2003-10-01 私がいま、あなたにできることを、私はいま、精一杯やろう！
2003-10-01 「脱皮できない蛇は死ぬ」
2003-09-30 いがいがタイムにジョン・レノンを♪
2003-09-27 札幌行きドタキャン
2003-09-26 にっちもさっちも
2003-09-24 私の子供
2003-09-22 闘わなければ、何もはじまらない
2003-09-19 仕事さぼって♪
2003-09-17 『死なないでいる理由』
2003-09-15 熱いなぁ、阪神

そんなふうに仕事に打ち込んできたのですが、もう一つ大きなというか、違う視点が最近は必要な気がするだす。

精一杯やっても、かなわないものもあるということに、最近、突き当たったのだす。


ポール・ヴァレリーという人、小林秀雄の影響で全集を若い頃に買って、なんだかチンプンカンプンなまま本はいまでも実家の書斎の文鎮と化しているのですが、その人が19才で若手詩人の旗手と絶賛されながら、ランボーとマラルメに出会って筆を折り、以後20年にわたって黙々と一人で哲学と科学の思索ノート、「カイエ」を書いていたということを最近立花隆の本で知りました。

うまく言えないのですが、脳のなかのシナプスの配列が違う人々の間で、ただただ右往左往している自分が情けないのだす。


自分の身の置き所が見つからないというのは、ホント、初めての体験で、想像だにしていなかった事態なので、正直、パニック状態なんだす。


まるで高校生の頃の心情に戻ったみたいで、たまんないっす。。。

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う〜ん、なんか最近、壁にぶちあたってんだよねぇ〜、おれ。。。


社会人になって最初に師事したボスが、ある外資系コンサル会社の社長の本につけたタイトルがこれ→「脱皮できない蛇は死ぬ」

「フライ」って映画あるじゃない。空間移動カプセルにハエが紛れ込んで、遺伝子レベルで融合しちゃってハエ男になっちゃうという噺。あれは、「それでもあなたはその人のことを愛せますか？」というのがメイン・テーマのような気がするんだけど、それとは別に、あの昆虫特有の脱皮のシーン、さなぎから成虫に変態するシーンがとても印象に残ってて。あんなふうに変身したいなぁという。

話が飛んじゃうけど、手塚治虫さんのメイン・テーマがこれなんですよね。『メタモルフォーゼ』　メルモちゃんの名前の由来は、実はこれなんですよね。メタモル→メモル→メルモちゃん＝変身。


話を戻して、人ってさぁ、右肩上がりの曲線みたいに徐々に成長するのではなく、ある日、ドッカーンと壁を越えるというか、垂直に変化するみたいなイメージがあるんだけれど、その手前にいるときが一番苦しいよね。

この日記も、そんな状態からはじめてしまったから、ここまでテーマも文体も定まらなくってさぁ、今夜はちょっとらりちゃんぽく書いてる（爆）。


新しくはじまった仕事、ゴールがイメージできないんだよねぇ。ちゅうか、スタートラインすら見つからない。なんか泥沼状態。




視点を変えてみっか！


↓というワケで、無理クリ、週末に仕掛けたイベント写真を公開　＼（＾ｏ＾）／

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ドタキャン翌日からは予定通りの地方巡業の旅。

地方巡業は楽しいけれど、結構、体力勝負のところが辛い！


待っててくれた人たちに囲まれてのビールも焼酎もおいしい。この季節で標高が高いところだと、そろそろきのこがうまい。天麩羅もいいし、煮たりあえたりしたのもいいけれど、いろんな種類のきのこを放り込んだ鍋は涙がチョチョ切れる。

ついつい、お酒も進む♪


僕は、お酒（と女性？）にはめっぽう弱いのだが、勝気な性格か、水で割ったりお湯で割るのが嫌いで、バーボンとかシングル・モルトはストレートで、焼酎や泡盛はロックで頼む。なんかそのほうが断然おいしいし、そうじゃないと素材やつくってくれた人に失礼な気がしてしまう。なので、すぐ、酔っぱらってしまう。

しかも、気持ちの良い人たちと一緒に飲んでると、ついつい長居をしてしまう。あれもこれも、あんなこともそんなこともと話していると、夜中の12時前にあがるということはありえない。


で、なぜか自然関係の仕事をしているので、翌日の朝は早かったりする。農家の人や林業関係の方々は、いっくら飲んでも翌日は平気で早起きだから、困る。こちらはへろへろ、である。というか、布団から出たくない。もう、とにもかくにも「あと５分でいいから寝かせて」状態である。


そんなこんなで、今夜はそんな巡業の旅の報告を写真付きでしよう思っていたのに、メールが消えた。詳しく書くと長くなるのでなんだけど、いろいろ試したけれど、結局、いまは７月末までのメールしか残っていない。僕のミスなんだけどね。


