2001-10-30 画像（ベラッジオ噴水ショー）
2001-10-30 旅行４日目。
2001-10-17 旅行３日目。（夜編）
2001-10-17 旅行３日目。（昼編）
2001-10-16 番外編：ギャンブルについて。
2001-10-16 旅行２日目。
2001-10-15 旅行１日目。（その２）
2001-10-15 旅行１日目。（その１）
2001-10-12 無事帰国致しました。
2001-10-06 名古屋空港より

宿泊したホテル　ベラッジオの前の湖で行われる噴水ショー。
昼間もやっているが、やはりライトアップされた夜の方が素晴らしい。

先頭 表紙

久々の更新だー！！

１０月９日（火）
ラスベガス最後の日。昼間はぶらぶらとホテル散策をして時を過ごした。
夜になり、ラスベガスのストリップ通りの最北端にある”ストラトスフィアタワー”に行
くことにした。
このタワーはひときわ高い建物で、展望台からラスベガスの町並みが一望できる場所であ
り、そのてっぺんには「ビッグショット」と呼ばれるフリーフォールのようなものと、ジ
ェットコースターがある。
せっかくだからそれらも乗ろう、とチケットを買い展望台へと登るエレベーターに向かっ
た・・のだが、なんとものすごい行列！！
夜も８時は過ぎているのに、この行列は一体？！と思っていたら、エレベーターに乗る前
にセキュリティーチェックをしていたからであった。
テロ以降、高い場所に行くにもセキュリティーチェックがあるとはきいてはいたが、まさ
かこんなところでしているとは・・
手荷物も全て中をチェックされ、金属探知機の下をくぐる。
まるで国際線搭乗のようなチェックである。
このような厳しいチェックを一人一人にしているために、時間がかかっているのであった。
そして並ぶこと１時間・・やっとエレベーターに乗ることができた。
エレベーターで最上階に上がると、そこには一面のラスベガスの夜景が！！
風が冷たかったけど、まばゆいばかりの夜景に圧倒される。
しばらく景色を眺めてから、チケットを購入していたビッグショットとジェットコースタ
ーに乗ってみることにした。
ジェットコースターは塔の外にちょっとはみ出る形で作られており、スピードや起伏こそ
ないが、下が全く見えない為　空の上を走っているみたいだった。

そして続いてビッグショット。
塔の一番上にあるそれは・・見るからにこわそう。
客もほとんどいなく、座った途端にぐぐぐぐっと上空にゆっくりイスがあがっていった。
「？？？？あれ？これってこんなもん？？」とラスベガスの町並みを眺めていたら
「！！！！！！！！！！！！！！！！！！」
途端に急降下。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。死ぬぅぅぅぅぅ！！！」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」
急激に重力がかかり、自分の身体がどこかに持っていかれるような感覚に襲われる。
ジェットコースターで急降下している時に感じるような背筋のゾクゾクより更に時間が長
く感じる。
二人でぎゃーぎゃー叫びながら涙目になる。
そんな様子を見ながら、下では人が笑っている。・・全く景色どころではない。
降りた時、二人とも足はガクガクしているわ　涙は出るわで大変だった。
遊園地でよくありがちな、『一番イヤなショットをカメラで激写して売る』というのもあ
り、自分達の表情をチェックしたが、本当に髪の毛は総毛立っているわ、ものすごい表情
してるわでとても恥かしい・・
しばらく足のガクガクは治らなかったが、熊吾郎(仮名）なぞは「ラスベガスに来て、これ
が一番楽しかった」と言う始末。・・これでよければ日本でも十分できるぞ・・

明日の朝でラスベガスを発つ。
丸３日も自由行動があったのでとても長く感じた滞在であった。
しかし、持ってきた現金は全て使い果たして全てを消化した感がある。
楽しかったんだけど・・・・・

