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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2015-09-23 シルバーウィーク
2015-09-16 ピクセル(原題 PIXELS) と キングスマン(原題 KINGSMAN: THE SECRET SERVICE)
2015-09-14 ヴィンセントが教えてくれたこと(原題 ST.VINCENT)と ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(原題Boychoir) と ベル&セバスチャン(原題 BELLE ET SEBASTIEN)
2015-09-14 涙するまで、生きる(原題 LOIN DES HOMMES) と the冠 マグロ漁より帰還ツアー2015秋〜大漁旗をなびかせて〜ライブ
2015-09-09 ギヴァー 記憶を注ぐ者(原題 THE GIVER) と Dearダニー 君へのうた(原題 DANNY COLLINS)と 天使が消えた街(原題 THE FACE OF AN ANGEL)
2015-09-08 ピエロがお前を嘲笑う(原題 WHO AM I - KEIN SYSTEM IST SICHER)
2015-09-02 テッド2(原題 TED2)と  しあわせへのまわり道(原題 LEARNING TO DRIVE)
2015-09-01 あの日のように抱きしめて(原題 PHOENIX) と わたしに会うまでの1600キロ(原題 WILD)
2015-08-31 2015年8月にスクリーンで見た映画
2015-08-26 かけがえのない人(原題 THE BEST OF ME)


2015-09-23 シルバーウィーク


体調不良を訴えていた義母ですが、9/2に癌が見つかり、余命一ヶ月と言い渡され。
一旦旦那を帰省させ、シルバーウィーク明けには休みを貰って一度皆で会いにいかなくては…と思っていた18日。仕事の昼休憩中、急逝の知らせが届きました。

そこから怒涛のシルバーウィークモロかぶりの帰省。超ハードでした。

13年前の義父の葬儀の時に、義母か旦那か、どちらが喪主をやるかで譲り合い、今回はお母さんやるけどお母さんの時はあんたやってよ。…と言っていた義母の言葉をまだまだ先の話と笑ったこととともに鮮明に覚えていたけど、今回の喪主は旦那。
離れて暮らし全く勝手のわからない私に喪主の嫁は重荷だった。もちろん喪主もだろうけど。連休中で役所や銀行その他諸々の手続きもできないし。

急なことで予定をキャンセルしてご迷惑をおかけした関係者各位の皆様、すみませんでした。

ほぼ義母に育てられた姪っ子が一番義母宅を把握し、人間関係を把握している。そして料理の味も。義母のポテトサラダ、もう一度食べたかったな…今度姪っ子に作ってもらおう…と、10月の四十九日にこなす宿題をたくさん残して今日東京に戻りました。

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2015-09-16 ピクセル(原題 PIXELS) と キングスマン(原題 KINGSMAN: THE SECRET SERVICE)


今日は舞浜イクスピアリで2本。最初はシャイ兄と一緒に『ピクセル(原題 PIXELS)』。

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督 クリス・コロンバス
脚本 ティモシー・ダウリング 、 ティム・ハーリヒ
原案 パトリック・ジャン 、 アダム・サンドラー
キャスト
サム・ブレンナー/ アダム・サンドラー
ヴァイオレット・ヴァン・パッテン中佐/ ミシェル・モナハン
ウィル・クーパー大統領/ ケヴィン・ジェームズ
エディ・プラント/ ピーター・ディンクレイジ
大統領夫人 ジェーン・クラコフスキー

地球から贈られたメッセージを元にリアルゲームを作りだし言語も理解し戦いを仕掛けてくる高度な文明を持つ宇宙人。
ルールもそのまんまって何て律儀なんだろう。そして凄い負けず嫌いなんだろうな。

パックマンと生みの親の感動の対面・・ってやってるけど、その前のゲーマーたちとの対面の方が面白かった。凄く崇めてて。
まさか本人もこんな形で名前を出されるとは思わなかっただろうね。

で、ゲーマーたちは流石なんだけど、一番好きな戦いは、「スマーフを撃った事は内緒にして」ってシーンだな。可愛いの。スマーフ。
あの彼女が実体化出来るならスマーフ実体化してそばに置きたいわ。
多分、そう言う思いで敵キャラ見てるゲームファン、結構居たんじゃないだろうか。

