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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2014-02-04 『ホビット 竜に奪われた王国(原題 THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG) 』
2014-02-01 『少女は自転車にのって(原題 Wadjda) 』
2014-02-01 2014年1月にスクリーンで見た映画。
2014-01-31 『アメリカン・ハッスル(原題 AMERICAN HUSTLE) 』『ウルフ・オブ・ウォールストリート(原題 The Wolf of Wall Street) 』
2014-01-29 『アイム・ソー・エキサイテッド!(原題 Los amantes pasajeros) 』『オンリー・ゴッド(原題 ONLY GOD FORGIVES) 』
2014-01-28 未体験ゾーンの映画たち2014MUD『 マッド(原題 Mud) 』『New York 結婚狂騒曲』
2014-01-24 さよなら、アドルフ(原題 LORE)
2014-01-23 『エンダーのゲーム(原題 ENDER'S GAME)』
2014-01-22 『スティーラーズ(原題 PAWN SHOP CHRONICLES) 』と『マイ・マザー(原題 J'AI TUE MA MERE) 』
2014-01-21 『キックアス』『キック・アス ジャスティス・フォーエバー(原題 KICK-ASS 2)』


2014-02-04 『ホビット 竜に奪われた王国(原題 THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG) 』


今日は昼休みを返上して4時に仕事を上がらせて貰い、『ホビット 竜に奪われた王国(原題 THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG) 』の3D試写会に行って来ました。
製作年 2013年
製作国 アメリカ ニュージーランド
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 ピーター・ジャクソン
脚本 ピーター・ジャクソン 、 フラン・ウォルシュ 、 フィリッパ・ボウエン 、 ギレルモ・デル・トロ
原作 J・R・R・トールキン
キャスト
ビルボ・バギンズ マーティン・フリーマン
トーリン・オーケンシールド リチャード・アーミティッジ
灰色のガンダルフ イアン・マッケラン
バルド ルーク・エヴァンス
レゴラス オーランド・ブルーム
タウリエル エヴァンジェリン・リリー
スランドゥイル リー・ペイス
バルド ルーク・エヴァンス
湖の町の統領 スティーヴン・フライ
バーリン ケン・ストット
ボフール ジェームズ・ネスビット
ビヨルン ミカエル・バーシュブラント
ラダガスト シルベスター・マッコイ
キーリ エイダン・ターナー
フィーリ ディーン・オゴーマン
ドワーリン グレアム・マクタビッシュ
オーリ アダム・ブラウン
グローイン ピーター・ハンブルトン
オイン ジョン・カレン
ドーリ マーク・ハドロウ
ノーリ ジェド・ブロフィー
ビフール ウィリアム・キルシャー
ボンブール スティーブン・ハンター
バイン ジョン・ベル
アゾク マヌー・ベネット
ボルグ ローレンス・マコール


3D試写会行って来ました〜も〜も〜待ち遠しかった!

しょっぱなは超懐かしいあの酒場から♪
今にもアラゴルンが出て来そう〜そして今回はPJ監督すぐ解りましたね!
原作大好きなので、今回はどこまでやるのかな〜と思っていましたが、ここですか!もう一展開行くかと思いました。
原作知らない人たちのこの先どうなるの〜って悲鳴が聞こえて来ましたよ。
PJからのサービスシーン、レギーと「ギムリ」の絡みが嬉しかったし、ビヨルンやワイン樽での脱出や宝の山や嬉しいシーンが沢山。
森でのエルフの宴や、ビヨルンとの信頼関係の大切さや、無くて残念なシーンも有ったけど。何よりレギーの登場がサービスだもんね。
兎に角、レギーが王国の中ではなかなか男らしいし頼もしい。気になりながらもちゃんと任務を遂行する姿が素敵だし、ほれぼれするし、早く旅の仲間に会わせてあげたくなる♪
指輪の裂け谷のシーンで本気でドワーフ嫌っているのもパパの影響だな〜って言うのが解るし。
この先の戦いで一応折れるはずだけど。

トーリンに次の王・・と目されているフィーリが彼に逆らうのですが、更にドワーフが2組に分かれるのですが、もしかして、ラスト変えて来るのかな。
あの3人(?)を3人とも・・って言うのはちょっと厳しいもんなぁ‥それとも別々の見せ場で持って行くのか‥
まぁ、キーリをあの子と絡ませる必要も有るからだけなのか‥まぁこの先もPJの手腕を楽しみにしています。

何度も見に行きますし、続きも楽しみです!!

