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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2013-11-02 水戸旅行
2013-11-01 『僕が星になるまえに(原題 Third Star)』
2013-10-30 2013年10月にスクリーンで見た映画
2013-10-30 『カイロ・タイム 異邦人(原題 CAIRO TIME) 』と『デッドマン・ダウン(原題 Dead Man Down) 』
2013-10-29 『グランド・イリュージョン(原題 Grand Illusion) 』と『ダイアナ(原題 Diana)』
2013-10-28 赤ちゃん
2013-10-27 Tigers ドラフト2位.
2013-10-24 『危険なプロット(原題 Dans la maison) 』
2013-10-23 『ゴースト・エージェント R.I.P.D.(原題 R.I.P.D.) 』と『マラヴィータ(原題 MALAVITA) 』
2013-10-16 『42 世界を変えた男(原題 42) 』


2013-11-02 水戸旅行


水戸に行って来ました。
徳川斉昭公と七郎麻呂(徳川慶喜公の幼少名)を偲ぶ旅です。
慶喜公は水戸徳川家の有った東京小石川(現在の小石川庭園東京ドーム後楽園遊園地等を含む)で産まれ、子供は田舎で育てる!と言う斉昭公の方針で幼少時代は水戸で育ちます。
その後、才能豊かなため御三卿の一ツ橋家(竹橋駅辺りにお屋敷跡地が有ります)に養子に行き、その後水戸に行くのは大政奉還、江戸城無血開城後の謹慎期間にしばらくの間いて、その後静岡に移るのですが。水戸徳川家は弟が継ぎますし。
そんな訳で、慶喜公縁の血は方々に有りますが、七郎麻呂として・・の資料は水戸にしかない・・と思いまして。

・・が、今、水戸はまだ震災の影響で崩れた箇所が多く復興中だったりします。
なのでまたリベンジしますけど。

でも大洗の幕末と明治の資料館は中々面白かったです♪親切だし♪

美味しい物も食べられたし、満足かな♪

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moo様 そうなんです〜結構な被害でしたよ〜 / 小人まりん ( 2013-11-05 22:35 )
ついつい東北の被害ばかりが報道されますが北関東の被害も相当だったんですね。 / moo ( 2013-11-05 09:47 )

2013-11-01 『僕が星になるまえに(原題 Third Star)』

折角の1日なのに、職場のミーティングが有ったので、映画は1本しか見られなかった〜
『僕が星になるまえに(原題 Third Star)』。

製作年 2010年
製作国 イギリス
配給 アルバトロス・フィルム

監督 ハッティー・ダルトン
脚本 ヴォーン・シヴェル

キャスト
ジェームズ/ ベネディクト・カンバーバッチ
マイルズ /JJフィールド
デイヴィー/ トム・バーク
ビル/ アダム・ロバートソン

終始息苦しさを感じる映画でした。
それだけ死が目前の青年がリアルだったと言う事でしょう。

途中ぶつかり合い、無鉄砲だったりしながらの旅。ちょっと『スタンド・バイ・ミー』を思い出す。
その大人版という感じ。
嘗ての親友たちは別々の道を歩み、ジェームズの死を目前にして集合する訳だけど、実はそれぞれ問題を抱えている。
行き詰っている。
皆先が見えない人生に戸惑い苦しんでいるけれど、ジェームズだけは本当に、先が無い。
彼の決意を通して、皆がもう一度頑張ろう・・と思えたんじゃないかな。
共通の秘密を胸に抱え、生きて行くしかないもんね。

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2013-10-30 2013年10月にスクリーンで見た映画

19本。
・・おぉ、今月は久しぶりにたくさん見れたなぁ。芸術の秋・・と言う事か、良いミニシアター系の映画が沢山公開されたのも有るし、何より、私の給料が扶養範囲ぎりぎりまで伸びたせいで、あまりシフトを入れられない状態のお陰だな〜

