2006-08-21 第弐百四拾九夜：迷宮への招待-弐-
2006-08-18 第弐百四拾八夜：月より窓辺の影
2006-08-16 第弐百四拾七夜：中途半端な脹脛のあんたに会いてぇ
2006-08-12 第弐百四拾六夜：川越街道
2006-08-11 第弐百四拾五夜：もっとスローにササヤイテ
2006-08-08 第弐百四拾四夜：お気に入りの靴
2006-08-06 第弐百四拾参夜：夜空のイロドリ
2006-08-04 第弐百四拾弐夜：恋の痛みを覚えていますか？
2006-08-03 第弐百四拾壱夜：エンドレスワルツ
2006-07-31 第弐百四拾夜：海のツルギと陸のタテ-壱-

晩飯を作って食卓につくと、ふと不思議な感じに包まれる。

私が誰かの為にご飯を作ることなんてなかった。
家で他人と食事をすること自体、ものすごく久しぶり。

悪くないね。
こういうのは。

ウマい、ウマいと半分酔っ払いの友人は有り合わせの夕食を楽しそうに食っていた。

飯を食い終わって
なんかちょっとおかしい感じがしたので、友人から酒を取り上げた。


「飲みすぎだ」

「もうちょっと！」

「水割りにしろ」

「うん」

友人は薄く作った水割りをチビチビと飲んでいた。


「知ってるんでしょ？」

友人はきりだした。

「あぁ・・」

私は答えた。



別れたコトは数日前、彼氏から聞いていた。
しかも入院中に彼氏から切りだした。
引越しも終えてから。

・・・

なんでワザワザ入院中にそんな事をしたのかと彼氏を怒鳴りつけた。

「ちょうどいいタイミングだったから」

彼氏はそう言っていた。

「二度と俺に電話するんじゃねぇ」

私は彼氏にそう言った。

いくら外泊許可とはいえ、
相方が出ていった家に帰りたくない友人の気持ちは痛いほどわかっていた。




友人は泣いた。

ずっとずっと病院で泣けなかったから。

誰かに電話で話したら泣いてしまうから。

泣けなかったから。



そう言いながら泣いていた。






「ジャスミンティ飲むか？」

「のぶぅぅ。。。」

「・・・そのだらしない顔をなんとかしろ、もぅ」

半分笑いながら言うと友人も少し笑った。

その後1時間ばかり話をした。

リビングに布団を敷いて友人を寝かせた。



友人はまだ彼氏が好きだという。
そりゃそうだ。
今すぐ整理がつくようなものでもないし。




まったく寝つきの悪い夜だった。




翌朝早くから友人を叩き起こして秩父まで連行した。
山の上にある高原牧場。
ちょっと歩くくらいがリハビリもかねてちょうどよいらしかった。

木のベンチに座り、牛乳ソフトクリームを食べながら山の上からの景色を眺めた。
天気も良くていい景色。
暑かったがな。
ソフトクリームは牛乳っぽすぎて私の口には合わなかった。



「癒されるねー」

「そうだな」

「ねぇ、♂はいつまで彼女つくんないの？」

「キャバ嬢みたいなこと聞くんじゃねぇ！」



友人は大笑いしていた。
まぁ、少しは元気がでた模様。

夕方、病院まで送りとどけると、プレゼントがあるから病室までこいという。


手渡されたのは、私が見舞いに買った漫画類。


・・・


「あのなぁ・・・」

「邪魔だし」

「もう退院スンナ！！」


・・・


両手にどっさり漫画を抱えてイライラしながら病室を出た。
駐車場に着くと友人からメール。

「ありがとう元気でた」


・・・


まったくいつまでたっても素直じゃないヤツだ。

先頭 表紙

本日もおあつぅございます。

しっかし暑いねぇ。

ようやく連休ボケから立ち直ったような気がする♂です。


さて、ここ2日ばかり半身浴なるものを始めたのであるが、こいつがナカナカ



いい感じなんである。



うむ。
30分ぼけーっと浸かっている間が暇で仕方ないのであるが、
カナリ発汗するし、足のむくみが軽減されている気がするんである。
本を読んでるとあっと言う間だけどさ。


風呂から出た後もカナリの汗を掻きますわな。。。


すると

ビール、ビール！！

っとやってしまいたいところなんであるが、少々我慢して冷たい麦茶にしているんである。
平日ビール、ビールとやっているとキリがない。
どうせ家でも晩酌はするので、麦茶でのどを潤して

キュッとな。


冷酒１合（203Kcal)

