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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2023-08-28 ファルコン・レイク (Falcon Lake)
2023-08-23 クライムズ・オブ・ザ・フューチャー (Crimes of the Future)
2023-08-19 裸足になって (Houria)
2023-08-17 トランスフォーマー/ビースト覚醒 (Transformers: Rise of the Beasts)
2023-08-09 インスペクション ここで生きる (The Inspection)
2023-08-07 キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩 (Carol of the Bells)
2023-08-07 ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE (Mission: Impossible - Dead Reckoning Part One)
2023-08-01 サントメールある被告 (Saint Omer)
2023-07-31 2023年7月にスクリーンで観た映画
2023-07-31 CLOSE クロース(Close)


2023-08-28 ファルコン・レイク (Falcon Lake)

『ファルコン・レイク (Falcon Lake)』

製作年 2022年
製作国 カナダ・フランス合作
配給 パルコ
監督 シャルロット・ルボン
キャスト
バスティアン/ジョゼフ・アンジェル
クロエ/サラ・モンプチ

母親が親友同士…の16歳女子と14歳男子を同じ部屋に…とか、性に奔放過ぎない?
兄妹だって気をつけた方が良いのに。

若さと好奇心を持て余して、背伸びした、触れるか触れないか…のヒリヒリするような関係性が、嫉妬と見栄で、取り返しがつかなくなる。

忘れる側と、忘れ去られる側。

永遠の執着。やるせない。

綺麗に終わらせたのかもだけど、すっきりはしない。

それにしては、家族の切り替えが、そんなもんじゃないはず…と。

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2023-08-23 クライムズ・オブ・ザ・フューチャー (Crimes of the Future)

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー (Crimes of the Future)』

製作年 2022年
製作国 カナダ・ギリシャ合作
配給 クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
監督 デビッド・クローネンバーグ
キャスト
ソール・テンサー/ビゴ・モーテンセン
カプリース/レア・セドゥ
ティムリン/クリステン・スチュワート

David Cronenberg監督の、Viggo Mortensenの使い方、本当に好き。
特に、ラストのショット。産毛のひとつひとつから美しい。あのアップが許されるのは、Viggoだけじゃないだろうか。
映画自体はPG12で大丈夫?って描写や理念が展開されるんですが。
退廃的な世界観で始まる物語は、異常さは感じるものの、何を語っているのか分からない。

転じてから、生活様式、単語に違和感を覚える。
…だけど、Viggoの「Not Today」のセリフに心鷲掴みにされる。
口癖のように言う「 is it? 」良いなぁ…と見ている。

世界は近未来。
化学物質に汚染され続けた人類は痛覚を失い、体内に異変をきたしている。
だけど逞しい人類はプラスチックを食べ易いチョコレートバーに加工し、体内に続々生まれる新しい臓器を取り出して公開するパフォーマンスに作り上げた。

メスで体を切っても痛くなく、触感のみ。
失った痛みと言う感覚に身を焦がす観客。
なにせ、内臓を引き摺り出されているViggoが演じるソールの恍惚の表情がたまらないんだ。
コントローラーで施術するカプリースの表情も。

新しいSEXだと表現されてる。

アレルギー体質で、摂食障害で、睡眠障害で、体内に新しい臓器が産まれ続ける、何とも生き辛そうなソールは、誰よりもその時代の現在人かも知れない。


蛇足で言うと、Viggoファンには意味が通じるからこの先は見ないで欲しいのだけれど。

気持ち悪くなりそうで将来を憂うような今作にも、取り締まる捜査機関が有る。
時代に取り残されたかのように真っ当な感じ(と思いたい)

ヤクザVSマフィアでイースタン・プロミスなのです。

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2023-08-19 裸足になって (Houria)

『裸足になって (Houria)』

製作年 2022年
製作国 フランス・アルジェリア合作
配給 ギャガ
監督 ムニア・メドゥール
キャスト
フーリア/リナ・クードリ
サブリナ/ラシダ・ブラクニ

アルジェリア…どんな国だろう…と思いましたが、北アフリカのイスラム国家だそう。

フランスの植民地時代に貿易の整備がされ、砂漠国でありながら農耕も出来る。だけど、失業率が高い国。

フーリアが、リハビリ施設の女性たちと遠足に行ったシーンが、とても綺麗でした。
それぞれ、悲惨な過去を持つ女性たち。
彼女たちにダンスを教える事は、フーリアへのリハビリでもあったんだろう。

情勢を、深く絡めている作品。

仕上がったダンスは、美しいと言うより、怒りに満ちている。友人へのレクイエムでも有る。
女性たちの怒り。恨み。悲しみ。軽蔑。強さ。

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2023-08-17 トランスフォーマー/ビースト覚醒 (Transformers: Rise of the Beasts)

『トランスフォーマー/ビースト覚醒 (Transformers: Rise of the Beasts)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 東和ピクチャーズ
監督 スティーブン・ケイプル・Jr.
キャスト
ノア・ディアス/アンソニー・ラモス
エレーナ・ウォレス/ドミニク・フィッシュバック


私はマクシマルズが好きだなぁ。
動物の方が、車より感情移入し易いわ。

でも、ビーの再登場シーンは好きよ。
声を失ってるから、映画のセリフや音楽で感情表すの好きなの。
今回ミラージュが派手だから、そんなに目立たないかな?と思ったから、良かった。

なんかあまり頭が良くない展開に流されて行く感じがする。
人間の活躍が今ひとつだし…と思ったら、次回から急展開するのかな?

