2001-08-22 戦士の心得
2001-08-21 波長
2001-08-19 台風と宿題
2001-08-18 この親にこの子あり
2001-08-17 明日の幸せ
2001-08-15 また来年おいで！
2001-08-14 夏と秋のハザマ
2001-08-12 精霊流し
2001-08-10 今日も太鼓だ！
2001-08-08 ミナの幸せ

　いつもの昔話である。倭の国は学問が盛んな国であった。倭の国では、子供の時の学問の優劣で人の価値を決めるしきたりがあった。そのため、子供達は理屈抜きで様々な学問の丸暗記をさせられていた。全ての学問において優秀な成績を上げないとふるい落とされてしまう。全ての学問で優秀な子供は上の学校に進学し、またその中で優劣を競うのである。その競争で勝ち残った若者が倭の国を救う大事な戦士となると信じられていた。

　しかし、鍛えたはずの戦士は応用が利かず、理屈だけでものを考える人間であった。人を学問で蹴落とすことだけを考えて生きてきたため、人への思いやりは皆無であった。国を守ることが何かと気付く者は無く、ただ、戦士になっても他の戦士を蹴落とすことだけ考えていた。そして、蹴落とされた若者は敗北者として無気力な人間へと変わっていった。

　やがて、倭の国は滅びてしまうだろう。誰も自分の国を助けようと思わないのなら滅びるのが当然である。滅びるまで学問の優秀な戦士達は国を救う方法が分からないであろう。倭の国の学問ではそのことを教えていないのだから・・・。

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　仕事やプライベートで初対面の人と会うことが多い。最近よく思うのは、「第一印象が大事だな」ということ。第一印象で何か感じが悪い人とはその後の付き合いも上手くいかない。若い時はしばしば付き合ってみると意外といい奴がいたのだが、最近は記憶がない。

　これは、歳を重ねるうちにだんだん人を受け入れなくなってきたのか、それとも人を見る目が養われてきたのか分からないが、第一印象である程度その後の付き合いが見えてしまう。余りよいこととは思わないが仕方がない。

　一つだけ心に決めているのは、他人の風評で会う前からその人を判断しないことである。風評が悪くてもまるっきり自分にとってはいい奴の場合も多々あるし、その逆もよくある。とにかく自分の目で判断するのが一番確かなようである。

　それじゃ、第一印象がいい奴は全ていいかと言うとそうでもない。このへんがまだまだ修行が足りない。もうひとつ、それじゃ、お前は第一印象はいいのかと問われるとこれも自信がない。やはり、明日から修行の旅に出ることにしよう！

＠今日はまとまりのない話で御座った。いつもか。。。　

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　昨日から息子が天気予報とにらめっこしている。どうも、明日の登校日に合わせて台風に来て頂きたいようだ。何故なら明日、大部分の宿題を提出することになっているからだ。だんだん予報が彼にとって悪い方向に向いているらしい。

　そう言う私も明日提出の資料が残っていたが、はやばやと台風を諦めて今日の午後から片づけてしまった。このへんが長いこと人間をやってる人は違う。息子は台風も宿題の提出も諦めてゲームなどをやっている。まあ、見上げた根性というか、ただの開き直り馬鹿と言うか大したものである。

　我が家では子供の宿題は絶対に手伝わない方針である。夏休みの工作も小学生の頃から手伝ったことがない。だから、娘も息子もホントにお粗末なものを作って提出していた。夏休み後の父親参観日の時に一度見たことがあるが、他の子の工作は一目で親が手伝ったか、明らかに親が全部作ったようなものが教室にどかんと飾ってあった。

　それに引き換え、我が馬鹿息子の工作は見てる親が恥ずかしくなるような代物である。息子もこつこつと作ればいいのだが、夏休み最終日にのりとセロテープとそこら辺の空き箱で作っているので、そいつは完成しているのか途中なのかも分からないのである。更に学校に持って行く途中に姿形を変えてしまうので、果たして本人も何を作ったか分からない不思議なオブジェと成り果てているのである。

　それ以後、夏休み後の参観日には夫婦して行かないことに決めている。そして、奴は今年もまだ夏休みの工作を作っていないのである。習字は練習無しの清書を書いていたみたいだが。

＠台風の進路の皆さん災害には充分注意してくだされ、台風で休みなんて不謹慎な気持ちを抱かぬように（笑）。　

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　一週間前、日常発作的Ｋ１大会を息子と繰り広げた。中一坊主の息子は伸び盛り、一ヶ月で１センチ身長が伸びている。

