2004-01-14 騙され続けて（笑）
2004-01-13 親父の背中
2004-01-12 親父が死んで
2004-01-09 賀詞交換会
2004-01-07 明日は
2004-01-07 可愛いあの娘はいまいずこ
2004-01-03 父の入院
2004-01-01 ああああぁ〜、川崎大師は今日も混んでいたぁ〜♪　�@
2004-01-01 ああああぁ〜、川崎大師は今日も混んでいたぁ〜♪　�A
2003-12-31 大掃除に目玉の親父を発見！

親父が骨になって帰ってきた翌日、親父の部屋の片付けをおふくろとした。

10年以上、親父はその部屋で一人暮らしのような生活を続けていた。

引出しや棚を片付けはじめると、いろんな書類が出てきた。

あぁ、これは○○薬品を辞めた後に勤めていた○○病院の給料明細やんけぇ。。。あっ、これはその後に勤めたディスカウントストアの○○○○の明細だぁ。


その明細を見て、僕もおふくろも目を丸くした！

「えっ！！！　確か○○病院では、月給が12、3万円だって言ってなかった？　(@_@;)　」
「次の○○○○も、月々10万円前後の収入しか入らないって言ってたよねぇ！ (-_-;) 」


親父の給料明細に記されていた数字は、○○病院は20万円前後、○○○○は、17、8万円なり。


親父の言うままに、生活費の分担やら借金の返済分を取り立てていた僕らだったのですが、まんまと親父はその裏を斯いていたらしい・・・

差額のお金はどこに消えたのか？？？


「う〜ん、見事にみんな40年間騙され続けて来たんかぁ。。。」

ここまで来るとお見事で、お間抜けな二人はただただもう笑うしかなかったです。

なかなかのタマでした、親父も （−_−）


↓　親父の干支はひつじ。おとなしそうな風情に、してやられたわん♪

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昨年末に親父をおぶった。初めておしめも着けてあげた。

一人でトイレにも行けなくなってしまった父親は、悪臭の漂う部屋に痩せ細った体を横たえていた。汚物を拭き取り、暖かいタオルで局部を拭ってやり、汚れた衣類や布団を取り替えていると、「すまないなぁ」と何度もつぶやいた。足腰は極度に細くなり、骨だけが浮いていた。

そのまま病院に連絡し、ジャージに着替えさせてから、クルマまでおぶって行く。

「しっかりつかまれ」と言って腰を上げると、悲しいほど軽かった。

親父といえば、その広い背中と立派なおち○ち○がうらやましかった。まだ何にも家の事情を知らない頃、親父と一緒にお風呂に入るのが好きだった。親父の背中を流しながら、大人の大きな背中に憧れた。自分のそれとは比べるまでもない局部の大きさに、大人になったらこんなふうになるんだとドギマギした。

お風呂で洗ってくれると、決まってタオルを背中にかけて、その上から熱いお湯を流してくれた。そうするとなぜだか体中が暖まり、魔法のようだった。大人の知恵のように思った。

僕は顔つきが親父にそっくりで、よく親父と一緒に歩いていると、「ほんとにそっくりですねぇ♪」と声をかけられた。それが子供心にとてもうれしかった。背中の大きな親父に似ていることが、妙に誇らしかった。その日までは。。。

親類が集まり、なにやらひそひそと話し込んでいる。それは、親父の処分をどうするのか、というような相談だった。これまでもずいぶん母方の親類からお金を借りていたにもかかわらず、母方の祖父が資金を全額出して購入してくれた土地と家を担保に、サラ金からお金を借り、返済に窮して露見したらしい。

その日から、僕は親父とお風呂に入らなくなった。子供の前では喧嘩をしなかった両親も、感情を露骨にぶつけ合うようになった。僕は自分のなかに親父と同じ血が流れていることを呪うようになった。

それから、ずいぶんいろんなことがあり、ずいぶんたくさんの時が流れた。


親父の背中は、それでも広くて大きかった。骨が浮かび上がり、ガリガリに痩せ細ってはいたが、親父は親父だった。

そんな親父を背負いながら、心のなかで小さく「ごめんね」とつぶやいた。

僕の首に手をまわしておぶわれた親父は、そのとき、何を思ったのだろうか。

先頭 表紙

９日の夜、親父が亡くなりました。

冬の訪れとともに足腰が弱り、師走に入ってからは一人では歩けないぐらいにまで容態が急速に悪化し、年の暮れに診察、即入院となり、あっけないほどあっという間に逝ってしまいました。前立腺癌が背骨に転移していたのですが、不思議と痛みがまったくなかったために、本人も家族も対応が後手後手にまわってしまいました。

親父は、僕や弟が赤ん坊の頃から、麻雀、競馬、パチンコとギャンブルにのめりこみ、昔の法外な利率のサラ金に手を染めて、親戚縁者から何度も助けられながら、一向に悪癖を止めることができず、勝手に家の登記書を盗んでお金を借りたりしたために、とうとう皆から見捨てられ、親族会議で準禁治産者に指定され、会社を辞めた退職金で雪ダルマ式に増えた借金を返済し、その後、細々といくつかの職場を転々としながら、それでも小さな借金トラブルを繰り返し、ついには部屋から一歩も出ない暮らしを続けて、そのままあの世へと旅立っていきました。

