手術後5日目。
本日のメニュー。
朝食:ご飯、ふりかけ、味噌汁、生揚げ煮付け、
お浸し、フルーツ
昼食:ラーメン、餃子、ライチゼリー
夕食:ご飯、田舎汁、豚カツ、はすの炒り煮、酢の物
病院でラーメンを食べられるとは・・・
入院患者のオジサンが、「ここのラーメン、
昔から美味しいんだよ。」 って言ってた。
このオジサンは、入院の常連なのか。(笑)
元気になってくると、食事しか楽しみがないのよ。
ウルサイおばさんがやっと個室に移った。
いなくなったら、みんな文句を言い出した。
みんなで看護婦さんに告げ口したら、
「早く言ってくれれば、部屋を変えたのに。」 と言われた。 追い出してくれたんだ〜。
うるさいだけじゃなくて、ベッドで携帯使ってるんだよ。 まぁ、メールはみんなやってるけどね。
昨日のショック療法のせいで、腕と脇がピリピリ。 痛み止めも効かない。
ちょっと動かすだけで、ビリビリ。 動きののろいロボットみたいになってる私。(^^;;
午前の回診で管を抜くことになった。
昨日のリンパ液と血液の量が、1日で50ccを切ったからだ。
C先生にやってほしかったけど、先生は午前中いないんだよね。
回診の放送が入り、ベッドで支度をして待っていると
昨日乳がんの手術をした人のベッドから悲鳴が聞こえた。
みんなカーテンを引いているので、何をしてるのかわからない。
先生の 「あっ、これは大変だ。」 と言う声がしたと思ったら
「ギャー、やめてー。」 「なにするのぉー。」 絶叫と泣き叫ぶ声。
ええー、何されてるの? その声を聞いたら、怖くなった。
そうこうしてるうちに私の番だ。 回診の先生、看護婦さん2・3人、その他研修医も2人いる。
管を抜かれる私をじっと見てるよ。 げぇー。 まっ、下半身じゃないからいいけどさ。
ちゃんと見て、勉強しなさいよ!(笑)
管を抜いたとき、その部分も痛かったけど、それより腕にものすごい電気が走った。(涙)
『痛い〜〜〜です。』 と私も叫んじゃったよ。
先生は傷口の方だと思って、「ごめん、ごめん。」
私、『違います、そっちじゃなくて腕。』
管を抜くとき、神経に触ったんだろうね。
昨日のC先生の荒療治なんて比較にならないほど痛かった。 でも、管が取れたらすごく楽になった。
引っ張られてる感じがない。 いつもあれを持ち歩かなくていいし。
悲鳴をあげてたMさんに事情を聞いてみた。
外に排出されなければいけないリンパ液と血が固まってたらしい。
それを見た先生が、いきなり手術した胸の辺りを全体重をかけて押したんだって。
あまりの痛さと怖さで絶叫したらしい。 失神しそうになったって。
彼女に付き添っていた学生は、ショックで泣いてた。
Mさんは、午後やって来たC先生に、そのことを切々と訴えてた。
先生は、「それは大変だったネ〜。」 って慰めてたけど。 |