 カイロ・タイム 異邦人(原題 CAIRO TIME)
○デッドマン・ダウン(原題 Dead Man Down)
○グランド・イリュージョン(原題 Grand Illusion)
 ダイアナ(原題 Diana)
 危険なプロット(原題 Dans la maison)
 ゴースト・エージェント R.I.P.D.(原題 R.I.P.D.)
○マラヴィータ(原題 MALAVITA)
◎42 世界を変えた男(原題 42)
 大統領の料理人(原題 LES SAVEURS DU PALAIS)
○トランス(原題 TRANCE)
 ムード・インディゴ うたかたの日々(原題 L'ECUME DES JOURS)
○ランナウェイ 逃亡者原題 THE COMPANY YOU KEEP
 パッション(原題 PASSION)
 ルノワール 陽だまりの裸婦(原題Renoir)
 天使の処刑人 バイオレット&デイジー(原題 VIOLET & DAISY)
○飛べ!ダコタ
○クロニクル(原題 CHRONICLE )
 タンゴ・リブレ 君を想う(原題 Tango Libre)
 ビザンチウム(原題 BYZANTIUM)

11月は一年で一番仕事が忙しい時期だけど、そんな訳で私はあまり働けないのよねぇ。沢山映画観られると良いな♪

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2013-10-30 『カイロ・タイム 異邦人(原題 CAIRO TIME) 』と『デッドマン・ダウン(原題 Dead Man Down) 』


今日はまず新宿で『カイロ・タイム 異邦人(原題 CAIRO TIME) 』。

製作年 2009年
製作国 カナダ=アイルランド
配給 エデン
監督/脚本 ルバ・ナッダ
キャスト
ジュリエット・グラント/ パトリシア・クラークソン
タレク・カリファ/ アレクサンダー・シディグ
キャスリン/ エレナ・アナヤ
ヤスミン /アミナ・アナビ

ジュリエットは浅はかな旅行者の代表なの。
安全な高級ホテルの中に居るので、この国の現状を知らない。
キャリアウーマンで教養が有ってお金持ちだから、行動力は有る。
自分の価値観の正義を振りかざす。

タレクが言う、貴女は旅行者だから‥そう、その国にはその国の文化があり、それが自国の文化と比べて凄く不平等だったり、差別的に見えたりする。
確かに正論で、そうなんだけど、よそから来て騒ぐのはかえって残酷。そこに腰を据えて、戦って、守る覚悟が無きゃ。

だけどタレクは自国が裕福な旅行者にどう見えるか知っている。だから呆れもしないし怒りもしない。

行った先でその文化を尊重し、そこのやり方に沿う・・って事は大事だと思うんだよね。

夫がどんなに苛酷な場所で大変な思いで仕事をしているか‥も実は解って無いんじゃないかな。

自国ではエリートでも、エジプトでは愚かな旅行者。
タレクは同情し、きらびやかな旅行者の無垢さに惹かれちゃったんだな。

タレクは良い人だ。紳士だし。でも、いい人で終わっちゃう人だ。どこの国にも居るんだなぁ。

その後渋谷に移動して『デッドマン・ダウン(原題 Dead Man Down) 』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ
監督 ニールス・アルデン・オプレヴ
脚本 J・H・ワイマン
キャスト
ヴィクター/ コリン・ファレル
ベアトリス/ ノオミ・ラパス
アルフォンス/ テレンス・ハワード
ダーシー/ ドミニク・クーパー
ヴァレンタイン /イザベル・ユペール
ロン・ゴードン/ アーマンド・アサンテ
グレゴール/ F・マーレイ・エイブラハム

最初、ベアトリスの行動が読めなくて、凄く意表を突かれます。
え、何するの?何言いだすの・・?って。
そして彼女淡々と語るし、お母さんは能天気だけど、復讐を胸に秘め、そして、外を歩けば近所の子供たちにモンスターとののしられ石を投げられる生活。
あの餓鬼どもの親の顔が見たい!!と憤るけど、彼女お恨みはそっちじゃなくて、事故を起こした酔っぱらいの方。
それでも飲酒運転をやめない大馬鹿野郎だから自業自得だけど。

