himajin top
ねむり猫の福だより ふくとねむりの近況報告

ふくは元気!飼い主ねむりは大衆芸能鑑賞にはまってます!

目次 (総目次)   [最新の10件を表示]   表紙

2000-07-25 プロローグ - きみはデブ猫は好きか?


2000-07-25 プロローグ - きみはデブ猫は好きか?

飼い主は、無類の猫好きだ。何といっても本人が「猫に育てられた」と思っているのだから当たり前、といえば当たり前だ。
その昔、飼い主の家にはメスの三毛猫がいた。色気のある美猫であった。人間で言えば、いつもすごく込んでいるわけではないけれど何時行っても「これはうまい!」とうなるような酒肴が2、3品出てきてゆったりと呑める飲み屋の美人女将といった雰囲気だった。しかもその猫は人間の言葉が分かった(というか、コミュニケーションに困ったことが無かった)。
その猫は飼い主と同じ年の春に生まれたから師走産まれの飼い主より半年から8・9ヶ月お姉さん。当然物心ついた頃の飼い主は「言葉の分かる猫」が実の姉よりも身近だった。両親は今も健在だが、ともかく幼少期の両親との記憶が悲しいかな猫との記憶に負けるのだ。しかし猫だけでさすが飼い主は育つわけもなく、躾厳しき祖母と三毛猫の連携で無事、人格形成期を乗り切ったのだ。
犬も嫌いなわけではない。実際今も両親の家にはオスの黒柴がいる。可愛いとは思う。ただ一年に何回も会わず、ほとんど遊んであげたりしないのに、[あまりに]喜びすぎなのだ、犬という生き物は。飼い主にはその喜びが[重過ぎる]。動物も異性と同じだ。こちらが与える以上に与えられると、つい引いてしまう。どうも悪い癖だ。
となると、やはり猫である。
しかも、先の話で分かるように、飼い主は仔猫には慣れていない。道を歩いて、太った猫に出くわした一日は幸せな気分になれる。「猫めくりカレンダー」がデブ猫の日はウキウキする。やはり飼うしかないではないか、デブ猫を。インターネットで巡り合った、ボランティアでかわいそうな猫の里親を探している芸術家Tさんと、泣く泣く猫を手放さなければならなかった芸能人のHさんのおかげで、ここにめでたく飼い主は、メス猫、3歳、三毛猫、6キロ弱との共同生活を始めるに至った。

命名:「だい福(本名)、愛称:ふく 」。とにかく[ふくふく(福々)]している。

※東松山在住先輩K氏宅に「ふくちゃん」という猫がいた(残念ながらもう亡くなってしまった)。故ふくちゃんに敬意を表し、あえて本名は変えてみた。

先頭 表紙

いらっさいませ。ひまネットへようこそ。日記設定でヘッドラインを書いてくださいませね。ではでは。 / システム管理者1号 ( 2000-07-25 18:30 )

[最新の10件を表示] (総目次)