先頭 表紙

2014-02-01 『少女は自転車にのって(原題 Wadjda) 』


今日は、入学入園シーズンに向けてのミーティングと、もうすぐ辞めてしまうベテランスタッフとの記念撮影が早朝からあり、その為のスタジオの始業点検の私は皆より更に30分早く出勤で。
それをすべて終えて、ベィビィブラザーのバースデー用のアイスケーキをサーティーワンで引き取り、一旦家に置いてから『少女は自転車にのって(原題 Wadjda)』を見に。

製作年 2012年
製作国 サウジアラビア ドイツ
配給 アルバトロス・フィルム(提供 ニューセレクト)

監督/脚本 ハイファ・アル=マンスール

キャスト
ワジダ/ ワアド・ムハンマド
アブドゥラ /アブドゥルラフマン・アル=ゴハニ
母/ リーム・アブドゥラ
父 /スルタン・アル=アッサーフ
ヒッサ校長/ アフドゥ

何とも逞しい娘です。
何でもお小遣い稼ぎに結び付ける所は、何かどっかで見たことあるキャラみたいだけど、目標の為に手段を選ばない逞しさ。

お国柄、超問題児だと思います。女が自転車に乗るなんて・・ってお国柄。横暴に見えますが、善き子女を育てるため。
何だか、遠い昔の日本でも聞いたことの有るお話ですね。

家の中で、女だけで居る時の彼女たちは、私たちとそんなに変わらないように見えます。
でも、肌だけじゃなく、声も男に見せて居はいけないなんて。そうして自分たちの価値を保っているのでしょうか?

それにしても随分と男尊女卑に見えますね。
でもきっと彼女たちはしたたかに強いと思うわ。
負けるな〜って応援したくなります。


そしてsデパ地下でリクエストされていた食料品を調達。

その間ベィビィブラザーはお友達とlunchとアイススケート。
幼少時代からスケート教室に通わせてたからね。

夕食は家族で祝いました♪

先頭 表紙

2014-02-01 2014年1月にスクリーンで見た映画。

20本でした。
世間一般の冬休みで観賞数減るところですが、ベィビィブラザーと一緒に邦画も見たし。
後は未体験ゾーンの映画祭のお陰も有るかな。
でも観そびれた映画も有る。残念。
○永遠の0
 皇帝と公爵(原題 Linhas de Wellington)
 ブリングリング(原題 The Bling Ring)
◎オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(原題 ODD THOMAS)
 ソウルガールズ(原題 The Sapphires)
 トリック劇場版 ラストステージ(原題 Trick The Movie: Last Stage)
 ハンナ・アーレント(原題 Hannah Arendt)
 フォンターナ広場 イタリアの陰謀(原題 ROMANZO DI UNA STRAGE)
 キックアス
 キック・アス ジャスティス・フォーエバー(原題 KICK-ASS 2)
○スティーラーズ(原題 PAWN SHOP CHRONICLES)
 マイ・マザー(原題 J'AI TUE MA MERE)
 エンダーのゲーム(原題 ENDER'S GAME)
 さよなら、アドルフ(原題 LORE)
◎マッド(原題 Mud)
 New York 結婚狂騒曲
 アイム・ソー・エキサイテッド!(原題 Los amantes pasajeros)
 オンリー・ゴッド(原題 ONLY GOD FORGIVES)
○アメリカン・ハッスル(原題 AMERICAN HUSTLE)
 ウルフ・オブ・ウォールストリート(原題 The Wolf of Wall Street)

先頭 表紙

2014-01-31 『アメリカン・ハッスル(原題 AMERICAN HUSTLE) 』『ウルフ・オブ・ウォールストリート(原題 The Wolf of Wall Street) 』

