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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2013-12-11 『ザ・コール 緊急通報指令室(原題 The Call) 』
2013-12-06 『母の身終い(原題 Quelques heures de printemps) 』
2013-12-04 『おじいちゃんの里帰り(原題 ALMANYA - WILLKOMMEN IN DEUTSCHLAND )』『オーバードライヴ(原題 SNITCH) 』
2013-12-03 『REDリターンズ(題 RED 2) 』『キャプテン・フィリップス』『鑑定士と顔のない依頼人(原題 La migliore offerta )』
2013-11-29 2013年11月にスクリーンで見た映画
2013-11-29 『グリフィン家のウエディングノート(原題 The Big Wedding) 』と『遥かなる勝利へ(原題 Утомленные солнцем-3: Цитадель) 』
2013-11-28 ゼロ・グラビティ(Gravity)
2013-11-27 ウォールフラワー(Wallflower)
2013-11-26 大人への階段・・?
2013-11-25 『偽りなき者』『42』どちらも2回目


2013-12-11 『ザ・コール 緊急通報指令室(原題 The Call) 』


製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 東京テアトル(提供 カルチュア・パブリッシャーズ)

監督 ブラッド・アンダーソン
脚本 リチャード・ドヴィディオ

キャスト
ジョーダン/ ハル・ベリー
ケーシー/ アビゲイル・ブレスリン
ポール・フィリップス/ モーリス・チェスナット
マイケル・フォスター/ マイケル・エクランド
アラン /マイケル・インペリオリ

怖いよ・・
名が覚めたら狭い所に閉じ込められて・・って言うのは本当に怖いわね。
パニックになる。


そんな中でケーシーの命綱となるべく携帯電話が無理なく存在している。
そこまでの前振りがきちんとしている。

それにしても緊迫した職場です。
色々な電話が掛かってくる。呑気な電話している場合いじゃない・・って思うけど、逆に、何かおかしいんだけど‥って善意の電話が待ちわびていた電話だったりするから、やっぱり空振りでも躊躇せずにかけるべきなのかも。

それにしても、妻子も居て、きちんとお勤めもしていている人が、狂人だなんて。ショックだわ。
魔がさして何かした・・とか、人に言えない趣味が有る・・とかじゃない。
筋金入りの狂人。何処かで彼のゆがみを家族は気が付かなかったのかしら・・
不幸な出来事のせいかもしれないけれど、その時でさえ、誰も彼を支えなかったのかしら。狂いだす前に。

どう間違ったらああいう風に育っちゃうのか‥怖いなぁ。

アビゲイルちゃんはすっかりお姉さんになっちゃって。
でもあまりケバイ化粧はさせないで、ナチュラルな可愛さを生かして欲しいわ。

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2013-12-06 『母の身終い(原題 Quelques heures de printemps) 』


昨日は『ゼロ・グラビティ』のプレミアイベントで、サンドラ・ブロックに会いました。凄く綺麗だった〜
映画もリアルな迫力で好きだけど。密かに期待していた宇宙飛行士のゲストは本当に来たんだけど、野口さんじゃなくて、女性宇宙飛行士の方でした。
確かに女性宇宙飛行士の話だもんなぁ。
その前に毛利さんとも会ったそうだけど、もしかして野口さん、また日本に居ないのかな・・会って父の話をしたかったのに、残念。
六本木はあちこちイルミネーションが綺麗でした。

そして今日は『母の身終い(原題 Quelques heures de printemps) 』見て来ました。

製作年 2012年
製作国 フランス
配給 ドマ=ミモザフィルムズ

監督 ステファヌ・ブリゼ
脚本 フロフォンス・ヴィニョン 、 ステファヌ・ブリゼ

キャスト
アラン・エヴラール/ ヴァンサン・ランドン
イヴェット・エヴラール/エレーヌ・ヴァンサン
クレメンス/ エマニュエル・セニエ
ラルエット/ オリヴィエ・ペリエ
ブルーノ/ リュドヴィック・ベルティヨ
ドクターマチュー/ シルヴィア・カーン
協会のヘッド/ ジャン・リュック・ボルジャ
協会のアシスタント/ ヴェロニク・モンテル


