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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2014-04-11 『ローン・サバイバー(原題 LONE SURVIVOR)』と 『それでも夜は明ける(原題 12 YEARS A SLAVE)』
2014-04-09 『おとなの恋には嘘がある(原題 ENOUGH SAID)』『セインツ 約束の果て(原題 AIN'T THEM BODIES SAINTS)』
2014-04-03 『ロボコップ(原題 ROBOCOP) 』
2014-04-01 2014年3月にスクリーンで見た映画。
2014-03-29 『アナと雪の女王(原題 FROZEN)』
2014-03-27 カフェカイラ
2014-03-27 『フルートベール駅で(原題 FRUITVALE STATION) 』『ランナウェイ・ブルース(原題 THE MOTEL LIFE) 』
2014-03-21 『あなたを抱きしめる日まで(原題 PHILOMENA) 』『リディック ギャラクシー・バトル(原題 RIDDICK) 』
2014-03-20 『ホビット』5回目と『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(原題 NEBRASKA)』『グランドピアノ 狙われた黒鍵(原題 GRAND PIANO)』『ドン・ジョン(原題 DON JON) 』
2014-03-15 『ワン チャンス(原題 ONE CHANCE) 』


2014-04-11 『ローン・サバイバー(原題 LONE SURVIVOR)』と 『それでも夜は明ける(原題 12 YEARS A SLAVE)』

午前中妹の所で学校に提出する書類作成の手伝い。緊急連絡先等に私だけじゃなくブラザーズも名前まで駆り出されてた。
そして午後から『ローン・サバイバー(原題 LONE SURVIVOR)』 。
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン=東宝東和
監督/脚本 ピーター・バーグ
原作 マーカス・ラトレル 、 パトリック・ロビンソン
キャスト
マーカス/ マーク・ウォールバーグ
マイケル・マーフィー /テイラー・キッチュ
ダニー・ディーツ/ エミール・ハーシュ
マット’アックス’アクセルソン/ ベン・フォスター
エリック・クリステンセン/ エリック・バナ

アメリカさんは大変な事をしているよね。
政治として正しいかどうかは別として、彼らが過酷な訓練をして、過酷戦地に向かう兵士になるのはどうしてなんだろう。

しょっぱなエリック・バナに「ブラックホーク」なんて言わせるから縁起悪いなぁ‥って思いましたけど。

山中で、地の利のある沢山の敵に囲まれ兎に角戦いながら退却するんだけど、その退路が、兎に角過酷。
無謀でしょ!!って思うんだけど、きっと適切な判断なんでしょうね。途中で岩に刺さったり、変な方向に足とか曲がったりしそうで、見てられない!
それでも生きて帰る!って信じて戦っている。
友情とか、男らしさとか、でもこの映画の良さはそんな所じゃない。

たった一人生き残ったマーカス。
最後の最後、彼が生き残ったもう一つの物語。
コレのあまりの高潔さに前半・・と言うか大部分の残酷さが消し飛ぶくらいに感動しました。

そうか‥そんな勇気が有るのか‥って。
それ味わうためにこの映画を観て欲しいな‥


そして『それでも夜は明ける(原題 12 YEARS A SLAVE)』
製作年 2013年
製作国 アメリカ=イギリス
配給 ギャガ
監督 スティーブ・マックイーン
脚本 ジョン・リドリー
キャスト
ソロモン・ノーサップ/ キウェテル・イジョフォー
エドウィン・エップス/ マイケル・ファスベンダー
ウィリアム・フォード/ ベネディクト・カンバーバッチ
パッチー/ ルピタ・ニョンゴ
サミュエル・バス/ ブラッド・ピット

何処かの国で、この映画のポスターにブラピの顔をど〜んと載せて、映画の内容にそぐわない!って問題になっていましたねぇ。
確かに。ブラピ目当てで見る映画じゃないですが、重要な役ではあります。
あの時代に南部で、奴隷を所有する白人を非難するなんてね。
まぁ、彼はアメリカ人ではなくカナダ人だと言う事ですから、言いやすかったのでしょうか?
それでも勇気の要ることです。そう言う勇気ある白人たちが少しずつ現れ、奴隷制度を撤廃したのは大いなる歴史ですね。

