2002-02-28 乙女ちゃんは悩んでいる
2002-02-28 ワタクシ的な国際交流　その１
2002-02-28 ワタクシ的な国際交流　その２
2002-02-27 悩んでいるのだ
2002-02-25 出社拒否
2002-02-04 良い気分
2002-01-28 時には他人を気取りたい
2002-01-26 ワタシの呼び方
2002-01-21 昔のオンナと、新しいオンナ
2002-01-15 我慢大会

以前日記に登場した乙女ちゃんは、十才年下で現在ハタチのジャニーズ系美形の光一君（仮名）への実らぬ思いに決着をつけ、現在新たな恋を実らせるべく爆走中だ。


新しいお相手は、やはり三才年下の若井クン(仮名）だという。
（どうも乙女ちゃんは、自分の実年齢を忘れさせてくれる若い子がお好きなようだ。）

彼とは以前合コンをした仲だが、その時はお互い感じるものがなくさよーならをしたという。
ところが、昨年の秋に劇的な再会をしたのがきっかけで、乙女ちゃんの恋心がメラメラしはじめたらしい。
しかし聞けば「劇的」というのは、単にお互い共通の知人が居たという、よくある偶然な繋がりなのだが、世間知らずの乙女ちゃんはその偶然に強い運命を感じたようだ。
その単純さが実に乙女ちゃんらしい。

そしてつい先日、乙女ちゃんは若井クン(仮名）からメールを受け取った。
『一緒にボード行こう！』
乙女ちゃんは天にも上りそうなくらい喜んだ。
すぐさま直接返事の電話を入れて
「友達も呼んでいい？」
と聞いたらしい。
若井クン(仮名）は、ちょっと不機嫌そうな声だったけれど
「いいよ。。。」
と言ったという。
大抵の人ならそこで『やっぱり本当は二人っきりで行きたいのよね♪』と悟る。
そして、二人っきりでいちゃいちゃボードを楽しむだろう。
しかし乙女ちゃんは、本当に友達を誘ってしまったのだ！

そしてその事が、やがて乙女ちゃんの大きな悩みに繋がるとは、彼女自身その時は知る由もなかった。



賢明な皆さんなら既にお察しであろう。
そうです。どうやら若井クン(仮名）は、乙女ちゃんより友達の可愛サン(仮名）の方にホの字の兆しが見えるらしい。

現在、若井クン（仮名）とのメールのやり取りは相変わらず続いている。
しかしその内容が、じわじわと可愛サン(仮名）のことに占められつつある恐怖を、乙女ちゃんは味わっているという。
「自業自得かもしれない・・・・」
と乙女ちゃんは呟くが、そのとおりとは言えないギャラリーの葵であった。



　　　　負けるな乙女ちゃん！！

先頭 表紙

会社に外人のお父さんと四歳くらいの坊やが入ってきました。
「ｘｘｘｘ？　　ＦＡＸ？　　ｘｘｘｘ？」
どうやら、うちの会社でＦＡＸサービスをしているか？と聞いているようでした。

丁度応対した女子社員（２４歳春には人妻）新居ツマ子さんは、外人さんの大きな体と早口の英語に固まっていました。
フリーズしたツマ子さんに気付いた私は、図々しくも彼女に変わってお相手をして差し上げようと傍に駆け寄っていました。
そして、ジャパニーズイングリッシュで
「ノオー。総理ー。」
と小泉総理の改革に文句を言うが如く、はっきりと言っていました。
最近はどこもしていないと思いますが、うちの会社でもＦＡＸサービスはしていないのです。

『おお〜、アナタはえーごわかるんですね？！』
と外人さんは思ったかどうかは知りませんが、今度は
『デハ、ＦＡＸサービスをしているところを知っているならば教えて欲しいのでぇす』
とえーごで聞いてこられました。

そこで『そんなサービスをしている所なんて、知らん！すまないね。』と答えておけばいいものを、
「おーけい。じゃすと、もーめんと！」
私と新居ツマ子さんは、これも小さな国際交流だわと、にわかボランティアを始めました。

ところが、二人でイエローページを探しても見つかりません。
郵便局のレタックスがありましたが、なんだか高そうでした。
丁度そこへ派毛薄井次長が入ってきて、大きな外人さんにビビリながら
「どうしたん？」
と聞いてきました。事情を説明すると、普段なら
「すいませんね。出来ませんのでお引取りを。。。」
と言うくせに
「それならうちでＦＡＸ送ってあげればいいじゃない。」
と、にわか国際交流に参加表明をしたのです。



