2004-01-12 名づけの親、続々現る！の巻
2004-01-08 ハットリ、満員電車で初めて席を譲られる。の巻
2003-12-22 ニンニンと定期検診へ行く！の巻
2003-12-16 予言！見えます・・・・・あなたの子供はっ！の巻
2003-12-14 衝撃！お腹の中身が出る出る〜！の巻
2003-12-09 父上、またね。・・・・・・の巻
2003-12-01 やっと下りた許可の時にはもう・・・の巻
2003-11-12 病院選びは慎重に・・・の巻
2003-11-07 辞めるべきか辞めざるべきか、それが問題なのでござるの巻
2003-10-31 病気じゃないけど苦しいのでござるの巻

拙者の父上が１２月に亡くなり、実はお正月明けに、夫ケムマキのおじい様（ジジ上）も永眠され、12月、1月とバタバタと過ごしておりました。
ケムマキのジジ上のお葬式では、拙者は半分やさしかったジジ上のことを思い、半分チチ上のことを思い出して号泣しておりました。ケムマキのハハ上とは同じ父を亡くした者同士で仲良くなれたような気がします。

さて、偶然のことながら拙者のチチ上とケムマキのジジ上は漢字は違うものの同じ名前。誕生日も4日違いで（歳はもちろん違いますが）、亡くなったのも1ヶ月違い。なんだか妙な御縁を感じます。
よく周りの人から「きっと生れてくる子供はお父さんとおじいさんの生まれ変わりだね」と言われます。そして「だからやっぱり名前は『○○○』ってつけるしかないよね！」「○○○の最初の○○をつけるのがいいと思うよ！」「漢字はどっちかの使うと不公平になるからねぇ・・・（悩）」っとみんなで相談が始まったりするのでござる。
しばらくして「余計なお世話じゃないか？」っと言ってくれる人が出て一段落。

いやぁでも、今後も名づけ親は続々登場しそうな予感でござる・・・・。にんともかんとも。

【拙者、妊娠21週と6日目】

先頭 表紙

拙者のお腹もだいぶ大きくなってきたのでござるが、普通に見たら「ただのデブ」だよなぁ〜っ。

通勤の満員電車は結構ツライ（特に帰りの混雑はなかなか避けられない）よく産前休暇（出産６週間前）までがんばる人がいるもんだ。
仕事で疲れ果てた今日は、なんだかお腹も張ってしんどいし、座りたいなぁ・・・っと思ったのでござるが、座れるどころかおじさん達からグイグイ！押されてもみくちゃにされ、参った。。。。。。
がっ！１つ目の駅で近くの席が偶然空いた！おぉぉ〜座りたいぃぃぃ！っと目を輝かせたのも束の間、当然ながらその席の前に立っていた女性が座ってしまった。はぁ・・・しおしお〜。っと思っていたら、その女性、拙者をチラッと見てすぐに「大丈夫ですか？座ってください。」と拙者に席を譲ってくれたのでござるぅぅ〜！！
周りにいたおじさん達は「なんで？」という顔で拙者を見た。
拙者は「ただのデブ」ではないのでござるぅ！プンプン！

拙者を妊者と見破ったあの女性、只者ではないな。ニンニン。

【拙者、妊娠21週と2日目】

先頭 表紙

父上が遠くに旅立ってしまったために、本日やっと5ヶ月の定期検診にいってまいりました。
18週を過ぎたので、腹囲と子宮底長を測ります。
ベッドに寝た拙者のお腹を見て、助産師さんが
「大きい・・・・・・お肉かな、赤ちゃんかな。」
と言いました。はい、それは間違いなく「お肉」です！（泣）
広末涼子を見ても、拙者のお腹が大き過ぎるのは感じていましたよ。知ってましたさ。

助産師さんがお腹の中のベビ蔵の心音を聞かせてくれます。
「ドコンドコン！ドコンドコン！」大きな音が響き渡りました。
おぉぉ〜生きていたのだなぁ〜。
「お父さんの生まれ変わりですね。」っと助産師さんがやさしく微笑んでくれました。
そうです。そうなんです！

エコー検査も今回からお腹の上から行います。（内診はあるんですけどね・・・）
画像が写ったとたん、ベビ蔵の背骨がくっきりと見えます。
「ここが膀胱、ここが手、ここが足、ここが心臓・・・」先生は各パーツを丁寧に教えてくれます。その度に拙者は「おぉぉぉ〜！！」っと感嘆の声。
しばらく見ていると、手を振ったり、鼻をいじったり、最後には両手を顔に横にあててムンクの叫びのポーズまで！「ぎょぉぉぉぉ〜！！」
この画像はビデオに録画してくれていてお持ち帰りが出来ます。家に帰って夫ケムマキとこの感動を分かち合います。
あぁぁ、父上にもこの映像を見せてあげたかった・・・と思わずにはいられません。

