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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2013-10-16 『42 世界を変えた男(原題 42) 』
2013-10-14 『大統領の料理人(原題 LES SAVEURS DU PALAIS) 』と『トランス(原題 TRANCE) 』
2013-10-10 『ムード・インディゴ うたかたの日々(原題 L'ECUME DES JOURS) 』と『ランナウェイ 逃亡者原題 THE COMPANY YOU KEEP 』
2013-10-09 『パッション(原題 PASSION)』 と『ルノワール 陽だまりの裸婦(原題Renoir)』
2013-10-09 『天使の処刑人 バイオレット&デイジー(原題 VIOLET & DAISY) 』
2013-10-07 一風堂
2013-10-05 『飛べ!ダコタ』
2013-10-05 雨の神宮球場。
2013-10-02 『クロニクル(原題 CHRONICLE )』
2013-10-01 『タンゴ・リブレ 君を想う(原題 Tango Libre) 』と『ビザンチウム(原題 BYZANTIUM) 』


2013-10-16 『42 世界を変えた男(原題 42) 』

今日は台風って事で、ブラザーズの学校はお休み。まぁ、午後から、シャイ兄はサークルに、ベィビィブラザーは塾に出かけましたけど。
私も昼間の映画は諦め、夕方『42 世界を変えた男(原題 42) 』試写会に。
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザーズ映画
監督/脚本 ブライアン・ヘルゲランド
キャスト
ジャッキー・ロビンソン/ チャドウィック・ボーズマン
ブランチ・リッキー /ハリソン・フォード
レイチェル・ロビンソン/ ニコール・ベハーリー
レオ・ドローチャー/ クリストファー・メローニ
ウェンデル・スミス/ アンドレ・ホランド
ピーウィー・リース/ ルーカス・ブラック
ラルフ・ブランカ/ ハミッシュ・リンクレイター
ディクシー・ウォーカー/ ライアン・メリマン
ベン・チャップマン/ アラン・テュディック
ハロルド・パロット/ T・R・ナイト

まず最初に、彼が居なかったら、私の大好きなA'sのWeeksもメジャーでPLAYしていないかも知れないし、日本のプロ野球界に助っ人外国人選手は来ていないかも知れないし、イチローも松井も藤川球児も誰もメジャーに挑戦なんて出来なかったかも知れない。
それは誰か‥ジャッキー・ロビンソンではない。GMのブランチ・リッキーだ。

彼が何故当時ニガーリーグで地方巡業しか許されなかった黒人選手を自球団に呼び込んだか‥のセンチメンタルな本当の理由は最後に解る。
彼もまた、人種や肌の色や宗教が関係ない野球の国の人なんだ。

ハリソン・フォードが演じるリッキーが凄く迫力あるし、怠惰そうだけど頑固で。良いキャラ。
そのリッキーが、連れて来る黒人選手を誰にするか‥と考えた時、出てくる名前の一つにサッチェル・ぺイジの名前が!?嬉しいなぁ〜
「年過ぎる!」と却下されるんだけど、彼、ジャッキー・ロビンソンのメジャー入りが成功した数年後に実はメジャー選手になっているのよね。
40歳過ぎて。驚愕のコントロールを見せ付けたのよ。自称59歳まで現役だったそうだけど、彼の生年月日が正確じゃないため、少なくとも59歳・・って事みたい。
そして、球界で一番足が速い・・って言われるけど、ソレも違う。ニグロリーグには更に足の速い選手がごろごろいて、その最たるのがクールパパ・ベル。

兎に角、映画では表現しきれていないくらいの物凄い人種差別が有った中で唯一選ばれ、メジャー選手になったジャッキー。
彼がその球場に足を踏み入れた時、泣きそうになったのは、メジャー入りを夢見てこの前年脳腫瘍で亡くなった「黒いベーブ・ルース」と言われた大打者ジョシュ・ギブソンを思ったから。
彼ならどんなヤジもボールも外野スタンド特大アーチにして返せたと思う。
だけど野球の神様は彼を選ばなかったの。
リッキーがもう数年早く思い立って居れば、間に合ったのに。でもそうじゃなくて、選ばれたのはジャッキー。

