2002-03-19 春はいいな〜。
2002-03-12 この世の楽園
2002-03-09 宿題
2002-03-07 君子豹変
2002-03-06 今日感じたこと
2002-03-03 結局は笑うことが大事かな
2002-02-27 ふう。。
2002-02-24 二日足りない！
2002-02-23 わしらは怪しい訪韓団（４）完結編
2002-02-21 わしらは怪しい訪韓団（３）

何とか怒濤の一週間を終えて復帰してきました。

いやはや、忙しかったで御座る。

まあ、ビールはちゃんと摂取してましたが（笑）。

気が付けば桜も咲いて春爛漫です。

貧乏人も金持ちも政治家も悪人も酔っぱらいも。

春が平等に来たので御座るな。

さて、カンパイで御座る。

先頭 表紙

地位も名誉も権力も金も着実に得ていた政治家殿の没落を見るのも、ものの哀れでいとおかしで御座るな。そう、おもしろがってはいません、おもむきがあると思っているので御座る。

まあ、今宵も酔っぱらって無責任な事をここに書いているわけですが、やっぱり、やり過ぎちゃ駄目で御座るな。

あのＭ男さんは政治家ってのは地位と名誉と権力と金の集まる職業と思っていたのでしょうね。。。

前にも日記に書いたけど、拙者の祖父は明治時代の政治家でした。その頃の政治家とは親兄弟が馬鹿な事をしでかしてと親戚一同に謝って回ったくらい金食い虫だったらしいです。

「井戸塀」って言葉はその頃の政治家の別名だったらしく、政治などに顔をつっこむと私財をなげうって最後には井戸と塀しか残らないと言う意味だそうです。

拙者の父がその言葉を教えてくれました。それで、孫の私も「じいちゃん、井戸と塀だけにしないで、今の政治家のように儲けてくれたら良かったのに」と思ったりしたわけで御座る（笑）。

それがいつの頃から、地位と名誉と権力と金がいっぺんに集まるおいしい商売になってしまったのですね。。

そして、その風潮が世の中に蔓延してしまって「ミニＭ男」がいっぱい増殖しているので御座るな。

だから、そんな馬鹿な人間関係とかけ離れた、ほんとはみんなが正解と知っている、正直者万歳の出来事や人に出会うと、ついつい嬉しくなってしまって、「うむうむ、まんざら捨てたものではないね」とひとりほくそ笑んでしまうので御座るよ。