ヴィクター自身の恨みも復習も、少しずつ解って行く。
用意周到なのか、抜けているのか‥頼もしいのか良く解らないまま。
残酷に復讐はするけれど、それ以外の人には優しい。
あの状況で、銃を下すなんて、なんてアマちゃん・・って思うけど、妙な思いがけない感が面白かった。

今月はこれで見納めだな〜

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2013-10-29 『グランド・イリュージョン(原題 Grand Illusion) 』と『ダイアナ(原題 Diana)』


今日はイクスピアリ。
まず『グランド・イリュージョン(原題 Grand Illusion) 』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
監督 ルイ・レテリエ
脚本 エド・ソロモン 、 ボアズ・イェーキン 、 エドワード・リコート
キャスト
アトラス/ ジェシー・アイゼンバーグ
FBI特別捜査官/ マーク・ラファロ
インターポール捜査官 /メラニー・ロラン
サディアス/ モーガン・フリーマン
トレイスラー/ マイケル・ケイン
メリット/ ウディ・ハレルソン
ヘンレイ/ アイラ・フィッシャー
ジャック/ デイヴ・フランコ


ここまで、煽っている表題と内実が違う物語も珍しいかもしれない。

近付き過ぎるとトリックに気が付かない。本当にそう。物語に入り過ぎると描いている真実を見失う。
誰が主役で、誰が悪役か。
冷静に見ていたら、ヒントは沢山ちりばめられていて、コレが伏線・・と解るはず。
それでも、心地良く騙されたいくらい、きらびやかなショーです。
個人的には催眠術を使うメリットが一番厄介でお近づきになりたくないなぁ。

マジシャンの「目」って、まるでフリーメイソンみたい。
きっとその世界の人たちは認められたくてたまらないんだろうね。

私は物語の展開や結末を予想する事は出来るけど、マジックのネタは全然ダメ。凄く騙しやすい観客になると思うわ。

お見事でした。

そして『ダイアナ(原題 Diana)』。

製作年 2013年
製作国 英
配給 ギャガ
監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本 スティーヴン・ジェフリーズ
キャスト
ダイアナ/ ナオミ・ワッツ
ハスナット・カーン/ ナヴィーン・アンドリュース
ポール・バレル/ ダグラス・ホッジ
ウーナ・トッフォロ/ ジェラルディン・ジェイムズ
パトリック・ジェフソン/ チャールズ・エドワーズ
ドディ・アルファイド/ キャス・アンヴァー
ソニア/ ジュリエット・スティーヴンソン

ナオミ・ワッツ頑張ってた。表情が、時々すごく似ていたわ。
ボロボロの姿で、一人ベンチで泣いている姿とか、可哀想・・恋に不器用だね。
ハスナットは人間としては立派なんだけど、怒っている時の手の付けられ無さが嫌だな・・そりゃあ、災難だし、動揺するだろうけど、そう言う人と付き合っているんだから・・
それに、ドクターを止められないのは解るけど、一族や、ママを一度も説得しようとはしないんだね‥
そりゃあ、そういうお国柄なのかもしれないけど、本気がうかがえない。
ダイアナとの温度差を感じるわ。
素敵な人だった。愛されていた。でも自分が手に入れた普通じゃ無さと引き換えに失った物も多かった。それを受け入れきれて無かったかもね。