生野菜（100Kcal)と肴2品（400Kcal)

これくらいが粋ってヤツだろう。



多分・・・
って700Kcal超えてるじゃねぇかよ。。。
アルコールのカロリーは体内に残りにくいらしいからまぁいいか。



・・・



ホントはもう少し飲みたいんだけどね。。
しかし、カロリーを調べて気づいた驚愕の真実。




日本酒と比べてビールのほうがカロリーが少ない
ビールは350m缶で150Kcalくらい


・・・





あっそう・・





・・・




さておき
体重落としたいのでがんばろうと思っているんであるがその矢先。













体重計壊れる




・・・




ふーん




・・・






・・・



電池交換しても表示されねぇし。

けっ

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あれからもう随分とたつのだな。


・・・


ん


時は流れて


明日も必ずやってくる。


って

もう今日か。。。



・・・


珍しく車で仕事に行った。

もって行くものも

もって帰るものも

あったからだ。



中途半端な雨。

青梅街道をひたすら走る。

世の中は盆休みで道は空いていた。


帰り道


道を間違えた。


成り行きで曲がった路地。


一方通行でもないのに対向車がこない。

後ろからも車がこない。

人も歩いていない都心の路地裏


静かに聞こえる林檎の声


少しめまいがする。



いや、めまいじゃなく

今夜のように中途半端な雨がフロントガラスをにじませるような。

そんな心の雨




疑問符

感嘆符


コンビニの灯りを見つけてコーヒーを。



少し遠回り。



そうね。



少し遠回りも



いいのかもしれない。

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休日の246はホントどこも混んでいますね。


どうも納豆巻きにはまっている♂です。


・・・


今更なんですが


「納豆にねぎをキザむとうまいんだ！！」



なんて歌がありましたね。。


大槻ケンジ


どこいった貴様！！！



・・・


さておき

最近スーパーで見つけたのですが


↓こいつはホントにうまいのでお試しあーれ。（最近食材ネタしかねーなおぃ）

先頭 表紙

休み疲れとでもいいましょうか。

んむ。


何年ぶりだろ。


プールにいってきた。



3時間ほど流れてナガレテ。。。


流されてみる。







でも21歳はやっぱり若いナ。


楽しかったけどさ。

眩しすぎて

付き合いきれねぇ、、。

疲れちまうよ



・・・



庭のプチトマトが食いきれないほど。
毎朝食っているが、一向に追いつかない。


トマトソースを作ってみる。

湯むき。

非常に面倒だったが5時間かけて作ってみた。

オリーブオイル
ニンニク
塩
玉葱
トマト
ローリエ
その他ちょいと香辛料

なかなかウマイ仕上がり。


いいソースが出来たものの、、、。



料理をする気がウセタ。


・・・

困ったものだ。


日焼けがしみるぜ。

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今朝は珍しく早起きの♂です。

ゴミだししなきゃ・・。


・・・


すっかり主夫生活の連休


ん、、。



連休2日目

入院中の友人に頼まれた漫画をもっていく。

「イニシャルＤ」最新刊
「あさひゆめみし」全巻セット
「サイファー」全巻セット
「モンスター」全巻セット

って

「見舞い品にしゃちゃ高いぞコラ」

「どうせ暇でしょ？」

「・・・」

まぁいいけど。
暇なのは入院してるアンタだ。


・・・


連休3日目
夏祭り用のフランクフルトを探しに肉屋まわり。
試食しまくり。
やはり業務用の冷凍モノはイマイチ。
安心面とコストからいうと冷凍モノなのだがなぁ。
儲けは必要ないものの私一人でやるわけではないから赤字はまずい。
もう少し探し歩くことにする。

昼間にフランクフルトやらソーセージやら食いまくっていたので
夜は蕎麦を茹でて食す。
シャンと冷えた蕎麦は家で作ってもうまいものだ。
が
腹がみたされないのもまた事実。

・・・

久しぶりに好物のポテトの明太子チーズピザを作る。

とっても簡単
レンジで出来る料理なのだが、マヨネーズをきらしている事に気づく。
買い物に行く気もおきず、マヨネーズを作ってみる。
ネットでレシピを確認。

結構おいしくできました。

しかしマヨネーズを発明したヤツってすごいわなぁ。

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連休初日


入院している友人の見舞いに。
手術を終えてまだ数日だが意外と元気そうだった。



久しぶりに車を洗ってピカピカに。

車

ほんとに要らない気がしてきた・・・。


・・・


孵ってきて夕方から地元の七夕祭り。
縁日をやってる近所のメンバーの所へ。
ビールと焼酎をいただく。
1時間ほど手伝いをして花火を見に家の方へ。
大人の女性の浴衣姿が少なくて残念だったかな（笑）