【拙者、妊娠18週と5日目】

先頭 表紙

母上のお友達が、父上のお参りに来てくれた。
そして拙者のお腹を見て、顔を見て、そしてこう言った。
「男の子だと思います。顔がキツクなりました。間違いありません。」

やっぱり男の子なのか！？

先日、久しぶりに会った知り合いにも「顔がキツクなったからきっと男の子よ」っと言われたばかりなのだ。
その隣に座っていた知り合いには「いつもはポワ〜〜っとした顔してるのに、ちょっとキリっとしたな。」とまで言われた。
えっ！いつもポワ〜〜っとしてたんですか？？しっかりキリっとしてるつもりだったのに、みんなには拙者がへなちょこだということはまるっとお見通しだったんですね・・・（ガックリ）

別の知り合いにはダウンジング（？）で性別を調べてもらったが結局結果はわからずじまい。

さてはて、性別はいかに！？！？

【拙者、妊娠18週と0日目】

先頭 表紙

実家のノートパソコンで香典帳やお礼状の名簿を整理していたら、突然！お腹の中をグリグリ描き回されるような感覚に襲われヒックリ返った！
なんじゃこりゃぁぁぁ！出る出る出る！中身が出ちゃう〜！
とっさに「母子手帳がない！」「保険証も持ってない！」「どこの病院へ行けばいいんだ？」など色んなことを考えたけど、その現象はすぐに収まった。

ふぅぅぅ・・・・一体なんだったんだあれは。
もしや、あれが胎動というものだったのだろうか。

【拙者、妊娠17週と5日目】

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まだ父上は二階の和室で寝ているか、あの病院のベッドでトランプをして遊んでいるような気がしています。
１月になったら会社を辞めて、里帰り出産には早いけど実家に戻って母上と父の看病をしながら過ごそうって思っていたのに、父上は突然旅だって行ってしまいました。

父上は無菌室に入っていたので、私のばい菌が父上に移ってはいけないと思って父には触れないようにしていたのですが、こんなことなら父上の意識のあるうちに私のちょっと大きめのお腹を触ってもらって、もう一度ぎゅって抱きしめてあげればよかったって後悔しています。

後悔することは山のようにあります。
もっと早く会社を辞めておけばよかったとか、つわりで気持ち悪かった時、父上が一時退院していたのに実家に帰らなかったこととか、もっと早く子供が出来ていればよかったとか、もういろいろいろいろ・・・・・

こんなことを書いてるとまたメソメソしてしまうので、もうやめます。

生まれてくる子供は父上の生まれ変わりかも、っと家族みんなで話しています。もしそうだったら相当頭のいい子になるでしょう。
また、父上会いましょうね。それまでまたね。

【拙者、本日妊娠17週と1日目】

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インターネット中毒の拙者が、家に帰ってきてもパソコンの電源をいれずに過ごす日々が続くとは・・・・夫ケムマキも想像だにしなかったでござろう。それくらい気持ち悪い絶頂の日々だったのでござる。
幸いにも心配してくれる上司が「時差出勤・業務時間の短縮」を人事・総務へ申請してくれたのでござるが、なかなか許可がおりない。
拙者の会社は設立9年のベンチャー企業。女子社員の妊娠など会社始まって以来初めてのことで、どう対応するか前例もマニュアルも何もなかったから大変。

「役員会で時差出勤のお願いをしたんだけど・・・・」上司は申し訳なさそうに言う。
どうも話を聞くと、役員の何人かが「他への示しがつかないので認められない」と言いはっているらしいのでござる・・・。
「そんな理由で時差出勤を認めたら、みんな妊娠しちゃうぞ」なんて言った人もいたらしい。。。。お前妊娠してみろーー！（怒）

そして申請から1ヶ月過ぎてやっと12月から「時差出勤・業務時間の短縮」が認められれたのでござる。最終的に何が決めてだったかというと、当然のことながら「法律」と「就業規則」でござる。
就業規則に記述されていることを上司に訴えると、上司もその上の管理者も「知らなかった・・・・こんな法律あるんだ」っと。にんともかんとも。

めでたく時差出勤・時短となったのでござるが、もう拙者のつわりのピークは過ぎて大分楽になってきたところなのでござるよね。
一番苦しかったときに助けて欲しかったでござるよ・・・・・・。そんな制度を望むのでござる。ニンニン。

【拙者、本日妊娠15週と6日目】

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拙者、本日３回目の検診に行ってきたのでござる。
お腹の中の「ハットリベビゾウ」はすこぶる順調で６cmにまで成長し、お目目まで出来て、手足も団子状のものから少し伸び、スラリとした３頭身に！検診中はスヤスヤお休み中でござった。