スイス、素晴らしい・・
こんな方法が有ったんだ‥
尊厳死のテーマの映画は他にもあるけど、コレは本当に理想的。
人の人生で思い通りにならない事って多々あるけど、その最たるものが誕生と死だと思うの。
産まれたくて産まれた訳じゃ無くても、産まれた以上絶対に死は避けられない。
だったらできるだけ苦しま無い方法が好ましい訳で・・眠るように・・って言うのは理想よね。
私の母方の祖母は肺炎で入院して、明日にでも退院・・って時に冬休みで里帰りしてきたひ孫たちに見舞われ、お年玉も渡して、帰ろうとしたら自分の長女であるウチの母だけ呼び止め、二人で手をつないで話をしていて、母に向かって「手が熱いから熱が有るんじゃない?冷やしなさい」って一瞬手を離して、大きく息を吸って、それで死んだの。
まさか・・って看護師さんが泣いたくらい何の予兆も無く。
私はその死に方が理想だと思っている。
でもそんなに上手くいかない死に方をした身内も沢山知っていて、そんな身内も見て死の恐怖から自らの頸部を圧迫して窒息死した身内も居るのね。
だから、最期の時の事を凄く凄く恐怖と共に考える。

でも、スイスに行けば、こんな最期を迎えられるの?勿論、条件は厳しいんだろうけど。不治の病になったら…と言う恐怖からは開放されるわよね。
そしたら、病死への恐怖から自死を選ぶ・・なんて必要もなくなるかも。

頑固者の母子で、不器用で。今息子が幸せじゃない哀しさから厳しく当たる母と、肩身が狭いと感じながらも母にだけは甘えて暴言が吐ける不器用な息子。
母はそれでも解って居る。どんなに言い争っても、減らず口を叩いてもそれでも息子は可愛い。
「可愛かった頃のおまえ」って写真を差し出すけど、母親にとっては、どんなに姿が変わっても、偉そうにしていても、その頃のままなのよ。
穏やかで、親密な近所付き合いのある生活。幸せよね。それでも、我が子が幸せじゃない人生を送っていると言う事は親にとっては耐えられない。

私もあんな最期をチョイスしたいなぁ‥年齢に関係なく、いつ来るか解らないもんねぇ・・
凄く希望をくれる映画でした。

動物愛護団体からは訴えられそうだけど。

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2013-12-04 『おじいちゃんの里帰り(原題 ALMANYA - WILLKOMMEN IN DEUTSCHLAND )』『オーバードライヴ(原題 SNITCH) 』


今日はまず『おじいちゃんの里帰り(原題 ALMANYA - WILLKOMMEN IN DEUTSCHLAND )』。

製作年 2011年
製作国 ドイツ
配給 パンドラ
監督 ヤセミン・サムデレリ
脚本 ヤセミン・サムデレリ 、 ネスリン・サムデレリ
キャスト
フセイン ヴェダット・エリンチン
チェンク ラファエル・コスーリス
フセイン ファーリ・オーゲン・ヤルディム

凄く微笑ましいのは、歳の離れた従姉弟のお姉さんが、幼い少年に語ってあげている祖父母の歴史だから。

現在の家族の現状と昔語りが交互に映し出され、あの少年たちが、少女がどう育ったのかが解る。
それぞれの個性と共に。

そしてこの孫二人が、凄く可愛い。
少年の純朴さもだけど、難しい問題に直面している大学生の孫が、凄く良い子。
そしてその子らに対するおじいちゃんも凄く良いんだよね。

家族での休暇旅行の筈が、思いがけない事が起こるんだけど、なんか、最初から分かっていたのかな・・?って気もする。
本当は、物凄く大変な事だったんだろうけど、ソレを凄く微笑ましく語ってくれていて魅力的です。

そして『オーバードライヴ(原題 SNITCH) 』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 日活
監督 リック・ローマン・ウォー
脚本 ジャスティン・ヘイス 、 リック・ローマン・ウォー
キャスト
ジョン/ ドウェイン・ジョンソン
クーパー/ バリー・ペッパー
ダニエル・ジェームズ/ ジョン・バーンサル
マリク/ マイケル・K・ウィリアムズ
シルヴィー・コリンズ/ メリナ・カナカレデス
アナリサ/ ナディーン・ヴェラスケス
ジェイソン・コリンズ/ ラフィ・ガヴロン
ジェイ・プライス/ デヴィッド・ハーバー
フアン・カルロス 'エル・トポ' /ベンジャミン・ブラット
ジョアン/ スーザン・サランドン

