<名護市>生物資源利用研・根路銘所長 抗がん剤など製品化目指す
生物資源利用研究所(名護市)の根路銘国昭所長は22日、沖縄に自生する植物五種を
製品化に有望な抗がん物質として絞り込み、健康食品や抗がん剤として
製品化を目指すことなど研究の概要を明らかにした。
同研究所の整備拡充に向けた名護市議会の特別対策委員会で説明した。
同所長によると現在、(1)新型肺炎(SARS)ワクチン開発(2)抗がん物質(3)殺がんウイルス
(4)抗ウイルス物質(5)生活習慣病予防・治療-の五分野で研究を進めている。
SARSワクチンは今冬を目標に、ほかの分野は「今後1、2年で最初の製品化にこぎ着けたい」としている。
このうち抗がん物質では、希釈液の比較で既製の抗がん剤の10万倍の効果がある植物を確認。
特異的な効果のある植物五種を選定しており、まず健康食品の製品化、
次いで抗がん剤の開発を目指すとの考えを示した。
また、がん細胞を殺す「殺がんウイルス」の遺伝子構造を設計。
「効果を確認した上で年内にも発表したい」と述べた。 (琉球新報)
★ すごいな、すごいな。 植物なら副作用も少なそうだし。
沖縄もずく、シークワンサー、ウコン、アセロラなどなど
沖縄の人たちが長寿なのも納得。 ★ |