プレミアイベントが無くなったお詫びに・・とキャストスタッフからのご厚意で、『アメリカン・ハッスル(原題 AMERICAN HUSTLE) 』は公開初日の1/31は一律¥1000で鑑賞できたんです♪なので行って来ました。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム
監督 デヴィッド・O・ラッセル
脚本 エリック・ウォーレン・シンガー 、 デヴィッド・O・ラッセル
キャスト
ローゼンフェルド/ クリスチャン・ベイル
ディマーソ/ ブラッドリー・クーパー
シドニー・プロッサー/ エイミー・アダムス
カーマイン/ ジェレミー・レナー
ロザリン・ローゼンフェルド/ ジェニファー・ローレンス
ビクター/ ロバート・デ・ニーロ

すっごく衝撃的でした。
何が・・って言ったら、素がどんなに格好良くても、格好悪く見せることが出来るんだな〜って事。
ソレも、うわ〜ないわ〜〜ってレベルまで。

だってしょっぱなからクリスチャン・ベイルのあの作業は衝撃的過ぎるでしょ。
で、落としたい女性を前に、その粗が丸見えな座り方・・って思うんだけど、それで落ちるんだから、世の中解らないわね。

更にブラッドリー・クーパー。誰!?って思うわね。
私本人に有って、お話して、彼に自撮りで2ショして貰って居るけど、我が目を疑ったわ。誰!?
更に更にジェレミー・レナーですよ。
凄く良い人の役でしたよ。でも・・んん〜
ああいうhareが流行っていた時代って事ですよね?hareって大事なんだな‥

ローゼンフェルドは詐欺師な割に人が良いですよね。
見て居る内に正義の味方の筈のディマーソがひたすら悪い奴に見えてきます。

途中どんどん深みにはまって行って、どうなるのか‥ってはらはらしっぱなし。
本当だったらどんなに良かったか‥って思う。ローゼンフェルドもそうだったと思うけど。
でも現実にはそんなうまい話は無くって、捨て身になるローゼンフェルドは格好悪いけど、格好良かった。
うん。最後の方は愛おしく思えたね。

ビクター役のロバート・デ・ニーロ以外の男性陣のルックスがメタメタな中、ロザリン・ローゼンフェルド役の ジェニファー・ローレンスは可愛かったなぁ。

ついでに『ウルフ・オブ・ウォールストリート(原題 The Wolf of Wall Street) 』も。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 パラマウント ピクチャーズ
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 テレンス・ウィンター
原作 ジョーダン・ベルフォート
キャスト
Jordan Belfort/ レオナルド・ディカプリオ
Donnie Azoff /ジョナ・ヒル
Naomi Lapaglia /マーゴット・ロビー
Mark Hanna/ マシュー・マコノヒー
Patrick Denham/ カイル・チャンドラー

レオの演技には何も文句も無いんだけど、誰を演じても、やっぱりレオナルド・ディカプリオにしか見えないんだよね。
迫真の演技で上手に演じているんだけど、何なんだろうね。 レオの顔でレオの声だね。

それは兎も角、とんでもない会社です。
見てない人になんでR18?って聞かれましたけど、そりゃあそうです。こんなの子供に見せられません!!お父さん会社に行こうとしたら白い目で見られちゃいますよ。
死に急いでいるとしか思えない生活。
才能が有って野心が有ってお金を手に入れちゃって、天下ですね。
あんなに簡単にお金騙し取れちゃうんですねぇ。
彼がオレオレ詐欺とかやったら止められないかも知れない・・
司法取引に使われた彼の部下たちはどうなっちゃったんでしょうか‥

帰りに結婚式用にバッグを買いました。今日も悩みに悩んだ〜

先頭 表紙

2014-01-29 『アイム・ソー・エキサイテッド!(原題 Los amantes pasajeros) 』『オンリー・ゴッド(原題 ONLY GOD FORGIVES) 』


まず有楽町で『アイム・ソー・エキサイテッド!(原題 Los amantes pasajeros)』観賞。
製作年 2013年
製作国 スペイン
配給 ショウゲート(協力 松竹)
監督 ペドロ・アルモドバル
脚本 ウーゴ・シルバ
キャスト
ファハス/ カルロス・アレセス
ホセラ/ ハヴィエル・カマラ
ウジョア /ラウル・アレバロ
ブルーノ/ ロラ・ドゥエニャス
ノルマ/ セシリア・ロス
ルティ/ ブランカ・スアレス
アレックス /アントニオ・デ・ラ・トレ
ベニート/ ウーゴ・シルバ
新郎/ ミゲル・アンヘル・シルヴェストル
新婦 /ラヤ・マルティ