　試合はいつも通りの関節技でギブアップを狙う私の姑息な手段が通じない。奴も学習している。勢いパンチ応酬の序盤戦となった。うまくガードをしながらローキックを仕掛けるが、鋭くなったパンチで阻まれる。なかなかやるなと思いながらまだ余裕である。

　ローキックのあと右フックを肩にめがけ放ったのち、そのまま腕を捕まえ倒し、腕しぎ逆十字で一本勝ちのはずであった。ところが右フックをガードで防がれそのままクロス気味で奴の右フックを左肋骨に受けてしまった。一瞬の隙である。ピキ！っと激痛が走る。

　作戦変更、短期決戦。渾身の右ローキックを太股にヒットしたのち軽く奴の頭を左手で打ち上げ、その隙に後に回り込みヘッドロックでギブアップ勝ち。ぜいぜい、肩で息をしながらの辛勝であった。

　ところが奴にやられた左肋が一週間たった今でも痛い。朝起きあがる時もまるで娼婦のように（知らないけど）体をねじ曲げて痛くないように起きないといけない。病院に行きたいが息子に知れるのがしゃくである。しかし、痛い。明日まだ痛かったら病院に行くかと思っている。

　息子は夏休みの宿題をまるでやってないため、妻から毎日責められている。奴はまだ余裕と思っているらしい。私も月曜の朝、提出の資料を持ち帰っているがまだ余裕と思ってビールを飲んでいる。この親にこの子ありで御座る。

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　子供の時、明日が遠足だとウキウキしてなかなか寝付かなかった。初めてのデートの前夜もそうだった。指折り数えて、その日が来るのを待つことがめっきり少なくなってきた。

もっと、生きてることを大切にしよう。

投げやりにあきらめて生きるのはやめよう。

自分を騙して生きるのはやめよう。

世を憂うのはやめよう。

小さな幸せをかみしめよう。

大きな夢を持とう。

まずは目の前のことを片づけよう。

逃げて生きることは出来ない。

走りながら歩きながら前に進もう。

弱音を吐くのはよそう。

男らしく生きよう。

まだまだ結果を出すには早すぎる。

自分を信じて生きよう。

さあ、明日は素晴らしいことが待っている。


　

　

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精霊流しに言ってきました。

爆竹の音もにぎやかにみんな流れていきました。

息子はロケット花火を手で投げて遠くに飛ばしていました。

娘と妻は静かに川面を眺めていました。

ろうそくの火がちらちらと川面に映っていました。

「また来年おいで！」そう声を掛けると

精霊舟は少し舳先をゆらして流れていきました。

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昨日から風が変わった。

空の色も変わった。

昼間は３０度を超える猛暑。

でも、夜には虫の音が聞こえる。

秋の匂いがする。

ほんの僅かに秋の匂いがする。

まだまだ夏だけど、秋に変わろうとしている。

自然ってすごいと思う。

どんな人にも平等に季節をもたらす。

自然の前では金持ちも貧乏人も関係ない。

何も関係ない。

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毎年、お盆の１５日の夜、小さな箱で作った舟にお供え物を入れて川に流します。

その舟に乗って仏様があの世に帰っていきます。

三途の川の渡し代に五円玉を一つ入れておきます。

父の好きだったビールも入れます。

ろうそくと線香を灯して流します。

子供たちは花火や爆竹を鳴らします。

とてもにぎやかに送り出します。

いつか僕もこの川を流れていきます。

それまでは一生懸命生きるつもりです。

「また来年おいで」と言って、仏様にお別れします。

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今日も今から太鼓の演奏がある。とある所の夏祭り。

ちょっと早く帰って来たのでひまじんにご挨拶。

演奏後、怒濤のビール攻撃を敢行するつもりである。

明日、生きていたならまた会いませう。


＠気持ちはズタボロでも気合いは入って来たぜ！

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　友人から蜷をもらった。ニナとも言うけどこっちではミナと言う。海で採れる親指大の貝である。こいつを塩ゆでにして爪楊枝でほじくり出して食べる。サザエのミニチュア判である。海の香りがする。小さいがサザエより味が深い。ビールが美味い！

　今日もらったミナはここら辺の海岸で採れる物より大ぶりである。沖に出て潜って採ったそうだ。時々採り間違えたヤドカリも入っている。こいつも珍味である。ちゃんとカニの味がする。

　正に海の幸である。この海がいつまでもこのままであってほしい。欲を言えばもっと綺麗になってほしい。暮らしが豊かになる代わりに我々は大事なものを失ってしまったのかもしれない。今ならまだ間に合うはずだ。

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