やっぱりラスベガスは金持ちじゃないと十二分に楽しむことはできない、と強く感じた旅
行でありました。
ぐうたらなうちらには「やっぱり南国が合うね・・」ということを再認識しました。


↓タワーから見た夜景。

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さて、だんだんと暗くなってきた。
ベラッジオのホテル内で行われるショー『Ｏ（オー）』の開演は夜１０：３０からなので
それまで、あちこちのホテルで行われる無料ショーを見に行くことにした。
ホテル前の無料ショーとして有名なのは
・Treasure　Island　前の『海賊ショー』
・Mirage　前の『噴火ショー』
・Bellagio　前の『噴水ショー』
がある。
だいたい暗くなってから始まるショーが多いのだが、時間が結構まちまち。
ベラッジオの噴水ショーやミラージュの噴火ショーは　３０分おきくらいに行われるのだ
が、トレジャーアイランドの海賊ショーはあまり頻繁に行われない。
時間を計算し、一番ホテルから遠いトレジャーアイランドに最初に行って、帰り道にミラ
ージュ、そしてベラッジオを見よう　ということにした。
昼間は日差しも強く暑いので、あまり人が出歩いていないのだが　夜になるとものすごい
人になる。
ラスベガスは”夜の街”である。
ショーの時間ぎりぎりに着くようにトレジャーアイランドに着いたので、人だかりがすご
く、ほとんど見えなかった。
音は聞こえたんだけど・・。でも大砲の音やら火をふんだんに使っていて、迫力は感じた。
続いて、ミラージュの噴火ショー。（下の画像参照）
そして　ベラッジオの噴水ショー。
ベラッジオの噴水ショーは、部屋の窓から見える上に　テレビのチャンネルを合わせると
音楽も聞こえるので、何度か部屋から見ていたのだが、やはり近くでみるとこれまた迫力
が違った。あとライトアップされていたのでものすごいきれいだった。
回りはカップルがいちゃいちゃしていた・・。でもこれは見る価値あり。きれいです。

一度部屋に戻り、本日のメインイベント『Ｏ』のチケットを取った。
時間は９：３０なので、そろそろかもしれない。
ショーの受けつけに行くとすでにすごい人だかりで、すぐに中に入れた。
席は、３階席ではあったのだが　全体をよく見渡せた。

『Ｏ（オー）』は、日本でも”サルティンバンコ”でお馴染みの「シルク・ド・ソレイユ」
が行っているショーで、水をふんだんに使ったショーだそうで。
舞台には水が張り巡らされ、舞台袖には生バンドが控えている。
画像をとれないので、みなさんにこの素晴らしさを伝えられないのが非常にもどかしいが
とにかく、本当にすごかった。
人気があるのがうなづける。２度でも３度でも見たいくらい。
すごい高い位置からジャンプして水に飛び込んだり、音楽に合わせて火や水を使って踊る
人達。
もちろん、音楽も素晴らしかった。
これぞまさしくエンターテイメント！！
最後はスタンディングオベーションの嵐だった。
みなさまもラスベガスに行かれる機会があれば、ぜひこのショーを見てください！！とお
勧めしたいくらい良かった。
このショーを見ただけでも「来てよかった・・」と本当に思えるくらいだった。