その夜の酒はもちろんうまくて「この世は楽園！」とご機嫌になってしまうので御座る。

まあ、そんな日は一年でも数えるくらいしかないけどね。。


＠さてさて、そんな人間界の世迷い言とは別にもうすぐこの枝にも桜の花が満開に咲くので御座るよ♪早く咲いておくれ〜！

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うーむ。

水木金とそれぞれ会議で使う資料の締め切りが迫っている。

土日で作ろうと思っていたけど、まだ大丈夫。

今日はゆっくり過ごすので御座る。

もうすぐ桜も咲くしね。

土曜の昼下がりのカンパイで御座る！

先頭 表紙

そりゃ、自分の身が一番可愛いのだろうけど。

やって来たことと今言ってることが全然違うじゃん。

別に頼りにしてるわけじゃないけどな。

いい年こいて恥ずかしくないかい？

アンテナ張り巡らして臭いを嗅ぎ付ける能力は感心するね。

まあ、いいけどさ。

貧乏くじ引いたと思わずによか勉強をしましたと感謝しますよ。

あんた名前はムネオかい？

えっ！課長！

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毎週火曜日の楽しみはＮＨＫのプロジェクトＸを見ること。

今日の話も感動したな。

最近、涙腺が緩くなっているので目頭がすぐに熱くなる。

昨日の水戸黄門でも不覚にも涙を流して息子から笑われた。



それに引き替え政治家どもの醜いこと。

地位と名声とお金のために政治家になったような人たちばかり。

それを取り巻く金がらみの関係。

困ったもんで御座る。

水戸黄門様がいたらすぐにやっつけてくれるのにな〜。

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昨日は久々に太鼓仲間と酒を飲んだ。

いつもながら、非常に居心地が良い酒だった。

老若男女談論風発。

利害関係のまったくない関係。

それでいて、厳しくも優しい仲間達である。

そんな仲間と大笑いしていたら仕事の悩みなどバカらしくなってしまった。

さあ、明日からは、ぼちぼちと行きますか。

先頭 表紙

ちょっとため息、帰り道。

そんな日もあるんだよ。

南の島で暮らしたい。

現実逃避の帰り道。

気持ちを切り替えて行かなくちゃ。

答えは頭でどうどう巡り。

初春の雨の帰り道。



＠仕事が人生の大部分を占めることは愚かな事と若い頃は毛嫌いしていたのに、気が付けばそんな男になっている。これでいいのだと言い聞かせる自分とこれじゃいけないと反論する自分がいるのです。ちょっと弱気の時で御座るな。

先頭 表紙

　いつもはお気楽な週末で御座るが、この週末は結局、仕事の残りを家ですることになってしまった。

よくよく考えれば今月は２８日しかないわけで、日数が少なかったわけね。

気が付けば宿題の期限が目の前で御座ったよ（笑）。

給料日までの日数が短くて助かるけどな。。

来週はもう３月で御座る。

あとひと月もすれば桜が咲くので御座るよ。


＠写真は、はっぴ姿のお気楽太鼓チームで御座る。ちょんまげは真ちゃん会長なのだ！

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前回までのあらすじ（笑）。身の程知らずの和太鼓チームがついに韓国の地を踏んだ。そこに待ちかまえるのは焼肉の王者かはたまた激辛地獄の青唐辛子か！

　バスは釜山から晋州に向かって走っている。おれは韓国と日本の関係、差別と区別の事など考えのまとまらないまま窓からの景色をじっと眺めていた。

　晋州での滞在は日ごと我々をタフにしていった。

　狭いを通り越したホテル（作者注：なんとそこはラブホテルだった）はまだ笑っていられたが、晋州城での大人達の刺すような視線、韓国語で掛けられた侮蔑の言葉などは我々が初めて経験する人種差別だった。もちろん韓国人が受けた苦しみに比べれば他愛のないことかもしれないが。　

　正直なところ腹も立ってこんな会話もした。

　「あのさ、ふつう四百年も前の戦の事を今でも大騒ぎするか？。」

　「日本に例えると『元寇で殺された恨みを忘れないぞ、モンゴル憎し』って祭りだろ。」

　「しねーよな。」

　「モンゴル村ってのが、鷹島にあるけど、あれはモンゴル憎しじゃないもんな。」 　

　「でもさ、それだけ酷いことしたって事じゃないか。」

「なんか、そのころの韓国の人口の半分ぐらい犠牲になったって聞いたぞ。」

「鷹島だって、島民の殆ど殺されたってぞ。」

「韓国じゃ、元の人口に戻るまで二百年掛かったらしぜ。」

「うーん、それじゃ、恨むよな。」

「だけど、このはっぴはいやだね、みんなからじろじろ見られるしさ。」

「でも、はっぴ脱ぐと兪さん怖いっし。」

「ビートルズもはっぴ着て日本に来たじゃん。」

「兪さんの言いつけは守らんば。おれたちゃ親善大使だぜ。」

　口々に不満を言いながら、我々の気持ちは決まっていた。「この借りは太鼓で返す。」
　しかし、おれのほんとの怒りは、韓国ではなく日本に向けていた。おれ達の生まれる前の事で何故こんな目に遭わなければならないのか、仲良くしたいのに何故出来ないのか。

　アジア侵略を進出と言い換える偽善、口では戦争のことを謝罪するが、自国の教科書には日本帝国のしたことをねじ曲げて教えている。いや、教えもしない。日韓併合、強制労働、従軍慰安婦のことを曲がりなりにも説明できる高校生が日本にどれだけいるだろうか。

　この国の老人は日本語が話せる、これは悲しい歴史があるからだ。その事実を真摯に受け止め、真の日韓友好を築こうとする政治家が日本にいるのか。こんな自己嫌悪に似た怒りがわいていた。

