♪ なんかいいっしょ♪ / 須木成 ( 2006-10-28 01:39 )
ふかひれ饅頭は挑戦しとうおます(^^ゞ / ベル ( 2006-10-20 08:37 )
東坡肉饅みたいなものかしら。 / 揚水 ( 2006-10-18 21:17 )
まぐろに、ふかひれ〜〜〜〜〜 / ほのぴ〜 ( 2006-10-18 19:32 )

2006-10-16 旅の記録@


ねぇ、パパ。ここはどこ?





おもむろにバッグから出されためぐたんは、少し不安顔。。。



いまね、和歌山を出たとこさ。これから串本を抜けて那智勝浦まで行くんだよ♪

那智勝浦まで行って、どうするの?

気功をやっている整体の先生がいてね、あの心理療法士の先生に紹介してもらって、以来、その先生が東京に来る時はいつも診てもらっているんだけど、「もう、身体ボロボロですね」って、「いつおかしくなってもおかしくない身体です」って言われてて、ちょうど仕事で和歌山に来る機会があったから、少し集中的に治療をしてもらおうと思ってさ。

ふーん。。。

いいぞぉ、熊野は。緑が濃いし、海は深いし。温泉もあるし、魚もおいしいし。

前に行ったことあるの?

初めてだけど・・・

・・・ ・・・ ・・・

それに、なんたって中上健次が生まれた場所の近くなんだ。時間があれば彼が生まれ育った新宮も見てまわれるかもしれないぞ♪ ほらほら、ここが『枯木灘』だ! 初めて見た! あぁ、これが枯木灘かぁ。うおぉぉぉぉぉ。感動するなぁ。。。枯木灘というのは中上健次の三部作のひとつで、パパはこの主人公の秋幸が大好きで・・・

よくわかんないけど、撮影中、変態さんに間違われておまわりさんに捕まらないように気をつけてね。

・・・ ・・・ ・・・




と、めぐたんとパパの、初めての珍道中がはじまったのでありました。

先頭 表紙

ねんねこ先生♪ 人生、勇気が必要だ♪、ですね(笑) / 須木成 ( 2006-10-28 01:44 )
みなみさん♪ 気功のポーズ、いくつか教わったんですが、すでにかなりんとこ忘れてまふ。 / 須木成 ( 2006-10-28 01:43 )
まーこさん♪ まともなつっこみ、ありがとうございます♪ / 須木成 ( 2006-10-28 01:42 )
ぐはははは!ついにここまでスル様になったのねぇ。人間、人目を気にしなくなったらオシマイですよぉ。と、言ってみる。(^m^) / ねんねこ先生 ( 2006-10-18 23:44 )
いつおかしくなってもおかしくない身体……ちょっとなぞかけのようで目がとまりました(笑……いや笑い事じゃない) 自然と整体のパワー、そしてめぐたんとの旅行で元気になれましたか? / みなみ ( 2006-10-18 11:17 )
娘と二人の旅行ですか・・・いいですね♪  / まーこ ( 2006-10-16 00:36 )

2006-10-11 すべての、自分自身と戦っているあなたへ


ファイト

あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎたこぶしの中 爪が突き刺さる

私 本当は目撃したんです 昨日 電車の駅 階段で
ころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い
私 驚いてしまって 助けもせず 叫びもしなかった
ただ恐くて逃げました 私の敵は私です

ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

暗い水の流れに 打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは 傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて 魚たちのぼってゆく

勝つか負けるか それはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました

ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

薄情者が田舎の町に あと足で砂ばかけるって言われてさ
出てくなら おまえの身内も住めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにして やっぱり燃やせんかったこの切符
あんたに送るけん 持っとってよ 滲んだ文字 東京ゆき

ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

あたし男だったらよかったわ 力ずくで男の思うままに
ならずにすんだかもしれないだけ あたし男に生まれればよかったわ

ああ小魚たちの群れ きらきらと海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく

ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

ファイト!



この詩を検索してたら、拓郎と中島みゆきって、いろいろ接点あるみたいですね。
いままで知らなかったんで新鮮な驚きです。確かこの曲はマッキーもカバーしてたような。

タイトルは、この詩を読んでて、ふと思いついた言葉です。


あの不思議な夢を見てから、いま、半年の心理学講座なんかを受けています。
もちろん学術的なものではなく、プロカウンセラーの方の実践的なものです。
プロカウンセラーになろうという気はあまりないのですが、おもしろいです。
メールが二日に一度は送られて来ていて、宿題がいまかなり溜まっています(笑)


そのメールを読んでいると、あらゆる現象が自己の心的状況のリフレクト(反応)だというような気がしてきます。

もちろん、そんな心的状況を引き起こした家庭環境や社会環境、身体的特性などという自分では変えられない事象が毅然としてある、という前提に立ってのお話ですが、だからこそ、「ファイト!」って言いたいような気がします。