そもそも自由黒人と奴隷との違いも良く解らないのですが。
所有者だった主人が亡くなる時などに開放を遺言したり、自分でお金を溜めて主人に払って自由になったりしたみたいですね。
ソロモンは自分じゃなくて親とかもっと前の代にそうして自由を手に入れたのかな?育ちが良さそうだもん。

こういう人種差別って洗脳ですよね。彼らは自分たちより劣っているからどう扱っても良い・・みたいな。
大なり小なり色んなところの日常にも潜んでいる。自己防衛の為なのかな・・

理不尽で、残酷。
それでも差別って、無くならないんだよねぇ・・

ソロモンはやっぱり奴隷として産まれ育った人たちとは雰囲気も才能も違って、時には気に入られ、時には疎まれ、身を潜めて耐え忍び、何とか生きて帰れたんだけど、そうじゃなかった人の方が多い。
だけど生きて帰っただけじゃなく、その後の活動が素晴らしい。

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2014-04-09 『おとなの恋には嘘がある(原題 ENOUGH SAID)』『セインツ 約束の果て(原題 AIN'T THEM BODIES SAINTS)』

今日は新宿で2本。
まず『おとなの恋には嘘がある(原題 ENOUGH SAID) 』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督/脚本 ニコール・ホロフセナー
キャスト
エヴァ/ ジュリア・ルイス・ドレイファス
アルバート/ ジェームズ・ガンドルフィーニ
マリアンヌ/ キャサリン・キーナー
サラ/ トニ・コレット

何か凄く共感出来た。結婚の事、親子の事。

嘗ては好きだったはずなのに、話すのも嫌なくらい嫌いになる。
結婚式の写真をみつめ、その頃の気持ちを探る。お互いの欠点に気が付いていなかったのか‥見て見ないふりをしていたのか‥
アメリカとかじゃ離婚率が凄く高くて、別れてからも交流が有ったりするみたいだけど。
日本でも増えてるし、私の周りでも結構いるから他国の事言えないか?私はまだ踏み切れないけど‥
でも、自分な我慢できなくなった性癖も、新たに出会った人からしたら愛おしく思える物だったりするらしいから、無理して結婚にしがみついて居る必要もないのかなぁ‥とも思う。
そう言う男女の気持ちとか、小さな事も描写が上手い。嫌になるのも、本当に小さな事なの。それがある日我慢出来なくなる。

母子間だと、そんな癖も受け入れられるし、許そうと出来るのに、夫婦だと出来ないのはやっぱり他人だからなのかなぁ。

子供が旅立つ寂しさも、なんか共感できる・・と思ったら、そうか、私、あの二人と同じように、今年大学に入学した息子の母だからだわ。
ウチは東京在住だから、自宅から通うから、涌かれる寂しさは無いけど、ソコは、高校卒業して、自分が進学のために実家から東京に出て来た時の事と重なるのよね。

同じ岐路に立って居る人だったら、きっと凄く共感できると思います。
そうそう、アルバートが傷付いたのも凄く理解できるから、凄く緻密な脚本だと思います。

そして『セインツ 約束の果て(原題 AIN'T THEM BODIES SAINTS) 』
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ=クロックワークス
監督/脚本 デヴィッド・ロウリー
キャスト
ボブ /ケイシー・アフレック
ルース/ ルーニー・マーラ
パトリック/ ベン・フォスター
スイーティ/ ネイト・パーカー
ウィル/ ラミ・マレック
スケリット/ キース・キャラダイン

自業自得なんですけどね、それでもボブの無事を祈ってしまうね。
さいごまでルースの気持ちが解らない。
凄く良いママをしていて、落ち着いているんだけど、ボブへの気持ちが解らないの。
4年経っているし、子供が出来たら女は保身に走るじゃない。
子供を巻き込みたくないし、子供に過去を知られたくないよね。

