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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2015-01-01 『サンバ(原題 SAMBA)』
2014-12-31 2014年
2014-12-31 『ゴーン・ガール(原題 GONE GIRL) 』
2014-12-29 『ベイマックス(原題 BIG HERO 6)』
2014-12-27 『ホビット 決戦の行方』4回目
2014-12-26 『暮れ逢い(原題 UNE PROMESSE)』
2014-12-25 『トラッシュ! この街が輝く日まで(原題 TRASH)』
2014-12-22 『アゲイン 28年目の甲子園』
2014-12-17 『神は死んだのか原題 GOD'S NOT DEAD』と『天国は、ほんとうにある(原題 HEAVEN IS FOR REAL)』
2014-12-16 『おやすみなさいを言いたくて(原題 TUSEN GANGER GOD NATT)』


2015-01-01 『サンバ(原題 SAMBA)』


あけましておめでとうございます。

今年は元旦お休みいただきました。
なので、朝からお節食べてお雑煮食べてのんびりしてからシャイ兄と有楽町ビッグカメラへ。小雪ちらつく中、町は閑散としてましたがビッグカメラの福袋狙いの人たちは熱かったなぁ。
ぶらぶら冷やかした後お昼食べて、私は今年初映画鑑賞。『サンバ(原題 SAMBA)』です。

製作年 2014年
製作国 フランス
配給 ギャガ

監督 エリック・トレダノ 、 オリヴィエ・ナカシュ
脚本 エリック・トレダノ 、 オリヴィエ・ナカシュ
原作 デルフィーヌ・クーラン

キャスト/サンバ /オマール・シー
アリス/ シャルロット・ゲンズブール
ウィルソン/ タハール・ラヒム
マヌー /イジア・イジュラン
ジョナ/イサカ・サワドゴ
マルセル/ エレーヌ・ヴァンサン
マドレーヌ /クリスチャン・ミレ

外国で生活することも難しさと、ストレス社会の問題と。
描いて居ることは、凄く切実で難しい問題なんだけど、コミカルだったなぁ。

なんたってサンバ君はやたら可愛い上にセクシーだし。
まぁ、ボランティアのアリスは、目をハートにしてないでもっとちゃんと彼の為に働けって話だけど。

出会う人たちや、サンバの叔父さんの話や心にグッとくることも有るし、爆笑もしちゃうし。

でも応援したくなるし、前向きな気分になれます。

アリスには共感できないんだけど、自分が解らなくなりそうなときは、名前を叫んで。皆が踊り出すから。ッて台詞は素敵。

さて。私は明日が仕事初めです。

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2014-12-31 2014年


スクリーンで見た映画
 
 ラブ・パンチ(原題 THE LOVE PUNCH)
○おみおくりの作法(原題 STILL LIFE)
☆ホビット 決戦のゆくえ(原題 THE HOBBIT: THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES) ×4
 ストックホルムでワルツを(原題 MONICA Z)
ゴーン・ガール(原題 GONE GIRL)
ベイマックス(原題 BIG HERO 6)
暮れ逢い(原題 UNE PROMESSE)
○トラッシュ! この街が輝く日まで(原題 TRASH)
  アゲイン 28年目の甲子園
○神は死んだのか原題 GOD'S NOT DEAD
○天国は、ほんとうにある(原題 HEAVEN IS FOR REAL)


12月は14本で年間は180本でした。

転職やら妹母子の引っ越し親戚の不幸等色々有った一年でした。

・・それにしても一年が短すぎる!!!

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2014-12-31 『ゴーン・ガール(原題 GONE GIRL) 』


昨日まで仕事だったし2日から仕事なので、真剣にお正月準備するつもりは無かったんだけど、今日は映画1本諦め、午前中にものとか大掃除とかして午後から『ゴーン・ガール(原題 GONE GIRL)』観賞。

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画

監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本/原作 ギリアン・フリン

キャスト
ニック・ダン/ ベン・アフレック
エイミー・ダン/ ロザムンド・パイク
デジ・コリングス/ ニール・パトリック・ハリス
ターナー・ボルト/ タイラー・ペリー
マーゴ・ダン/ キャリー・クーン
ロンダ・ボニー刑事/ キム・ディケンス
ジム・キルピン巡査/ パトリック・フュジット
ランド・エリオット/ デイヴィッド・クレノン
メアリーベス・エリオット/ リサ・ベインズ
エレン・アボット/ ミッシー・パイル
アンディ・ハーディ/ エミリー・ラタコウスキー

