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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2013-06-22 『アフター・アース(原題 AFTER EARTH) 』
2013-06-21 『華麗なるギャツビー』とハリポタ内覧会。
2013-06-20 『スプリング・ブレイカーズ』『欲望のバージニア(原題 LAWLESS) 』
2013-06-13 『G.I.ジョー バック2リベンジ(原題 G.I. JOE: RETALIATION) 』
2013-06-13 『きっと、うまくいく(原題 3 IDIOTS)』
2013-06-09 沼津観光
2013-06-07 『パパの木(THE TREE) 』
2013-06-07 女子会と『マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(原題 CHASING MAVERICKS) 』試写会
2013-06-05 『イノセント・ガーデン(原題 STOKER) 』と『オブリビオン(原題 OBLIVION) 』
2013-06-01 六大学野球観戦と『インポッシブル(原題 THE IMPOSSIBLE) 』試写会


2013-06-22 『アフター・アース(原題 AFTER EARTH) 』


今日は仕事休みの予定だったんだけど、とにかく忙しくて人が足りない。
休みでも、用事の前後で少しでも働いて欲しい・・って状況。

なので、今日はまず予定通りイクスピアリで『アフター・アース(原題 AFTER EARTH) 』鑑賞。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 M・ナイト・シャマラン
脚本 ゲイリー・ウィッタ 、 M・ナイト・シャマラン
キャスト
サイファー・レイジ/ ウィル・スミス
キタイ・レイジ/ジェイデン・スミス
レイナ/ イザベル・ファーマン
センシ・レイジ/ ゾーイ・クラヴィッツ
警備主任/ クリストファー・ヒヴュ
ファイア・レイジ/ ソフィー・オコネド
ボー /リンカーン・ルイス


色んな意味で、肩透かしの代名詞M・ナイト・シャマラン監督作ですが、うん、コレは普通にハラハラして、感動するSF映画だったなぁ。
スミス親子には『ベスト・キッド』プレミアで会ったけど、あの明るいはじけた雰囲気とは大違いで、無表情な英雄の父親演じるウィルと、まだまだ情けない訓練生のキタイ演じるジェイデン。
もうあの頃の初々しさは無いけど、最初の危うい感じから、徐々に頼もしく成長していく感じが嬉しかったな。

何より、鷲なのかな?巨大なあの鳥が、我が子を守ろうとする親の姿を示していて、不器用な父親と対照的で。
あの鳥と言い、火の山と言い、『ロード・オブ・ザ・リング』に影響受けてるんじゃないかな?

人類が居なくなり、自由に成長した動物たち。野性的で怖いけど、正しい姿かもしれない。傲慢に進化した人間は地球に不釣合いではじき出された感じ。
そして、人類が宇宙人に地球を侵略されそうになる話は多いけど、この話では、地球人は他の星を侵略している。侵略者なんだよね‥深く触れてないけどね。
でもそこをさらっとだけど触れているのは良心かな。

ラストでクジラが大量に泳ぐ海の姿。
父子の絆も英雄的活躍もおまけで、描きたかったのは地球に人間の文明社会は不釣合い・・って事かもね。

そして頭切り替えてお昼買って仕事へ。
天気は悪いし、仕事は忙しいし、熱いし。うんざりだなぁ。
でも帰ったら土方歳三資料館から「函館戦争を歩く」が届いてたから、機嫌直そう。

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2013-06-21 『華麗なるギャツビー』とハリポタ内覧会。


今日はもうすぐ始まるハリポタ展の公開前内覧会に当たったので参加して来ました。

出来たらコスプレ〜って書いてあったんだけど、持って無いし。
オリバー・ウッドの杖は持って居るのでそれだけ持って行きました。

会場は撮影一切禁止なのですが、ブルースクリーンの前で記念撮影をしてくれます。後で、ハリポタの世界の背景と合成した写真をプレゼントしてくれました。
後、ノートね。中は白紙なんだけど、ハリポタ関係のキャストが来日した時にサイン貰うのをここにしようかな。

‥だけどその前に、『華麗なるギャツビー』見ました。TOHOのポイント溜って居たし。折角仕事振り替えたし。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 バズ・ラーマン
脚本 バズ・ラーマン 、 クレイグ・ピアース
原作 F・スコット・フィッツジェラルド
キャスト
ギャツビー/ レオナルド・ディカプリオ
ニック・キャラウェイ/ トビー・マグワイア
ディジー・ブキャナン /キャリー・マリガン
トム・ブキャナン/ ジョエル・エドガートン
マートル・ウィルソン/ アイラ・フィッシャー
ジョージ・ウィルソン/ ジェイソン・クラーク
ジョーダン・ベイカー/ エリザベス・デビッキ
マイヤー・ウォルシャイム/ アミターブ・バッチャン