敵だけど、危機だけど、次何来る?ってワクワクしながら観られる。

個人的にはsean beanが英軍服姿で登場したのが嬉しかった。ノーチェックだったから、叫びそうになった。

バイトのシャイ兄と別れて豚丼のlunch。そして2本目『キングスマン(原題 KINGSMAN: THE SECRET SERVICE)』

製作年 2014年
製作国 イギリス
配給 KADOKAWA
監督 マシュー・ボーン
脚本 マシュー・ボーン 、 ジェーン・ゴールドマン
原作 マーク・ミラー
キャスト
ハリー・ハート / ガラハッド/ コリン・ファース
アーサー /マイケル・ケイン
ヴァレンタイン/ サミュエル・L・ジャクソン
ゲイリー・”エグジー”・アンウィン/ タロン・エガートン
マーリン/ マーク・ストロング
ガゼル/ ソフィア・ブテラ
ロキシー/ ソフィー・クックソン

円卓の騎士を名乗っている。
私が大好きな魔法使いマーリンを名乗る人の立ち位置が皆とちょっと違うあたりは納得。
裏切りの運命のランスロットですが、ここでは違います。
任務で死んだ彼の後釜を決める訓練と試験が最初のテーマ。
・・なんだけど、この最初のランスロットがjack davenportだった!もう、英国紳士役が超似合う!!と言うかそのもの!

そして訓練メインなので、彼らが実際どんな組織でどんな仕事をしているのかは語られるけど見えては来ない。正義のための組織として造られたんだけど、その正義が揺らぐ世界観が展開されるし。

なので、断固として意志を貫く某国の王女様に感動しました。
JBがジェームズ・ボンドじゃなくてジャック・バウアーなのが今どきのアメリカナイズされたイギリスの若者らしいわね。

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2015-09-14 ヴィンセントが教えてくれたこと(原題 ST.VINCENT)と ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(原題Boychoir) と ベル&セバスチャン(原題 BELLE ET SEBASTIEN)


今日はまず日比谷で『ヴィンセントが教えてくれたこと(原題 ST.VINCENT)』

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ
監督/脚本 セオドア・メルフィ
キャスト
ヴィンセント/ ビル・マーレイ
マギー/ メリッサ・マッカーシー
ダカ/ ナオミ・ワッツ
オリバー/ ジェイデン・リーバーハー

オリバーが良い。物事を凄く冷静に見ているけど捻くれている訳じゃ無い。
状況を冷静に受け入れる。ちょっと不運への諦めの気持ちで。
そんな少年役のJaeden Lieberherが上手い。
ちゃんとヴィンセントを見ている。言葉は少ないけど、悪ぶっているけど、喧嘩を無責任にけしかけるんじゃなくて、小さくても戦う方法を教えてくれる。
自分のご飯が粗末でも猫の餌はちゃんとして居ること。
部屋はぐちゃぐちゃでも、病人の洗濯ものは自分でちゃんと洗う事。・・等々等々

俺みたいになるな・・の言葉を受け、取った行動への流れが上手い。
家族も健康もお金も過去の栄光も。掴んでいた筈の物がポロポロ指の間から零れ落ちていく老年期に、自分を見つめ、過去を称賛してくれる人が現れるってとんでもない幸せじゃないかな。

寿司lunch後『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(原題Boychoir)』

製作年2014年
製作国アメリカ
配給 アスミック・エース
監督 フランソワ・ジラール
キャスト
カーベル /ダスティン・ホフマン
ステット /ギャレット・ウエアリング
校長 /キャシー・ベイツ
ミス・スティール /デブラ・ウィンガー