あの状況だと、何とかして・・って思う親の気持ちは凄く解るね。

ほんの出来心で・・って言うのを許さない。それを見せつける映画です。
実際その出来心のせいでいつまでたっても根絶せずにいる社会の問題。
思い罰とあからさまな取引でコツコツと潰していくしかないんだろうけど、あの状況だと、荷物、受け取っちゃうよねぇ?
誰からか、何からかなんて知らないで。
まぁ、彼は知っていたんだけど。

そして、こんなに上手く行くか・・?って言う感じで進むけど、言えることは、危険な事をするのも、子供の為だし、足を洗おうとするのも、子供の為だし、抵抗せずに大人しく掴まるのもまた、子供の為・・だった。3人3様の親たち。

それを見て、1回くらい・・なんて気を起こすなよ〜〜って言う事ですね。
親としては、本当に、流されずにしっかりしてね‥って思います。
あんなパパはいないんだから。

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2013-12-03 『REDリターンズ(題 RED 2) 』『キャプテン・フィリップス』『鑑定士と顔のない依頼人(原題 La migliore offerta )』


イクスピアリで『REDリターンズ(題 RED 2) 』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督 ディーン・パリソット
脚本 ジョン・ホーバー 、 エリック・ホーバー
キャスト
フランク/ ブルース・ウィリス
マーヴィン/ ジョン・マルコヴィッチ
サラ/メアリー=ルイーズ・パーカー
ベイリー /アンソニー・ホプキンス
ヴィクトリア/ ヘレン・ミレン
カーチャ/ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ハン・ジョベ /イ・ビョンホン
イヴァン・シモノフ/ ブライアン・コックス

前作が、大好きなのよね。
今回も前回のキャラは相変わらず魅力的なんだけど、なんか、登場人物増やし過ぎて、消し合って居る感が有るわよね。
キャサリンは大好きだけど、そりゃあ、ヘレン・ミレンのインパクトには敵わないし。
無理やり異国の凄腕殺し屋を出す必要性も感じられないし。結局キャラが被ったままなんだもん。
今回、皆旧知でなぁなぁな感じだから、緊迫感が今一つ。
後は、マルコヴィッチに喋らせ過ぎ。まともに見えちゃう。そう言うキャラじゃないでしょ〜勿体ない!

なんで、前作のカール・アーバンの役が魅力的だったかって、全く逆の立場で、自分の正義感で動いている中で、徐々に信頼関係を築いたからでしょ。

何より、日本人として、一番納得いかないのは、核爆弾の扱いでしょ。
あんなもの、どこで爆発したって、大問題だよねぇ。そこの認識はいつも思うけど、アメリカって甘く見ていると思うわ。

そうは言っても、やっぱり好きですけど。特にヴィクトリア♪

そして『キャプテン・フィリップス』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督 ポール・グリーングラス
脚本 ビリー・レイ
キャスト
トム・ハンクス
バルカド・アブディ
バルカド・アブディラーマン

船にあまり乗らない生活の人には興味の無い話かもしれないけど、私は船に乗るって言う事が日常だったから、追われたり、乗りこまれたり・・って言うのが凄くリアルに感じられました。

是非、あの船長の船に乗せてもらいたい・・って言うくらい、冷静で頼もしい船長ですね。

取引や、交渉や、騙し合いの緊張感や息苦しさが感じられるくらいリアルでした。
こっちも向こうも必死だけど、海賊たちにはさしたる罪の意識は無いのね。
お金が有るんだから、置いて行け・・と言う理屈だけ。
本当に、狩人の前に現れたウサギや、漁師の前に現れたマグロみたいなもので、自分たちの流儀真剣に狩りに来ている。
根本的な部分を変えないと、意味が無いんじゃないかな・・

一旦帰宅してから『鑑定士と顔のない依頼人(原題 La migliore offerta )』の試写会。

製作年 2012年
製作国 イタリア
配給 ギャガ
上映時間 131分
監督/脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
キャスト
ジェフリー・ラッシュ
ジム・スタージェス
シルヴィア・フークス
ドナルド・サザーランド

ラストの驚愕が涙を誘う・・みたいに聞いていたけど、そう言う事か。
酷いわ!
確かに言葉に偽りはないけど、そう言う意味合いだとは・・ショックだわ。
それでも本当のラストは心地悪い物ではないのが救いですけど。