あと他にはインテルのＣＭで有名な『Ｂｌｕｅ　Ｍａｎ　Ｇｒｏｕｐ』なども他のホテル
でショーをしています。これも見たかったけど、断念。。


↓ミラージュの噴火ショー。熊吾郎（仮名）さんと一緒にパチリ。

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１０月８日（月）

・・起きたら・・・なんと午後２時であった。
しかも「部屋の掃除をしたいんだけど、何時にしていいですか？」という電話に起こされ
てはじめて気づいた次第である。
なんで旅行に来てこんなに寝過ごすんだぁぁぁぁぁ！！
慌てて飛び起きた。せっかくのラスベガスなのになんと無駄な時間の過ごし方をしている
のであろうか。
急いで着替えをして、化粧をしている頃にまた電話が。
「何時に行ったらいい？」といわれたので「あと５分で出ますので　よろしく」と言って
電話を切る。
・・さて、どこに行こうか。
ラスベガスに行くと　結構オプショナルツアーで”グランドキャニオン”などに行って観
光する人が多いのだが、私は８年前のグランドキャニオンツアーで小型機に乗り、非常に
恐い思いをした（あそこら辺はめちゃくちゃ揺れる。）ので、絶対今回そこだけには行き
たくない！と断固断ったのである。
あんな恐い思いをしてまで景色を見るまでもない。一度見れば十分である。（旦那は行っ
たことないけど・・）

とりあえず歩いていける場所にある『フォーラム・ショップス』に行くことにした。
おなかも空いているので、食事もしないと（時間的にはおやつ？）
１０分くらい歩いて到着。
ここは色々なお店があるショッピングモールのような場所である。
着いてとりあえず食事。・・またもや中華。味はまあまあだった。
そして、お店をぶらぶらと歩いてみた。
中にはグッチやらヴィトンやらもあるのだけど、日本人観光客の姿が少ないのでだいたい
どこも閑古鳥が鳴いている。
グッチで新作のサイフを見せてもらい、ちょっと欲しいなぁ〜と思ったのだが　今のサイ
フも気に入ってるし（同じくグッチ）、そんなに物欲も湧いてこなかったのでやめておい
た。
最近あまり物欲がないのである。・・いいのか悪いのか・・
物欲がないので、店に入ってもすぐ出てきてしまう。
そしてあっと言う間に店巡りが終わってしまった。
帰りはストリップ通りをまたいで『フラミンゴホテル』や『ＢＡＬＬＹ’Ｓ』の中を通っ
てきた。
どこのホテルもやはりカジノを通るので　ちょこっとづつ散財。
こうやってちょこちょこと、しかし確実にお金をなくしていくのである。あな恐ろしや。

部屋に戻り、「ヒマ・・」となった。
しかし、今日は夜にショーを見る予定なので、気分はワクワクしていた。
開演時間は１０：３０。
今日はしっかりと起きていなければ！！

（続く）

↓ホテル『Ｐａｒｉｓ』にあった銅像・・ではなく、これはなんと人なのです。
　ホンモノみたいに身じろぎ一つせず、でも私がカメラを向けるとポーズしてくれました。

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ＣＡＳＩＮＯ（カジノ）というとどういう種類があるかご存知でしょうか。
大きく分けると
・スロット
・テーブルゲーム
の２つがある。

スロットは日本でいう「パチスロ」とは違い、ただ単にお金を入れるとくるくるとドラム
が回るだけのもの。
日本のように目を読んでボタンを１つ１つ押していくものとは違う。
だからルールは至って簡単で、超初心者でもお金さえ入れればできるのであります。
基本的に「２５セント」「１ドル」「２ドル」「５ドル」を基本にするスロットの種類が
あり、「２５セント」のものでも２枚以上入れなくては当りが出ても大当たりとはならな
いので、あっと言う間にお金がなくなっていくのである。むぅ。
２５セントの場合、現金を入れてそして当たったら現金が出てくるので（日本の場合は現
金が出てこず、メダルで出てくる）嬉しいことは嬉しいのだが、すぐにお金がなくなるの
でだいたい札を入れて遊ぶことが多い。
ほんと、熱くなってしまうと１００ドルくらい簡単に消えてしまう。恐ろしや・・

テーブルゲームは、「ルーレット」「ブラックジャック」「クラップス」などなどたくさ
んの種類があるが、各テーブル毎にディーラーが付き、会話を楽しみつつゲームをするら
しい。
こちらはミニマムで賭ける金額が最低で「５＄」くらいからなので、更にあっと言う間に
お金がなくなる。
一つ一つのゲームの種類について説明をすると果てしなく長くなるのでしないが、こちら
は全て現金ではなく、カラフルなチップに交換してゲームを楽しむのである。