コレは中々良く出来ている。
方向性は見えているのに、どうなるかまったく解らない。

どんなに出会った時素敵でも、結婚して数年経てばウンザリもしてくる。
・・が、理想と違って来たからって殺されちゃあたまらない。

いや〜女は化けます。凄いです。同一人物には見えない。
女優ですねぇ。
男は手の上で転がされているくらいの方が幸せと言いますが、コレは中々命懸け。

まぁ、そう言う綺麗でヤバい女に惚れちゃうんだから仕方ないわね。所詮男には太刀打ち出来ないって事かな。

弁護士さんじゃないけど、せいぜい殺されない程度に満喫するしかないんじゃないかしら。

皆様良いお年を〜

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2014-12-29 『ベイマックス(原題 BIG HERO 6)』


今日は、やっとベィビィブラザーと予定合せて『ベイマックス(原題 BIG HERO 6)』を見て来ました。


製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督 ドン・ホール 、 クリス・ウィリアムズ
脚本 ロバート・L. ベアード 、 ダニエル・ガーソン
キャスト
ヒロ/ ライアン・ポッター
ベイマックス/ スコット・アツィット
フレッド/ T.J.ミラー
ゴー・ゴー/ ジェイミー・チャン
ワサビ/ デイモン・ウェイアンズ・Jr
ハニー・レモン/ ジェネシス・ロドリゲス
タダシ/ ダニエル・ヘニー
キャスおばさん/ マヤ・ルドルフ
ロバート・キャラハン教授/ ジェームズ・クロムウェル
アリステア・クレイ/ アラン・テュディック


アイアンマンとスパイダーマンを足して割ったようなイメージ。

日本のどこかで見たことがあるような景色の数々はやっぱりちょっと嬉しい。
そしてベイマックスは可愛い。いつも冷静でどんくさくて、生真面目で。
お兄ちゃんの優しさに溢れている。
兄弟二人きり。ずっと弟を気に掛け生きて来たんだろうなぁ‥タダシ君。
格好良いなぁ。

ピザなlunchの後、彼とは別れてシャイ兄と待ち合わせてwafiの解約へ。
契約した当時彼が未成年だったから、私の名義で契約したのよね。

結局有楽町まで行ったから忙しい一日になっちゃったわ。

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2014-12-27 『ホビット 決戦の行方』4回目


今日は、『ロード・オブ・ザ・リング』ファンサイトからのお仲間たちと『ホビット』観賞後忘年会。
・・と言う事で、朝からお土産買いにイクスピアリへ。
ここのarincorollのロールケーキに「エルフ」と「ドワーフ」って名前の付いた物が有って、ちょっと前からカットも売り出していて、どうしてもこのメンバーに配りたくて。
これ買って、速攻帰ってブラザーズと近所のからしやってラーメン屋さんで油そばlunch。
ブラザーズと別れて、一旦帰って夕食を作り、まずは六本木ヒルズTOHOへ。
11人の大所帯ですが、ど真ん中2列の良席を確保してくれていて、楽しかった〜〜
PJ必死に探したけど、どこにいるの???

そして鑑賞後は銀座に移動して、恒例のヴァンパイアカフェで忘年会♪

ここはいちいちメニュー名が怪しい。「闇の者を呼びさます復活の儀式」「今宵の生贄」「反逆者を裁く悲劇の火あぶりの刑」「ヴァンパイアのスレイブ」とか。凝っていて楽しいけど。メニュー本自体が「魔道書」だし。

ここで、リンガーズですから盛り上がります。なにせ原作は勿論、皆シルマリルも読んでいる人たちですから。
薄暗い中での宴はビルボの食卓のようで、お皿飛ばす? 積み重ねられないから無理!とか、キーリの約束の石にそっくりな石やエルフのペンダントを作って持って来た人とか。
「タウリエルはスラパパの後妻にしたらいい」とか、「初めての家出なのに、親に告げて、更には行先まで決める過保護なスラパパ」とか、「どんな生き物を乗りこなせるレゴラス」「乗りこなせないのはタウリエルだけ」とか、「この頃は青臭くて真面目だけどアラゴルンに会ってはじけたレゴラス」「アラゴルンの節約術で弓矢は拾って使う事を覚えた」「お風呂も毎日入らない位がセクシーと知った」とか「レゴラスとバルドはやっぱり似ているから、スラパパの隠し子」説とか。
アルウィンの年齢から逆算したガラドリエル様の年齢とか、彼女の生い立ちとか、サウロンが本体失くした娘の先祖だから、そりゃあ苦手だろう・・とか。
4DX体験談も。興味有るけど、やっぱり酔いそう・・レゴラスとの一体感は味わえるだろうなぁ。
あぁ、美味しくて楽しかった♪
レゴラスは勿論、スラパパもやっぱりガラドリエル様もエルロンド様も好き。ドワーフの中では真っ先にビルボを逃がそうとするボフールがやっぱり好きだけど、今日再確認したのはバルドの所の弓矢隊のリーダー的おじさん(おじいちゃん?)が意外に頼もしくて動きも良くて好きだわ〜って事。

