2000-12-01 ぎっくり腰の恐怖。
2000-11-30 『ＶＥＲＹ』を読んで卒倒寸前。
2000-11-29 結婚して初めての年末年始はどこへ行くべきか・・。
2000-11-28 ジャージは若者の特権？？
2000-11-27 二度あることは三度・・・
2000-11-24 冬の友（あいらぶ☆ファンヒーター）
2000-11-23 ＳＤＲ君にみるソニースピリット。
2000-11-22 セールスマンお断り！！（２）
2000-11-22 セールスマンお断り！！（１）
2000-11-20 日曜日はお好み焼きの日。（男の料理編）

なぜか冬になると腰の辺りがミシミシといやな痛みを発することが多い。

実は私は今までに２度ほどぎっくり腰をしたことがある。
１度目は、大学受験を控えた年の夏。
午前８時からずっと机に向かって勉強をしていて、結構集中していたので微動だにするこ
となかった。お昼になり、おかんが「ごはんよー」と呼んだので「どれどれ・・」と立ち
上がった瞬間、『ミシッ』とかいう音と共に腰に激痛が走った。
そしてそのまま動くこともできず、中途半端な立ち方をしたままか細い声でおかんを呼ん
だ。
最初私がふざけていると思ったおかんは「あんた、何やってんの？」と冷たく言い放った
のだが、そのまま貧血を併発してしまい　でも腰が痛くて倒れることもできず涙ながらに
中腰、顔色悪くなる　という恐怖を味わったのだ。
そして２度目は、２年前の冬。
バンドの練習があり、１３Ｋｇのキーボードを運んだ。
練習が終わり、楽器を片付けているときから何かいや〜〜〜な感じがした。
そして車に楽器を再び積んで家に帰ると・・・車から出れないほどの激痛が！！！
駐車場から家までのわずか５分の距離を３０分かけて脱出し、玄関に倒れこんだ。
その後は、トイレには自力で行けないわ　夜は寝返りうつのに３０分かかるわで３日間会
社を休むほどの重体となったのでありました。
周りからは「若いのに・・」と同情や奇異の目で見られ、それからというもの重いものは
極力持たないようにしてきた。

２度目のぎっくり腰の後、周囲に勧められてヘルニアの検査もしたんだけど　特に異常は
なかったみたい。
で、今年の冬。
台所に立って料理を作っていると妙に腰に負担がかかる。
日本の台所は低すぎるーーー！！！（台所だけじゃなくて洗面台もそうだけど）
身長１７０ｃｍ（＋ちょいと）の私には、台所での立ち仕事というのはひっじょーにツラ
イものがあるのです。
「座ってすれば？」という案もあるでしょうが、座ると料理しづらい！皿も洗いにくい！

高い身長を怨みつつ、本日も腰をかばいながら台所に立つのでありました・・。

先頭 表紙

眼科の待合室で何気に手にとった雑誌『ＶＥＲＹ』
前からこの雑誌が高級マダム御用達な（？）ものだとは聞いてはいたが、あまりの自分と
の生活レベル、そして意識の違いに卒倒しそうになった。
たぶん対象年齢は２０代後半〜４０代だと思うのだが、東京であれば”世田谷・目黒・港
区”関西であれば”神戸・芦屋”のマダムたち以外は読んじゃダメよ、おほほほ　という
感じ。

【本日のランチ特集（もちろんお安くて￥２０００代からしか載ってない）】
【お受験面接のためのスーツ選び】

こんな内容がずらりとぶ厚い本の中に羅列してある。
中に入っている広告も高級ジュエリーやら高級ブランドやらばっかり。
女性誌にありがちなエステやいかがわしいペンダントとかのものは全くない。

うーん、ハイソ（死語？）

きっとこういう雑誌を見るのは若い頃『ＪＪ』やら『ＶｉＶｉ』やら『Ｃａｎｃａｍ』な
どを愛読していた方々なのだろう・・。
もちろん、こういう生活レベルの人達はいるだろうし　別に否定もしない。
ただ、初めて見た内容があまりにも現実の自分とかけ離れた世界だったのでショッキング
だっただけ。