とりあえず、スペイン・マドリッドからメキシコに向かう飛行機には絶対に乗りたくない・・って思わせる映画だったわ。
仮に載ったとしても、機内で出されるものは絶対口にしない〜〜実際はこんなんじゃないだろうけど。

ホセラ達にはもっとゴージャスに踊って欲しかったな。中途半端だった。
下品なのは良いけど、その中でもっと上手く作って欲しかったなぁ。
外とのエピソードにも深みが無いんだもんなぁ。
一筋縄ではいかない乗客・・って言うのの押しが弱いかな。
おバカ映画だから訴えることが出来ることをもっと出して欲しいのよね。
ただのおバカ映画はつまらないくなる。
開始直後の豪華さには目を奪われたけど。
ちょっと残念。

テスト帰りのシャイ兄と待ち合わせてランチ。
ノートPC買おうか悩み中のシャイ兄は今日も有楽町ビッグカメラで下見なので別れ、私は靴屋さんへ。結婚式の2次会パーティにワンピ着るのにぺったんこ靴って訳にもいかないしなぁ‥って事でちょっとヒールのある靴を買いました。ゴールド系のベージュと悩んで、卒業式にも履けるかな・・って事で黒にしました。

それから渋谷で『オンリー・ゴッド(原題 ONLY GOD FORGIVES) 』

製作年 2013年
製作国 デンマーク=フランス
配給 クロックワークス=コムストック・グループ
監督/脚本 ニコラス・ウィンディング・レフン
キャスト
ジュリアン/ ライアン・ゴズリング
クリステル /クリスティン・スコット・トーマス
チャン/ ヴィタヤ・パンスリンガム

すっごくヴァイオレンス。
監督のアジアのイメージなのかな?画面がひたすら静なのよね。
色や光の使い方が独特だしね。
そしてチャンが無茶苦茶。独特の正義感なのか?滅茶苦茶強いです。容赦ないです。
これ見たら西洋人タイに寄りつかないんじゃないかな・・

中々両極端な2本でした。

先頭 表紙

2014-01-28 未体験ゾーンの映画たち2014MUD『 マッド(原題 Mud) 』『New York 結婚狂騒曲』

今年もヒューマントラストシネマ渋谷で開催中。
これを中心に予定を組んで生活している感じです。
まず1/28に『MUD マッド(原題 Mud) 』

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 東京テアトル=アース・スターエンタテインメント
監督/脚本 ジェフ・ニコルズ
キャスト
マッド/ マシュー・マコノヒー
エリス/ タイ・シェリダン
ネックボーン/ ジェイコブ・ロフランド
ジュニパー/ リース・ウィザースプーン
トム・ブランケンシップ /サム・シェパード
ゲイレン/ マイケル・シャノン
キング/ ジョー・ドン・ベイカー
シニア/ レイ・マッキノン
メアリー・リー /サラ・ポールソン
カーバー/ ポール・スパークス
メイ・パール/ ボニー・スターディバント

少年と冒険は似合う。
『トム・ソーヤ』の様であり、『スタンド・バイ・ミー』の様であり。
思春期の少年。
純粋なままではいられない。自分が変わって行く。不動の物など無いと知る。
そんな成長の不安の中で、変わりたいと言う冒険心と、変わらない物に惹かれる。
それはマッドの生き方と彼の愛なんだな。

多分マッドはジュニバーの言う通り何だと思う。
純粋で向こう見ず、先の事が考えられない。
人生を預けるにはあぶなっかしい。
そう言う所が好きなんだろうけど、女性の方が現実的だから、付いて行くには不安を感じるよね。

女の残酷さと、狡さを思い知った・・かと思えば、やっぱり懲りずに女の子が好きなのも男の性だね。仕方ないよエリス君。

そして30日に『New York 結婚狂騒曲(原題 THE ACCIDENTAL HUSBAND) 』。


製作年 2008年
製作国 アメリカ=アイルランド
配給 ファインフィルムズ
監督 グリフィン・ダン
脚本 ミミ・ヘア 、 クレア・ネイロー 、 ボニー・シコビッツ
キャスト
エマ/ ユマ・サーマン
リチャード/ コリン・ファース
パトリック/ ジェフリー・ディーン・モーガン
ワイルダー/ サム・シェパード
ボールベッカー夫人 /イザベラ・ロッセリーニ
ボールベッカー氏/ ケア・ダレー
マーシー /リンゼイ・スローン