子供の頃、ハンガリーの少年合唱団の人たちが私の住んでいた島にやって来て、合唱コンクールをしたのを思い出した。

最初にオリバーの通っていた学校に少年たちがやってきて歌うシーンで鳥肌が立ちそうになった。素晴らしいんだ。
そして残酷な世界。
声変わりまでの短い期間、美しい天使の声で魅了して歌う事だけに集中して生きる少年たち。
努力ではどうにもならない。期間限定の才能なんだ。
それはどんなソリストの才能を持って生まれてきても一緒。
オリバーがソロを歌う後ろで、ずっとデヴォンが映っている。それも残酷だなぁ‥と思う。
オリバーは両親には恵まれなかったかも知れないけど、2人の校長には恵まれた。

昔、水上澄子さんって漫画家がウィーン少年合唱団を題材に描いていて、それが大好きだったの。
こんな世界だった。それに音が付いたみたいで凄く嬉しい。

池袋に移動して『ベル&セバスチャン(原題 BELLE ET SEBASTIEN)』試写会。

製作年 2013年
製作国 フランス
配給 ミッドシップ コムストック・グループ
監督 ニコラス・ヴァニエ
脚本 ジュリエット・サレ 、 ファビアン・スアレ
原作 セシル・オーブリ
キャスト
セバスチャン/ フェリックス・ボシュエ
セザール/ チェッキー・カリョ
アンドレ/ メーディ

子供の頃、「名犬ジョリー」を見て育った世代にはたまらないよね。
子供の頃から一番飼いたい犬はグレートピレニーズでした。
真っ白で、雪山に良く似合う。

ベル役の犬が凄く芸達者なのか、編集の賜物なのか。反応が上手いよね。見て貰ったら分かるけど。
そして、セバスチャン役のFelix Bossuetの笑顔が凄く良い。
ナチス時代、アルプスの山々を背にするという地の利を生かしてドイツに屈しなかったスイス。この歴史が私は好きで、スイスは子供の頃から憧れの地です。
だけど命賭けで情報を流してくれていたドイツ人も居た訳で。

そんな苦難に満ちた時代の大人たちの思いの側で、純粋に駆け回るベルとセバスチャンは癒しだな〜

今日は美少年物3作だったなぁ。

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2015-09-14 涙するまで、生きる(原題 LOIN DES HOMMES) と the冠 マグロ漁より帰還ツアー2015秋〜大漁旗をなびかせて〜ライブ


今日は柏‬‎paloozaでの「‎the冠‬ ‪‎マグロ漁より帰還ツアー2015秋〜大漁旗をなびかせて〜」‬ ライブに参戦するためにシャイ兄と柏に。
・・の予定がシャイ兄は高校文化祭に演劇部OBとして参加することになり、時間まで別行動に。
午前中イクスピアリで映画でも見るか‥?と思っていたけど、柏のキネマ旬報シアターで‬ ‪‬ 『涙するまで、生きる(原題 LOIN DES HOMMES)』 やっているのを見つけ、一足先に現地入りして見に行きました。

製作年 2014年
製作国 フランス
配給 RESPECT レスペ スプリングハズカム
監督 ダヴィド・オールホッフェン
脚本 ダヴィド・オールホッフェン
原作 アルベール・カミュ
キャスト
ダリュ/教師/ ヴィゴ・モーテンセン
モハメド/ レダ・カティブ

道沿いに往復2日の街まで容疑者モハメドを届ける仕事のはずだったのに。
人里離れ、街に行くことも面倒事も拒んで生きているダリュの根底にある物は何なのかな〜と思う。
子供たちには厳しく、優しく。傷付いた馬のとどめを刺すすべもお手の物なのに辛そうにする。
誤って人を撃ってしまっても、物凄く動揺する。八つ当たりもする。

だけど、フランス軍の軍規違反は厳しく進言する。さっきまで死ぬ目にあってたのに。
恐れず、曲げない。
あぁ、彼の根底にあるのは軍隊経験なんだなぁ‥と思う。
沢山戦って、命を奪って傷付いたのかもしれない。
長い間よそ者として扱われて傷ついて居るの間も知れない。