　　　　　　　　・・・・・　長くなったので、つづく・・・・

先頭 表紙

『今回は特別にうちからお送りします。どちらの番号へ？』と聞くと、
「いんぐらんど」
一瞬聞き間違いかと思いました。次長に伝えると、彼もまさか海外へＦＡＸするとは思っていなかったようです。いったいイギリスへのＦＡＸはいくらするのだろう？と次長は引きつった顔になっていましたが、
「早く送ってあげて・・・」
といきがって言いました。そして一緒に居た坊やに
「あめ・・・キャンディ食べたら？」
と身振りを交えて言うと、すかさず外人さんに
『あめぇりかデハ、キャンディと言いますが、いぎりすデハ、すいーツと言いまぁす。』
と訂正されましたが、
「　　　？？？　　　今なんて言ったんか？」
と情けないことに全くわかっていませんでした。

ＫＤ○Ｉに問い合わせをしながら、なんとかＦＡＸを送信し
『もしもＦＡＸエラーしたら。。。　　何度もエラー。　あ〜う〜。。。　このレター念のためこちらにコピーして保存。おーけー？』
なんともつたないえーごでした。我ながら、大変情けなかった。。。。
しかし賢明でじぇんとるまんなカレは、理解してくれました。
『もちろん。おーけー。よろしくおねがいしまぁ〜す。そして、もしもまたワタシが困った時にはへるぷおーけー？！』
と、ずうずうしくもお願いしてきました。
嗚呼、ここにもノーと言えない日本人一名。
「おーけい！いえーす！」
心では『もう勘弁〜』と思いながら、思いっきりはっきりとイエスと言ってしまったワタクシ。（笑顔付き）
後ほど、またイギリスにＦＡＸしてくれと来たらどうするんだ！と思いっきりヒンシュクをかっていたのは言うまでもない。。。。


・・・・オマケ話として・・・・・

カレは立ち去るときに、
『ワタシは個人で英会話教室を開いています。よろしければ是非おいで下さい。』
と「シェイクスピア英会話スクール」と書かれたチラシを私の元に置いていった。
私は、さぞかしおかしな英語を喋っていた、と言いたかったのであろう。

そんなのわかっとるわ！

先頭 表紙

ただ今の時刻、午前４時３０分。

これから、もう一度寝直すべきかどうかを真剣に悩んでいます。

（昨日はなんだか喉が痛くて風邪っぽいので、夜の８時過ぎから寝ていたんですけれどね。）
↑早すぎ？！

早起きは三文の得と言うけれど、私の場合これを実行すると

午前１０時頃、イキナリ睡魔が襲ってくるのだ。

しかしもう一度寝直すと、今度は起きるのが辛くて

またまた仕事に行きたくなくなるしなぁ〜。。。　　　←実は口実にしたいのかも

こらこら、悩む暇があるならさっさと寝ろって？！

先頭 表紙

数日前の朝のこと。

「朝っぱらから洗濯物を干すのって、このくそいそがしいのにっ！」
と怒り交じりのため息をつきつつも、葵（三十ウン才）は足取りも重く、洗濯物を干し終えて階段を下りていた。

「はぁぁ〜、仕事だるい。。。いっそのこと、会社休んだろかっ？！」
と考えていたのが災いしたのか、はたまた願いが天に通じたのか、階段の中間地点で突然体が宙に浮いた。
その瞬間は頭の中に、走馬灯のようにさまざまな過去の記憶がかけめぐる程の時間は無かった。
あっと思った途端、右のお尻を階段の角に打ちつけ、そして私は階段を数段滑り落ちた。

「痛いけど・・・・・・これで会社が休める。」

私は大層計算高いのかもしれない。その場でじっとしていようと思ったが、
「もしかしたら、本当に骨折でもしていたら家族が帰ってくるまでの間、痛みを伴う放置プレイと会社からは無断欠勤のレッテルを貼られてしまう！」
いかん！何が何でも電話の近くまで移動せねば。
痛みをこらえつつ、私は動いた。そして電話の子機を掴むとその場に倒れこみ、誰かが出社するであろう時間まで、つけっぱなしになっていたテレビを見ていたのである。
しかし、むねおハウスがどうだろうが真紀子女史が何をしゃべろうが、私は知ったこっちゃなかった。

私の頭の中では、お尻を骨折して入院したら『シモの世話』は誰かにお願いしなければいけなくなるのか？の疑問でいっぱいであった。
この歳にしてそのような辱めを受けねばならないとは、やはり日頃からのやましい心がけがいけなかったのだ。
私は元気で労働できる幸せを忘れていた。

神様ごめんなさい。

これからは、流しの中に昨晩からの洗い物をいっぱいにしたまま家を出ることはいたしません。
朝から車をとばして、危ない運転で前の車を無理やり追い越ししません。
遅刻ギリギリにタイムカードを入れて、今日もナイスな滑り込み♪と悦に入りません。
派毛薄井次長とも仲良くします。多古課長のセクハラにも耐えます。

だからお願いです。
『シモの世話』になる事だけは勘弁してください!