どこの病院に行くのか・・・
妊娠検査薬で確認後、約2週間くらいインターネットで情報を集めまくり、結果「日曜日も検診してて、先生が女性で、検診が予約制のところ」ということで今の産院に決定したのでござる。
他には「ジネコ」というサイトの「彼女たちの広場」というページを多いに参考にさせていただいたのでござる。

★ ジネコサイト

拙者には子持ち友達がいなかったので、実際どうだったのか？っていうみんなの声が聞けて大変参考になったサイトでござる。最終的には自分で確かめてみるしかないのでござるが。

病院選びは何にしても大切でござる。
拙者のパパ上が今年の3月に重病で倒れ、ある大学病院に入院したのでござるが、この病院、辺鄙なところにあって実家から行くのに2時間半もかかるのでござる！
拙者が東京から実家まで3時間で帰れるというに同じ県内で2時間半かかるとは・・・・・。
ママ上も2時間半かけての通いは厳しく、なかなかパパ上のそばにいてあげられなかった。
しかも看護師さんとの相性が非常に悪く、パパ上はいつも看護師と顔を合わさないようにウロウロしている始末。そしてとうとう無理やり退院。
自宅に戻るもその後病状が悪化して再入院することに・・・・。その際に、えいやっ！っと病院を変えたのでござった。
今の病院は、前の病院ほど設備も技術も高度ではないのでござるが、実家から近く、ママ上がいつも一緒にいられる上に、スタッフみんな人柄がよく、ほんとよくしてくれるのでとても感謝でござる。
長く病気と闘っていくためには、技術や設備より人なんだなーーっと心強く思ったのでござる。

今、拙者が通っている産院も、助産師さんがたくさんいて時間を取って話しをしてくれるのでとても安心なのでござる。ニンニン！

【拙者、本日妊娠13週と1日目】

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拙者は会社員でござる。
つわりがなんとなく始まって、ツライながらも仕事を続けているのでござるが、
いつまで仕事を続けるのか・・・大問題でござる。
拙者と夫ケムマキはダブルインカムでお互い今まで好き放題に浪費して暮らしてきた。
拙者が働けなくなると家計に大打撃！どうする我が家！

以前に勤めていた会社には、出産後１年の育児休暇を経て職場に戻ってきた先輩女性社員が何人もいたし、子供が出来てもずっと働いていたいとは思っていたのでござるが、
今、実際どうしたいのかっと考えると、ムムムッ、子供がいて、仕事もして、そんなこと拙者にはとても無理そうでござる。
あっ、でも、今の仕事はそんなにハードじゃないしな、がんばってがんばれないこともないのかも・・・、ムムムムムムッ。

っと色々考えた結果、会社を辞めることにしたのでござる。
上司にその意向を伝えると「おめでとう！」とあっさりと円満退社が決定。ちょっとさみしさを感じつつ、退職の日まで指折り数える日々でござる。

これから家計が厳しくなりそうでござる。
とりあえず、広くて家賃の安いところへ引越しでござるな・・・・

【拙者、本日妊娠12週と3日目】

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ずっと乗り物酔いしてるみたいに気持ちが悪い日が続いているのでござる。
コーヒーは気持ち悪くて全く飲めなくなった。
今いちばん食べたいのは「桃」
しかし今の季節に桃なんて売っていない。桃の仲間たちもスーパーから姿を消している。
いまどきなんでも年中食べられると思っていたのが大間違いだったでござる。。。（しおしお）

気持ち悪さは「猛烈に腹が減って気持ち悪い」という感覚に似ていて、どーしても何か食べたくなってしまうのでござるが、調子に乗って食べ過ぎると、さらに気持ち悪くて吐きそうになるので注意が必要でござる。

「つわり」は英語で言うと「Morning Sickness」と言うそうでござるが、拙者、朝はすこぶる調子がよい。
朝、たっぶり寝た後は具合がよくて、起きているとだんだん眠くて気持ち悪くて具合が悪くなっていき、夜になるともうグデングデンの状態。会社から家に帰るなりバタンキューでござる。
一日中寝てられたらなぁ・・・・・きっとこんなに辛くないに違いないのでござる。

後つらいのは「におい」
オフィスで拙者の隣にいる女性の香水とタバコのニオイが気持ち悪くて、毎日息も出来ないのでござる。（・・・・・・・・・ハァッハァッ）
隣の隣の隣の隣にいるおじさんのおじさん臭も最悪でござる。（うぅぅぅっぷっ）
そんなに離れているのになぜこんなに臭いのでござるのか・・・・にんともかんとも。

おっと、お客様からのお土産でなんと「桃」の形をした和菓子が配られてきたでござる！
拙者の心の声が聞こえたのか？ニンニン。

【拙者、本日妊娠11週と3日目】

先頭 表紙