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2023-08-09 インスペクション ここで生きる (The Inspection)

『インスペクション ここで生きる (The Inspection)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 ハピネットファントム・スタジオ
監督 エレガンス・ブラットン
キャスト ジェレミー・ポープ

路上で死んだら野垂れ死だけど、軍服を着て死んだら誰かにとってのヒーローだ…って生きる道が有るのは、決して悪い事では無いと思うけど、綺麗事だけじゃ無いのが戦争だから、背負い切れない心の傷を負わないかの方を心配しちゃう。

それ以上に、妄想が暴走しちゃうの心配だけど。

バレないように気を付けるのかと思ったけど、違った?
ゲイだろうがストレートだろうが、色恋優先してる場合じゃ無いから。

ゲイに偏見あるストレートの人が想像するgay peopleの脳内…みたいだった。

差別は、この頃より少しはマシになってるのかな?
ママは極端だった。アレは普通の反応なのかなぁ?
私の友人のgay peopleたちは、いつもhappyそうだから、ショックだった。

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2023-08-07 キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩 (Carol of the Bells)

『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩 (Carol of the Bells)』

製作年 2021年
製作国 ウクライナ・ポーランド合作
配給 彩プロ
監督 オレシア・モルグレッツ=イサイェンコ
キャスト
ソフィア・ミコライウナ/ヤナ・コロリョーバ
ミハイロ・ミコライウナ/アンドリー・モストレーンコ
ワンダ・カリノフスカ/ヨアンナ・オポズダ

戦争が始まり、人種の違いで三様な扱いを受ける三家族。
本当に理不尽な話だ。
ほぼ家の中が舞台で、1番外側のドアがノックされる度にハラハラする。

終戦=幸せとならないのが辛い。

歌は、戦争から彼女たちを守りはしなかったけど、絆にはなった。

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2023-08-07 ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE (Mission: Impossible - Dead Reckoning Part One)

『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE (Mission: Impossible - Dead Reckoning Part One)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 東和ピクチャーズ
監督 クリストファー・マッカリー
キャスト
イーサン・ハント/トム・クルーズ
グレース/ヘイリー・アトウェル
ルーサー・スティッケル/ビング・レイムス
ベンジー・ダン/サイモン・ペッグ
イルサ・ファウスト/レベッカ・ファーガソン

AIウォーズだった。

勿論、イーサンが男前なのが大前提な本作。

Tom Cruiseも加齢には逆らえないけど、あまりある魅力が有るのよね。彼には。
誠実さが滲み出る。
そして、人間の良い面が…捨てたモノじゃない…って思える演出がある。
そう言う所好き。

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2023-08-01 サントメールある被告 (Saint Omer)

『サントメールある被告 (Saint Omer)』

製作年 2022年
製作国 フランス
配給 トランスフォーマー
監督 アリス・ディオップ

キャスト
ラマ/カイジ・カガメ
ロランス・コリー/ガスラジー・マランダ

あぁ、そう言う事なのだなぁ…と。
ロランスの焦燥感。社会からはみ出し、逃げ込んだ先から抜け出せない感覚。
一人で産んで、一人で育てるのが、不安で無いはずがない。
愛せるか、守れるか分からない世界で、自分が守らないといけない命を生み落とすのだから。

女性だけが、人生を乱され、責任を押し付けられ、非難を浴びる。
望まない妊娠は、いつまで経っても、女性の人生から可能性を奪うのか。

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2023-07-31 2023年7月にスクリーンで観た映画

2023年7月にスクリーンで観た映画


5本でした。2023年小計64本。

『CLOSE クロース(Close)』
To Leslie トゥ・レスリー (To Leslie)
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル (Indiana Jones and the Dial of Destiny)
ザ・フラッシュ (The Flash)
探偵マーロウ (Marlowe)

先頭 表紙

2023-07-31 CLOSE クロース(Close)

『CLOSE クロース(Close)』

製作年 2022年
製作国 ベルギー・フランス・オランダ合作
配給 クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
監督 ルーカス・ドン
キャスト
レオ/エデン・ダンブリン
レミ/グスタフ・ドゥ・ワエル

レミの部屋の赤い壁。
レオを包むレモン色の朝の光。

カラフルな花畑を駆け抜ける美しい少年たち。

知らせを聞いて駆けつけたレオの顔に被せる赤い光。

兎に角、美しい。

大切な、宝物みたいな幸せだった時間だから。

もっとゆっくり溶け込めたら良かったのかな。

多くを語らないし、説明もしないけど、レミはシャワールームできっと命を絶ったんだよね。

理由を求めるママの姿、身に覚えがある。

普通に生活を続けながら、自分を許せずに居て。練習に打ち込んで体を痛めつけたり。

その描写がとてもリアル。

だけど、兄が居て良かったなぁ…良いお兄さんなんだよね。

基本、優しい人たち。
レオたちの生活手段の描写も、凄く興味深かった。

良い映画でした。

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