兎に角、そんなダリュを、大好きなViggo Mortensenが演じている。

Viggoの魅力を良く理解している写し方。
う〜〜ん、いくつになっても美しいなぁ。

対照的に言葉も表情も乏しいモハメドも良い。民族の掟に縛られている潔い純粋な青年。
彼がふと見せる人間臭さが良い。


その後シャイ兄と合流し、柏‬‎paloozaへ。
「‎the冠‬ ‪‎マグロ漁より帰還ツアー2015秋〜大漁旗をなびかせて〜‬ ‎」シャイ兄は初ライブ参戦。
前座 の ‪‎harvestと‪hexvoidと‪‎lokaもそれぞれ良かったけど、やっぱり‪‎冠さんは別格〜面白いし、音域がとんでもない。
15年ファンってhexvoidのドラムくんはファンと一緒に会場で盛り上がってけど、壇上の冠さんに名指しされて感激して泣き出した。解るよ〜良かったね〜って皆温かい拍手。
でね〜ベースくんが可愛かった♪


本でも映画でもヘビメタバンドでも、彼の心に何か響かせて残してくれたらそれだけで感謝です。
楽しかった〜

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2015-09-09 ギヴァー 記憶を注ぐ者(原題 THE GIVER) と Dearダニー 君へのうた(原題 DANNY COLLINS)と 天使が消えた街(原題 THE FACE OF AN ANGEL)


今日は雨の中まず渋谷で『ギヴァー 記憶を注ぐ者(原題 THE GIVER)』 観賞

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ
監督 フィリップ・ノイス
原作 ロイス・ローリー
キャスト
ジョナス/ ブレントン・スウェイツ
記憶を注ぐ者/ ジェフ・ブリッジス
主席長老/ メリル・ストリープ
母 /ケイティ・ホームズ
ローズマリー /テイラー・スウィフト
父/ アレキサンダー・スカルスガルド
リリー /エマ・トレンブレイ

こういう近未来物は沢山有る。薬で抑制されて平和なコミュニティを築いているのは『リベリオン』のよう。
一見平和で幸せそうに見えるけど、恐ろしいね。

破壊されるかもしれない危険を冒してまで、「記憶」は注がなくてはいけないのか‥?書物が有るし、映像があるし、それで保管じゃだめだったのかな?
特別待遇だけど、情報を誰かと共有できないし、知りたくないことまで知らないといけない。あまりにも「記憶を注ぐ者」の負担が大きすぎる。

だけど、彼の家が素敵。このコミュニティで唯一の図書館。そしてピアノ等の楽器。
無機質で白い他の家や街並みとは正反対で古くて温かみがある。

あの後コミュニティの人たちが、彼らがどうなったかが気になる。

私のお気に入りのAlexander Skarsgardは彼にしては珍しい役だったな。


そして有楽町で2本。まず『Dearダニー 君へのうた(原題 DANNY COLLINS)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
監督/脚本 ダン・フォーゲルマン
キャスト
ダニー・コリンズ/ アル・パチーノ
マリー・シンクレア /アネット・ベニング
サマンサ・リー・ドネリー/ ジェニファー・ガーナー
トム・ドネリー /ボビー・カナヴェイル
フランク・クラブマン/ クリストファー・プラマー
ホープ・ドネリー ジゼル・アイゼンバーグ

凄い人だね〜John Lennon。
コレクターに売られちゃったのもそれだけ凄い人だったからだろうけど。
あの時届いていたらもっとましな人生・・って言うのは解る。
でも、届いた今が、雑妙なタイミング・・って言う作りが凄く良い。

そして子役のGiselle Eisenberg、何者?凄くキュートでした。

2本目は『天使が消えた街(原題 THE FACE OF AN ANGEL)』

製作年 2014年
製作国 イギリス イタリア スペイン
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督 マイケル・ウィンターボトム
脚本 ポール・フィラガー
原作 バービー・ラッツァ・ナドー
キャスト
トーマス・ラング/ ダニエル・ブリュール
シモーン・フォード/ ケイト・ベッキンセール
エドゥアルド /ヴァレリオ・マスタンドレア
メラニー /カーラ・デルヴィーニュ
ジェシカ・フラー/ ジュヌヴィエーヴ・ゴーント
エリザベス・プライス/ サイ・ベネット