絵画や、家具や、衣装や、色々な物が洗練されていて、凄く素敵です。
目の保養になるし、ジェフリーが素晴らしい。
だからこそ、ショックですけどね‥

忙しかったけど、スマーフ海外のお土産に貰ってhappy♪

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2013-11-29 2013年11月にスクリーンで見た映画

今月も先月と同じ、19本でした。1日に色々行きそびれたのが痛恨だけど。

 グリフィン家のウエディングノート(原題 The Big Wedding)
○遥かなる勝利へ(原題 Утомленные солнцем-3: Цитадель)
◎ゼロ・グラビティ(Gravity)
◎ウォールフラワー(Wallflower)
A偽りなき者
A42世界を変えた男(原題 42)
○ミッドナイト・ガイズ(原題 STAND UP GUYS)
いとしきエブリデイ(原題 EVERYDAY)
 悪の法則(原題: THE COUNSELOR)
○セイフ ヘイヴン(原題 SAFE HAVEN)
 スティーブ・ジョブズ(原題 JOBS)
○2ガンズ
○ある愛へと続く旅(原題 VENUTO AL MONDO)
○もうひとりの息子(原題 Le fils de l'autre)
 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海(原題 Percy Jackson: Sea of Monsters)
 恋するリベラーチェ(原題 BEHIND THE CANDELABRA)
 セブン・サイコパス(原題 SEVEN PSYCHOPATHS)
 ブロークンシティ原題broken city
 僕が星になるまえに(原題 Third Star)


うん。秋公開の映画は安定して面白いから良いね。

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2013-11-29 『グリフィン家のウエディングノート(原題 The Big Wedding) 』と『遥かなる勝利へ(原題 Утомленные солнцем-3: Цитадель) 』


今日は、まず『グリフィン家のウエディングノート(原題 The Big Wedding) 』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン
監督/脚本 ジャスティン・ザッカム
キャスト
ドン/ ロバート・デ・ニーロ
ライラ /キャサリン・ハイグル
エリー/ ダイアン・キートン
メリッサ/ アマンダ・サイフリッド
ジャレド/ トファー・グレイス
アレハンドロ/ ベン・バーンズ
ビービー/ スーザン・サランドン
モナハン神父/ ロビン・ウィリアムズ
マフィン/ クリスティン・エバソール
バリー/ デイヴィッド・ラッシュ
マドンナ/ パトリシア・ラエ

まぁ、個性豊かです。
メンバー見るだけで豪華で癖が有りますけどね。
面白おかしく描いていますけど、色々な事超越して認め合う年代の親たちと、今まさに結婚しようとする初々しい2人と、結婚生活の最初の大変な難関に差し掛かっている娘夫婦と、モテるのに女性と上手く付き合えない長男。
見事だなぁ・・と思いました。

初々しい二人は眩しいけど、色々な愛の形で自由に生きている親たちも眩しい。
結婚までは大変だけど、そこからはもっと大変なのよ〜って言うのが年代別に上手く織り交ぜられていると思うのよね。
そう言う意味で興味深かったかな。

「ママ」が何人居たって、その全部が自分を愛してくれているんだから良いじゃない。「パパ」も何人か居たってね。

皆色々有るのよ。彼らは皆が皆・・だから強烈だけどね。

コレ、ベン・バーンズ出てたのね。カスピアン王子の格好していてくれないと、解らないわ〜


そしてパンケーキなlunchの後『遥かなる勝利へ(原題 Утомленные солнцем-3: Цитадель) 』。

製作年 2011年
製作国 ロシア
配給 コムストック・グループ=ツイン
監督/脚本 ニキータ・ミハルコフ
キャスト
ニキータ・ミハルコフ
オレグ・メンシコフ
ナージャ・ミハルコワ
ビクトリア・トルストガノワ

「太陽に灼かれて」、「戦火のナージャ」と見てきたら、もう見るしかないですよね。

兎に角コトフ(ニキータ・ミハルコフ)が迫力あります。

理不尽で腹立たしい中で、潔くて、強くて。
最後の行進なんて、もう、付いて行くしかないでしょ〜って思いました。
最初に付いて行った彼らも中々頼もしい部下たちですけど。