思えば、ずいぶん勝手気侭な人生だったと思います。

そんな親でも親は親と、一度家を出た父を呼び戻したのは僕ですが、何を言っても、どう諭しても、一向に改まらない性癖に辟易としていました。しかし不思議なもので、いざ死なれてみると、ああすればよかった、こうもすればよかった、どうしてあの時あんな冷たい言い方をしてしまったのかと、そんな想いに胸が痛みます。

しかも、あんなこともあった、こんなこともあったと、ひどいことをされたりムカついたりしたときのことを家族と思い出しては話すのですが、いまとなってはみんな笑い話になってしまいます。家族揃って馬鹿みたいに同じような話を繰り返しては、酒を飲み、涙を流したりして、ここ数日の夜を過ごしました。

何度、死のうと思ったことか。それでも子供の顔を見たらできなかった。

と親父の悪行を繰り返し言い募りながら、笑って語る母親を見ながら、そういえばこんなこともあったよね、あんなこともあったよねと、親父の悪行を思い出しては語り合い、笑い合うことが、なんだか供養になっているような、そんな気がしました。

「許す」、というような崇高なものとは違うかもしれませんが、そうすることで、僕たちも父を送り、次のステップに行くための心の準備をしていたのかもしれません。

あんだけ人様に迷惑をかけながら、何の苦労もせずに逝けたんだから、しあわせな人生だったよねぇ♪

などと悪態をつきながら、涙と一緒に鼻水がこぼれてきて困りました。

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年末もそうでしたが、年始もどうしても飲む機会が重なってしまいますぅ。

昨夜は30年前（1973年）のイタリア・ワインをいただいたのですが、不覚にも写真を撮るのを忘れて(ToT)/~


で、今夜は新横浜で開催された小さな勉強会の賀詞交換会へ。

ゲストは、博多ラーメンの「一風堂」などの店舗デザインをやっている40代前半の超売れっ子店舗デザイナー。

というか、農学部卒業後、何年かバーテンをしていたという経歴の持ち主で、専門的な教育を経ないまま、

いまではレストランの空間設計はもちろん、家具の製作から箸入れのデザイン、料理の提案まで、

なんでんかんでんしてしまっているという、まさにパワフルな人だった。


昭和30年代の、同時代の元気な人に会うと、やっぱり刺激を受ける。

僕たちの世代は、この前の昭和20年代生まれの団塊の世代の後なので、あたかもぺんぺん草一本も残っていないような、

学園紛争から反体制、ヒッピーにアイビーに、ポパイ、ビートルズにフォークに到るまで、

ほとんどすべての事柄を上の世代に先取りされるような形で、しかもそれを体験しているから、

下のしらけ世代とも相容れず、それでもなんとかという感じでいる世代なので、

そういうところから新しく生まれてきているものというのは、とてもうれしい♪


余談ですが、団塊の世代は、好きなことを好きなようにしてきて、反体制のふりして、実は隠れ権力志向の人が多い気がして、

あまり好きくない人が多いのです（爆）


まっ、とにかく、ビールと「いいちこ」だけの質素な賀詞交換会で参加企業からいただいたおみやげがこちら↓

ほたての貝殻を粉砕してつくったという塗料を染み込ませた靴の中敷から消臭除菌スプレーなどいろいろあるけれど、この「愛情炭」、説明書も何もついていないし、この袋もあけ口がないので、このままどう使ったらいいものか、袋をはさみで切って使えばいいのか、開けたら何が入っているのか、とにもかくにもまるでわからなくて困っています（笑）。

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親父の73歳の誕生日。

どうしたらいいんだろう。

まるで、黒板を前にして、答えが見つからない生徒のようで。


↓これは野麦峠に残っていた校舎だす♪

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年末年始は、本当に久しぶりの長いお休み・・・

のはずだったけど、10年来の換気扇の掃除（笑）や親父の入院、曾祖母のお見舞いなど

なんだかんだであっという間に過ぎて、ここ数日、新年の挨拶まわりなんかしていると、

一体全体、この休みの間は何してたんだろう？？？　なんて感じに。。。


でも、よくよく思い出してみると、コタツに入ってお酒飲みながらぼぉっとテレビ見てた、

っーことに気がついて、あぁ、いかんいかんなぁと。


年末に里子に出してしまったイタリアンな娘の話をチョコッと書いたけど、

昔は休みの日にはちゃんと皮ジャンに身を固めて、寒風の中でもあの娘と一緒だった（遠い目）。。。

前日はつなぎ着て、ちゃんと洋服（カウルのことね♪）を脱がしてあげて、

体の隅々まで磨き上げ、点検してあげて、エンジンをかけて、ちゃんと異常がないか確認してあげたっけ。

馬乗りになって、イグニッションをひねると、ボワワワワ〜ンって、ご近所の迷惑になるような大きな声であの娘は応えてくれたっけ。

一緒にカーブをターンするときのアドレナリンが湧き出して来るようなあの感覚、

そういえば最近、味わってないなぁと。。。


それは別に仕事でもなんでも一緒で、ちょっち、ここんとこ、 攻めてないぞ、俺！

みたいなことを、今日はあの娘のことを思い出しながら、ちょっこっと感じたんだよね。

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年末も押し迫った27日の土曜日。歩けなくなった父を背負って病院へ。