そして天才では無く、走攻守恵まれ、強靭な精神を持ったジャッキーだから周囲に受け入れられたのかも。
本当にね、途中、ぶん殴ってやりたくなるくらい、白人たち憎たらしいんだけど、そんな中で応援してくれる白人たちや特にチームメイトたちが彼を受け入れ、態度で示していく姿が凄く嬉しくて、泣けてくる。

それに野球少年たちね。何より誰より彼らは正直よね。

私はこの映画、物凄く黒人好きで野球好きで・・ニグロリーグに格別の思い入れが有るって立場で見ているから、色々な場所で別の感慨深さに襲われたけど、普通の映画としてみたら、感動的な差別問題を含んだサクセスストーリーとして楽しめるのではないかと思うわ。

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2013-10-14 『大統領の料理人(原題 LES SAVEURS DU PALAIS) 』と『トランス(原題 TRANCE) 』


この世間様の3連休。
土曜日は仕事で、日曜日は休みだったんだけど、夜から喉の痛みを感じ、ブラザーズとお昼を近くのラーメン屋さんに食べに行った以外は家で寝ていたんだけど、夕方になっても熱が引かず、急遽職場に余裕が有るなら休ませて欲しいと連絡。
元々、扶養控除限度額ギリギリなので、あまり働けない状態だし。来週末働く代わりに・・って。で、休みが無事貰えたので、月曜日も寝込みました。
火曜日は仕事だしね。
なので、映画を見たのは11日(金)です。

まず、銀座で『大統領の料理人(原題 LES SAVEURS DU PALAIS) 』。

製作年 2012年
製作国 フランス
配給 ギャガ
監督 クリスチャン・ヴァンサン
脚本 クリスチャン・ヴァンサン 、 エディエンヌ・コメ
キャスト
オルタンス・ラボリ/ カトリーヌ・フロ
大統領/ ジャン・ドルメッソン
ダビッド・アズレ/ イポリット・ジラルド
ニコラ・ボヴァワ/ アルチュール・デュポン
ジャン・マルク・ルシェ/ ジャン=マルク・ルロ
メアリー/ アーリー・ジョヴァー
パスカル・ルビック /ブライス・フルニエ
ジョン/ ジョー・シェリダン
コシェ・デュリ/ フィリップ・ウシャン
ジャン=ミシェル・サロメ/ ローラン・ブエトルノ

何かもっとサクセスストーリー的な展開を期待していたのだけれど、彼女は周囲は全く気にせず、ひたすら自分の料理を真摯に大統領に提供するのね。
それはそれで格好良いんだけど。
ただでさえ、厨房の世界は究極の男尊女卑だって聞くし、その最たるフランス料理で、しかも大統領官邸の料理人たち。
懐柔するのは不可能か‥でもそれをやったところも見たかったな。
彼女はそんな頭の固い連中の事は我関せず。
ひたすら料理オタクなんだろうね。
凄く美味しそうで、あの位情熱持って料理してくれる料理人欲しくなっちゃいます。
余程のお金と健康を持って無いと無理かも。
まぁ、夢大きい女性にはエリゼ宮殿は小さすぎた‥って事ですね。

そして日比谷で『トランス(原題 TRANCE) 』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ=イギリス
配給 20世紀フォックス映画

監督 ダニー・ボイル
脚本 ジョー・アハーン 、 ジョン・ホッジ

キャスト
サイモン/ ジェームズ・マカヴォイ
エリザベス/ ロザリオ・ドーソン
フランク/ ヴァンサン・カッセル
ネイト/ ダニー・スパーニ
ドミニク/ マット・クロス

