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宙・光子の「ドキッ毒日記」

最近、毒吐いてないなぁ〜。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-12-11 長い1週間
2001-12-06 天国のレオ
2001-12-05 別れ
2001-12-04 レオ、永眠
2001-12-03 もう頑張らなくていいよ
2001-12-02 信じられない
2001-12-01 心配だ
2001-11-20 ちょっぴり安堵
2001-11-17 また、発作
2001-11-14 イボ、取れた


2001-12-11 長い1週間

レオが亡くなって、早くも1週間が過ぎた。
この1週間、泣き通しだったな〜。 家の中がすごく寂しい。
いなくなって初めて、レオの存在の大きさがわかった気がする。
何かやってくれるわけじゃないけど、ただいるだけでいいんだよね。
あの暖かさ、ぬくもりが本当にありがたい。

実は、手術をしたことを後悔している。
手術(といってもただお腹を開けて閉じただけ)をして、たった1日半でレオは逝ってしまった。
その前日まで食欲もあったし、散歩もしていた。
手術がレオに負担をかけてしまったのかもしれない。
でも、あの時は手術さえすれば、レオが元通り元気になると固く信じていた。
だから仕方ないのかもしれないけど、どうしても私が早く死なせてしまった気がしてならない。
食いしん坊だったレオが、最後の2日間何も食べられなくて本当にかわいそうだった(涙)

生きているものは、いつか必ず死ぬ。
みんな、この悲しみや苦しみを乗り越えてきたんだよね。
私もレオの思い出を胸に、頑張って乗り越えます。

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2001-12-06 天国のレオ

初めて発作が起きたのが、9月10日。 そして、3ヶ月弱で逝ってしまったレオ。
そんなに急いで私たちにさよならしなくてもいいのに・・・

手術の次の日、レオを紹介してくれたYDR(ヨコハマドッグレスキュー)の北浦さんが病院に来てくれた。
そのときに、「レオみたいにもらわれてきた雑種犬は親(飼い主)思いで、
あんまり迷惑をかけずにすぐに逝っちゃうよ。」って言われた。 「レオも多分、1週間くらいかな。」
でも、レオはたった1日、正確に言うとそれから6時間しか一緒にいてくれなかった。
ちゃんとお礼もお別れも言えなかった(涙) もう少し、看病させてくれてもよかったのに・・・
自分の苦しんでいる姿を私たちに見せたくなかったのもね。
今、どこにいるのかな? 幸せに暮らしているかな?

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2001-12-05 別れ

本日、無事に火葬を済ませてきました。

昨日の雨がウソのように今朝は良い天気になった。
とうとう、レオと本当にお別れをしなきゃいけない日が来た。
10時に私と母は、お花とお線香を買いに行った。
そして、11時50分の受付に間に合うように10時半には家を出た。
私は車の中で、ずっとレオを抱いていた。 この重みを忘れたくない。

道が空いていたので、11時過ぎには斎場に着いた。
受付を先に済まそうとしたら、今日は1件もないので”すぐに焼きます。”と言われた。
そんなー、ゆっくりお別れさせてー(涙)
係員からレオをビニールに入れ、さらにダンボールに入れるように指示された。
人間と違って、扱いがヒドくない?
お花、フード、お菓子、みかん、メッセージを持たせたぬいぐるみ等を一緒に入れた。 淋しくないようにね。
最後のお別れ、これがめちゃめちゃツライ。 レオ〜、レオ〜って名前を呼んだ。
そして、「ありがとう。 また会おうね。」と言って別れた。

約1時間待っている間、妹はずっと泣いていた。 すごく長かった。
名前を呼ばれ、またペット用の斎場へ。 テーブルにはレオの骨が乗っていた。
それを見たらまた大粒の涙がこぼれてきた。
私と妹、父と母でレオの骨を拾った。 残った骨を係りの人が骨壷に入れてくれた。
それを大事に大事に家に持ち帰ってきた。 形は変わったけど、レオはまた我が家にいる。
今は仏壇の横で、たくさんの花やお菓子に囲まれて眠っている。

いつか、どこかでまたレオと会えると信じている。

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2001-12-04 レオ、永眠

午前12時ころ、お腹の真ん中辺り(手術のキズ跡)と足の肉球が少し冷たくなってきて
今夜あたり危ないかなって思った。
荒い呼吸のために波打っていたお腹も少しづつ静かになってきた。
目を閉じて、静かに寝ているようにも見える。
先生から午前2時か3時ごろに発作が起きるかもしれないから、そしたらすぐに病院に連れて来てって言われていた。
私は発作が起きる前に亡くなってくれたらって思っていた。
発作の時すごく苦しそうで見てるのがつらいから。 そしたら、本当にその通りになりました。