でも凄く純粋にひたすら家族の元へ帰ろうとするボブの為には、待っててあげて欲しいと思ってしまう。

最後の最後でそっか・・って解る。切ないねぇ・・

電車の中には団体で行動する初々しい新入社員っぽい人が沢山でした。
入社1週間で出社拒否に陥る新入社員さんも居るそうなので、辞めるにしても続けるにしても、頑張って欲しい物です。

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2014-04-03 『ロボコップ(原題 ROBOCOP) 』


観たい映画は多々あるけど、既に上映が夜だけになりそうな危険な匂いがプンプンしている『ロボコップ(原題 ROBOCOP) 』を見にイクスピアリへ。

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 ジョゼ・パジーリャ
脚本 ジョシュア・ゼトゥマー 、 ニック・シェンク 、 エドワード・ニューマイヤー 、 マイケル・マイナー
アレックス・マーフィー / ロボコップ/ ジョエル・キナマン
デネット・ノートン博士/ ゲイリー・オールドマン
レイモンド・セラーズ /マイケル・キートン
クララ・マーフィー/ アビー・コーニッシュ
マドックス/ ジャッキー・アール・ヘイリー
ジャック・ルイス /マイケル・K・ウィリアムズ
リズ・クライン/ ジェニファー・エール
ポープ/ ジェイ・バルシェル
パット・ノヴァク/ サミュエル・L・ジャクソン
カレン・ディーン/ マリアンヌ・ジャン=バプティスト
キム/ エイミー・ガルシア
デヴィッド・マーフィー/ ジョン・ポール・ラッタン
ヴァロン/ ミゲル・フェラー
デトロイト市長 /ダグラス・アーバンスキ
ドレイファス上院議員 /ザック・グルニエ

命を軽視したエゴの塊みたいな人たちだね。
マスコミを使った情報操作の怖さも浮き彫りにしている。
そんな中で、ゲイリー・オールドマン演じるノートン博士の素朴さが光っていたなぁ〜
研究やデータに対する好奇心は抑えられないんだけれど、最後の所医師として人の命を守る・・って部分に対する譲れない物がしっかり有って。そして、助手?のキムさんも良かったわ。

それにしてもリアルで残酷で、息苦しくなった。あの状態になっても生きられる未来って幸せかな・・?
手や足や目を失っても脳に直結して意志通りに日常生活を送れる・・って言う部分は大進歩だろうけど。

取り敢えず、見に来ていた小学生低学年くらいの少年のトラウマにならなきゃ良いけど‥って思うわ。

上映が中途半端な時間なのではしごも出来ず近所の桜が有名な公園通って花見気分を味わいました。

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2014-04-01 2014年3月にスクリーンで見た映画。


数は13本と少なめだったけど、どれもこれも良作だったわ。
3月は帰省やら卒業やら、妹の引っ越しやら、色々忙しかったしね。

○『アナと雪の女王(原題 FROZEN)』
○『フルートベール駅で(原題 FRUITVALE STATION) 』
○『ランナウェイ・ブルース(原題 THE MOTEL LIFE) 』
○『あなたを抱きしめる日まで(原題 PHILOMENA) 』
○『リディック ギャラクシー・バトル(原題 RIDDICK) 』
☆『ホビット』5回目
○『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(原題 NEBRASKA)』
○『グランドピアノ 狙われた黒鍵(原題 GRAND PIANO)』
○『ドン・ジョン(原題 DON JON) 』
○『ワン チャンス(原題 ONE CHANCE) 』
○『ウォルト・ディズニーの約束(原題:SAVING MR. BANKS)』
○『ラヴレース(原題 LOVELACE) 』
○『エヴァの告白(原題The Immigrant) 』

4月以降、転職する予定なので見に行けるかどうか・・それだけが心配。

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2014-03-29 『アナと雪の女王(原題 FROZEN)』


今日はベィビィブラザーと『アナと雪の女王(原題 FROZEN)』鑑賞。勿論字幕。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督 クリス・バック 、 ジェニファー・リー
脚本 ジェニファー・リー
原作 アンデルセン
キャスト
アナ/ クリステン・ベル
エルサ/ イディナ・メンゼル
オラフ/ ジョシュ・ギャッド
ハンス王子/ サンティノ・フォンタナ
クリストフ /ジョナサン・グロフ
デューク/ アラン・テュディック
オーケン /クリス・ウィリアムズ