花火はいつも高台にあるお世話になってる方の料理屋の前で見る。
いつもの連中が集まってきた。

「ビールのみたくね？」

「頼んでみるか？」

「生5つ！」

気さくなお世話になってる方は外までビールをだしてくれた。

生ビール片手に花火観戦。



今年はすごく綺麗な花火だった。

下駄をカランコロン

夏ダネェ

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やさしさをおぼえていますか

かなしみをおぼえていますか

よろこびをおぼえていますか


ねむれぬ夜を

みちたりた朝を


短い二人の時間を

長い一人の時間を


あなたは覚えていますか？







♂今日から１０連休。

ひまだぁ。。。

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カメちゃんはいい試合をしてたね。
別に判定はどーでもいい♂です。


・・・


いや、久しぶりに面白いボクシングの試合だったし、、、。




まぁいい。



高校生の時に付き合ってた彼女と会った。
おそらく14年ぶり。


・・・


なげぇな。

彼女は今、オーストラリア人と結婚してて日本とオーストラリアを行ったりきたりしてる。
ちょこちょこと日本に帰って来てたらしいが、特に連絡を取り合う訳でもなかった。


彼女の言い分。

「だってさぁ、日本に帰ってきても誰も遊んでくれないんだもん」


・・・

あんた、もう30過ぎてんだからさ・・・。



・・・


でも不思議な感覚だった。

お互い年をとっての再会。
14年ぶりだというのに特に違和感はなかった。

まるで昨日まで普通に会っていたような。
そんな感じ。

「お互い変わってないね」

そんな事を言いながら酒を飲んだ。


付き合ってた中でまともにケンカしたりしたのは彼女だけかな。
高校生だったしね、自己主張強かったし。

あんな風にストレートに付き合うようなこと


もうねぇのかなぁ。

帰り道ふと、そんな事を思った。




いつもの静かな家

ここにあるもの

ここから去ったもの

そしてここにいるもの



8月初旬だというのに涼しいベランダに椅子をだして


冷酒を一口


口寂しくなって塩辛とタコ刺しをツマム


目を閉じれば星空にのぼっていけるような

そんな気がした夜だった。

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日焼けがまだホンノリと痛い♂です。


やっぱり海はよかった。



朝は4時起き。
4時半に迎えがくる予定が少し遅れて5時ちょっと前に出発。

ナビの到着予定時刻では6時の出航時間ギリギリ。

遅れそうだったので15分前に車から船に電話。


「ぴったりくらいに着きそうなんで待っていて下さい」

「大丈夫ですよ〜ゆっくりいらして下さい」


6時1分前に到着。

土手を駆け上がり桟橋を見回す。


船は何艘か停泊しているものの肝心の釣り船がいない。
土曜日だし他にも客がいるはずなのに桟橋はがらんとしてる。


ぼーぜんと立ち尽くす3人。。


「おいてかれましたかね？」

「みたいね」

「帰る？」



・・・



すると見覚えのある船宿のおっさんが現れた。


「電話したんですけど、置いてかれたみたいで・・・」

「え？電話もらった後すぐに3人組が着たからてっきりその人達かと・・・」

「げ・・・」

「今からじゃ、船戻せないから他の船を探してあげるよ」

待つこと2分ほど。

「羽田に7時出船があるから、そっちいってくれる？」


と、いうことで木場から羽田へ


・・・


道は空いていたので30分ほどで着いた。
出船には余裕の到着。

さすがに土曜の釣り船は混んでいた。
30分前に到着したものの私らが船に乗り込んだのは最後。
真ん中に3人並んで座った。


「1時間くらい走りますよ〜」


船長の声とともに船はゆっくりと走りだした。

少しモヤがかかった空。
今朝はナギ。
エンジン音とともに朝の心地よい風。
空を見上げればデカイ旅客機が飛んでいく。

東京国際空港の脇を抜けるとエンジンの回転数を上げて東京湾へ。

航路にはいつものタンカーや大型船。

流れる景色を見ているだけで不思議と頭が空っぽになる。
エンジンの鼓動と波を切る揺れ具合がまた心地よく感じた。

なんか釣りなんてどーでもいいから
このままどこか遠くまで行ってしまいたい。

そんな事を感じる。

先頭 表紙