そんな詩ですね。

先頭 表紙

亜利沙さん♪ 負けてよし、勝ってよし。これって小泉(首相)語録らしいっすよ♪ / 須木成 ( 2006-10-18 00:53 )
ねんねこ先生♪ 戦っている先生も美しいけれど、たまには息も抜かないとね。 / 須木成 ( 2006-10-18 00:51 )
ベルさん♪ もう、誰を相手にするにせよ、戦いは終わりにしないとね。 / 須木成 ( 2006-10-18 00:50 )
うつぎさん♪ 的確な突っ込み、ありがとうございまする。 / 須木成 ( 2006-10-18 00:49 )
揚水さん♪ 自分自身と戦うこととは、本当はもう、卒業しないといけないんだとは思いますでふ。 / 須木成 ( 2006-10-18 00:48 )
こたろさん♪ こちらもコメントしようもないだす。。。 / 須木成 ( 2006-10-18 00:47 )
まーこさん♪ DVD映像、見ましたよん♪ / 須木成 ( 2006-10-18 00:46 )
リクエストに答えて下さって本当に有難うございますm(__)m『私の敵は私です 』・・・だから、私も負けないように頑張ります(^^ゞ / 亜利沙 ( 2006-10-15 22:41 )
あ、うつぎさん、ご教授ありがとうございました。 / 揚水 ( 2006-10-14 20:56 )
スーパードライになれない貴方にはカウンセラーは向いていないですねって昔言われたなぁ・・・感情移入しちゃイカンとさ。え〜え〜 アタクシは何時だって戦っておりますわ。(^m^) / ねんねこ先生 ( 2006-10-13 18:06 )
戦う気力が無くなって来た・・・誰かが尻つついてくれたら、やっとって感じ(爆) / ベル ( 2006-10-12 09:48 )
揚水さん宛:それは中島みゆきさんの「やまねこ」ですね。ちなみに「親からもらった」ではなく、「天(そら)からもらった」でありまする。 / うつぎ@横から失礼しました〜 ( 2006-10-11 23:11 )
「親からもらった贈り物が、この爪だけなんて」って「山猫」との言葉も出てくる歌詞の歌、うーん、なんだったっけかなー。最近あまり戦ってないかもしれないです、自分と。 / 揚水 ( 2006-10-11 20:23 )
私はこの歌を歌うと忘れかけていた獣のようなちょっとささくれ立った闘争心が蘇ってくる。。。それだけに胸が痛い。 / こたろ ( 2006-10-11 02:08 )
ファイト!! おしっ、ありがたく いただいて帰ります。 / まーこ ( 2006-10-11 01:06 )

2006-10-10 サイコロをまた、振ってみっか


「落陽」

しぼったばかりの 夕陽の赤が 水平線から漏れている
苫小牧発 仙台行きフェリー

あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテープを拾ってね 女の子みたいにさ

土産にもらった サイコロふたつ
手の中で振れば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく

女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直者さ この国ときたら賭けるものなどないさ
だから こうして漂うだけ

土産にもらった サイコロふたつ
手の中で振れば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく

サイコロころがし あり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち
身を持ち崩しちまった男の話を聞かせてよ サイコロころがして

土産にもらった サイコロふたつ
手の中で振れば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく




またまたリクエストにお答えしてしまいましたが(笑)、実は僕は拓郎の唄は、あんまりよくは知りません(爆)。


僕の親父は博打(ばくち)で身を持ち崩し、僕の祖父は酒と女にのめり込んで宵越しの金を持ったためしがない職人のまま貧乏な人生を歩んてきたと聞いていたために、僕は品行方正に生きざるを得なかったのですが、振り返ってみると、両者の血を色濃く受け継いで同じイバラの道を歩いてしまっていることに愕然としてしまいます。

考えてみれば、自営業の仕事なんて毎日が博打みたいなものだし、ここんとこずっと酒びたりの日々だし、離婚の原因も女性問題で、以来、女好きの自分との葛藤の日々だし(爆)


僕が団塊の世代のこと嫌いなのは、歌ってる(言ってる)ことと実人生とが一致しない、という点ですが、まぁ、そんなことはどうでもいいか。いい歌だと思います。



「たどりついたらいつも雨ふり」

疲れ果てていることは 誰にもかくせはしないだろう
ところがおいらは 何のために こんなに疲れてしまったのか
今日という日が そんなにも大きな 一日とは思わないが
それでもやっぱり 考えてしまう ああ このけだるさは何だ

いつかはどこかへ 落ち着こうと 心の置き場を探すだけ
たどり着いたら いつも雨降り そんなことのくり返し
やっとこれでおいらの旅も 終わったのかと思ったら
いつものことではあるけれど ああ ここもやっぱりどしゃ降りさ