こういう生活はきっと私にはできないだろうし、合わないだろうけど　でもやっぱりジャ
ージばかり着てる生活もいけないよな・・と思った今日この頃なのでした。はぁ・・。

先頭 表紙

今　ちょっとした悩みがある。
それは

年末年始は旦那の実家（新潟）へ行くべきなのか？

ということ。
別に行くのがイヤだというわけではない。
結婚して初めてのお正月だし、普通でいったら夫側の実家に行くのが普通なのかなぁ？
行ったら行ったで色々料理とかをお義母さんに教えてもらえるだろうし、それは楽しみで
もあるんだけど　今年はどうしても私の実家（東京）へ行きたいのである。
まず、実家に残してきた荷物があり車で東京まで行って荷物をとりにいきたいということ。
そして年始には友達でセッションをしよう、という案もありそれに参加したいということ
から今年は東京に行きたいの。
ただ、１つ困ったのはいざ行っても実家の両親が年末年始と箱根・熱海と旅行に行ってし
まっていないことなんだよね。
っていうか実家帰っても旦那と二人だけの正月かもしれない。
場所を三重から東京に移しただけの全くもって意味のないお正月。

折衷案として年末年始の数日を新潟で過ごし、東京の両親が旅行から戻ってきた頃に新潟
から東京に移動する、という手もあるんだけど　これだと交通費がかかって仕方ない。
しかも新潟市内はともかくも、車で行くとなると途中の道が雪が積もっているかもしれな
いので車はいやだと旦那が言う。

いっそのこと、旦那と二人でこっちで正月を迎えるという手もあるんだけど　私ゃ今まで
おせち料理なんて作ったことないから絶対作る自信なし。
やっぱイメージとしては「おかあさま、お料理教えてくださいね」みたいに台所で女二人
（この場合実家でも旦那側でもよし）和気あいあいと料理を作る感じがする。

両方の実家から遠く離れたところに住んでいるのは悩みであります・・。
新潟の家は「別にどこで過ごしてもいい」とは言ってるみたいだけど、本音としては「結
婚して初めてのお正月はこっちで過ごすもの」と思ってるかもしれないし、あーん　もう
どうしたらいいかわからん。

１）年末年始は旦那の実家に行き、年明けに東京に行く
２）東京で二人きりで正月を迎える（オプション：妹達と年越し麻雀）
３）正月は三重で迎え、年明けに東京に行く

さて、どうしたものでしょうか・・・。

先頭 表紙

みなさんは家にいるときってどんな格好してますか？
私は専らジャージかスウェット。
さすがに買い物まではいかないけど、家の周りをウロウロしたり、ゴミ捨て場を掃除した
りする時はジャージのまま　ぽっと家を出る。
そしたら偶然その姿を目撃した２０２号室のＦさん（推定３３歳）にこないだ

「ジャージ着てる姿を見て”若い！！”って思っちゃった」

といわれた。

・・・ジャージって若いのん？

私の中のイメージとしては”ジャージ＝おやぢ（もしくはおばさん）”というのがあった
んだけど、ここ最近１０代の若い子達が街中でピンクやら赤やらのジャージを着て歩くか
らＦさんの中では”ジャージ＝若者”というイメージができあがっていたらしい。
確かに田舎の某Ｍ県でもショッピングセンター（←この表現がすでに田舎）で１０代の子
達がジャージを着てウロウロする姿をよく目撃する。
でも、そういえばここのご近所の奥様方でジャージを着て付近をウロウロする姿は見てな
いような気もする。
そこで湧きあがる疑問が

・・・っていうかみんな家で何着てんのん？

である。
家でもずっとスカートやらセーターやら着ているのでしょうか？

えー？ジャージの方が楽やーん。
ジーンズやと苦しいやーん。
ジャージやとそのまま昼寝できるやーん。

こういう考え方の私の方がご近所の奥様方よりよっぽど”ばばむさい”と思うんだけど。
それとも、外に出るたび　ちょっとした近所に出るのにもいちいちみなさん着替えている
のだろうか？
Ｆさんの一言で私のギモンはどんどんふくらみ続けるのであった・・・。

先頭 表紙

先週　久しぶりのパチーノでボロ儲けをした私と旦那。
普通に働くのなんてもういやんになったよ、これからはパチプロとして生計をたてていき
ます・・とすっかりギャンブラーになりきっていた。
そして調子に乗っている土曜日。またまたおなじみの店へと出かけた。
この店で、私は２回ともかなり儲けてるので”二度あることは・・”と自分に言い聞かせ
台の物色に入った。