　そして、本番。「喧嘩太鼓」「豊年太鼓」「出船」と続き、最後はペンノレだ。観客のみんなはハワイと同じように我々の鼓動と一緒になった。子供も大人も一緒になった。見事に借りは返すことが出来た。

　やはり、みんな同じじゃないか、感動するのに国境はないんだ。もしそれに理由を付けて拒む人があれば、それはまだ我々の演奏が未熟と思えばいい。

　おれは日本に帰ったら、先ず自分の娘と息子に晋州で体験したこと、そして過去の歴史、今の日本のこと、韓国のことを正直に伝えようと思う。相手の国のことを何も知らなければ、もっと仲良くなりたいと思わないだろうから。

　今すぐ、親友になるのが無理でも、きっと仲のよい隣人となるのを期待して。

＠僅か５日の滞在でしたが、結構ハードでヘビーな体験で御座ったな。帰国の際は本当に飛行機が飛ばなくて、関釜フェリーで帰ってきました。その夜の楽しい出来事はいつかまた紹介しませう。

＠写真はビデオカメラから落としたもので御座る。どこかにまさや〜んもいるのだ！

　　　

先頭 表紙

　前号までのあらすじ（笑）身の程知らずの太鼓チームが韓国公演を企画してしまった。活き蛸の刺身を夢見、本場焼肉を思いよだれを流す、軽薄お気楽集団の運命はどうなるのか！

　９９年１０月８日、我々伊万里太鼓を含む五十余名の訪韓団は伊万里を出発した。バスの中で兪さんはこう言った。

　「私たちは民間の日韓友好親善大使です。恥ずかしくない行動を取りましょう。」

　それを聞いて我々は驚いた。ただ一万二千人の観衆の前で太鼓を叩くのが目的であったのに、いきなり親善大使である。

　「おい、親善大使ってなんだ？。」

　「マグマ大使なら知ってけど。」

　「きっと、外交官みたいなもんだぜ。」

　「偉いのか？偉いんだよな？。」

「親善大使。」「親善大使。」とつぶやく声がひとしきりバスの中にこだましていた。（作者注：ほんとにこだましてたので御座る。）

　そして、我々にわか作りの親善大使は心持ち胸を張り、釜山空港に降り立った。いよいよ韓国である。

　初めて見る釜山市周辺は呆れるほど日本に似ていた。遠くの山も歩く人々も走る車も日本と変わりが無かった。ハングルの看板がなければそのまま日本だと言っても誰も疑わないだろう。あまりにも日本に似た環境を目の当たりにして、おれはふとこんなことを考えた。

　お互いよく似た環境、境遇の中で育った者は、気持ちを同じとして親友となれば終生の友となる。だが何かのきっかけで仲が悪くなるとひどく相手を憎むことがある。
　学生の頃、成績の優秀な者からバカと言われても、苦笑いをするくらいで済ましていたが、自分と同じか自分よりレベルの低い遊び仲間からバカと言われたときは殴りたくなったものである。

　金持ちが大きな家を建てても羨ましいと思うだけだが、仲間の貧乏人が分不相応な新車でも買うと心中穏やかでない。しかし、金持ち同士でもレベルは違うが貧乏人と同じように相手にライバル意識を燃やし、ともすれば醜い争いを演じている。人は同じである。

　人は心の中に差別と区別の気持ちを持っている。差別は同レベルの者に対しては激しく、レベルの違いすぎる者に対しては差別ではなく区別をする。裏返せば、差別は近親者への愛憎であり、区別は赤の他人との線引きのようなものではないだろうか。

　悠久の昔から、朝鮮半島は日本への学問や宗教の架け橋であった。日本からも多くの若者が朝鮮に中国に命がけで学びに行った。友好が続くこともあれば、不仲な時代もあった。

　不仲な時代の中でも特に日韓併合の時代は酷かった。日本は征韓論というエゴイズムの塊のような思想に毒され、韓国を侵略し植民地とし民族諸共奪い取ろうとした。これは区別意識がないと出来ないようなことであった。

＠さあ物語はいよいよ佳境に！感動のフィナーレをあなたは涙なしに読むことが出来るか？
＠写真は公演会場近くの出店で御座る。

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