これは、何一つ語らない方がこれから見る人の為には良いんだろうなぁ‥と思います。

なので語れないよねぇ。

でも一つ言いたいのは私はマカヴォイもヴァンサンも好きな俳優なのね。
でもこれは、よりヴァンサンが美味しいかな〜と。

この3連休は運動会な幼稚園が多くて、意外と混まなかったの。
明日はその幼稚園がこぞって代休だから、怖い・・本当に、怖いのよ・・

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2013-10-10 『ムード・インディゴ うたかたの日々(原題 L'ECUME DES JOURS) 』と『ランナウェイ 逃亡者原題 THE COMPANY YOU KEEP 』


扶養限度額ギリギリなので、繁忙期なのに平日はほとんど仕事を入れられない今日この頃。
丁度映画公開シーズンなので毎日2本映画観ている気がします。
今日は久しぶりにイクスピアリでまず『ムード・インディゴ うたかたの日々(原題 L'ECUME DES JOURS) 』。

製作年 2013年
製作国 フランス
配給 ファントム・フィルム
監督 ミシェル・ゴンドリー
脚本 リュック・ボッシ
原作 ボリス・ヴィアン
キャスト
コラン/ ロマン・デュリス
クロエ/ オドレイ・トトゥ
Chick /ガド・エルマレ
ニコラ /オマール・シー
Jean-Sol Partre/ フィリップ・トレトン
Gouffe /アラン・シャバ
Alise/ アイサ・マイガ
イシス/ シャルロット・ルボン

これは極体に好き嫌いが別れる映画ですね。
私はう〜ん・・嫌いではない。この妙な世界観。
綺麗で可愛いけど不条理で落ち着かない。
全てに意味がありそうで、何にも繋がらに無駄なエピソード。
そう言う物の積み重ね。
フランス映画だねぇ。

そして軽食lunchを挟んで『ランナウェイ 逃亡者原題 THE COMPANY YOU KEEP』。

製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 ショウゲート
監督 ロバート・レッドフォード
脚本 レム・ドブス
キャスト
ロバート・レッドフォード
シャイア・ラブーフ
ジュリー・クリスティ
スーザン・サランドン
ニック・ノルティ
クリス・クーパー
テレンス・ハワード


久しぶりに、ちゃんとハラハラしたね。
家族を持って、成長を待って、改めて自首した彼女の気持ちは何となく、解る気がする。
家族に恵まれていたね。その後の家族は出てこないけど、どうしてるかな・・

戦争は正しくないし、今も当時も世の中が正しいなんて言いきれない。
だから戦った若者たち。
時と共に、考えも変わる。それは歳を取ると言う事なのかな?丸くなるのかな?
変わらない人も居る。必死に変わらないで居る人も。自己弁護かも知れないね。

ただの殺人事件・・では無く、彼らの信念に基づいて彼らを知ろうとする記者の存在は有り難いね。
過去に彼らが何を考え、何を変えようとしていたのか解る。
もし、今日本に徴兵制度が出来て、明日には、家族や友達が連れて行かれるとしたら、どんなことをしても止めさせたいと思う。
愛する人や、愛する我が子がいない人にどんなに非難されても、連れ去らせたりしない。

正しいかどうかは解らないけれど、活動家たちを責められない。

ちゃんと心のある映画でした。

暑いけど、空はしっかり秋の雲ですね。

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2013-10-09 『パッション(原題 PASSION)』 と『ルノワール 陽だまりの裸婦(原題Renoir)』


今日は水曜日なのでまず『パッション(原題 PASSION)』鑑賞。

製作年 2012年
製作国 仏 独
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督/脚本 ブライアン・デ・パルマ
キャスト
クリスティーン/ レイチェル・マクアダムス
イザベル/ ノオミ・ラパス
ダニ/ カロリーネ・ヘルフルト
ダーク/ ポール・アンダーソン
バッハ警部 /ライナー・ボック
検事/ ベンジャミン・サドラー
イザベルの弁護士/ ミヒャエル・ロツショップ