アナはアナなのに、エルサちゃんをあんまり雪の女王・・って言ってあげないでよ、気にしているのに。
・・って邦題見て思いました。

兎に角エルサちゃんが好きです。凄く強い意志で閉じ籠っている。
大好きな妹の呼びかけにだって、本当は応えたかったはず。両親の事故の時だって妹を抱きしめたかった筈。
妹を傷付けた事を決して責めない両親も良いわよね。だからあんな力を持ちながら凄く良い子なの。
拒絶された‥って思っているアナも可哀想だけど、そうしなきゃいけないエルサが哀しい。

だから雪山で自由に一人生きて行こうとするシーンは凄く好き。歌も凄く素敵だけど、凍って行くアニメーションも凄く綺麗よね。
純真無垢で一本気なアナはもろディズニーのヒロイン・・って感じだけど、典型的な長女タイプと末っ子タイプだわ。

ディスニーだからその辺は安心して見ては居たけど、真実の愛が絶品よね。良いラストだわ。
エルサにもいつか幸せになって貰いたいけど。

その後二人でランチして、夕方からベィビィブラザーの高校卒業と大学入学と、甥っ子の小学校入学の撮影に職場へ。
客として行くと、変な感じよね。

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2014-03-27 カフェカイラ


久しぶりの女子会で、カフェカイラ表参道店に行って来た♪

8月にイクスピアリ店が出来るから、シャイ兄働かない?・・って話して居るんだよね。彼はシネマの方に興味持って居るけど。

あいにくの雨で春休み。
子供も並んでいたけど、真後ろの母子は下の息子が途中「帰ろう〜」とぐずりだし。
春休みで地方から来ていたっぽいお母さん、早々に諦めて居なくなりました。
子供にはちょっと可哀想だったね。

でもでも、待った甲斐有って、パンケーキは美味しかったです♪

ボリュームが凄いからシェアして丁度良いかな・・?

それからショップ巡りして終了〜
次の女子会はお花見かな〜

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2014-03-27 『フルートベール駅で(原題 FRUITVALE STATION) 』『ランナウェイ・ブルース(原題 THE MOTEL LIFE) 』


今日は妹母子が近所に引っ越して来る日なので、ブラザーズを手伝いに貸し出し、私は映画に。まず銀座で『フルートベール駅で(原題 FRUITVALE STATION)』観賞。
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 クロックワークス
監督/脚本 ライアン・クーグラー
キャスト
オスカー・グラント/ マイケル・B・ジョーダン
ソフィーナ/ メロニー・ディアス
ワンダ/ オクタヴィア・スペンサー
カルーソ警官/ ケヴィン・デュランド
イングラム警官 /チャド・マイケル・マーレイ
ケイティ/ アナ・オライリー

凄くショッキング。
どうしてなんだろう・・と考える。

大晦日で騒ぐ客にうんざりしていた?
大晦日なのに仕事な事に不満を持って居た?
私生活で嫌な事が有った?
騒ぐ迷惑な客が続いて辟易していた?
彼らが黒人な事が関係しているの・・?

他の乗客の安全を守る為かも知れないけれど、どうしてあんなに鉄道警察は威圧的なのか‥

映画の中のオスカーは過去を悔い、陽気で家族思いで、悩みながら前向きで、白人にも親切で。
勿論映画の中で美化されている部分も有ると思う。
彼らが全く悪くない・・とは言えないかも知れない。
でもだからと言って、あんな扱いを受けて殺されて良い訳じゃ無い。
それは、良く解る。
居合わせた一般客が酷い・・とショックを受け抗議をするような事態だったんだ‥

死なないで・・と言うのは鉄道警察側の思いでも有っただろうし、すぐさま警察の不始末・・って問題にならないように裏で動いただろうし、そうなってからでは、加害者の警察から本当の言葉は引き出せないだろうし。