コレは事件の内容を辿ったり、真相に迫る映画じゃなくてそのスキャンダラスな事件に群がるマスコミや大衆のから騒ぎを見つめた映画だから、すっきりはしないのよね。
勿論、今も謎に包まれているし。
この判決の後にも2転しているし。

トーマスが途中訴える。マスコミの報道が世論を誘導して混乱させて邪魔しているんじゃないかって。
本当にそんな感じ。
犯人じゃないなら勿論助けてあげなきゃいけないし、真犯人を見つけないといけない。
そうじゃ無きゃエリザベスの家族が可哀想過ぎる。

被害者の娘、容疑者の娘、街で出会った娘メラニーそしてトーマスの愛娘。
皆誰かの大切な娘で、皆天使だ。
変わらないのに。残酷だわ・・

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2015-09-08 ピエロがお前を嘲笑う(原題 WHO AM I - KEIN SYSTEM IST SICHER)


今日は雨の中「3Dウエアラブル眼鏡でリアル体験!!江戸城天守閣と日本橋復元&日本橋榮太郎總本舗で和食膳ツアー」に行って来た。

江戸城天守閣が今もあの場所にあったら素敵・・・と常日頃思っている江戸時代マニアな私が飛びついたこのツアー。
でもね、天守閣が江戸大火で焼けた後復旧しなかったのは、天守閣より江戸の町の再建に力を注ぐべき・・と言う幕府の決定からだったんだね。
増々日本橋が、江戸幕府が好きになりました。
日本橋は雨だったから写真撮りそびれたんだけど、私の好きな話がたくさん聞けました。知ってる事も沢山。
「見てきたように絵で巡るぶらっとお江戸探検帳」を読んでいたから、「熈代勝覧」絵巻の世界が凄く身近でした。

そして有楽町交通会館地下の「ひょっとこ」でゆず和風ラーメンを食べてから『ピエロがお前を嘲笑う(原題 WHO AM I - KEIN SYSTEM IST SICHER)』試写会へ。

製作年 2014年
製作国 ドイツ
配給 ファントム・フィルム
監督/脚本 バラン・ボー・オーダー
キャスト
ベンジャミン/ トム・シリング
マックス/ エリアス・ムバレク
Stephan/ ヴォータン・ヴィルケ・メーリング
Paul/ アントニオ・モノー・ジュニア
Marie/ ハンナー・ヘルツシュプルング
Hanne Lindberg/ トリーネ・ディアホルム

ネタバレになるので多くは語れないけど。
変に才能を持つと、ハッカーになるしか才能の活かし道って無いのかね?
犯罪なんですけど、その認識が甘いのか?
唯一才能を活かせる場所で無敵の気分になれるのか?
確かに危険な能力です。

途中の展開は確かに想像できなかった。
でもポケットの中身が分かった時点で、その先の展開は予想出来た。
上手いですよ。

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2015-09-02 テッド2(原題 TED2)と  しあわせへのまわり道(原題 LEARNING TO DRIVE)


今日は日本橋TOHOで、2本。
まずは『テッド2原題 TED2』。

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 セス・マクファーレン
脚本 セス・マクファーレン 、 アレック・サルキン 、 ウェルスリー・ワイルド
キャスト
ジョン/ マーク・ウォールバーグ
サマンサ/ アマンダ・サイフリッド
Donny/ ジョヴァンニ・リビシ
Shep Wild /ジョン・スラッテリー
タミ・リン/ ジェシカ・バース
Patrick Meighan/ モーガン・フリーマン
顧客/ リーアム・ニーソン
医者/ デニス・ヘイスバート
テッド/ セス・マクファーレン

いや〜〜相変わらずブラックです。テッドだけじゃ無くて。
唯一モーガン・フリーマンだけが、人格者って感じで。神々しいわ。
すっごく無茶言っているようで、しっかり裁判はしていて。アプローチにちょっと感動しました。