12月4日午前2時 レオは息を引き取りました。

最後に大きな目を開けて、涙を流しました。
みんなに看取られて、家で死ねてうれしかったのかな。

そのとき、なぜか私はすごく冷静でした。 おしりの始末をしてあげました。
母は背中を撫でていて、妹はレオの名前を何度も呼んだ。
鼻に手を当てても息をしていないし、心臓も止まった。
3人でレオの体ををきれいに拭いて、ブラッシングもした。
まだ体は温かいけど、硬直が始まった。 ホントに死んじゃちゃったんだね。

レオを真ん中にして、私と妹は川の字に寝た。
レオの死を悲しむかのように、雨が降り始めた。

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2001-12-03 もう頑張らなくていいよ

レオの様子を聞くために夕方病院に電話したら、発作が起きて危ないって言われた。
何で電話してくれないのと怒りながら、急いで母と2人で病院に行った。

看護婦さんがレオを抱きかかえながらやってきた。 もう歩けないらしい。
立ち上がろうとするんだけど、足に力が入らない。
表情も元気な頃と全然違う。 半分意識がないような・・・
40分くらいいたけど、診療時間が始まったので帰ってきた。

そして仕事から帰ってきた妹と父親、母と私のみんなでまた病院に行った。
レオをお世話してくれたYDRの北浦さんもかけつけてくれた。
夕方よりさらに具合が悪そうで悲しかった。
先生の話やレオの様子を見ていると、そう長くはなさそうに思えた。
家に連れて帰るか、このまま病院にいるかどうか話しをした。
私と妹は、病院で1人で死ぬことになったら可哀想だから連れて帰りたいって言ったんだけど、
発作が起きたら筋肉注射をしなきゃいけないので、母は病院にいたほうがいいって言った。
そしたら、ほとんど意識がなさそうだったレオが、むくっと上半身を持ち上げて母にしがみついた。
お腹のキズによくないからだめだよって寝かせるんだけど、また母の腕まで這って行って倒れこんだ。
母の腕に頭を乗せて、離れようとしない。
涙が出た。 レオが家に帰りたかってるのがよくわかった。
家族みんな納得して、連れて帰ってきました。
点滴の機械を借りて、家でブドウ糖を打ちながら寝ていた。
もう自分では何も食べられないので、点滴を止めたら長くは生きられないのだ。(涙)
レオがそんなに状態になるなんて、2日前までは想像もしてなかった。

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2001-12-02 信じられない

手術が終わった頃、病院に電話して結果を聞いた。
”無事終わりました。 成功ですよ。”と言われるのを期待してたのに、思いもしない言葉を聞かされた。
「お腹を開いたら、すい臓が全部腫瘍化してました。 さらに悪いことに肝臓が末期がんに冒されていて何もできなかった。
すい臓のサンプルを少しだけとって、そのまま閉じました。」
目の前が真っ暗になった。 なんで? なんで?
「元気になりますか?」という問いに「う〜ん、むずかしいな。 あとは静かに暮らして・・・」
電話を切ると涙が溢れてきた。 母と妹に「レオ、末期がんだって。」というのが精一杯だった。

母が面会できたらしようというので、もう1度病院に電話した。 すぐに3人で病院に行った。 
レオは看護婦さんに連れられて、よろよろと歩いてきた。
私たちの前に座ると、ぼーとしている。 まだ麻酔が効いているのかもしれない。
レオを見ると、3人とも涙が止まらなかった。
レオの頭や体を撫でながら、「レオ、大丈夫だよ。」 「早く元気になるんだよ。」「元気になってうちに帰ろうね。」と励ましてた。
レオは、全然反応しなかった。 ただじっと座っていた。
あまり長くいるとレオが疲れるので、私たちは帰ることにした。 先生に連れられて、また歩いて行った。

私たちにはどうすることもできない。 ただ、レオの快復を祈るしかない。

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2001-12-01 心配だ

薬を変えて元気を取り戻してきたレオだったけど
薬を6錠から5錠に減らしたとたん、また痙攣が始まった。

水曜日に病院に行ったばかりだけど、今日も行って来た。
血糖値を測ると35。 かなり低い。 生命にも関わるくらい。
薬を飲んでいてこの値はおかしいと先生が言った。
「薬が全然効いてないね。 すい臓に腫瘍があるのかもしれない。 それを取り除けば元気になるよ。」
この手術を先生は、3回経験しているそうだ。 どのワンコも今は元の通り元気になっているという。
「レオならまだ手術を受ける体力があるから、やってみたら?」

いろいろ考えたけど、元気になるならやってみようかと。 明日、午後1時から手術と決まった。
頑張れ、レオ!!!