作りは面白いけど。どっちもどっちとしか思えないんだよなぁ。
確かに酷い上司だし、人間として好きになれないけど。あそこまではっきり嫌な女だと、周囲も解って居るもんね。
でも、イザベルも上司の彼って知っていながら関係を持って、彼女の性癖を笑って居た訳だし。
忠実な部下って訳じゃ無い。

忠実部下って言ったら3人目の女性ダニだけど、彼女には彼女の別の思いが有ったわけだし。

まぁ、女の敵は女・・って言うのは事実だと思う。
2段オチみたいなラストだけど、そこまで行っておいてすっきりさせない意味が解らない。

その後ランチして、『ルノワール 陽だまりの裸婦(原題Renoir)』。

製作年 2012年
製作国 フランス
配給 クロックワークス=コムストック・グループ
監督/脚本 ジル・ブルドス
原作 ジャック・ルノワール
キャスト
ピエール=オーギュスト・ルノワール/ ミシェル・ブーケ
アンドレ/ クリスタ・テレ
ジャン・ルノワール/ ヴァンサン・ロティエ

兎に角綺麗です。戦時中なのに、そこだけ穏やかな別世界なの。
凄く不便な所に住んでいて、ルノワールを女性たちが世話をしている。
綺麗な景色の中で、ゆっくりゆっくり時間が流れている感じ。

ルノワールはモデルの女性たちには優しいけど、家族には厳しい。
息子たちは、女性たちに囲まれている老いた父親を複雑な気持で眺めているのね。

モデルのアンドレは、確かに綺麗。でも人間的にはどうかなぁ。
夢は持って居るけど、特別何かはして無くて、誰かを当てにしている感じ?
魅力的だけど、生涯の相手とは違う感じかな。

帰ったら、夏休み中に学校行事でカンボジア行っていたと言う姪っ子から手紙とお土産が届いてた。凄いなぁ。私より色々行っているよ。私立高校って凄い。

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2013-10-09 『天使の処刑人 バイオレット&デイジー(原題 VIOLET & DAISY) 』


昨日は思いがけず楽しい思いをしたけど、昨日ベィビィブラザーの夕食をさぼった代わりに、今日は午前授業の彼にお昼ご飯を作る為に昼間はお出かけもせず・・

でも夜からは『天使の処刑人 バイオレット&デイジー(原題 VIOLET & DAISY) 』の試写会です。

製作年 2011年
製作国 アメリカ
配給 コムストック・グループ
監督/脚本 ジェフリー・フレッチャー
キャスト
Violet /アレクシス・ブレーデル
Daisy/ シアーシャ・ローナン
Michael /ジェームズ・ガンドルフィーニ
Russ/ ダニー・トレホ
Iris/ マリアンヌ・ジャン=バプティスト
April/ タチアナ・マスラニー
June/ キャシディ・ヒンクル

バイオレットもデイジーも凄く可愛い。
子供の特権の危険な残酷さを持った女の子。
ドレスが欲しいから・・って人を殺しに行く。・・でもどこかのニュースで聞いたことありそうな動機でしょ?

殺し屋の仕事もゆるいんだ。
見知らぬ他人をいきなり銃で撃つからやり遂げられる。
関わってしまったら、動揺する弱さもある。

ターゲットがまた、やりにくいタイプよね。二人にとっては、パパみたいな感じ。
話を聞いてくれて、遊んでくれる。

設定は緩いし、時々ファンタジー。でも、そういう子たちだから、次何やらかすか‥ってドキドキします。
唯一気がかりな仲違いしている娘のような子たちが表れてターゲットにとっても束の間の安らぎだったかも(殺し屋だけど)って思えるニクイ作りです。

昼間出掛けなかったおかげで、先日注文して置いた荷物が受け取れました。
新しい靴を買ったの。

そろそろ秋だし、スニーカーを注文してアレコレ・・って話も聞いて思い立ち、夏の靴はやめようかな・・って靴箱を見たら、いきなり冬の靴しか無くて、そう言えば、古くなったからスニーカー捨てたんだったなぁ‥って思いだして。他人事じゃなく慌てて注文しました。
今日履いて行ったけど、うん、履きやすい。コレで秋も安心です。