・・でもやっぱりリーアム・ニーソンでしょ。ラストまでの彼に何が有ったのか。すっごく気になるわ。

前作をソフトにしてTV放映したそうだけど、それ見てこの位なら・・って劇場に繰り出す子連れが居ないか心配。
前回子連れで来ていてチケット売り場で断られて驚愕している親子見かけたからねぇ。

そして『しあわせへのまわり道(原題 LEARNING TO DRIVE)』

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド
監督 イサベル・コイシェ
脚本 サラ・カーノチャン
キャスト
ウェンディ/ パトリシア・クラークソン
ダルワーン/ ベン・キングズレー
ターシャ/ グレイス・ガマー
テッド/ ジェイク・ウェバー
ジャスリーン/ サリター・チョウドリー
ピーター /マット・サリンジャー

コレは結構好みだわ。
まず、ウェンディに凄く共感持てる。
仕事に没頭して居たら寝耳に水で旦那に捨てられて、怒り狂う。必死で平気な顔をしようとする。帰ってくると信じているフリをする。切なくて健気。
そして徐々に現実を受け入れ、旦那より活字を愛してた・・って後悔する。ささやかな幸せを思い出して微笑む姿が、何だか可愛い。

何より、惹かれてはいたと思う。それでもちゃんと線を引ける。
ダルワーンの優しさ。厳しさ。潔さ。そして彼の結婚生活を尊重できる。そんなウェンディが素敵。
娘に依存しすぎないで厳しく出来る所も素敵。

私もダルワーンが付いていてくれるなら免許取りたいなぁ。
優しくて、厳しい。揺るがない。凄く理不尽な扱いを受けていて、辛い過去があるのに。だからこそなのか・・
知的な彼だから、ウェンディとの時間は魅力的だっただろうけど、踏み込みあう前にちゃんと線を引いてくれた彼女の優しさも解って居る筈。
絶対良い夫、父親になれるはずだから、そうなってから再会したら親友に成れるかもね。
前に歩き出す感じが好き。

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2015-09-01 あの日のように抱きしめて(原題 PHOENIX) と わたしに会うまでの1600キロ(原題 WILD)


今日はまず渋谷で『あの日のように抱きしめて(原題 PHOENIX)』 鑑賞。

製作年 2014年
製作国 ドイツ
配給 アルバトロス・フィルム
監督/脚本 クリスティアン・ペッツォルト
キャスト
ネリー・レンツ/ ニーナ・ホス
ジョニー・レンツ/ ロナルト・ツェアフェルト
レネ・ヴィンター/ ニーナ・クンツェンドルフ

ナチスドイツモノでこのアプローチはちょっと珍しいんじゃないかな。
どちらかというとユダヤ人同士は助け合うし、家族を守ろうとする姿を描かれて来たよね。
尋常じゃない状況だから、不本意な行動に出てしまうことも有るだろうけど。どうなんだろう。

銃で顔を潰されてどんな顔にでも再築してくれるって時に、夫の為に元の顔に戻りたい・・なんて。ちょっと思えないな。
ネリーの語る収容所での話はリアルで、恐怖から抜け出せない姿や、現実に慣れない姿は痛々しくて。
それでもジョニーを信じようとする姿は健気なんだけど。

ラスト、歌いだした彼女は囁くような声から徐々に堂々として、美しい歌声を響かす。プロだな〜〜
現実を受け入れて訣別する強い意志が見えた。

そして銀座に移動して篝でラーメンランチ後『わたしに会うまでの1600キロ(原題 WILD)』 鑑賞。

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ジャン=マルク・ヴァレ
脚本 ニック・ホーンビィ
原作 シェリル・ストレイド
キャスト
シェリル/ リース・ウィザースプーン
ボビー/ ローラ・ダーン
ジョナサン/ ミヒル・ホイスマン
フランク/ ダブル・アール・ブラウン
エイミー/ ギャビー・ホフマン
レンジャー/ ブライアン・ヴァン・ホルト
エド/ クリフ・デ・ヤング