SEE公開してくれたら、また集まりましょう!と言って別れました。

でもその前に前売り券一枚余っているから、もう一回は行こう♪

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2014-12-26 『暮れ逢い(原題 UNE PROMESSE)』


今日は銀座で『暮れ逢い(原題 UNE PROMESSE)』観賞。

製作年 2014年
製作国 フランス ベルギー
配給 コムストック・グループ

監督/脚本 パトリス・ルコント 、 ジェローム・トネール
原作 ステファン・ツヴァイク

キャスト
ロッテ・ホフマイスター /レベッカ・ホール
カール・ホフマイスター /アラン・リックマン
フリードリヒ・ツァイツ/ リチャード・マッデン
オットー・ホフマイスター/ トビー・マレー
ヘルマン夫人/ マギー・スティード
アンナ/ シャノン・ターベット

あ〜私不倫物は苦手だったんだよな‥

しかも老練な旦那様役がアラン・リックマンなんだもん。
最初から最後まで、凄く魅力的。今までの彼の役に無い良い人なんじゃ・・と思うわ。
あんな良い旦那様で、しかもお金持ちで良い暮らしさせて貰っておいて、若くてハンサムな青年の方が良いなんて・・まぁ解りますけど、有閑マダムにありがち。
まぁ純愛で、奥様が節度はわきまえていた・・のが救いか。

そしてシャイ兄と合流し近所でお気に入りのラーメン屋「あゆむ」で塩ラーメンなlunch♪

明日、明後日と、忘年会が入っている。
2件の仕事関係と、2件の映画仲間関係で計4件の忘年会。
年中無休で固定の冬休みの無い身としては厳しい・・年賀状は大体終わったけど、大掃除はどうしよう‥…

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2014-12-25 『トラッシュ! この街が輝く日まで(原題 TRASH)』


やっとXmas繁忙期が終わり通常業務に戻りました。
それでもクリスマスの影響で職場はケーキ食べ放題状態。問題だわ。

で、今日は仕事後ベィビィブラザーと待ち合わせて『トラッシュ! この街が輝く日まで(原題 TRASH)』試写会へ。

作年 2014年
製作国 イギリス
配給 東宝東和

監督 スティーヴン・ダルドリー
脚本 リチャード・カーティス
原作 アンディ・ムリガン

キャスト
オリヴィア/ ルーニー・マーラ
ジュリアード神父/ マーティン・シーン
ジョゼ・アンジェロ/ ヴァグネル・モーラ
フレデリコ/ セルトン・メロ
本人役/ クリスチャン・アマンプール
マルコ/ アンドレ・ハミロ
トゥルク /ヘスイタ・バルボサ
ラファエル/ リクソン・テヴェス
ガルド/ エドゥアルド・ルイス
ラット/ ガブリエル・ワインスタイン
カルロス/ ホセ・デュモント
カルロスのパートナー/ ダニエル・ゼッテル
ピア/ マリア・エドゥアルダ

子供たちが魅力的〜〜
環境的には凄く恵まれていないけど。
ゴミの山で、めぼしい物を探して生活する人々の何て多いこと!
そして子供たちだけで路上生活する人たちのも多い。
衛生的には劣悪で彼らが泳いでいる川だって、恐らく想像以上に汚いと思う。
それでも彼らは純粋で正しく生きようとしている。
彼らを見捨てない神父様やボランティアのお陰かもしれない。
政治は腐っているけれど。

容赦ない警察の拷問や、正しく有る事が許されない社会。そんな社会からのSOSなんじゃないかな。

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2014-12-22 『アゲイン 28年目の甲子園』


今日は昼から池袋で遊んだ後、『アゲイン 28年目の甲子園』の試写会へ。

製作年 2014年
製作国 日本
配給 東映
監督/脚本 大森寿美男
原作 重松清
キャスト
坂町晴彦/ 中井貴一
戸沢美枝/ 波瑠
立原裕子/ 和久井映見
高橋直之/ 柳葉敏郎
沙奈美/ 門脇麦
松川典夫/ 太賀
坂町晴彦(28年前)/ 工藤阿須加
柳田建司/ 西岡徳馬
山下徹男/ 村木仁
高橋夏子/ 堀内敬子