どうなのこれ。
あんな出来たあんな都合の良い婚約者の男、居る!?酷いじゃない。

フラれたとは言え、ちょっと前まで婚約者がいたくせに。あんな安易に犯罪侵すような男、良いか?解らないわ〜

ストーリーは悪くないんだろうけど、パトリックに魅力感じないから、ダメだわ。リチャードの方が断然良いもの。

先頭 表紙

2014-01-24 さよなら、アドルフ(原題 LORE)

製作年 2012年
製作国 オーストラリア=ドイツ =イギリス
配給 キノフィルムズ

監督 ケイト・ショートランド
脚本 ケイト・ショートランド 、 ロビン・ムケルジー
原作 レイチェル・シーファー

キャスト
ローレ/ ザスキア・ローゼンダール
トーマス/ カイ・マリーナ
リーゼル/ ネーレ・トゥレープス
ローレの母/ ウルシナ・ラルディ
ローレの父/ ハンス=ヨヒェン・ワグナー
ユルゲン/ミーカ・ザイデル
ギュンター/ アンドレ・フリート
ローレの祖母/ エーファ=マリア・ハーゲン

ナチの物語って、めでたしめでたしで終わる事が多い。
勿論、ただめでたい訳じゃ無く、悲惨で、待ち望んだ終わりでは有るのだけど。そして、いかに悲惨だったかを思い知りながら、その終焉を喜ぶ・・という感じ
戦争後のユダヤ人の子供のその後は描かれることは有っても、ナチの子供たちの事が描かれることはあまり無い。
追い詰められるナチの大人たちまでで。
被害者への配慮も有るのかな。
徹底して裁かれるナチたちの陰にそれなりに悲惨な末路を辿った子供たちも居る。そこは蓋をしておきたかった部分なのかもしれない。

これは、主人公がナチ親衛隊の子供たちだから、そうはいかない。
戦犯として捕らわれて行く大人たち。残される子供たち。
無理心中した幹部とかも居ただろうけど、この、ローレたちのように、子供だけでぽんとナチへの非難が高まる中に残された子供たちも多かったんだろうな。
勿論、ユダヤの人々が受けた仕打ちを考えるとその位・・と思えるかもしれない。
でも子供は親を選べないからね。

どうなんだろう・・親が捕らわれた子供たちへの措置は有ったのかな。彼女たちは隠れていたからなのかな。

お嬢さん育ちのローレは幼い姉弟を連れ、遠い祖母の家に行くことを決めるけれど、乳飲み子を抱え、腕白な双子も居て、リーゼルが居なかったら、

兎に角旅は過酷で、少女は嫌でもしっかりしなくてはいけなくて。
大人として、妹弟を連れて行かなくてはいけない。
子供を武器にしたり、少女であることを武器にしたり、必要が有れば、女として・・と言う恐怖と好奇心と覚悟と不安。
尊敬していた大人が、正しく清い訳では無い事を知ってしううのって辛い。
子供で居られなくなる。

そんなローレの表情が凄く良いんだよね。次女のリーゼルも。静かに辛抱強い。ローレ1人だったら無理だったよね。
どちらにしても、子供たちは気の毒だったな‥

先頭 表紙

2014-01-23 『エンダーのゲーム(原題 ENDER'S GAME)』


今日はイクスピアリで『エンダーのゲーム(原題 ENDER'S GAME)』観賞。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督/脚本 ギャヴィン・フッド
原作 オースン・スコット・カード
キャスト
エンダー・ウィッギン/ エイサ・バターフィールド
グラッフ大佐/ ハリソン・フォード
メイザー・ラッカム /ベン・キングズレー
グウェン・アンダースン少佐/ ヴァイオラ・デイヴィス
ペトラ・アーカニアン/ ヘイリー・スタインフェルド
ヴァレンタイン・ウィッギン /アビゲイル・ブレスリン