本当に、あんまりだ・・ずっと愛情深くて、気丈だったママの目線で見ちゃうから、本当にやり切れなかった。
銃社会は本当に怖いわ。

新宿に移動し、引っ越しの挨拶に近所に配る品を買い出し、『ランナウェイ・ブルース(原題 THE MOTEL LIFE)』鑑賞。

製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 熱帯美術館
監督 アラン・ポルスキー 、 ケイブ・ポルスキー
脚本 ミカ・フィッツァーマン=ブルー 、 ノア・ハープスター
原作 ウィリー・ヴラウティン
キャスト
フランク・リー /エミール・ハーシュ
ジェリー・リー/ スティーブン・ドーフ
アール・ハーレー/ クリス・クリストファーソン
アニー・ジェームズ/ ダコタ・ファニング
トミー/ ジョシュア・レオナルド

この兄弟は、本当に不幸を背負って生きていて見ていて切なくなる。
「離れないでいつも一緒に居るように・・」と言う母の遺言のような言葉が彼らを縛り付けたの。
それとも格別に仲が良かったのか・・
勿論兄の足の事も大きいのだろうけど。

あまりに現実が悲惨だから、作り出した爽快な物語を糧に生きている感じ。
それも、中古車屋のアール・ハーレーの言葉の通りにした結果だし。
痛々しくて、優しくて、見ているのが辛くなるの。

でも、だから今度は、同じくアール・ハーレーの負け犬だと諦めないで胸を張って生きて行け・・と言う言葉のままに生きでくれるかな・・?

そしてやっぱり不幸な元彼女役のダコタ・ファニングは、子役時代のイメージにとらわれず、上手く良い女優に育っているなぁ‥と思った。
ジェリー・リー役のスティーブン・ドーフはソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』でエル・ファニングと父娘役で共演しているんだよね。

お届けがてら妹の家に寄って、お手伝いしながら夕食までダラダラしてクタクタなブラザーズを回収〜

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2014-03-21 『あなたを抱きしめる日まで(原題 PHILOMENA) 』『リディック ギャラクシー・バトル(原題 RIDDICK) 』


今日はまず『あなたを抱きしめる日まで(原題 PHILOMENA)』
製作年 2013年
製作国 フランス=イギリス
配給 ファントム・フィルム
監督 スティーブン・フリアーズ
脚本 スティーヴ・クーガン 、 ジェフ・ポープ
原作 マーティン・シックススミス
キャスト
フィロミナ/ ジュディ・デンチ
マーティン・シックススミス/ スティーヴ・クーガン
若き日のフィロミナ/ ソフィ・ケネディ・クラーク
ジェーン/ アンナ・マックスウェル・マーティン
サリー・ミッチェル/ ミッシェル・フェアリー
シスター・ヒルデガード /バーバラ・ジェフォード
バーバラ/ ルース・マッケイブ
ヤング・シスター・ヒルデガード/ ケイト・フリートウッド
ピート・オルソン/ ピーター・ハーマン
メアリー /メア・ウィニンガム

コレは、どういう展開か、最後どうなるのか、あまり話さない方が良いだろうなぁ。
私は見ている途中で『オレンジと太陽』と言う映画を思い出した。こちらも衝撃的で良い映画なのでお奨めです。

フィロミナは老人特有な思い込みや頑固さも持って居る老女で、でもかと思えば看護師として働いていた経験上か、柔軟性のある受け止め方も出来るし、ストレートな物言いもする。ジャーナリストの世界で生きて来たマーティンはイライラさせられるんだけど。
時に宗教は横暴で凶暴だったりする。純潔が尊いと言う考えは生物学的には誤っているようにも思えるんだけど。
未婚の母なんて大罪だけど、相手の男は罪に問われないのでは男尊女卑の男が都合よく作った物・・と捉えられても、仕方が無いと思うわ。
そして家族の体裁を整える物・・ね。
幼少期からカトリック教会に通っていた私が言うのもなんだけど。
こんな非人道的な教会はでも歴史の中では珍しくは無いのよね‥残念な事に。
宗教なんてばからしい・・とマーティンは考える。こんな目に有っても尚何故・・?と思う。
でも、最後の最後。私はあなたを許します。そう言ったフィロミナ。
それはもしかしたら、許せず傷付き誰かを恨むよりも幸せな事なのかもしれない。
勿論絶望するし、失望もしただろうけど、許して初めて人は前に進めるし。
そう言う意味では信仰心を持って居た彼女は幸せなのかも・・
流石に今はこんな非人道的な事をする教会は無いと思うけど。
信仰心だけでは教会の運営は出来ないんだろうねぇ・・