各ホテルの１階に巨大なカジノを持っていることが多く、ギャンブルの収入によってホテ
ルの６〜７割の収益をまかなっているというくらい巨大なお金を生んでくれる場所なので
非常に各ホテルはカジノに力を入れている。
空港内にスロットが置いてある時点で　笑えてしまうのだけど。

ホテルによって大きな違いはないけれども、どこのホテルに行ってもカジノ以外すること
がないので、ついつい色々手を出してしまうのである・・。

＊ちなみにホテルのカジノ内での撮影は厳禁だそうです。（本当は画像をとってア
　ップしたかったんだけど・・）
　あと未成年がギャンブルをしていないか、警備員があちこち巡回しております。


↓ホテルの部屋から見た向かい側のホテル「Ｐａｒｉｓ（パリス」
　名前の通り、フランス風のホテルである。エッフェル塔もどき、凱旋門もどきがあり
　非常にきれいなホテルだった。

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１０月７日（日）

朝９時起床。
とくにすることがないので免税店（ＤＦＳ）に行ってみることにした。
ラスベガスのメインストリートであるストリップ通りの各所にただで乗れる（ツアーに含
まれているので）トロリーバスを使っての移動である。
バスの時刻表を見て、ゆっくり支度をして移動。
私達の滞在するホテルからは出ていないので、向かい側にある「パリス（Ｐａｒｉｓ）」
というホテルまで行った。
バスに乗り、ふと張り紙を見ると『ＤＦＳの就業時間は現在１３：００〜２１：００とな
っております』とあった。
本当であれば、朝９時から夜中１２時まで開いているのだが、テロの影響で観光客の数が
減り、時間を短縮しているらしい。
到着したところで、まだまだ開店時間まで時間があったので、とりあえず歩いていけるホ
テル巡りをすることにした。

ラスベガスではギャンブルができる年齢が２１歳以上　なので子供達が来てもなんの楽し
みもない町である。
しかし、その中で子供が遊べるホテルがある。
『サーカス・サーカス』というホテル内には、１階がカジノ・２階に子供達が遊べる、お
金の代わりにぬいぐるみが賞品としてもらえる出店風のお店があるのである。
私が以前にラスベガスに来た時、１７歳で妹達もいたのでここに来て、大量のぬいぐるみ
をもらった記憶があり、非常に思い出深いので行ってみることにした。
私は「懐かしいなぁ・・」という思いがあったが、熊吾郎（仮名）は特に興味を示さなか
ったので、すぐに１階に移動しスロットに興じた。
あっという間に金がなくなる。
１２時になったので、再びＤＦＳ付近に戻り　近くにある韓国料理屋に入った。
なぜラスベガスに来て韓国料理なのか。よくわからないが、結構客が入っているので入っ
てみた。
私達以外の客は全員韓国からの観光客らしく、ハングルが飛び交う。
ラスベガスにいながらにしての韓国旅行風である。
私が冷麺、熊吾郎（仮名）がビビンバを食べた。美味しかった。
１３時になり、いよいよ店が開店したみたいなので受け付けに向かい　入店。
しかしここのＤＦＳは狭い。
そして特に目新しいものがなかったので、熊吾郎（仮名）が会社の人達のお土産を買いす
ぐに退散した。お店の人は「観光客が少ないから私達も働く時間が短くなって　困ってい
る」と言っていた。
思ったよりＤＦＳがつまらなかったので、近くにあるリカーストアでビールとミネラルウ
ォーターを買い　一旦ホテルに戻った。