Reese Witherspoonが、凄く体当たりの演技。

そもそも“Pacific Crest Trail パシフィック・クレスト・トレイル”って何?って思う。アメリカにおける三大長距離自然歩道のひとつ・・なのだそうだ。
何で歩くんですか。そんな所。って思うけど、社会から自分を切り離す必要があったのかな?
苦しい場所に自分を置いて見つめ直したいのか・・
日本からも歩きに行く人が居るみたいだし、娯楽?として確立整備されている。凄いわ。
色んな人が色んな思いで歩いているんだろうね。

沢山の人が助けてくれたし、怖い思いもした。
でもシェリルは行って良かったんだろうね。

親が死ぬのはキツイ。私もまだ立ち直れてない。荒れないし、歩かないけど。

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2015-08-31 2015年8月にスクリーンで見た映画

2015年8月にスクリーンで見た映画

今月は12本でした。その中で2本が邦画って私には珍しい。

かけがえのない人(原題 THE BEST OF ME)
チャップリンからの贈りもの(原題 LA RANCON DE LA GLOIRE)
ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(原題 GOD HELP THE GIRL)
ラブ&マーシー 終わらないメロディー(原題 LOVE & MERCY)
天空の蜂 完成披露試写会
人生スイッチ(原題 RELATOS SALVAJES)
ふたつの名前を持つ少年(原題 RUN BOY RUN)
彼は秘密の女ともだち(原題 UNE NOUVELLE AMIE)
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(原題 MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION )
ビッグゲーム 大統領と少年ハンター(原題 BIG GAME)試写会
バケモノの子
ジュラシック・ワールド(原題 JURASSIC WORLD)

暑いし、夏休みだし〜で映画館から結構遠ざかってたんだけど。
秋は結構見たい映画が多くて大変だわ。

先頭 表紙

2015-08-26 かけがえのない人(原題 THE BEST OF ME)


今日は雨でしたね〜でも涼しいから我慢できる〜〜

有楽町で『かけがえのない人(原題 THE BEST OF ME)』観賞。

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ブロードメディア・スタジオ

監督 マイケル・ホフマン
脚本 ウィル・フェッターズ
原作 ニコラス・スパークス

キャスト
アマンダ/ ミシェル・モナハン
ドーソン/ ジェームズ・マースデン
若かりしアマンダ/ リアナ・リベラト
若かりしドーソン/ ルーク・ブレイシー
タック/ ジェラルド・マクレイニー
Morgan Dupree/ クラーク・ピータース
Harvey Collier/ ジョン・テニー

Nichoias Sparksが本国でどの位の本を出しているのかは知らないけれど、近年の映画化数は凄いよね。

『きみに読む物語』は本当に大好きだった。基本的なパターンはいつも変わらないと思う。

・・でも『きみに読む物語』で土壇場でヒロインに逃げられるフィアンセ役を演じたJames Marsdenが、今回は主演だ。
凄くヒット作に恵まれている訳じゃ無いけど、好きな俳優の一人。
今作ではLuke Braceyが大人になった20年後のドーソンの役だけど、私はむしろアンサーボールに答えを求めていた22歳の悩めるニールをマースデンが演じた『Interstate 60: Episodes of the Road』の行く末と被ったよ。

頼もしく、逞しく成長した。
中年になってもキラキラ輝いている嘗ての恋人に会ったらそりゃあ揺らぐね。
しかも嫌いで別れたんじゃないし。
あぁ、だけど、彼が生かされた意味がそれか‥切ないなぁ‥
アマンダの幸せの為に存在しているかのよう。

シャイ兄の就職祝い探していたら、メガネ屋さん見つけて。
新しい眼鏡作りたいってずっと思っていたから覗いたら、そこのスタッフが超新人の青年で、先輩女性にいくつかフレーム持たされて、こう言えって言われた通りに一生懸命話してきた。真面目で一生懸命で全然台詞を自分の物に出来て無くて、初々しいから、つい作っちゃった。作るのはベテランさんだけど。
メガネの進化は凄い。視力計る装置も柔軟なフレームも、薄いレンズもそして値段も。それでいて製作時間は20分。
最後のお見送りで新人君のお辞儀が凄く丁寧で心の中で頑張れ!!って応援した。

先頭 表紙


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