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moo様 赤い小物も欲しくなりました。 / 小人まりん ( 2013-10-15 00:01 )
わあ!ユニオンジャックがオッシャレ〜\(^o^)/ / moo ( 2013-10-11 18:02 )

2013-10-07 一風堂


仕事が終わって、急いで帰ろうとしている同僚が、高校生の息子の野球部の練習試合を見に行くと言うので、私も行く!!と同行して来ました。

懐かしいなぁ。練習試合。東京の子は凄いね。ナイター設備のある球場での練習試合。恵まれているよなぁ‥って、私の母校も室内練習場が出来たり、私の時代に比べたらm随分便利になったんだよね‥

で、まぁ、偉そうに球児たちのPLAYにあれこれ言った後、同僚の車で恵比寿の一風堂までとんこつラーメンを食べに行ってきました♪

この店、男前な白人率が高くて良いなぁ♪

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2013-10-05 『飛べ!ダコタ』


佐渡の人間として、仕事休み取って朝8:40から見て来ましたよ〜

製作年 2013年
製作国 日本
配給 アステア
監督 油谷誠至
脚本 油谷誠至 、 安井国穂 、 友松直之
キャスト
森本千代子/ 比嘉愛未
木村健一/ 窪田正孝
森本新太郎 /柄本明
高橋源治/ ベンガル
佐吉/ 綾田俊樹
村上敏江/ 洞口依子
木村とよ/ 中村久美
篠田和子/ 芳本美代子
浜中幸三/ 螢雪次朗
松乃/ 園ゆきよ
望月 /佐渡稔
ブラッドリー少佐/ マーク・チネリー
デビッド少尉/ ディーン・ニューコム


佐渡ん人間は「さどんもん」じゃなくて、多分「さろんもん」だな。

兎に角、制作時から島民に協力が呼び掛けられ、エキストラや滑走路用石造りが託された訳です。

丁度、主人公の千代子や健一が祖父母の世代なんじゃないかと思います。
ウチの祖父も戦争で傷を負い、帰島後亡くなったそうですから。
なので、健一や義春の事が、会ったことの無い祖父と被りました。
そう言う悲劇が家庭の分だけきっと有ったんだと思います。
そんな時代のお話です。

でも、村中皆家族・・みたいな感じや、家の作りなんか、祖父母の昔の家そのもので、言葉も、後観光用じゃない佐渡おけさも。あの海も、あの金北山も、雪景色も懐かしい・・
帰省した気分になりました。
実際・千に行った事は無いです。父が・千の今は無い分校の先生をしていたことが有って、両津からは通えないので、単身赴任して居ました。
そんな、奥地なんです。父は、ここに住んでいたんだなぁ‥と言う思いも有りました。
島を出ないと‥って若者の焦りや、島の外が未知の世界・・って少女の気持ちや、時代が変わって代償の違いはあっても同じ気持ちを抱えている弧島な訳で、外から来た人に対する憧れみたいなものはきっと今も有るんじゃないかな・・

舞台挨拶で、日本語を話せないディーン・ニューコムの通訳を日本語が堪能な マーク・チネリーがする・・って私の知る限りあり得ないゆる〜い舞台挨拶でしたが、初日初回8:40からと言う早朝に関わらずほぼ満席でした。
このシアターに居る人のほとんどが島の出身者なんだろうな‥と思いながら見ました。