ひっそりの射撃した木の上の彼のお手柄なんですけどね。まさかああなるとは本人たちもびっくりだったし。

一方のナージャもパパに負けず劣らず頼もしい。あの強さと正義感は絶対パパ似ですね。
とは言え、ママ、マルーシャだって弱い訳じゃ無い。
戦下で、彼女に頼り切った老人たちをあれだけ抱えて生きて行くためには手段を選んで居られなかっただろうし。
腹立たしいのはドミートリ(オレグ・メンシコフ)だけど、彼も彼なりの世渡りだし、やっぱり、戦争が悪いのよ。

全体を通して、やっぱり潔くて格好良い。ラストが特にね。

帰りに寄ったデパ地下で、新潟祭りってのをやって居て、佐渡の黒豚メンチカツを試食したんだけど、佐渡で黒豚ってどこら辺で飼育していたんだろう・・って気になっちゃって。普通に美味しかったけど、佐渡の黒豚だけど作成は長岡とかだったから、買うには至らなかったわ〜

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2013-11-28 ゼロ・グラビティ(Gravity)


今日は『ゼロ・グラビティ(Gravity)』の試写会に行って来た♪

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 アルフォンソ・キュアロン
脚本 アルフォンソ・キュアロン 、 ホナス・キュアロン
キャスト
ライアン・ストーン/ サンドラ・ブロック
ジョージ・クルーニー /マット・コワルスキー

怖かった。
地球はすぐそこに余りにも明るく綺麗に浮かんでいて、宇宙はただひたすらに果てしない。
そんな所に何故人類は行こうとしたんだろう。
自由に移動できないし、勿論呼吸できないし、地球に戻るには燃えなきゃいけないような場所に。

兎に角、サンドラ演じるライアンは寡黙。宇宙酔いなのかもしれないけど、終始落ち着かない。気分が悪そう。
余り愛想がよく無くて、黙々と仕事をしている感じ。
実は大きな悲しみを抱えているんだよね。この旅は、彼女が命の重みを再確認するために必要だったんだと思うの。
そして受け入れ乗り越えるために。

そして対照的に明るいジョージ・クルーニー演じるコワルスキー。
ずっと動いているし、しゃべっている。自分の不幸話をネタにしてね。
でも、頼もしいんだ。私今までで一番ジョージの役で好きかも。

それにエンドロールでえ?どこに!?って名前を発見して嬉しかったし♪

この浮遊感、そして重力感。感じる為には是非3Dをお奨めします。
そして当然ながらサンドラの呼吸や声の演技を堪能する為に字幕です!!一緒に息苦しくなりましょう。絶望に打ちひしがれましょう!
言葉の壁の面白さも有りますしね。

そして帰りに『ゼロ・グラビティ』のプレミアレッドカーペットの招待状が配られた!!なんて太っ腹!流石ワーナーB!!

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2013-11-27 ウォールフラワー(Wallflower)


今度皆でバーベキューをするんだよね。
だからそれに関する色々な準備も有って、銀座中を歩いたなぁ。

メインは『ウォールフラワー(Wallflower)』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
監督 /脚本/原作 スティーヴン・チョボスキー
キャスト
チャーリー/ ローガン・ラーマン
サム/ エマ・ワトソン
パトリック/ エズラ・ミラー


良かった。
何て言うか‥青春時代は、皆思い通りにならない心を抱えてのた打ち回って居るモノだし、恥ずかしい物だし。

そんな中で自分の居場所を見つけられる事って、とてもかけがえの無い事だと思う。

最低の実父のせいで、悪夢な幼少時代を過ごしたサムも、ゲイのパトリックも、そしてチャーリーも。
傷ついているし、弱く居たくはないと思っている。
周囲の皆に合わせて自分を誤魔化すことが出来ない人たちが集まっていて、そして優しい。
心地よくて、仲間だけど、それぞれの人間で、生き方も悩みもそれぞれで。

何か凄く共感してしまう。

チャーリーは、自分でも忘れていた過去のトラウマが有って。それを乗り越えるためにはやはり思い出す必要が有って。
サムやパトリックのように言えてしまったら、そして受け入れて貰えたら本当は楽なのかもしれないけど、人に依っては墓場まで持って行かないと‥って秘密も有るでしょ。
それはやはり人を歪めちゃうのかな・・