深夜、彼の家だけじゃなく、あちこちの家にもたらされた訃報。家々の電気が点いて行くのが印象的でした。


帰りは雨が上がっていて、良かった♪

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2013-10-28 赤ちゃん


職場の同期で仲良しだった子が8年の不妊治療の末無事妊娠し、職場を去りはや数ヶ月。

そして無事出産をし、お客として職場にも来て、そろそろ落ち着いた・・と言う事で今日もう一人の同期と遊びに行ってきました。

職場に赤ちゃんはたくさん来るし、勿論触れ合うけど、自分の腕の中で2か月の赤ちゃん寝かしつけるのは本当に久しぶり〜

両親に似てお顔を整っているし、本当に綺麗な可愛い赤ちゃん♪

プレゼントをラッピングするのも楽しかった♪

そしてその前にランチ♪

隣の町にいつの間にか出来ていたピザ屋さんに行ってきました。
ピッツェリア イチロウテイ (PIZZERIA ICHIROTEI)http://pizzeria-ichirotei.com/
美味しかった♪

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2013-10-27 Tigers ドラフト2位.

鹿児島実・横田慎太郎外野手(18)、ウチのブラザーズの幼馴染だ‥



パパがロッテ時代、慎ちゃんのお姉ちゃんと家の長男が同じクラスで、入園前で同じ年の慎ちゃんと家の次男は幼稚園行事の時に良く遊んだんだよね。
引退して鹿児島に引っ越す時にお別れ会で家に呼ばれてパパとも沢山話した。
実は漫画家の水島新司氏の「あぶさん」のパーティでもご一緒したことが有って。
その時私が同じテーブルだった有藤氏がパパママの結婚式の仲人さんだったし。

私がタイガースファンだって話になったら大きなリアル虎の親子のぬいぐるみをくれたんだ。
野球好きで、将来息子たちをセカンドショートの二遊間コンビに育てたい・・って話をしてあやかれるように・・ってパパに握手して貰った。

当時から同じ歳とは思えないくらい大きかったし、きっと慎ちゃんも野球をやるだろうなぁ〜とは思っていたけど、ドラフト見てびっくりしたよ〜

思わずアルバム見返しちゃった。

慎ちゃんがタイガースなんて、本当に嬉しいなぁ。
パパママ元気かなぁ。

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moo様 そうなの!?凄い〜〜取れなくて残念でした。慎ちゃん応援してあげて下さい♪ / 小人まりん ( 2013-10-28 18:42 )
すっごい!横田選手、これから応援しなくっちゃ。阪神が1位指名して外した大瀬良大地さんはらくだの教え子ですって(^O^)世間は狭い。 / moo ( 2013-10-28 12:01 )

2013-10-24 『危険なプロット(原題 Dans la maison) 』

今日は、まず有楽町で『危険なプロット(原題 Dans la maison)』鑑賞。

製作年 2012年
製作国 フランス
配給 キノフィルムズ

監督/脚本 フランソワ・オゾン

キャスト
ジェルマン/ ファブリス・ルキーニ
クロード/ エルンスト・ウンハウワー
ジャンヌ/ クリスティン・スコット・トーマス
エステル/ エマニュエル・セニエ
ラファ/ デニス・メノシェ


読書好きとしては、凄く気に入っている物語の続きが途中で読めなくなるのはとてつもなく辛い。
しかも指導でどんどん自分好みの作風になって行く訳だし。
内容の危険性が増して心配が増えるたびに、読者としての満足度は増すのよね。きっと。
教師と言っても、先生のプロではない。文学のプロであっても。専門職の人間の倫理観って、やっぱりちょっと脆い思う。自分の興味の対象が最優先な感じ。
徐々に、創作なのか、現実なのか見分けがつかなくなって来るけれど、最初は哀しい位、本当に普通の家庭・・に憧れただけなんだろうなぁ。自分に無い物だから。

とても危うい神秘的な少年・・と言うイメージのまま物語は進み、終盤で、彼の現実が映し出される。
それが自分に与えられた家庭。ちゃんとこなしながらも、感じる理不尽さがきっとストレスとして募ったんだよね。
そう言う事は多くは語らないけど。
そして自分の才能を認め、気にかけ、物語に引き込まれていく先生を、引き込みたくなる。自分の世界に。同じ方向に興味を持つものとして。理解者として。

それぞれの家に、それぞれの事情があり、それは外から見えない。
そこに興味をそそられ想像力が働く彼はもしかしたら本当に作家向きなのかもしれない。
道を誤らなければね。