上手く出来た物語だけど、含まれた物が凄く危険よ。

ゲーム世代の子供は、リセットすれば良いから・・と命の重さを感じられない・・とか言われるけど、コレはもろにそう。
その逆を突かれた感じ。

確かに嘗て襲ってきた異星人だけれど、その過去だけで、その異星に攻め入り根絶させよう・・と言う地球人の考え方は、かつて新大陸で原住民を一掃したり民主差別をしたり、迫害したりした過去の歴史と重なり合う。
賢い大人の傲慢な考え方だ。
そして子供たちを洗脳する。
恐ろしい敵なのだ。また地球を襲ってくる。そのために戦わないといけない・・と。
そして疑念を抱かれないように、冷静さと残忍さを引き出す為に、その時の為のシュミレーションなのだ‥と言う嘘が発生する。
もしかしたら、そうなのかもしれない。彼らのお陰で、地球は助かったのかもしれない。
でも、本当にそれでいいの?
ゲームをする子供の心はそんなに愚鈍?
大人に利用された子供たち。でも本当に想像した通りなら、子供たちを利用しないと太刀打ちできない大人たち。

そんな未来が来ない事を祈るわ。
最初の戦いの時のメイザー・ラッカムは大戦時の日本空軍特攻隊みたいだったわ。


それはさておき、アビゲイルちゃんが超超可愛くなってました♪

先頭 表紙

2014-01-22 『スティーラーズ(原題 PAWN SHOP CHRONICLES) 』と『マイ・マザー(原題 J'AI TUE MA MERE) 』


見たい映画が多すぎて、全く追いつかない今日この頃。
時間差でイクスピアリで上映してくれることを願って、話題作になりそうなのは後回しにしていくしかない・・という感じで、今、ここでしか見られない系の映画を中心にチョイスする日々です。

まず、急遽公開が決まった『スティーラーズ(原題 PAWN SHOP CHRONICLES)』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ=クロックワークス
監督 ウェイン・クラマー
脚本 アダム・ミナロヴィッチ
キャスト
ロウドッグ/ ポール・ウォーカー
リッキー/ ブレンダン・フレイザー
ジョニー/ イライジャ・ウッド
アルトン/ ヴィンセント・ドノフリオ
スタンリー /ノーマン・リーダス
リチャード/ マット・ディロン
ジョンソン/ チィ・マクブライド
The Man/ トーマス・ジェーン
バーノン /ルーカス・ハース
シンディ /ペル・ジェームズ

意外・・って言ったら失礼だけど、これは普通に面白かった。

押しつけがましくなく、色々な社会問題を含みつつ、質屋を中心に色々な出来事が繋がっている。
クレイジーだけど、呑気で、独特な雰囲気。
イライジャのサイコな役はもうかなり板についているし、ポールたちも情けないくらい馬鹿で素は単純で善良なんだよね。

ちょっといい話的な落ちも付くし。
うん。想像していたよりも良かった。

ただ、ポールへの追悼の意味で見るにはちょっと不向きかもね。

そして同じ館で、『マイ・マザー(原題 J'AI TUE MA MERE)』。

製作年 2009年
製作国 カナダ
配給 ピクチャーズデプト
監督/脚本 グザヴィエ・ドラン
キャスト
ユベール・ミネリ/ グザヴィエ・ドラン
シャンタル・レミング/ アンヌ・ドルヴァル
ジュリー・クルーティエ/ スザンヌ・クレマン
アントニン・ランボー /フランソワ・アルノー
エレーヌ・ランボー/ パトリシア・テューレーン
エリック/ ニールス・シュナイダー

中々鮮烈ですね‥
息子を持つ母として、思春期の息子を持つ難しさは肌で感じているけれど、この母親はかなり酷い・・と思う。
人の話を聞かない。自分勝手。でも、彼女はそんなつもりないんだろうか‥

ただ、彼女は、あまりに不器用なんだよね。母子家庭だから・・家族愛に恵まれないで育ったから・・そんな風に言われないように、社会に対して尖がって尖がって生きて来たんだと思う。
総て、息子の為だったんだろうけど、あまりに必死でわがままで出て行った夫や周囲に馬鹿にされないように、舐められないように・・って頑張りすぎて、本来の目的からずれたんだよね。
自分の言う事をちゃんと聞いていれば間違いない・・ってルールに自分で縛られ、息子の話を聞いてあげられなくなったんじゃないかな。

