手術4日目。
リハビリに使っていた目玉。 →
昨日は薬を飲まなかったので眠れなかった。 今日は飲もうっと。
9時前にC先生が病室に来た。 土日会えなかったから、久しぶりだ。
「どう?」 って聞くから 『胸のこの辺が痒いです。』 っていうと
「どれ、どれ?」 って見た。 「あ〜、かぶれてるよ。 水脹れになってる。」
「お昼前にガーゼ、取っちゃおう。」 『ええ? 大丈夫ですか?』
「なんで?」 ← これ、C先生の口癖。
約束どおり昼前に、先生が看護婦さんを連れてやってきた。
ガーゼをはずして、赤チンみたいなので消毒した。
そのとき先生が、赤チンをおニューのパジャマにたらした。
「あ、ごめん。 これ、落ちないんだよ〜。 ハハハ。」
なぬー、それなら気を付けてやってよ! もぉー。
このとき、初めて手術後の胸を見た。 「どう、きれいにできてるでしょ?」
黄色いアザだらけの胸がきれいなの??
先生は、きれいに切ってきれいに縫ったってことを言ってるんだろうなぁ。
「手術しても、胸は前と全然変わらないでしょ。 完璧、完璧!」 と自画自賛。
「ここ最近では、1番きれいな出来。」 を繰り返した。
そうだね、形はあんまり変わってないかも。 いびつになったり、極端に大きさも違わないから
上手くできてるんだろうな〜。 先生、ありがとう。
「・・・で、リハビリはやってるの? 腕、上がる?」
『そうですね〜、このくらいかな。』 って上げて見せた。
すると先生は、そんなもんなの?と言いながら、いきなり私の左腕をがぁーっと持ち上げた。
『痛〜い!!!』 なにすんだよ! 脇がちぎれたかと思った。
あまりの痛さにぼぉーとなってたら、もう1回やろうとしたので
『やめて下さい。』 って左腕を右腕で押さえた。
先生は、下から持ち上げようとする。
そうはさせまいと、私は上から押さえつける。
その様子を見ていた看護婦さんが笑ってた。
「もっとリハビリしなきゃダメだよー。」 って去って行った。
そのあと、ずっとずっと痛みが取れなかったので薬をもらった。
看護婦のOさんは、痛み止めとして座薬を持ってきた。
「自分で入れますか?」
『あのー、やったことないので、お願いできますか?』 またまた、初モノ!!(^^;;
Oさんが、「先生にぐいっとやられたんですって。」 と言うので
『C先生、ひどいんですよ。』 って訴えると
「多分、先生はもっと腕が上がると期待してたんじゃないかな。 だから、強めにやったんですよ。」
それにしても、もう少しやさしくしてほしかったなー。
その後、やってくる看護婦さんや看護士さんがみんな「大変でしたねぇー。」 って言うの。
「C先生は、リハビリに関してはスパルタです。」 だって。
もっと早く教えておいてくれればいいのに〜。
でも、あの荒療治のおかげで前より腕が上がるようになったかも。 痛みは取れないけど・・・
TさんがC先生に、”Cの会”発足のことを言ったら
ポッと顔を赤らめ、「僕を吊るしあげる会?」 って言ったとか。
かなり照れてたらしい。 けっこうShyだ。
私たちがその話で盛り上がっていたら、そばにいた若い看護婦さんが
「C先生、女の人が大好きだから喜びますよ。」 だって。
今日のメニュー
朝食:パン、ジャム、ポテトサラダ、牛乳、フルーツ
昼食:ご飯、芙蓉蟹、ちんげん菜スープ煮、二色浸し
夕食:五目ちらし、清汁、金目鯛塩焼き、しし唐素焼き、大根サラダ、フルーツ |