それから新宿に移動し、明後日誕生日の母に贈る物を伊勢丹で物色し、それからピカデリーへ移動。『キャリー』の舞台挨拶に来たクロエ・モレッツの出待ち。
だって、同行来日しているお兄ちゃんのトレヴァーが超格好良いって話だったから、一目見たくてね。うん。長身で格好良くって兄妹仲良しでした。

それから、友人たちとサプライズバースデー鍋パーティー♪
しゃぶしゃぶ食べ放題だったから、食べ過ぎ〜〜

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2013-10-23 『ゴースト・エージェント R.I.P.D.(原題 R.I.P.D.) 』と『マラヴィータ(原題 MALAVITA) 』


このシーズンに国際映画祭やられると、休みにくいから困るわ〜
と言いつつ、17日のオープニングには行ってきましたけど。
観たい映画が沢山有るの。映画祭だけの上映で公開はされないんだろうなぁ‥って地味なやつが多いの。
でも色々忙しくてなかなか行けないし、ここの所風邪っぴきだったし。
でも今日は休みなので、まず『ゴースト・エージェント R.I.P.D.(原題 R.I.P.D.) 』をイクスピアリで。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 ロベルト・シュヴェンケ
脚本 フィル・ヘイ 、 マット・マンフレディ
原作 ピーター・M・レンコヴ
キャスト
ロイ・パルシファー/ ジェフ・ブリッジス
ニック・ウォーカー /ライアン・レイノルズ
ボビー・ヘイズ/ ケヴィン・ベーコン
プロクター/ メアリー=ルイーズ・パーカー
ジュリア・ウォーカー /ステファニー・ショスタク
ノーリッキ/ ロバート・ネッパー
人間界でのニックの/姿 ジェームズ・ホン
人間界でのロイの姿/ マリサ・ミラー
エリオット/ マイク・オマリー
プラスキー/ デヴィン・ラトレイ
マーフィー /ラリー・ジョー・キャンベル

これ、あれとこれを足して2で割ったような‥とか色々言われてるけど、私が思い浮かんだのは、『ゴースト ニューヨークの幻』なのよね。
アレをガイドラインにしてハチャメチャにした感じ?N.Y.じゃなくてボストンになるとアレはコメディになる・・みたいな感じ?

とりたてて特出したところは無いんだけど、時々妙な肩すかし的な小ネタが有って、それが上手く生きてるかな。

死んでからもアレコレ働かされるなんて気の毒な気もするけど、彼らにとっては天職なんでしょうね。

それから六本木に移動し、友達と合流してロバート・デニーロのささやかなアリーナグリーンカーペットを見学してから、『マラヴィータ(原題 MALAVITA) 』舞台挨拶付き映画観賞。

製作年 2013年
製作国 アメリカ=フランス
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン 、 マイケル・カレオ
原作 トニーノ・ブナキスタ
キャスト
フレッド/ ロバート・デ・ニーロ
マギー/ ミシェル・ファイファー
ロバート・スタンスフィールド/ トミー・リー・ジョーンズ
ベル/ ディアナ・アグロン
ウォレン/ ジョン・ディレオ

元マフィアのパパの影響でかなり好戦的なファミリー。
金髪美人で直情型で目立つ姉と、地味でチビだけど策士な弟が凄く仲が良いのが微笑ましい。
気に入らないと売り物を即席で使って爆発させちゃうママも、普通に子供たちを愛していて、家族を守ろうとしていて、近所に溶け込もうと努力しているところが健気。

映画鑑賞討論会や、くすくす笑いたくなるシーンも沢山だけど、家族愛やベルの恋なんかちょっと切なくなったりする。

それに、いつも家族を守る為に監視しているFBIの二人が、いい味出してるの。
盗聴しながら家族を応援したり、笑ったり、怒ったり。

彼らはいつか落ち着いて幸せになれるのかしら・・ね?