そして友達と待ち合わせてランチしてから『リディック ギャラクシー・バトル(原題 RIDDICK)』
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ

監督/脚本 デヴィッド・トゥーヒー

キャスト
リディック/ ヴィン・ディーゼル
ヴァーコ/ カール・アーバン
サンタナ /ジョルディ・モリャ
ボス・ジョンズ /マット・ネイブル
ダール/ ケイティー・サッコフ
ディアス/ デイヴ・バウティスタ
モス/ ボキーム・ウッドバイン
Lockspur/ ラウル・トルイロ
ルナ/ ノーラン・ジェラード・ファンク


『ピッチ・ブラック』を見たこと無くて、前作から見ている人には前作とは異色に思えたかもしれないけど、コノ世界観が主人公リディックですよね。
最初見た時の不気味さ。未知の世界に放り出された不安感。帰って来た・・って感じ。
強いし、不敵だし、順応性が高いし、先を読む能力が半端無い。

そしてきっと生き残るんだろうなぁ‥と思った人たちが生き残る解りやすさ。
続編作るとしたらどっち路線に進むんでしょうかねぇ?
そしてやはり今回生き残った人たちが次の犠牲者ですかね?

明日から4連勤だ〜〜転職先探さないと〜

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2014-03-20 『ホビット』5回目と『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(原題 NEBRASKA)』『グランドピアノ 狙われた黒鍵(原題 GRAND PIANO)』『ドン・ジョン(原題 DON JON) 』

昨日今日で4本。
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(原題 NEBRASKA) 』
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド(提供 東宝=ロングライド)
監督 アレクサンダー・ペイン
脚本 ボブ・ネルソン
キャスト
ウディ・グラント /ブルース・ダーン
デイビッド・グラント /ウィル・フォーテ
ケイト・グラント/ ジューン・スキッブ
エド・ピグラム/ ステイシー・キーチ
ロス・グラント /ボブ・オーデンカーク

人間は歳を取ると頑固になるって言うけど、その典型。
周囲に迷惑をかけているんだけど、本人はそんなつもりも無く。ただ邪魔される・・って思っている。
それよりも、歳を取って?下品になったお母さんの方が見ていて嫌な感じ。うるさいし。苦労をしたのは事実だろうし、若い頃はモテたのかもしれないけど。
なんだけど、病室を後にする時の姿に、愛のある夫婦だったんだなぁ‥とホッとさせられます。
お兄ちゃんも気取ったエリートかと思いきや、一緒に馬鹿をやったりね。
故郷に立ち寄ってからの彼らが、何か良いのよね。
色々な物を受け入れて今居る・・って感じ。恨み言に生きていないお父さんが何か一番まともに思えるの。
年取って、がめつくなるのも嫌だわねぇ。若くても一緒だけど。

だから、息子の行動に拍手を送りたくなるね!

『グランドピアノ 狙われた黒鍵(原題 GRAND PIANO)』
製作年 2013年
製作国 スペイン=アメリカ
配給 ショウゲート
監督 エウヘニオ・ミラ
脚本 デイミアン・チャゼル
キャスト
トム・セルズニック/ イライジャ・ウッド
スナイパー/ ジョン・キューザック
エマ・セルズニック/ ケリー・ビシェ
アシュリー /タムシン・エガートン
ノーマン/ ドン・マクマナス
手下/ アレックス・ウィンター

子供の頃ピアノを習っていました。
暗譜すると指が勝手に演奏してくれるよね。
でも、そこに雑念が入ったら駄目なの。話しかけられたりしてもダメ。
だから、会話しながら、メール送りながら、メモを読みながら、客席を目で探りながら、恐怖に怯えながら・・難しい曲を演奏できるピアニストは流石はプロ!だよねぇ。
なんでそんな訳の解らない要求を‥?って思うけど、そこには一応ちゃんとした理由が有るの。
自己嫌悪で、怯えっぱなしのリジーですが、様になっていましたねぇ。