私の願いは通じたようだった。
その日の午前中じっとしていたら、午後からは動けるようになった。
翌日には、蒙古斑のような青あざがお尻に出来ていたが、な〜にこんなもの数日で消えてしまうのだ。
『シモの世話』に比べたらミジンコのように小さな代償だった。
そして、私の反省も実は水溜り程度だったようだ。
現在水溜りは綺麗に蒸発している。
今朝も「会社休んだろか？！」と思いつつダラダラ身支度をしていた私であった。

今ごろ神様は、与えた罪の軽さを悔やんでおられるかもしれない。。。

先頭 表紙

えへへ〜ただ今酔っています〜！

最近むしょうにお酒が飲みたいのだ。

缶チュウハイ一本で良い気分になれるお得な体の葵。　　　・・・自分でも知らなかったゼ・・・

どうです？おひとつ如何？！

前はこんなに弱くなかったのになぁ〜。。。

最近飲んでなかったから、どうやら食後でも簡単に酔っ払ってしまうみたいね。

ひまじんでワタクシをラマンとお呼びくださる、とあるお方のお声を聞いたせいもあるかも？！

ああ・・・直接お会いしてお話したかったでしゅ。　　　←この辺酔っている

今の気分は、アタシを酔わせて何をしてくれてもいいわよ〜！って感じです。

嗚呼、マジ酔っています。　　アナタに　　　　・・・うそ・・・いやマジ。


あ〜ん、アタシッたら、何を書いているのかわかりませ〜ん！

もう少しこのまま良い気分でいたいな。

どうかもうちょっとだけ、フワフワさせてね。。。。。

先頭 表紙

。。。ダレカノ日記風に。。。


黒木瞳はどんどん若くなっていってる気がするのはアタシだけ？

スマスマで慎吾ちゃんがジーンズにしていた
細い皮ひものベルトがほしい〜☆

吾郎ちゃんあいかわらず踊りのテンポズレてるよ。。。
ソコがまたい〜☆のだけど〜

今日課長に同行していた時、
交差点の真ん中で救急車の音がして、課長が車止めたの。
二人で「どこから聞こえるんだ？」って、後ろと横をきょろきょろ探してた。
ふと正面をみたら、救急車がキテルじゃない。
ぶつかるかとおもたよ。。。。
多古課長のおとぼけぶりは相変わらず、らぶりー。
でも、愛はないアタシたち。（あっても困るけど）