高校時代は一番貴重だよね。
周囲に守られながらも、子供じゃない。でも大人でもない。自由も半分。責任も半分。
手の平の上で与えられた自由の中で、零れ落ちないように、消え去らないように、日々緊張しながら自分を探している感じ。
だけど一番有意義なの。色々な経験を与えられて、試せる。
生かせたらいいよねぇ。色々なチャンスを。

チャーリーは見つけられたんだ。はみ出した自分の居場所を。そこが中学と高校の違いだね。
はみ出した中学生の居場所は無いけど、高校生はそれを作れる。

危うくて、輝いていて、切なくなる。

高校生活を終えようとしている子を持つ身としては。ひしひしと伝わる物が有りました。

先頭 表紙

麗亜様 あれ〜そうだったの??連絡すればよかった〜年代が近いからきっとねぇ。 / 小人まりん ( 2013-11-27 23:51 )
実は私も今日、ウォールフラワー見てきました。会っていたかも…?(笑)豪華な役者さんぞろいで、上手いから、余計に考えさせられるものがありましたね…なんだか自分の高校時代とも重なったなぁ。 / 麗亜 ( 2013-11-27 23:14 )

2013-11-26 大人への階段・・?


そんな大層な事じゃないけどね。火曜日はブラザーズとも昼過ぎに帰って来る日なので、待ち合わせて、区役所へ。
シャイ兄は20歳になったので、年金支払い時期の手続きとクレジットカードを作るために銀行へ。
ベィビィブラザーは大学へ提出する住民票と居住証明?の手続きと、その後郵便局で年末初バイトをするので、振込先の郵便口座を作る為に郵便局へ。そして提出用証明写真撮り。

私はハンコ持ってお財布持って付添です。

それが終わったらシャイ兄はここの所日課の高校演劇部に指導に行きました。
後輩に「殺陣(たて)」の指導を頼まれ嬉々として通っています。
高校演劇時代がやっぱり彼にとって最高に楽しかったんでしょうね。
大学演劇部は物足りないみたいだし。劇団とかに入る勇気は無いみたいだし。

これからも楽しい事が有ると良いけど。

ベィビィブラザーは第2外国語を何にするか悩み中。
今一番候補はスペイン語みたいです。
私の推しはロシア語だったんだけど、まぁ良いか。
シャイ兄がインドネシア語にはまったみたいに合うと良いなぇ。
スペイン旅行に連れて行ってもらおう♪・・と勝手に夢見ていますよ。

先頭 表紙

2013-11-25 『偽りなき者』『42』どちらも2回目


イクスピアリは時々評判の良かった単館系映画を遅れて上映するイベントをやって居るんだよねぇ・・
昔は凄く古いのとかやって居たんだけど、今はTOHOさんが大々的にやって居るし、ちょっと方向転換したのかな?

で、今やって居るのが『偽りなき者』。この次は『天使の分け前』をやるみたい。
両方もう見てるけど、『偽りなき者』はマッツが出てるから折角だから〜ってもう一回見て来ました。
もうさ、仲間だったのに、何の話も聞かないで掌返す田舎町の人々が、いじめの典型を見るようで、腹立たしい。
当事者の二人の中に有る大きな葛藤を他所に、周囲が安易に盛り上がり一方を攻撃するさまが。
大体当事者同士は、解り合える。
我が子可愛さに鵜呑みにしてしまったけれど、誰よりも知っていた親友が本当にそうか?って事。
本当だったら大ごとだから、周囲が慎重になるのは解るんだけど、「子供は嘘をつかない」って言うのがまず大間違いだからね。

そして、軽くランチをした後、『42』。
2度目なのに泣けたわ〜
何の偏見も持たない純真な少年が、周囲や父親が黒人を罵倒している姿を見て真似をする。
そうやって差別偏見って繰り返されて来たんだろうけど。
それでも、凄い!!って思わせるPLAYをしたジャッキーの勝ちだな。
あの純粋な目で選手を追いかける、少年たち。
あの野球少年になりたかったのになれなかった身としては物凄い羨望の目で見たわ。
酷い口攻撃を受けながら、単純な一塁打で出た瞬間、彼を知る人が皆ほくそ笑むのが印象的。あんな選手になってみたいよね。

音楽のはじまり方が『フィールド・オブ・ドリームズ』を思い起こさせるところが有ったり、兎に角、やっぱり好きだわ。野球映画。

先頭 表紙


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