心の中に傘をさして 裸足で歩いている自分がみえる

人の言葉が 右の耳から 左の耳へと 通りすぎる
それほど 頭の中は からっぽになっちまってる
今日は何故か おだやかで 知らん顔してる自分がみえる

先頭 表紙

ねんねこ先生♪ コメントしようもないわさ(笑) / 須木成 ( 2006-10-18 00:45 )
揚水さん♪ ホント、年齢不詳ですよね、揚水さんて! / 須木成 ( 2006-10-18 00:44 )
アタシは60になった拓郎にイメージの詩だの青春の詩だの歌ってほしくないわさ。 / ねんねこ先生 ( 2006-10-10 21:55 )
リクエストにお応えくださってありがとうございます。僕は来月36になりますよ、とマジレス。なんで拓郎だの泉谷だの知ってんだろ? / 揚水 ( 2006-10-10 18:38 )

2006-10-05 人生の並木道 ←違うって!


イメージの詩 ※リクエストにお答えして

これこそはと信じれるものが この世にあるだろうか
信じるものがあったとしても 信じない素振り
悲しい涙を流している人は きれいなものでしょうね
涙をこらえて笑っている人は きれいなものでしょうね

男はどうして女を求めて さまよっているんだろう
女はどうして男を求めて 着飾っているんだろう
いいかげんなやつらと口をあわせて 俺は歩いていたい
いいかげんなやつらも口をあわせて 俺と歩くだろう

たたかい続ける人の心を 誰もがわかっているなら
たたかい続ける人の心は あんなには燃えないだろう
傷つけあうのがこわかった昔は 遠い過去のこと
人には人を傷つける 力があったんだろう

吹きぬける風のような俺の住む世界へ 一度はおいでよ
荒れ果てた大地にチッポケな花をひとつ 咲かせておこう
俺もきっと君いる太陽のあるところへ 行ってみるよ
そしてきっと言うだろう 来てみて良かった 君がいるから 

長い長い坂を登ってうしろを見てごらん 誰もいないだろう
長い長い坂をおりてうしろを見てごらん 皆が上で手を振るさ

きどったしぐさがしたかったあんた 鏡を見てごらん
きどったあんたが映ってるじゃないか あんたは立派な人さ

激しい激しい恋をしている俺は いったい誰のもの
自分じゃ言いたいのさ 君だけの俺だと 君だけのものなんだよと

裏切りの恋の中で俺は一人もがいている
はじめからだますつもりでいたのかい 僕の恋人よ

古い船には新しい水夫が乗り込んで行くだろう
古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう
なぜなら古い船も 新しい船のように新しい海へ出る
古い水夫は知っているのサ 新しい海のこわさを

いったい俺たちの魂のふるさとってのは どこにあるんだろうか
自然に帰れっていうことは どういうことなんだろうか
誰かが行ってたぜ 俺は人間として自然に生きてるんだと
自然に生きるってわかるなんて なんて不自然なんだろう

孤独をいつの間にか 淋しがりやとかんちがいして
キザなセリフをならべたてる そんな自分を見た
悲しい男と悲しい女の いつものひとりごと
それでもいつかはいつものように 慰めあっている



ここんところまた、仕事の上で腹立つことがめっさ続いたりしてて、それでもいろんな話が舞い込んできて、この一ヶ月、ほとんど休んでいないんよ。

すると不思議なもので、ふつふつフツフツと、怒りがどこからか湧き上がってきちまって、飲んで帰ってきたのに夜中の三時過ぎまで仕事に向き合っちゃう悲しい自分がいたりもして、トホホです。

汚れちまった悲しみに 今日も仕事の降りかかる(爆)


個人的には僕は、団塊の世代の方々があんまり好きくなくて、あんたらがこんなに世の中悪くしたんだろうと思う気持ちがあったりもして、そのひとまわりかふたまわり上のおじいちゃんやおばあちゃんか、同世代のほうが気が合うのだが、じゃあお前はいままでどれだけのことをしてきたのかと問われると、ほとんど言葉を失ってしまう自分がいたりして、途方に暮れてしまいます。


そんなとき、それも深夜に、ふつふつふつ、フツフツフツと、いろんな思いが交錯してしまうのです。



人生、折り返し地点なのかなぁ ←もう年齢的には十分越えてるって(笑)