ユベールは凄く繊細で、芸術的才能豊かで、そこをもっと見てあげられたらよかったのに。

一生懸命歩み寄ろうとするユベールは健気だし、上手く愛を表現できない母も辛い。

でも、「今日ぼくが死んだらそうする?」の捨て台詞に彼が去ってから「明日私も死ぬ」そう呟く。
彼女も他の母親と同じように、息子を愛しているの。確かに母親に向かない性格なんだろうけど。

寄宿学校へ入れたのも、自分とぶつかってばかりいるよりも、一人暮らしをさせるよりも、家出されるよりも、きっと彼の為になると思ったんだろうな。


母親をきらいだって思った事なんて、ユベールだけじゃない。誰にでも有るよね。私も有るし、ウチの息子達にもあると思う。
だけど愛も有る。それを解って居るユベールは強いと思うけど。

先頭 表紙

2014-01-21 『キックアス』『キック・アス ジャスティス・フォーエバー(原題 KICK-ASS 2)』


『キック・アス ジャスティス・フォーエバー(原題 KICK-ASS 2)』の審査員特別試写会に当たって居たので、折良く行われている『キックアス』再上映をイクスピアリで見てから参加して来ました。

製作年 2013年
製作国 イギリス
配給 東宝東和

監督/脚本 ジェフ・ワドロウ
原作 マーク・ミラー 、 ジョン・S・ロミタ・Jr

キャスト
デイブ・リズースキー/キック・アス/ アーロン・テイラー=ジョンソン
クリス・ダミーコ/マザー・ファッカー /クリストファー・ミンツ=プラッセ
ミンディ・マクレイディ/ヒット・ガール/ クロエ・グレース・モレッツ
スターズ・アンド・ストライプス大佐/ ジム・キャリー
マーカス·ウィリアムズ探偵/ モーリス・チェスナット
Dr. Gravity/ ドナルド・アデオサン・フェイソン
ハビエル/ ジョン・レグイザモ
マーティ/バトルガイ /クラーク・デューク
トッド/アスキッカー/ オーガスタス・プリュー
Mr. Lizewski/ リンジー・フォンセカ
ナイトビッチ/ リンディ・ブース
Insect Man/ ロバート・エムズ
トミーのママ/ モニカ・ドラン
トミーのお父さん/ スティーヴン・マッキントッシュ
ロシアの母/ オルガ・クールクリナ
Black Death/ ダニエル・カルーヤ
チンギス·カーネイジ/ トム・ウー
The Tumor /アンディ・ナイマン

まず、オープニングのシーンが嬉しい。前作でヒットガールとビックダディの登場シーンと同じシチュエーション。
あの時のクロエちゃんの可愛らしさとやって居ることのえげつなさに、皆ちょっと衝撃を覚えたはず。
それがパパの役を今度はミンディがやって居るんだけど、成長したクロエちゃんと、作中成長したミンディをひしひしと感じるの。
そもそも、『トムとトーマス』の子役時代からデイブ役のアーロンを見て来た身としては、彼の成長自体が感慨深いんです。
キックアスとしても、凄く鍛えられた体になったけど、相変わらず冴えないダメダメっぷりが嬉しい。何かホッとします。
それでも人間的には成長しましたよね。きっと。

相変わらず、グロいし、容赦ないんだけど、でも面白い。
弱かろうが、見て見ぬふりしないで最初に始めた勇気を皆が評価してくれていて、カリスマ的存在なのも嬉しいし、悪と戦う呼びかけに、本当に多くの人が集まるその事が凄く嬉しく感じました。

どんどん残念な存在になって行くクリスも相変わらずいいキャラで、変なんだけど憎めない。
ハビエルにはもっと出て来て欲しかったな‥右腕として。凄く良い人なんだもん。

個人的にはマシュマロたっぷりココアが出て来たのが嬉しい。前回飲みそびれているからね。
そう言う前作を大事にしてくれているシーンが嬉しいです。

是非、パワーアップしそうな3が見たいです。

先頭 表紙


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