ラスベガスはギャンブルと、あとは各ホテルで行われるショーで有名である。
本当であれば、人気のあるショーは２ヶ月前に予約しないと全くチケットがとれないので
あるが、観光客のキャンセルが相次いでいるのでもしかしたらとれるかも？とベラッジオ
内で行われているショーで、今ラスベガスでも１，２位の人気を争う”Ｏ（オー）”の予
約状況を確認しに、ショーチケットセンターに向かった。
調べてもらったら、明日の夜１０：３０からの部ならとれる、とのことだったので早速予
約をした。
なんともラッキーである。

夜はホテル内にある中華料理の『ＮＯＯＤＬＥＳ』に行った。
やっぱ中華は美味しい。

時差ボケのためか夜になると非常に眠い。
ラスベガスといえば、夜が華やかなのに９時すぎには眠ってしまった。

↓宿泊したホテル『ベラッジオ（ＢＥＬＬＡＧＩＯ）』
　イタリア風のホテルをイメージしているらしい。
　ホテル前の湖で行われる無料噴水アトラクションが有名である。

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＊飲み過ぎの私達に天罰か？！その１からお読み下さい。

次に目が覚めた時には日付変更線を越えていた。
そして具合の悪さも治り、スチュワーデスがくれたオレンジジュースを飲んで一息。

結局　楽しみにしていた機内上映の映画が見れずじまい。
自業自得とはまさにこのことなり。しくしく。

名古屋〜ロス間はほとんど意識がないまま到着し、ロスでラスベガス行きの飛行機に乗り
換え。
ロサンゼルス空港でまずびっくりしたのが、入国審査場を抜けたところにいるものものし
い軍隊の人達である。
いたるところにマシンガン（？）を肩から携えた迷彩服の軍人達が立っている。
あぁ・・やっぱりとんでもない時に旅行に来ちゃったなぁ・・。
ホンモノの銃を見たのははじめてだったので、熊吾郎（仮名）と二人ビビりまくりながら
歩いていた。

今回の旅行で一番怖かったのが、ロス〜ラスベガス間の移動。
わずか１時間弱のフライトだが、「このまま違う場所に行ったらどうしよう。ハイジャッ
クされたら・・」と不安でいっぱい。
外の景色を見る余裕もほとんどなく、ずっと祈っていた。
ロスの美しい海から山を越えるとすぐに砂漠。
砂漠をずっと行ったところに突然場違いなほどにぎやかな町が見える。
そこがラスベガスであった。

到着時間午後５時。
あまりにも疲れていたので、ホテルのスロットをちょっとだけやってあとは「美味しい」
と評判である宿泊先ホテルであるベラッジオのバフェに行ってあとは就寝。
・・ベラッジオのバフェは・・そんなに美味しくなかった・・

↓ラスベガスの町並み。「人が少ない」と言ってましたが、結構いたなぁ。
　しかし日本人はほとんどいない。

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１０月６日（土）

ぎりぎりまで行くか行くまいか悩んだ挙句、結局出発することにしたラスベガスへの旅。
名古屋空港はかなり空いている。
やはりこの時期　海外旅行に行く人がいかに少ないかということを実感した。