で、さっきまでかなりいらいらしてたんだけど、いまはジョンの最晩年の頃の曲を聞いて、気持ちが落ち着いてきた。はぁ〜〜〜


明日は月末。そろそろ資金繰りも厳しくなってきたけれど、師走まで走っていけるかなぁ。

長い旅はまだまだ続くぅ。

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昨日は地震の揺れで目を覚ました。

ずいぶん長い時間揺れていたので、これは遠い場所でかなり大きな地震があったのでは？　とテレビをつけると、釧路や札幌の映像が流れていた。あっ、石油タンクが燃えてる！　へっ？　津波警報？　列車の脱線？　震度６？？？

どう考えても、これはシナリオの中の世界。。。

そそそ、今日は災害やアクシデントがあったこと想定した記者会見のリハーサルというか訓練をご指導申し上げるため、札幌まで行くというのに、本当に災害が発生している。こんななかで訓練やリハーサルするはずないじゃん！　←やったらかなりのアホ！

でも、とりあえず出かけないと約束の時間に遅れるからとそそくさと羽田まで。途中、携帯を気にするも電話はなし。しかたなくチケットも発券してもらい、ゲートまで行く。さぁ搭乗開始、という段になってようやく電話が。

「あっ、須木成さん、いまどこにいます？」
「搭乗ゲート斜め横の喫煙コーナーですぅ」
「今日の仕事はキャンセルになりましたぁ」
「そりゃそうでしょ。しかし、ギリギリでしたね」
「すまん・・・携帯切ってたので、先方からのキャンセルの電話に気づかなかった・・・」


おいおいおい！　あーたは危機管理のコンサルタントではなかったの？？？

早速、同行のカメラマンと一緒にリーダーをなじる♪

「テレビ朝見たんでしょ？　なんて携帯消すの？」
「いや、バスの中でペースメーカーの方がいたらいけないと・・・云々かんぬん」
「電話かかってくることを想定してなかったんでしょ！」
「そもそも危機管理の意識が足らんのではないの？」
「意識というより資質に疑問ありだな。根本から鍛えなおさないと」

なんて言ってるうちに受付のおねーさんが、カメラマンが預けた荷物を持って走ってきてくれる。

「すみません！　本当にご迷惑をおかけしました（悪いのはこいつです！）」
（笑顔で返すおねーさん）
「で、ここからどうすれば出られるのでしょう？？？」

もう搭乗口にいるわけだから、出る人のことなんて想定していない。仕方なくおねぇさんの誘導で、検査官のいる脇を「ちょっくらごめんなすってぇ」てな調子で摺り抜けるいい年をした中年紳士３名。。。その脇では、報道らしいカメラマンのチームが何組も検査を受けている。

「あの人たちはこれから取材で駆けまわるんだろうな」
「僕らもカメラは持ってるのにねぇ・・・」
「いっそ、飛行機に乗ってからだったら、向こうで温泉行けたのにぃ・・・」


それから１時間後、僕らは空港を後に帰路に着いたのであった。
まだそれでも朝の９時だったよ。とほほのほ。

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明日は朝７時半の飛行機だというのに、ようやく仕事が終わってこれから荷造りだす。

どうすんべ。。。


もう、徹夜はできない体だし（←運動不足と太り過ぎ？）、といって寝てしまったら起きる自信もないし。。。

札幌から名古屋経由で飛騨高山まで三泊四日の旅。寒くなるのか暑くなるのかわからないので、ジャッケットをどうしようか思案橋ブルースです。


ところで、、、

「にっちもさっちも」って、どっから生まれた言葉？？？

※ジャズの世界にサッチモさんという方がいらっしゃったのは知っているけど、ニッチモさんというのは知らないし・・・

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僕のなかには子供がいる。まだ生まれていない子供。

最初は一人だったのに、気がついたら複数になっていた。

最近また、おなかを蹴っているのがわかるので、もう一人増えたのかもしれない。


本当は、もう、何人か産み落としているのかもしれないし、いまもこうして毎日をバタバタして生きていられるのだから、それなりにニワトリのように玉子は産み落としているのかもしれないし、それには感謝しなければいけないのだけれど、この子は私の子、というような子供を産みたい。


あと何年生きられるのかわからないけれど、そんな子供を産んで育てたい。


だけど、どうも何年も孕みすぎたのか、頭でっかちになってしまっているのか、なかなか産道を降りてこない。生まれてくる場所を用意してあげられない。それが、もどかしい。


気がついたらポケットには地図が入っていたのだけれど、道が記されていない。方角がわからない。どこにいけばそれがあるのかもわからない。

ただし、そこは確実にあって、僕が来る日を待っているという予感。それだけはあって。


悔しいけれど、僕は子供を産めない。種は蒔けても、子供は孕めない。

だからムキになって仕事とか社会とかいう場所で子供が欲しいと願ってしまうのかもしれないし、それだけでは食べても現実の子供を養うこともできないと知っているつもりなんだけど、あぁあ、ついつい、いろんなことを考えてしまう。