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2001-11-20 ちょっぴり安堵

薬のおかげなのか、土曜日以降1回も痙攣がない。
2ヶ月ぶりに平穏な日々を過ごしている。 嬉しい!!
処方された薬がレオに合ったらしい。
それが分かっていれば、もっと早く病院を変えてあげたのにな。

とにかく、病状が少しでもよくなってよかった。 ただ、1つ心配なことがある。
今飲んでいる薬は、別の病気のために使うもので、通常は1〜2錠飲むらしいんだけどレオは6錠も飲んでる。
病状がよくなれば、少しづつ減らしていくって先生が言ってたけど。
同じように低血糖のワンコがいて、5錠から2.5錠に減らしたらまた元に戻ってしまったって言ってた。
「ゆっくり治療していきましょう。」って。
このまま、レオが元気になるといいな。

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2001-11-17 また、発作

今朝5時半過ぎに、またまた発作が起きた。 もう何度目かな(涙)
発作が治まった後もずっとうろうろ歩いていた。 放心状態が続いているのだ。
それは、朝になっても変わらなかった。 いつもは朝になると、ご飯を食べて元気になるのに今日は違う。
食事も受け付けない。 少し水を飲んだだけ。 心配なので、病院に連れて行くことにした。
でも、いつもの病院に行っても同じことだから、イボの時のお世話になった病院に行った。

血糖値を測ると45。 かなり危ない状態らしい。
先生が、「こんなに低いと死ぬよ。」と言った。 そんなに深刻だったとは・・・
血糖値をあげる薬を注射して、夕方もう1度検査をすることになった。
家に帰ってきてやっとフードを食べた。 少し元気が出てきたみたいだ。
薬のおかげか、夕方まで痙攣が起きなかった。
病院に行ってまた血糖値を検査すると、あまり上がってない様子。 「とりあえず、薬を飲んでみましょう。」と。
薬は1回に6錠。 1日12錠も飲まなきゃいけない。 少しでもよくなる方法があれば、何でもやってみなきゃね。
頑張れ、レオ!

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2001-11-14 イボ、取れた

レオの鼻の横に、黒いぽつんとしたものを発見したのは約1年前。
それが日々成長して、最近では直径2ミリくらいになっていた。 可愛くないな〜っていつも言ってた。

夕ご飯の後、散歩に行く用意をしていた私に妹が叫んだ。 「お姉ちゃん、お姉ちゃん、レオが大変!!」
2階から急いで降りていくと鼻から血を流しているレオがいた。
顔をくしゃくしゃしてるうちに、イボを引っ掻いたらしい。 
取れたイボは、レオの敷物の上に落ちていた。 それはまだ暖かくて柔らかかった。

最初は笑ってたんだけど、血が止まらなくて病院に行くことに。
でも、いつも行ってる所が休みだったので、近所の人が推薦してくれた病院に行って来た。
受付の人が血だらけのレオを見て、「どうしたんですか?」
「実は、イボを引っ掻いて取ったら、血が止まらないんです。」 すると彼女は笑いが止まらなくなった。
先生にそのように伝えると、先生も大笑い。 ひっど〜い。 「めずらしいね。」だって。
クイック(黄色い粉)をつけようとした瞬間、レオがくしゃみをした。
その勢いで粉が先生の顔に向かって飛んだ。 「危なかった〜」だって。 レオの復讐だ(笑)
止血の注射と抗生物質の注射も打たれた。 注射大キライなので、大暴れ。
とりあえず、血が止まってよかった良かった。

そのときに低血糖のことも聞いてみた。
すい臓に腫瘍ができてなることがあるそうだ。 レオの場合はどうかわからないけど。
薬もあると言う。 ステロイド系だけど副作用もないと。
1番効く薬は、日本では手に入らないとか。 今飲んでる薬は肝臓の薬だから、試してみる価値はあるかも。
この病院で、詳しい検査をしてみようかと思う。

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