『ドン・ジョン(原題 DON JON)』
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
監督/脚本 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
キャスト
ジョン/ ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
バーバラ /スカーレット・ヨハンソン
エスター/ ジュリアン・ムーア

いや〜バカの見本市みたいなジョンとバーバラに、痛いおばさん?に思えるエスター。
見た目は最上級で、性格も可愛い?けどそれだけ。そういう女の本質を見抜けるのは同世代の同性だけ・・って事かな?普段無関心の妹ちゃんの核心を突いた見解が心地良い♪
でも対するジョンだって、相当馬鹿だけど。
ハンドル握った時のガラの悪さが最悪。まるで弱い犬だね。懺悔すれば何しても良いと思っている感じも痛いし。
どっちもナルシストで関わり合いになりたくないタイプだな。

で、痛いおばさんじみていたエスターが途中から熟年者の良い味を出してくるんだな。
若者への教育的指導が説教じみて無くて良かったのかもね。
泣いて居ようが話しかけて来ようが他人はどうでも良かったジョンが興味を示し、満足を得られたら車でもイライラしなくなって。
だけどジョンはいつかエスターを卒業して、その時こそ良い男にならないとね。

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2014-03-15 『ワン チャンス(原題 ONE CHANCE) 』


朝っぱらから実家からの荷物を受け取り、クールだけシャイ兄に託し他を開ける暇もなく仕事に。
滅茶苦茶・・って訳じゃ無いけど、それなりに忙しく働き、終わってからぎりぎりに駆けつける感じで『ワン チャンス(原題 ONE CHANCE) 』の試写会へ。

製作年 2013年
製作国 イギリス
配給 ギャガ
監督 デイヴィッド・フランケル
脚本 ジャスティン・ザッカム
キャスト
ポール・ポッツ/ ジェームズ・コーデン
ジュルズ/ アレクサンドラ・ローチ
ママ/ ジュリー・ウォルターズ
パパ/ コルム・ミーニイ
店長/ マッケンジー・クルック


容姿が綺麗とか足が速いとか、色々な才能が有ると思うけど、目に見える才能に恵まれた人はラッキーだと思うの。
彼は歌が上手い!って目に見える才能を持って居る。かなりラッキーよね。

でも、それって、周囲の埋没した人間からしたら、凄く妬ましい事だったと思う。
弱い者いじめをする子って、同族嫌悪だって聞いたことが有る。
容姿に恵まれず、女々しい性格。だけど彼よりはマシ・・って安心したいのに、とんでもなく歌が上手く、そして幸せそうに歌う。
自分は必死で男らしく、馬鹿にされないように気を張って生きているのに・・ってやつあたりをする。小さい男だ。

両親は、音楽で幸せそうな彼を見ているから、彼の日々の大変さに気が付かなかったのか‥?
自信が持てなくなるのも仕方が無いねぇ。

でもママの強力な理解と後押しは力強いし、何より、ジョルズが良いよね。
実際は、あそこまで完璧だったのかは解らないけど、ママが「あなたは本当に良い子ね」ってウルってするけど、本当にそう思う。
声を失いそうになった時に枕もとで囁く言葉にグッと来ました。
後、コンテストの直前のメールね。良く解って居るなぁ。
でも、才能が有ってまっすぐで、ダメダメな情けない男って女子は嫌いじゃないよね。そう言うのに惹かれる人って絶対いるから、彼はモテない訳じゃない気がする。

兎に角ポッツはどんだけ不運なんだ‥って言うくらい災難続きで。でも、ジョルズもそうだし、店長さんや仲間たちが居て。そう言う意味ではついているのかなぁ。
ああ言う時にああいうコンテストに出会う・・って言うのもね。時が熟した!って感じでしょ。

それにしても、あのコンテストの審査員3人の態度は失礼ね。嫌な番組だわ。

そして携帯ショップの困った店長、何処かで見たと思ったら、POTCのラゲッティだったんだ〜お久しぶり〜♪

先頭 表紙


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