泣きましたよ。

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2013-10-05 雨の神宮球場。


涙雨だね。
今日は号泣だわ。
試合開始は晴れてたの。2対0でとんとんって進んで、20:30位には終わるんじゃね?って感じ。
試合前にはツバクローから引退する桧山さんにメッセージボードでの挨拶が有ったり、花束贈呈が有ったり、コレが引退試合の宮本選手の息子が投げて父が空ぶる・・って始球式が有ったり。
それがね、ウラディミール・バレンティン外野手のプロ野球史上初のシーズン60本塁打が出て、振出しに戻る。そりゃあ、素晴らしい記録なので、タイガースファンも拍手ですけどね。
勿論、宮本選手の打席の度に声援も送ります。タイガースファンは礼儀正しいんです。
で雨も降り始め、徐々に強くなる中、9回に代打桧山さんが出ないよ?延長戦で出すつもり?和田監督、どれだけ投手信頼してるの?球児投手居ないんだし。私これっぽっちも信頼できない。もうもう、ひたすら祈ってましたよ。
で、まだ?ゲッツー出たらどうするの?ってハラハラハラハラ・・
で、ここ!!って言う所で代打桧山〜〜〜!!!もう絶対来るって解ったから、応援グッズ用意してスタンバイ。
精いっぱい応援歌歌って応援してたんだけど、途中、コレでもう、公式戦で桧山さん観ること無いんだ‥って思ったら急に切なくなって泣けて来た。
それでも粘ってくれて、何度も何度も応援歌歌ったよ。
結局そのままずるずると同点のまま進み、もう無いかと思った宮本選手の打席。
コレ、入る!?って打球が目の前に飛んでくる。宮本のHRでサヨナラだったら今日は文句言えないよ‥?って思いかけた所で伸びがあと少し足らなくて外野フライ。タイガースファンからも来い!!って声が飛ぶくらい劇的だったんですけどね。
雨の強い中、結局Tigersが1点加え、裏を踏ん張って抑え白星を決めました♪
帰って行く選手を見送りながら、桧山選手に声援を送ると、外野前まで来てくれて挨拶してくれて。皆で応援歌再度歌って何度も歌って、お見送り。
また泣けて来た。
その間にホームの試合最後だったスワローズのセレモニーが始まり、その後、宮本選手の引退セレモニー。恩師たちからのメッセージや子供たち、選手代表からの花束贈呈。歴代監督も球場に来てくれていて、彼らの前で最後の挨拶。胴上げ。
スワローズファンは勿論、タイガースファンも帰らない。球場全体から熱い拍手。
モニターに映し出されるルーキー時代からの活躍の数々。本当に良い選手だなぁ‥彼の選手時代19年は、そのままウチのシャイ兄の誕生から現在に被るんだね。感慨深い・・
宮本シートに何度もお世話になりました。ありがとう。お疲れ様でした。
明日は甲子園で、桧山選手の引退セレモニー。行きたいけど‥無理なんです。
行かれる皆様が羨ましい・・

先頭 表紙

moo様 そうなんだけど、本当にそうなんだけど、寂しくて凹むわ〜〜〜 / 小人まりん ( 2013-10-07 23:13 )
ああ、その試合見に行かれたんですね。桧山さんありがとうの言葉しかないですね。 / moo ( 2013-10-07 10:27 )

2013-10-02 『クロニクル(原題 CHRONICLE )』


大学帰りのシャイ兄と待ち合わせてコレドのタイ料理屋さんでランチした後、彼と別れて『クロニクル(原題 CHRONICLE)』観賞。

製作年 2011年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス
監督 ジョシュ・トランク
脚本 マックス・ランディス
キャスト
アンドリュー・デトマー/ デイン・デハーン
マット・ギャレッティ/ アレックス・ラッセル
スティーヴ・モンゴメリー/ マイケル・B・ジョーダン
リチャード・デトマー/ マイケル・ケリー
ケイシー・レター/ アシュレイ・ヒンショウ