この前かけた睫毛パーマのせいで
睫毛だけお人形さんと言われた。他はどうよ？
聞くなって？　　わかってるよ〜ん


今週も始まったばかり・・・・
はぁぁ〜、ためいき。。。。


週末はおこもりしてドコにも行かなかった。
今週末はアタシ達、いつもの秘密の場所にいけるとおもう？

先頭 表紙

社内にて我が天敵、派毛薄井次長は
ワタシを呼ぶ時、イロイロな呼び方をしてくる。




　　　ちょっとちょっと〜



　　　おくさん



　　　
　　　ヒトヅマ




　　　
　　　そこのお嬢さん！









　　　　　　ワタシがすばやく反応する呼び方は、勿論お分かりですね？！

先頭 表紙

彼女が私の元を去ってしまって、一ヶ月がたとうとしている。

冷たい風が吹いていたあの日、無言で立たずんでいた彼女は、とても凛として見えた。

私は別れの言葉が見つからなくて、とうとう最後までなにも言えなかった。

彼女が乗せられた車を見送りながら、小さな声で

「さようなら。長い間お疲れさま。。。」

とつぶやいてみたが、彼女にその声は届いてはいなかっただろう。

あの時ちゃんと声に出して言ってやればよかった。

今も彼女に良く似た娘を街で見かけると、少しだけ心が痛む。。。。



・・・などと時々しおらしいことを思う反面、実は心は既に新しい相棒へ興味が移ってもいた。

まるで馴染みの呑み屋で、年取ったママから新入りの可愛い女の子に、簡単に目移りするオヤジの気分を体験しているようだ。



そして今日は新しい相棒の一ヶ月検診…じゃなかった、一ヶ月点検の日であった。

別段悪い所もなく、新しいオイルに交換してもらって相棒もご機嫌のようだった。

前の彼女の本田今日子は、控えめな容姿ながら負けん気が強い女であった。

よく街中で瀬流知男にタイマンを張ってみたり、ドイツ出身のＢｅｎ君にガンを飛ばしたりしていたものだ。

が、今度の相棒はグットがギュッと詰まったオンナで、

「あいらびゅ〜べいべぇ〜♪」

と時々囁いてやれば、足取りも軽くご機嫌でいてくれるし、

「うふふ・・・サ〜ビスよ♪」

とＣＤもエンドレスでガンガン聞かせてくれる。

そんな愛想のいい相棒にも、そろそろ名前を付けてやらねば・・・

と思案しているが、なかなかいいのが浮かばない。

人間の赤ん坊ならば、生まれて１０日以内（でしたかね？）には名前を役所に提出しなければならないが、

今のところ、名無しでも日常生活に支障をきたさないので、

毎朝「あいらびゅ〜べいべぇ〜♪」と囁いて相棒をごまかしている次第である。

先頭 表紙

　ある日の朝、私は友人と新大阪行きの新幹線に乗っていた。

　新大阪駅までは５０分足らず。乗車した時から、私はなんとなくトイレに行きたい気分があったのだが、ハイテンションでお喋りを続けた為トイレに行く暇もなく、あっという間に新大阪についた。
　
　そこから私達は、京都行きの新快速に乗り換える予定だった。乗り継ぎの新快速にはたいした待ち時間も無く、スムーズに乗り換えができそうだった。

　しかし私にはトイレに行きたい気持ちが、前よりムクムクと膨らんできていた。が、駅のトイレは混み合っており、トイレに並ぶと新快速に乗り遅れる心配があった。
「京都までも、お喋りで気持ちを紛らわせていれば大丈夫。」
と、私はトイレを諦める決心をした。

　ホームで新快速を待つ時間は、ほんの７〜８分。ところが季節は冬。ホームは大変冷えた。
「マズイ！寒さのせいで、トイレ行きたいモードに一気にターボがかかってしまった！」
私は焦リ始めていた。

　まもなく列車がホームに入り、私達は並んで席に腰掛ける事が出来た。
「あと２〜３０分の辛抱。喋って忘れろ！」
そう心の中で自分に言い聞かせたが、我慢は５分と持たなかった。
「マズイ！このままでは、いい年をして大変恥ずかしいことになってしまう〜〜〜。」
私は自分が粗相をするという光景を目に浮かべ、同時に友人を一人失うという悲劇を想像した。その瞬間私は
「トイレ探してくる。」
とにわかに立ち上がり、友人の返事を聞く間もなく小走りに車両を出て行った。

　一両、二両と歩き
「もしかしてトイレの無い列車だったのかも。。。？」
と不安になった時、車掌さんに出会った。私は随分と切羽詰まった顔をしていたと思う。
トイレの場所を聞いた私に「隣の車両。」と笑顔で指差して教えてくれたその人は、後光がさした神様に見えた。
　
　「これで楽になれる！」
そう思ったのもつかの間、トイレの前には３人並んでいた。おまけにその中の一人はドアを拳で叩いていた。どうやら中にこもったきり出てこない人がいるらしい。私がその列に加わっても、なかなかドアは開かなかった。
　
　トイレの前に並んだ私達は、お互いの顔をそっと盗み見て、
「な〜に、自分はゆとりがあるんですよ。わっはっは〜！あと１０分は大丈夫ッス！」
という振りをしていた。そうしていると、本当にまだまだゆとりがあるような気になって、吹けもしない口笛を吹いて見せたくなった。が、多分私と同様に極限状態だったことは間違いない。証拠に、やっと中から出てきた女の子がハンカチで口元を押さえていたのには、誰も目をくれなかった。代わりに、みんなの口元は少しほころんでいた。そして視線は、まっすぐ正面を向いていた。

　そこには、にわか連帯感で結ばれた私たちの我慢大会の終了を告げる場所が目前にあった。



　　　教訓：乗り物に乗る前にはトイレに行くべし！
　

先頭 表紙