年間150本以上の映画を観る私ですが、その中で邦画はほとんど見ない。一ケタを超えることは無い。

だけど、これを見たかったのはまず、外しようが無い重松清の原作だと言う事と、私が、同じ時代高校野球部のマネージャーだったと言う事。
野球が絡むと兎に角弱い。言葉に表しようのない思いが有る。高橋氏の気持ちが良く解る。
好きだから、もうやりたくない。そんなノスタルジー。やっぱり何にせよ、高校時代の部活とか、夢中になった物って、その後続けたとしてもやっぱり違う。何物にも替え難いよね。

あと一歩・・の所で、甲子園出場にチャレンジする資格を失った球児たち。
3年生の夏は不完全燃焼のまま終わった。戦って負けた訳じゃ無い。その不完全燃焼の思い。辛さは計り知れないなぁ‥

28年目にお互いライバル校として合いまみえるのが良いよね。

野球の細かいルールとか、playの良し悪しとか、解るし、高校時代OBチームとも戦っていたから、彼らの衰えも、純粋な野球好きも解る。

応援歌とかも、トスバッティング練習とかシートノックとかランナーコーチの指示とか何もかもが知っている。身近だったこと。
私は自分が野球をやりたかったけど女子だから・・とやらせて貰えなかった経験があるから、元球児のパパ達とキャッチボールできる娘たちが羨ましい。

何もかもが羨ましい。

ウチの野球部もマスターリーグ、目指さないかなぁ‥この映画観て、誰か言い出してくれないかなぁ‥と思いました。
まぁ、あんなにマネージャー愛されて無かったですけどねぇ・・

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2014-12-17 『神は死んだのか原題 GOD'S NOT DEAD』と『天国は、ほんとうにある(原題 HEAVEN IS FOR REAL)』


今日は渋谷で2本。
まず『神は死んだのか原題 GOD'S NOT DEAD』
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 シンカ
監督 ハロルド・クロンク
脚本 ハンター・デニス 、 チャック・コンツェルマン 、 ケイリー・ソロモン
原作 チャック・コンツェルマン 、 ケイリー・ソロモン
キャスト
ジョシュ・ウィートン/ シェーン・ハーパー
ラディソン教授/ ケヴィン・ソルボ
デイブ牧師/ デヴィッド・A・R・ホワイト
本人役/ ウィリー・ロバートソン
本人役/ コリー・ロバートソン
ニュースボーイズ

正直、子供の頃は良く解らずに神に祈っていた。神父様はハーモニカを吹いてくれたし、優しかったからお話しするのも楽しかった。
信仰心なんてものじゃなかった。聖書の意味も理解してない。
だから、きっと私も疑いも持たずに「God is dead」と書いて署名したと思う。
もしそれが「GOD'S NOT DEAD 」と書けと言われて居ても、同じことが出来たと思う。
そう言う生い立ちだったので、神の話は嫌いじゃないけど、私に限らず、信仰心の少ない日本人には、理解しにくいかもしれないね。宗教は。
だけど、ジョシュのアプローチは論理的で良いし、応援したくなってくる。
裁判に比喩していたけど、ラスト3回目の討論はまさにそんな感じ。最後の一言も凄く効いている。
正直、教授が気の毒でも有るのだけれど、それでも凄く味わい深い作りの映画でした。

きっとアメリカの映画館では、あの瞬間皆携帯を取り出してメールを送ったんだろうなぁ。
そう言う熱さはちょっと羨ましい気がします。

そして『天国は、ほんとうにある(原題 HEAVEN IS FOR REAL)』
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督 ランダル・ウォレス
脚本 ランダル・ウォレス 、 クリストファー・パーカー
原作 トッド・パーボ 、 リン・ビンセント
キャスト
トッド・パーボ/ グレッグ・キニア
ソーニャ・パーボ/ ケリー・ライリー
コルトン・パーボ/ コナール・コラム
ジェイ・ウィルキンス/ トーマス・ヘイデン・チャーチ
ナンシー・ロウリングス/ マーゴ・マーティンデイル
マイケル/ ジェイコブ・ヴァルガス
レイ/ ダンソ・ゴードン