辛いなぁ‥

普通の少年が超能力を身に付けたら、ヒーローなんかにはならない。・・って現実を突きつけられる感じ。
アンドリューは酒浸りの父親と、生死を彷徨って寝たきりの母親。学校では虐められ、同じ力を身に付けて友達になった二人は自分と違って恵まれている。
3人の中で、一番強力な力を身に付け、一番惨めな日常を送っていたら、その力を誰かの役に立てよう・・なんて思えないのが普通かもしれない。
せめて最愛の母親の病気がもう少し軽ければね‥せめて彼の変化に気が付いて、気にかけてくれる人が居たらね。

兎に角、アンドリューにとって、苦しんでいる母親の命より、他人の・・特に不良たちの命が軽いなんてことは無いんだ。
こっそりその力を使って、バイトとかしたら良いのに。上手くやれば薬代位稼ぐの簡単だと思うよ。
医学の勉強したら、あり得ない外科手術が可能になるかもしれない・・そうすれば、母親も直せるかもしれない・・
そんな風に未来を思い描けないくらい、心は捻じ曲げられている。
カメラを通して、自分と現実に距離を置いている。

折角得た可能性は、悪い方に悪い方に転がって、同じように父親の病んで追いつめられた心が更にアンドリューを追いつめて、暴走して行く様は、本当に、やるせなくて、可哀想で、辛い。
前よりもっとどんどん孤独になって行く。

思春期の繊細で変動しやすい心に、あの力を託すのはちょっと無謀だね。他の子たちだって、何かあれば変貌する可能性が有る。失恋したり、選挙に落ちたり‥ね。
自分より不安定な人が居たから平静を保ちやすかったのかもしれないし。

大人なら安心って訳じゃ勿論ないけど。



帰りの電車から見た虹が綺麗でしたが、降りたら薄れてて残念でした。

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2013-10-01 『タンゴ・リブレ 君を想う(原題 Tango Libre) 』と『ビザンチウム(原題 BYZANTIUM) 』


今日はファーストディ♪
まず有楽町で『タンゴ・リブレ 君を想う(原題 Tango Libre) 』観賞。

製作年 2012年
製作国 ベルギー ルクセンブルク フランス
配給 ファインフィルムズ
監督 フレデリック・フォンテーヌ
脚本 アンヌ・パウリスヴィック 、 フィリップ・ブラスバン
キャスト
フランソワ・ダミアン
セルジ・ロペス
アンヌ・パウリスヴィック
ジャン・アムネッケル
サガリー・シャセルオ
マリアーノ・チチョ・フルンボリ

う〜ん、途中までは面白いんだけどなぁ‥
現実的だし。
それが、何故かラストの急展開で、非現実的に台無しになる。
あの国ではああいう人間関係は稀じゃないのか?そうじゃないと説明が付かない。
一人の女と、彼女に惚れた男3人。魔性の女過ぎるでしょ。本人は全然そんなつもりないのに。
息子が彼女に向けた言葉そのままだな。

堅物だからこそ、惚れたら道の踏み外し方も半端無いって事なのかしら。

あのままの路線で行ったらラストどうなっていたか‥の方が気になるな。

それからイトシアでランチ。この店は初めて入ったんだけど、窓から目の前を走る新幹線を見られる。一部の大人と男児が喜びそうなお店。女子率高かったけど。

そして日比谷で『ビザンチウム(原題 BYZANTIUM)』鑑賞。

製作年 2012年
製作国 英 アイルランド
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督 ニール・ジョーダン
脚本/原作 モイラ・バフィーニ
キャスト
クララ ジェマ・アータートン
エレノア シアーシャ・ローナン
ダーヴェル サム・ライリー
ルヴェン ジョニー・リー・ミラー
ノエル ダニエル・メイズ
フランク ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

吸血鬼の新しい解釈・・って感じ。
彼らはまるで守護者のよう。
死を持って現れたエレノアをまるで天使のように受け入れるもんね。
それでもやはり不死の運命は忌まわしいようで、幸せな訳じゃない。

誰にも語れないエレノアが紡ぐ自らの物語は凄く指摘で重厚で魅力的。

彼らの社会は、男尊女卑のままなんだなぁ。

今月は沢山観られると良いなぁ。

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