私の子供。

今日はそんなことを考えた。

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私見ですが、いま、世界で一番戦っている人は、安藤忠雄さんだと思います。本当に、光り輝いている。

今日、知ったのですが、「グラウンド・ゼロ」の跡地のコンペは、安藤さんに決まったそうです。何日か前に安藤さんの構想した墳墓の計画を書いたのですが、その周りに建築物を建てるという案で、安藤さんに決まったそうです。

まだまだ世界は、見捨てたものではないですね。

安藤さんの提案は「Casa BRUTUS」に載ってます。
http://www.brutusonline.com/casa/issue/200309/


最近また、安藤さんの『連戦連敗』という本を読み返して、気がついたことがあります。それは、＜＜＜闘わずして、負けも勝ちもない＞＞＞ということ。

ここひと月ぐらい、どうにもこうにも自分が情けなくなってしまっていて、落ち込んでました。で、気分転換に公園を歩いたり、映画を観たり、ＴＶのチャネルをまわしたりしていたのですが、なんか違う気がしていました。


で、今夜わかったのですが、ここんとこ、勝負をしてこなかった自分がいます。

う〜ん、言葉にすると重くなってしまいますが、本当はもっと軽やかに、もっとやわらかく、だけどもっと真摯に、闘わないといけないと思いました。


相変わらずなんのことかわかんない日記ですが、まぁ、そういうことです（汗）。。。

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『座頭市』、見てきました。へへへ。

たけしの映画を観るのは初めてで、なんとなく勢いで行ったのですが、えがったです。

なんとなくたけしの映画には、死のにおいとか殺しの美学みたいなものを感じていて、

それはそれで興味があったのですが、それ以上はなかったです。

殺陣もとても鮮やかで、最後のタップもそれほど違和感はありませんでした。


で、なんていうのかなぁ、

自分の身は自分で守れるだけの強さが必要、みたいなメッセージなのかなぁ、

なんて、そんなことを観ながら考えてました。

大楠道代がおばちゃん役やってるのにも驚きました。いい味だしてるし。


最後の一徳さんが、いかにも＜らしくて＞よかったですよ！（笑）

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今日も本のタイトルの借用です。先日本屋さんで発見して、「おぉっ」て、手に取って、買ってしまいましたぁ。


村上龍も時代の雰囲気を言葉にするのが上手ですが、このタイトルには、正直、そっくり返ってしまいました。

とてもセンシティブなテーマだと思いますので、軽率な発言には注意したいと思いますが、歴史的な推移みたいなことを考えてしまいました。


きっと遥か昔、人は、生きている理由など、問う必要もないといいますか、そんなことを考えていたら生きていけず、きっと、どんぐりを拾ったり、山菜の芽を頬張ったり、仲間と狩りに出かけていたと思います。

それが、衣食住足りて、「なんのために生きるのか」「なんのために生まれてきたのか」なんていうことを、考えたりしはじめたのではないかと思うのです。いや、衣食住足りなくても、そんなことを考える人が現れたのでしょう。衣食住が足りずひもじい思いを抱いたからこそ、そんな問いが生まれたのかもしれません。

それはきっと、生きている理由、生きる理由を必死に探そうとした証でもあるのだと思うのですが、それを問うことすらもリアルではなくなってきつつあるというのが、この、『死なないでいる理由』というタイトルに表現されているのでしょう。


○○をする理由と言うのと、○○をしない理由と言うのとでは、コインの裏と表みたいに、近くて遠い差異がありますよね。


このタイトルを見て、僕もハッとしました。生きていることに積極的な意味を見出せないままに、それでもとにかくこの生を継続させようともがいているような切ない行為や感覚を、読んでみると、なんの情緒に押し流されることなく、淡々と抽出している作業が、そこにあります。

ここまできたら、いっそ、死なないでいる理由を、徹底的に、自分の中に見つけるしかないですよね。そんなことをこの本を読みながら考えました。


あぁ、なんかまた支離滅裂で、失礼っ！

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野球はあまり興味がなかったけれど、阪神だけは好きだったな。
江夏がいた頃の話だけど。

あの頃の阪神って、任侠の集団というか、無頼者の組みたいなにおいがあって、好きでした。マウンド上でも酒くさいみたいな(笑)

以来、あんまり熱心な野球ファンではなかったけれど、選手は変わっても、ファン心理が変わらない不思議な球団ですよね。相手チームにとっては「これぞアウェイ」みたいな環境をずぅっと守ってきていることって、とても素晴らしいと思います。なんかサッカーのスタジアムみたいで、ラテンの血を感じます。


僕もサンバでも習いはじめようかな♪　←阪神優勝とは関係ない???

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