さすがに土曜日なので人が多い。
人気のある台の列は人で埋めつくされ、仕方ないのでまたもや『ＣＲ不二子におまかせ』
の台に座った。
これならやり方もわかるし。

さて、まず￥１０００投入。

・・・・・回りもしません。

続いて￥２０００目投入。

・・・・・ちょっぴり回るけど、リーチがこない。

即￥３０００目投入。

・・・・・うーん、ぼちぼち・・。

まあだいたい￥４０００目でかかるからね。

・・・・・こないやんけ。

し、仕方がない￥５０００目。

・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。

よ、よーし　￥６０００だぁ。

・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。

これ以上やっちゃうの？￥７０００．

・・・・がう＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝！！！

すっかり私は現金がなくなってしまい、台にちょっぴり玉を残したまま旦那の元へと走っ
た。
頼む、旦那！キミだけでも出ていてくれ！！
しかし、期待に反して旦那も全く出ている様子がない。

「俺、ちょっとお金おろしてくるわ。」
「おう、行ってこい！！」

いつもなら「もう出ないからやめようよ」と言っている私なのだが、完全にハマってしま
っているようで大切な家計から貴重なお金を捻出しようとまでしている。
しかし、ここで誰も止める人はいない。

そして・・・・。

結局二人でプレステ２は買える、ハムスターなら４０匹は買えるくらいのお金をすってし
まい、念願の外でのお食事はなくなり　家でしくしくと淋しい夕飯を食べたのでありまし
た。

当分ギャンブルはやめます。とほほ。

先頭 表紙

いよいよ本格的な冬到来である。
昼間はまだ日差しがあるからいいようなものの、朝は地獄。
私が起きる朝６時。
１１月下旬ともなるとまだ外は暗いんだよなぁ。
もう起きるのがめちゃくちゃイヤになる。
元々「お布団だ〜いすき☆」な私なので、このぬくもりから逃れてパジャマから着替える
瞬間が一番イヤなのである。

そんな時、アイツがやってきた。
そう、にくいあんちきしょう　石油ファンヒーターのトム君である。

先週ギャンブルで儲けた金で早速購入させていただいたのであるが、これがもうアンタ！
めちゃくちゃ暖かい。

最近のファンヒーターったら『消臭シャッター』やらが付いていたりして、ピッとボタン
を押すと勝手にシャッターが上がってついたり、消すときには降りてくれるのである。
点灯も早いし、なんていったってタンク容量が大きい。９リットルよ、あーた（デヴィ風）
一度灯油を入れるとだいたい毎日夕方〜夜半まで使っても一週間ほど持つという。
確かに持ち運ぶにはちょっと重いけど、そういう力仕事は旦那に任せて　ふふん♪である。

朝５：５５にタイマーをセットして、朝めざましが鳴る頃には部屋がぽっかぽかで最高な
冬の友達☆石油ファンヒーターのトム君なのでありました。

↓　友達の姿。今は点灯してないのでシャッターが降りております。

先頭 表紙

こないだＡＩＢＯ君という電子犬を発表したソニーが今度はＳＤＲ（Ｓｏｎｙ　Ｄｒｅａｍ
　Ｒｏｂｂｏｔだったっけな？）を発表した。
これは人間型のロボットで、音声認識やらはたまたパラパラまで踊れるというものらしい。
果たしてパラパラが日常生活に必要かといえばそういうことではなく、複雑な関節の動き
でできている人間の動きにどれだけ近づくことができたか、ということを示している。
ここ数年であちこちの企業が人間型ロボットの開発をこぞってしているが、ここまでなめ
らかな動きでわかりやすい形ででてきたことは　いよいよ本格的にロボットが人間の生活
に関わってくるんだということを感じる。
このＳＤＲ君、価格が「車１台分」ということで高いのか安いのか　機械に疎い私として
はよくわからないけれども、ちょっぴりわくわくする。
人間の音声を聞き分け動くロボット・・と言ってぱっと思い出すのが『ドラえもん』であ
る。（ドラえもんは猫型ロボットだけど）
実際にこのロボットが『ドラえもん』に辿り付くかはわからないけど、それでも遠い夢で
はなくなってきたような気がする。

ソニーといえば、元々”でんすけ”と呼ばれる小型ラジカセから始まった企業であ
り、創始者の井深氏と盛田氏によって機械だけに留まらず常に「新しいもの」を作
りつづけた企業である。
最近ではあまりにも組織が巨大化しすぎて創始者による意志（これを「ソニースピリット」
という）が果たして生かされているか、というと疑問ではあるが　少なくとも今でも会社
の企業理念としては彼らの「ソニースピリット」は掲げられている、とこのＳＤＲ君の発
表によって感じた。