臨死体験で死後の世界を見た‥って言うのは良く耳にする話なんですけど、それが真実なのかどうかって言うのは中々立証するのは難しいでしょう。

パーボ家は貧しいけど凄く素敵な家族なの。哀しい過去を乗り越えて、明るく、働き者で、皆に信頼されて居て。
弟の為に男子をぐーで殴り倒すお姉ちゃんも素敵♪叱るんじゃ無くて平手の使い方を教えるって言うパパも良いわよね。
凄く良い家族だって解るでしょ。
でも何よりコルトンが良い。妙な歩き方。とぼけたお顔。凄くチャーミング。モデルの子とも似ているし良いキャスティングだな〜と思います。
彼が遊びの途中で思い出したように語るからこそ、リアリティがある。
大人はもっと知りたいし、ストレートに語って欲し、もどかしいけど。
コルトンにとって日々の生活と変わらない延長線のように起きた出来事だからそうなるんだと思う。

もう一人の天国を見た子供、神の絵を描く女の子の映画も作って欲しいなぁ。


どちらもとても考えさせられる、味わい深い作品。この作品を同時期同じシアターで上映する所が、また憎い。

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2014-12-16 『おやすみなさいを言いたくて(原題 TUSEN GANGER GOD NATT)』


最近はお歳暮とクリスマスのWパンチで、この時期だけ残業フリーなので、私も2時間ほど多めに働いてます。なので思いの外に疲れているみたい。

今日は冷たい雨の中、『おやすみなさいを言いたくて(原題 TUSEN GANGER GOD NATT)』を見て来ました。

製作年 2013年
製作国 ノルウェー=アイルランド=スウェーデン
配給 KADOKAWA
監督 エーリク・ポッペ
脚本 ハーラル・ローセンローヴ・エーグ 、 エーリク・ポッペ
キャスト
レベッカ/ ジュリエット・ビノシュ
マーカス/ ニコライ・コスター・ワルドー
ステフ/ ローリン・キャニー
ジェシカ/ クロエ・アネット
隣人/ デニス・マコーマック
/ラリー・マレン・ジュニア

私にはネット上だけど戦場カメラマンの知人がいます。
彼が某ドキュメンタリー的紛争地映画へのコメントを求められていて、私がそれを鑑賞した数少ない人間の内の一人だった。

戦争映画に目を背け、ニュースを聞きかじる程度だった私は、『ホテルルワンダ』の逃げ惑う人々が後ろめたい気持ちを抱えながら緊急避難する報道カメラマンに「ありがとう。君たちの写真を見て、きっと誰かが助けに動いてくれる」そう言って。でもカメラマンたちは人々は「可哀想ね」「酷いね」そう言ってチャンネルを変える・・って知っていて。
自分がそうであることを大いに恥じた。だから目を背けないようにしているんだ・・そんな話を彼とした。
何も行動は起こせないでいるけど。募金するくらい・・と言う私に「それで良いんだ」と言ってくれました。

彼女はもう居ない・・そう言いながら撮った写真を見せてくれる。泊めて貰って、食事を出して貰ったあの家ももうない。それでも、危険な目に合いながら戦場に出かけて行きます。

何故助けないで撮るのか。昔は理解できなかった。そんなの正義じゃないと思っていた。

でも、その時目の前の人を助けようとしたら、仮にその人を助けられたとしても自分は死んでしまうかもしれない。その人も死んでしまうかもしれない。そして、それ以外の沢山の人たちをも助けられない。
干渉しない代わりに撮影することが許可されている。それでも危険な目に合うけれど。

目の前の命を血の涙で見過ごし、その写真で沢山の人を救うために戦っているのが戦場報道カメラマンだと思う。
良いとか悪いとかは解らないけど、何もしない人に文句を言われる筋合いはないんだ。

レベッカには完璧な旦那様が居て、可愛い二人の娘がいて。
彼女が戦場に行っている間、毎日毎日不安を感じながら過ごしていた。
無邪気な幼い妹と、母を理解しようと葛藤する難しい年頃の姉。そんな二人を支えて見守るパパ。
家族の気持ちも凄く解るよね。

難民キャンプの子供たちの方が自分より私のママを必要としている・・そう言った娘。誇らしくも有り、申し訳なくも思う母。

彼女に続けて欲しいのか、家に居て欲しいのか。観ていて解らなくなる。
皆きっとそんな思いを抱えて仕事に臨んでいるんだろうね。

凄くリアリティのある映画でした。
そして私の大好きなニコライ・コスター=ワルドーは凄く素敵な旦那様でありパパであり先生でした。

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