レオの様子を聞くために夕方病院に電話したら、発作が起きて危ないって言われた。
何で電話してくれないのと怒りながら、急いで母と2人で病院に行った。
看護婦さんがレオを抱きかかえながらやってきた。 もう歩けないらしい。
立ち上がろうとするんだけど、足に力が入らない。
表情も元気な頃と全然違う。 半分意識がないような・・・
40分くらいいたけど、診療時間が始まったので帰ってきた。
そして仕事から帰ってきた妹と父親、母と私のみんなでまた病院に行った。
レオをお世話してくれたYDRの北浦さんもかけつけてくれた。
夕方よりさらに具合が悪そうで悲しかった。
先生の話やレオの様子を見ていると、そう長くはなさそうに思えた。
家に連れて帰るか、このまま病院にいるかどうか話しをした。
私と妹は、病院で1人で死ぬことになったら可哀想だから連れて帰りたいって言ったんだけど、
発作が起きたら筋肉注射をしなきゃいけないので、母は病院にいたほうがいいって言った。
そしたら、ほとんど意識がなさそうだったレオが、むくっと上半身を持ち上げて母にしがみついた。
お腹のキズによくないからだめだよって寝かせるんだけど、また母の腕まで這って行って倒れこんだ。
母の腕に頭を乗せて、離れようとしない。
涙が出た。 レオが家に帰りたかってるのがよくわかった。
家族みんな納得して、連れて帰ってきました。
点滴の機械を借りて、家でブドウ糖を打ちながら寝ていた。
もう自分では何も食べられないので、点滴を止めたら長くは生きられないのだ。(涙)
レオがそんなに状態になるなんて、2日前までは想像もしてなかった。 |