私はこの企業に勤めていた。
入社するときは、この企業理念に同調して入ったのだが実際働いてみると　そう華やかな
世界でもなく、地味〜な部署にいたし　日々の仕事に終われている生活だったのでこの「
ソニースピリット」に対する思いも忘れていたのだが、今こうやって会社から離れてみて
改めて「ソニースピリット」を感じている。
”ソニーはモルモットだ”などと色々揶揄されているようだが、それでもこの企業理念だ
けは忘れないで欲しいと思う。

入社式で、数人の新入社員が全新入社員の前で抱負を語るコーナーのようなものがあった
のだがその中の一人が
「僕はソニーで”ドラえもん”を作りたい！！」
と言ったことを覚えている。その時は「んなことできる訳ないって」とみんな笑っていた
が、ＳＤＲの発表で「そう夢でもないかもな・・」と思ったのでありました。

先頭 表紙

＊セールスマンお断り！！（１）からお読み下さい＊

その男は胸に（株）○○○などと書かれた写真入りの社員証らしきものを貼っており、い
かにも「私は怪しくありません」オーラを出していた。

謎の男「では、失礼します。・・・あ、ビールの空き缶多いですねー。お好きなんですか？」
えむ　「・・・・はあ・・・・・」

台所テーブルの横に山積みにされたビールの空き缶を見られてしまい、こっちは赤面であ
る。

謎の男「流し台きれいですね」
えむ　「引っ越してきて間もないんで」
謎の男「・・・・新婚さんですか？（にやり）」
旦那　「はあ・・まあ・・・・」

なんか切り替えの案内にきた業者にしては、やたらとこちらに媚びを売るように必要以上
のことを言うので　ますます私は身構えた。

謎の男「先ほども言いましたが、ご近所に水道の切り替えのご案内に回っているんですけ
　　　　ど、”ある機器”をつけて頂きますと塩素ですとか最近話題のトリハロメタンと
　　　　かが１００％除去されるんです」
えむ　「・・・・」
謎の男「要はミネラルウォーターになるということなんです（自信満々）」
えむ　「・・・ということはここにつけている浄水器は外すことになるんですよね？これ
　　　　は強制なんですか？」
謎の男「えぇ、、浄水器は外していただくことになりますね。強制ではないんですけど、
　　　　浄水器では除去できない細菌やらトリハロメタンも除去できるんです」

こちらが知らないと思ってやたらと「トリハロメタン」だの小難しい言葉を言えばだまさ
れると思ったのだろうか。だんだんとハラがたってきたので切り返しにかかった。

えむ　「トリハロメタンは沸騰して３分以上たたないと除去されないということを話で聞
　　　　いたんですけど、どういう仕組みでその機器によって除去されるんですか？」
謎の男「あの・・・浄水器とは違うんで・・・」

私が急にトリハロメタンについて話し出したので急に男の口調は弱気になり、まさにしど
ろもどろとなりはじめた。

謎の男「実際つけてみて機器の説明をさせていただきたいんですけど・・」


この男、まさにセールスマンなり！！！！


私と旦那の頭の中で同時に警報が鳴った。

旦那　「あの、今　メシの途中なんでまた今度にして頂けませんか？」

珍しく旦那が厳しい口調でその男に告げた。
トリハロメタンで論議する予定だった私はその旦那の一言ではっと夕飯の途中だったこと
を思い出した。

謎の男「あ・・お食事の途中でしたか」
旦那　「はい。食べている途中なんで、また日を改めてきてください」
謎の男「・・・・では失礼します」

意外にあっさりと男はひいてすごすごと帰っていった。
よく「水道局から来ました」などと語って浄水器を売り付けるセールス手法があると聞く
けど、まさか自分のとこにも来るとは思っていなかった。
”ご近所も””切り替えのご案内”などと常套句を使っていかにもセールスっぽくなくし
ているが、こういうのには注意ですな。

もちろん、私が一人で家にいるときはまずインターフォンで出て玄関は開けないようにし
ているが、とりあえずこの男に一言。

夕飯時に来んな！ぼけっ！！！

先頭 表紙

夕飯の時、突然♪ピンポ〜ン♪という音というインターフォンの音がした。
この食事時のインターフォンというのは過去に苦い思ひ出があり（過去日記参照）、一瞬
にして「もしや？！」と思ったのである。
そして、目で旦那に「ＧＯ！」と合図を送り　旦那を玄関へと向かわせた。
なにやら男の人と旦那の話す声が聞こえるが、どうやら友達ではなさそうな雰囲気。
仕方ないので、食べかけの茶碗を置き玄関へと向かった。