旅行を予約した時点では名古屋〜ロス間が満席でキャンセル待ちの状態だったのに、実際
乗ると客席の３分の１ほどの人しか乗っていない。
ビジネスクラスなど１人か２人くらいしか乗っていない。
もちろんエコノミーの私と熊吾郎（仮名）は、右斜め前に見えるビジネスクラスの座席に
座らせてもらえないかと　虎視眈々と狙う。
食事はエコノミーでいいから、座席くらい座らせて欲しいものだ（ずうずうしい）
定刻通り飛行機は出発。
今回のこの便を持って名古屋〜ロス間がしばらくの間運休となるらしく、チーフフライト
アテンダントの男性がやたらと饒舌だ。
「えー、皆様にとっては空いている座席で過ごしやすいフライトとなりますでしょうが、
私達は残念ながら今回の便を持ってしばらく運休となるので感慨深いものがあります・・」
などなど　一人でぺらぺらとしゃべりまくっている。
実に離陸までの滑走中、そして離陸してしばらくも計１５分くらいは一人でしゃべってい
たであろうか。
航空会社も大変だろうなぁ・・と思いつつも、私と熊吾郎（仮名）はワクワクと離陸後の
ドリンクサービスを待っていた。
「高い旅行代払ってるんだから、ここぞとばかりに飲むぞ！飲みまくるぞ！！」と意気揚
々としている。
ドリンクサービスでは、必ず一人２本はビールを頼むこと。
普段は発泡酒ばかりなので、やっぱここはア○ヒのスー○ードライにしよう！などとほく
そ笑む二人。
・・あぁ、悲しき貧乏人。
早速ワゴンがやってきた。
スチュワーデスが聞くよりも早く「ビール下さい。ア○ヒで。」などと聞かれる前から銘
柄まで指定。
一緒に配られたおつまみ片手に『居酒屋☆日航』めでたく開店。
あっと言う間にビール一本を飲み干し、続けざまに２本目を頼む。
そしてその直後にミールサービス。
「ワイン♪ワイン♪」とはしゃぎ、赤ワインと白ワインをもらう。
ごくごくと飲み干し２本目。
・・・ペースが早過ぎるのだが、２人ともすでにホロ酔い状態である。
ワインも飲み干し、ここで熊吾郎（仮名）が「眠い・・」とダウン。
私はさらにビールを。

・・そしてここで記憶が途切れる。

「ちょっと気持ち悪くなっちゃったよ・・」と熊吾郎（仮名）がトイレに立つ為にゆり起
こされ、ふと私もトイレに行きたくなった。
そしてトイレに行き、用を足した瞬間　気持ち悪くなる。
おえっ・・サイアク・・
そう、みなさまおわかりのことでありましょうが、飛行機に乗っていると気圧の違いで普
通よりも酔いが回りやすいのである。
そこに調子に乗った貧乏人がここぞとばかりに酒をかっくらったもんだから、思いきり気
持ちがわるくなってしまったのである。
トイレでしばし具合の悪さと戦っている時に、運悪く貧血勃発。
あぁ・・あの狭い機内トイレの中で気持ちは悪いは貧血にはなるわ、でも空の上なのでど
うすることもできないわ、で涙目になる。
「神様・・私が調子に乗りすぎました。すみませんすみませんすみません」
太平洋のど真中で紙を握り締め　神に祈る私。
とにかくこの貧血を治すには横にならないと・・とトイレを這うようにして脱出し、座席
に戻り、腹痛がひどいのでセデスを飲む。
「誰か助けて・・・」
そしてまた意識が途切れる。

↓ロスに着いて最初に食べたバーガーキングのＷＨＯＰＰＥＲ。
　日本の方が美味しい。

先頭 表紙

という訳で昨夜無事帰国いたしました。
いんやー、ベガス→ロス→成田→名古屋・・合計フライト時間（帰り道のみ）１４時間。
激疲れました・・。
しばらく飛行機はいやーーー！！という感じです。
でもウワサのＪＡＬの全席改良型エコノミーに帰りに乗れたのは喜びでしたが。

出発前のツッコミ、大量に頂きありがとうございました。
またぼちぼちツッコミ返しさせていただきます。
そしてもって旅行記も来週辺りからどわ〜〜っとアップする予定です（・・とか言って去
年のモルディブ旅行記も途中で止まってるし・・）




・・ちなみにカジノですが・・



案の定、ボロ負けさっ！（涙）



今回の旅行における教訓『ラスベガスは金持ちが行ってはじめて楽しい場所である。』
しくしくしく・・

先頭 表紙

現在名古屋空港。
空港にネットできる場所があるんですね。
１０分１００円だそうで。

空港はやはりかなり空いてます。
一方、手荷物検査場は長蛇の列です。

では、行ってきまーす！

先頭 表紙