先頭 表紙

こたろさん♪ クルマのマークUならわかるけど(汗) / 須木成 ( 2006-10-18 00:43 )
揚水さん♪ 泉谷もシチャカメチャカでいいですよね♪  / 須木成 ( 2006-10-18 00:42 )
君が好きさん♪ はじめまして。次回までに歌詞を仕入れて起きまふ♪ / 須木成 ( 2006-10-18 00:41 )
亜利沙さん♪ 便乗、ありがとうございますぅ / 須木成 ( 2006-10-18 00:40 )
こたろさん♪ たどり着いたらいつも雨降りの、その翌日は晴れるのかな(笑) / 須木成 ( 2006-10-18 00:39 )
こんな長い歌詞よくも堂々載せたね#サトウキビ畑も全部載せなさい。ザワワもちゃんと書くように( ̄^ ̄;) / ねんねこ先生 ( 2006-10-06 17:13 )
「マークU」も好きだったりします。思いっきりメジャー路線で「あの素晴らしい愛をもう一度」なんかも(ノ_-、)カムバック / 大人になりきれない@こたろ ( 2006-10-05 21:32 )
では僕は「祭りのあと」でお願いします。アーティスト違いで泉谷しげるさんの「ねどこのせれなあで」でもいいなあ。 / 揚水 ( 2006-10-05 18:24 )
では、「どうしてこんなに悲しいんだろう」をぜひお願いします! / 君が好き@思わずつっこみ! ( 2006-10-05 02:16 )
リクエストに便乗致しますぅ(^^ゞ 中島みゆきの【ファイト】大好きです。宜しかったらお願い致しますm(__)m / 亜利沙@未ログインすみませんm(__)m ( 2006-10-05 01:36 )
リクエストに応えていただきありがとうございました。では「落葉」の後で結構ですので「たどり着いたらいつも雨降り」お願いしますm(___)m / こたろ ( 2006-10-05 01:31 )

2006-10-03 最近なんだかいろんなことを考えちゃったりして・・・


私は 今日まで 生きてみました
時には誰かの 力を借りて
時には誰かに しがみついて

私は 今日まで 生きてきました
そして 今 私は思っています
明日からも こうして 生きて行くだろうと

私には 私の生き方がある
それは おそらく 自分というものを
知ることから 始まるものでしょう

けれど それにしたって
どこでどう 変わってしまうのか
そうです わからないまま 生きて行く
明日からの そんな私です



NHKでさんざんPRしてた先月の嬬恋コンサートもそうですし、
定年世代の番組とかでも流れている拓郎の唄。

先週だったか、いつもの近所のカラオケ・スナックに行ったら、
「あちらのお客さん、嬬恋に行ったんですって」とママさんが教えてくれた。

見るとかなり頭髪登頂〜後が薄くなっている方が、へべれけな感じで頬杖をついている。

他の人の歌う曲には興味がないという風情で、一緒に来たであろう後輩らしき彼より若い人たちの歌にも反応しない。こちらはついついカラオケになると、「かめさんチーム」と「うさぎさんチーム」になって、相手のチームの歌も応援してしまう癖がついているのだが、そのおっさんは、もう、何も反応しない。

で、唐突に拓郎を歌ったのであった。



その日の夜はなんだか70年代ソングになってしまって、僕も数少ないレパートリーから、「あの素晴らしい愛をもう一度」とか「翼をください」とか歌ったけど、実は拓郎の「人間なんて」も歌いたかった(爆)



これだけ生きてきても、やっぱり「明日」も同じように生きてしまって、

そして、それでもやっぱり、どんな「明日」になるのかはわかんないんだよねぇ。。。

先頭 表紙

揚水さん♪ みんな拓郎、好きなんですねぇ。揚水さんて、おいくつ(笑)??? / 須木成 ( 2006-10-10 02:08 )
ベルさん♪ なんかねぇ、そこまでの諦念でもなく、煩悩満開って感じで困ってまふ(爆) / 須木成 ( 2006-10-10 02:02 )
まーこさん♪ 人間は考える葦である、かな(爆) / 須木成 ( 2006-10-10 02:00 )
こたろさん♪ お答えしたけど、やっぱ長い詩だねぇ。。。 / 須木成 ( 2006-10-10 02:00 )
誰かの力をかりっぱなしでいきちょるわたしだ・・・・ / ほのぴ〜 ( 2006-10-04 21:53 )
ううむ、こたさんにいいの先越されましたねえ。では晴れた日の夕方には「落陽」で。明日がくることが、それが希望であるようこの先も過ごしていきたいものです。 / 胡麻パパ ( 2006-10-04 20:41 )
人生の折り返し地点を随分と過ぎてしまった私、身のまわりの友達がどんどん病に倒れていく(-"-;)昔、年寄りが「友達がどんどん居なくなっていくのがなんとも寂しい」って言っていたけど、その気持ちがよく分かる年齢になったと実感してる。 / ベル@命の蝋燭を買い足さなきゃ♪ ( 2006-10-04 08:36 )
私も最近なんだかいろんなことを考えてる・・・・イイことであればいいのですが。。。 / まーこ ( 2006-10-04 02:13 )
明日は「イメージの詩」でお願いします。 / こたろ ( 2006-10-04 00:46 )

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