謎の男「・・・でですね、水道の蛇口の切り替えに参りました。」
旦那　「はあ・・・」
謎の男「前に何度かお伺いしてるのですが、いつもお留守のようで」
旦那　「すいません。」
謎の男「あ、奥様ですか？」

ぺらぺらしゃべっていた謎の男は、めざとく私の姿を見付けると更にまくしたてた。
私の中ではすでに『この男危険ナリ！警報』が発令されていたのだが、旦那も側にいるこ
とだしちょっと油断をしていた。

謎の男「ご近所にも既にご案内しているのですが、水道の切り替えの為に一件一件ちょっ
　　　　と上がらせて頂いてご説明させて頂いているのですが・・」

この説明を聞く限り、アパート全体の水道の切り替えのために案内しているのだという。
こっちも引っ越してきて間もないので仕組みがよくわかっていないので、とりあえずすぐ
終わるだろうと思い、旦那がその謎の男を家へ招き入れた。

先頭 表紙

＊下の（買い物編）からお読みください＊

台所を追い出されやることのなくなった私は、ソファーに座りゆったりと新聞を読む。

旦那「できたよ！！」
えむ「どれどれ・・？おっ、おいしそうじゃないか！！！」

見たところきちんとタネはできている様子。
キャベツをふんだんに入れたタネの横には　キムチやらコーンやらとろけるチーズやらが
鎮座している。

旦那「これはお好みで入れるんだよ。まさに”お好み焼き”・・・ぷっくくく」
えむ「・・・・・・・・・・。」
旦那「・・・・・・・・・・。」
えむ「おなか空いたよ。早く焼いておくんなまし。」

買ったばかりのホットプレートにじゅわーっと広げたタネの上に、豚肉・ネギ・紅しょう
が・天かすなどを次々に乗せていく。
もう目の前においしそうに焼けてゆくお好み焼きを見ているとヨダレが止まらない。

えむ「ぐ・・・ぐぐぅぅぅ。とりあえずもう食べてもいい？」
旦那「まーだまだ。全然焼けてないよ」
えむ「火が弱すぎるんじゃないかい？」
旦那「おーっとととと、触っちゃダメ」
えむ「あーい・・・。（ぐるるるるる〜）←おなかの音」

一つしかないフライ返しを駆使しつつ、なんとか巨大お好み焼きをひっくり返すといよい
よおいしそうになってきた。

えむ「も、もう辛抱たまらん！！！！早くしてぇぇぇ」
旦那「コーンとか全部乗せちゃってもいい？」
えむ「なんでもいいから全部乗せちゃって」

結局”お好み”で用意した具材を全部乗せ、和洋韓折衷の訳のわからないお好み焼きが完
成した。

えむ「いっただっきまーーーーす！！！！

　　　
・・・お〜いち〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪


口の中でまったりと溶けるチーズ。ぴりっと辛いキムチ。
そして外はカリカリ、中はふわっと　の最高のお好み焼きとなっていた。

旦那「おいしい？」
えむ「いや・・アンタ、これはねぇ・・・さーいこーうでーーーーっす！！」
旦那「某宗教団体じゃないんだからさ・・。いや、でもおいしくできてよかった」
えむ「免許皆伝だよ。よっ！”マスター・オブ・オコノミヤキー”！！」

あつあつのほくほくをぱくぱく食べ、気がついたら・・・めちゃくちゃおなかがいっぱい
になって気持ち悪くなってきた。

えむ「あ、あかん・・・きぼちわるくなってきた・・・」
旦那「えっ？横になったほうがいいよ」
えむ「す、すまんのぅ・・・。急においしいもの食べたから胃が驚いちゃったんだね」

よろよろと立ちあがり、ソファーに横になっているうちにどうやら寝てしまったらしい。
起きたら腰に原住民のようにエプロンをつけた旦那が全て片付けていてくれた。
洗いものもきれいに終わってテーブルもきちんとふいてあった。

おおぅ・・・幸せや・・・・（感涙）←後片付けが一番イヤだったらしい。

えむ「旦那よ・・今日は本当にありがとう。キミは最高だよ」
旦那「そんなに喜んでもらえるんだったらまたいつでも作るよ」

人に料理を作ってもらい、片付けまでしてもらえる幸せを噛みしめた日曜日なのでござい
ました。

先頭 表紙