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2013-10-16 『42 世界を変えた男(原題 42) 』

今日は台風って事で、ブラザーズの学校はお休み。まぁ、午後から、シャイ兄はサークルに、ベィビィブラザーは塾に出かけましたけど。
私も昼間の映画は諦め、夕方『42 世界を変えた男(原題 42) 』試写会に。
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザーズ映画
監督/脚本 ブライアン・ヘルゲランド
キャスト
ジャッキー・ロビンソン/ チャドウィック・ボーズマン
ブランチ・リッキー /ハリソン・フォード
レイチェル・ロビンソン/ ニコール・ベハーリー
レオ・ドローチャー/ クリストファー・メローニ
ウェンデル・スミス/ アンドレ・ホランド
ピーウィー・リース/ ルーカス・ブラック
ラルフ・ブランカ/ ハミッシュ・リンクレイター
ディクシー・ウォーカー/ ライアン・メリマン
ベン・チャップマン/ アラン・テュディック
ハロルド・パロット/ T・R・ナイト

まず最初に、彼が居なかったら、私の大好きなA'sのWeeksもメジャーでPLAYしていないかも知れないし、日本のプロ野球界に助っ人外国人選手は来ていないかも知れないし、イチローも松井も藤川球児も誰もメジャーに挑戦なんて出来なかったかも知れない。
それは誰か‥ジャッキー・ロビンソンではない。GMのブランチ・リッキーだ。

彼が何故当時ニガーリーグで地方巡業しか許されなかった黒人選手を自球団に呼び込んだか‥のセンチメンタルな本当の理由は最後に解る。
彼もまた、人種や肌の色や宗教が関係ない野球の国の人なんだ。

ハリソン・フォードが演じるリッキーが凄く迫力あるし、怠惰そうだけど頑固で。良いキャラ。
そのリッキーが、連れて来る黒人選手を誰にするか‥と考えた時、出てくる名前の一つにサッチェル・ぺイジの名前が!?嬉しいなぁ〜
「年過ぎる!」と却下されるんだけど、彼、ジャッキー・ロビンソンのメジャー入りが成功した数年後に実はメジャー選手になっているのよね。
40歳過ぎて。驚愕のコントロールを見せ付けたのよ。自称59歳まで現役だったそうだけど、彼の生年月日が正確じゃないため、少なくとも59歳・・って事みたい。
そして、球界で一番足が速い・・って言われるけど、ソレも違う。ニグロリーグには更に足の速い選手がごろごろいて、その最たるのがクールパパ・ベル。

兎に角、映画では表現しきれていないくらいの物凄い人種差別が有った中で唯一選ばれ、メジャー選手になったジャッキー。
彼がその球場に足を踏み入れた時、泣きそうになったのは、メジャー入りを夢見てこの前年脳腫瘍で亡くなった「黒いベーブ・ルース」と言われた大打者ジョシュ・ギブソンを思ったから。
彼ならどんなヤジもボールも外野スタンド特大アーチにして返せたと思う。
だけど野球の神様は彼を選ばなかったの。
リッキーがもう数年早く思い立って居れば、間に合ったのに。でもそうじゃなくて、選ばれたのはジャッキー。

そして天才では無く、走攻守恵まれ、強靭な精神を持ったジャッキーだから周囲に受け入れられたのかも。
本当にね、途中、ぶん殴ってやりたくなるくらい、白人たち憎たらしいんだけど、そんな中で応援してくれる白人たちや特にチームメイトたちが彼を受け入れ、態度で示していく姿が凄く嬉しくて、泣けてくる。

それに野球少年たちね。何より誰より彼らは正直よね。

私はこの映画、物凄く黒人好きで野球好きで・・ニグロリーグに格別の思い入れが有るって立場で見ているから、色々な場所で別の感慨深さに襲われたけど、普通の映画としてみたら、感動的な差別問題を含んだサクセスストーリーとして楽しめるのではないかと思うわ。

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