この一月ぐらいの間に、急速に病状が悪化。

一週間前に介護保険の申請に出かけるも、事態は急速に進み、

その日、診察、即入院となった。

前立腺の癌は背骨に転移したのち、急速に胸の辺りにまで拡大。

血小板の数値が低下し、反面、毛細血管の内部を血小板が固めるという、

あらゆる病気の末期に現れるという症状を招いていた。

年末。一昨年の同じ頃、心臓病の手術を８時間も行い、

やっと助かったという命を、この男は、またもや粗末にしようとしているのか。。。


一日10分でいいから歩けというのに歩かず、コタツに入ったまま、

医者に行けと手渡したお金も使うことなく、家にいて、とうとう、トイレにも一人で行けなくなった頃、

この男は助けを求めてきた。


そう、それは僕の父親。

いまは、病院に入院して、自由気ままに過ごしている。

「粒の小さいぶどうが食べたい。大きいのはいらないから」

「病院の飯はまずくて食べる気がしない」

「パンが食べたいが、小さなやつじゃないとダメだからな」


季節外れのぶどうはなかなか見つからず、最初は粒の小さなぶどうが見つからず、やっと見つけたぶどうは粒が大きく、仕方なく買っていったら、ひと房食べた。一週間後、やっと粒の小さなぶどうを見つけて買っていったら、「もういらい」と一言言われた。そして一言。

「ここだとあったかいタオルで股を拭いてくれるから、家にいるより気持ちがいいんだ」


ブチッと額の血管が切れる音がする。

病院の介護とお前、家の介護を比較するんじゃねぇ！

「ありがとう」の言葉ひとつ母に言わないお前に、そんなこと言う資格はない！


ここ一週間が山場と言われていた父は、正月を迎えて輸血やブドウ糖の点滴や薬の投与で元気で、今日もあきれて帰ってきた僕とは母は今夜、たこ焼きを焼いて食べた。

入院する少し前、「たこ焼きが食べたい」という父に母が買ってきたたこ焼きの鉄板を使って。

おせちの余りものの甘エビやイカ、まぐろやかまばこを一緒に焼いて食べたら、なかなかおいしかった。

これは、おすすめでしゅ♪

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年始の恒例初詣♪

うちの家族はなぜか初詣好き・・・

これまでは渋滞を避けるため、明け方の朝とかに出かけていたけれど、

さすがに寄る年波からか、夜中の寒さに耐え切れなくなって、

今年は無謀にも、午後から川崎大師を目指した。

子供の頃には毎年のようによく出かけ、定番のくず餅とトントコトンと小気味よい音から切り出される飴を買ってもらい、

境内には、おどろおどろしい絵が描かれた見世物小屋があって、

それはまるで異界へとつながる入り口のような気がして、怖いような見てみたいような、摩訶不思議な場所でした。

さすがにいまではそんな見世物小屋もなくなってしまいましたが、なんとなく行きたくなる場所なんどす。

で、着いたら仲見世のはるか手前から長蛇の列。ぐるっと仲見世を迂回するように住宅地の道路300mを並ぶことに。

昔はこんなことなかったのにぃぃぃ。

↓の場所に到達するまで、なななんと一時間半！

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御護摩をたいてもらう間、あまりに人が多くて境内を歩く気もせず、本堂のなかに。

たくさんのお坊さんたちのしわがれ気味の読教の声に合わせて、ドンドンドコドン、とビートのきいた太鼓が打ち鳴らされるなか炎が揺らめく。

周りを見渡すと、意外と若い人が多い。

年配のおじいちゃん、おばあちゃんはポツポツといった感じで、30代、40代の家族連れなんかが多く、20代のカップルもちらほらいる。

一週間前には、みんなきっとクリスマスケーキ食べて、「メリー・クリスマス！」なんてやってたんだろうなぁ、なんて思うとおかしい。

そういう僕もそうだし（爆）！

しかし、、、疲れた。。。
腰が、、、痛い。。。

ホントは、元日の日は寝正月に限りますなぁ（笑）！

これからいただきもののキン目の煮つけと純米微炭酸のにごり酒をいただいて、こたつで丸くなりますでしゅ　（−ｏ−）zzz

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台所の換気扇。

業務用みたいに大きくて、１０年近く放ってきたら、かなり悲惨な状態に・・・

ホームセンターで最後の一つが残っていた「オレンジなんとか」という固形洗剤を見つけて、

これならなんとかなるかと、汚れてもいいジャージに着替えて、いざ戦闘開始！

結果、ステンレスの壁はピッカピッカに戻ったけれど、レンジ内についていた電球にこびりついていた油はとうとう落ちずに・・・


目玉の親父になっちゃった（笑）


注：後ろで光っているのが磨き上げたレンジね♪

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