レオがこういう役演じるの久しぶりよね。
ずっと避けていたじゃない。
骨太な役ばかり選んできたけど、こういう役、やっぱり似合う。
そしてこう言う役だからこそレオの演技力が光る。一瞬見せた凶悪な表情とかが映える。・・と思う。

キャリー・マリガンが本当に清楚で可憐で綺麗で、こんな子が居たらそりゃあ周囲は惚れるわね。
それでいて危ういんだから。

でもねぇ、やっぱり良家の子女たる者の考え方。保身の為の行動は見事だわ。

汚い事でも何でもやってきたギャツビーの方が純で、健気で、単純なんだな。そして完全に道化よね。
成功して派手で噂の的で顔が広くて・・でも実が無い。
寂しいねぇ。

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レイ様 前売りも有るので、また行きますよ〜 / 小人まりん ( 2013-06-21 20:19 )
ハリポタ、行ってらしたんですね☆いくつか内覧会応募してみましたが、全然^^;子供たちの夏休みのお楽しみのひとつです。まだ本読んでない人にはあんまり見せたくないのですが^^; / レイ ( 2013-06-21 01:56 )

2013-06-20 『スプリング・ブレイカーズ』『欲望のバージニア(原題 LAWLESS) 』


月曜日に近所に出来たラーメン屋さんでランチした後『スプリング・ブレイカーズ』見たんだけど、書くの忘れてました。

こんなん見たら、娘を持つ親は心配で他所に娘を出せなくなりそうねぇ。
電話で平気で嘘をつくし。

まぁ、若い頃は誰もがそれなりに羽目を外してるんだろうけど。そして親には真実の半分も語って来てないだろうけど。

はじけっぷりは凄いし、とても刺激的な休暇だろうけど、何も残らないわよね。最中はそんなこと、どうでも良い物だけど。

ジェームズ・フランコの怪しい男っぷりが中々素晴らしいです。
あっけないけどね。
ヴァネッサ・ハジェンズは清純派よりこっちのが似合うわ。

若者の休暇のバカ騒ぎと一緒で、特に何も残らない映画ですけどね。

で、仕事で何かと忙しくて、シフトも何もあったものじゃない今月。
今日は水曜日なので、何とか休みを死守し『欲望のバージニア(原題 LAWLESS)』試写会へ。

製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
監督 ジョン・ヒルコート
脚本 ニック・ケイヴ
原作 マット・ボンデュラント
キャスト
ジャック・ボンデュラント/ シャイア・ラブーフ
フォレスト・ボンデュラント/ トム・ハーディ
ハワード・ボンデュラント/ ジェイソン・クラーク
フロイド・バナー/ ゲイリー・オールドマン
バーサ/ ミア・ワシコウスカ
マギー/ ジェシカ・チャステイン
レイクス /ガイ・ピアース
クリケット/ デイン・デハーン
ガミー・ウォルシュ /ノア・テイラー

全く、禁酒法なんて、厄介な物よね。
ゲストの哀川翔さんも言ってましたが、こんな時代に生きてたら、迷わず密造酒を飲む。むしろ造る!って。私も我慢できないわ。
実際は質の悪い物で命を落とす人も居たらしいんですけど。

そんな中、質の良いお酒を造り、堅実に届けてくれる人は貴重だった訳で、時代的に見れば犯罪者なんだろうけど、一種のヒーローでも有ったのよね。
そんな時代が終わった後の彼らの穏やかな生活を見たら解るけど、そんな法が、彼らを暴れさせていたのよねぇ。賄賂もギャングも受け入れずにやっていたのだから。
「俺たちは死なない」を合言葉のように生きているんだけど、本当に、タフよ。
奥手で朴訥で信頼されていて、強くて、頼もしい。
魅力的なんだなぁ。

ロックンローラ』の時は線が細い優男だったのに、トム・ハーディはいつの間にかマッチョ俳優のイメージが付いたねぇ。
『インセプション』の時はまだそうでも無かったけど、今後もこの路線なのかなぁ。優男の頃が懐かしいけど。

ギャングの大物役で出て来るゲイリー・オールドマンが今回も悪役・・?と思ったら、悪役は悪役だけど、渋くて怖いギャング役で、中々格好良い♪
出番はそんなに多くないけど、憧れの人・・って感じで素敵よ♪

これは、兄弟の末弟ジャック・ボンデュラントの子孫が彼らの伝説をまとめた本の映画化らしいんだけど、そこが興味深いね。

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2013-06-13 『G.I.ジョー バック2リベンジ(原題 G.I. JOE: RETALIATION) 』


今日は雨の中、『G.I.ジョー バック2リベンジ(原題 G.I. JOE: RETALIATION)』を見て来ました。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 パラマウント ピクチャーズ ジャパン
監督 ジョン・M・チュウ
脚本 レット・リース 、 ポール・ワーニック
キャスト
ジョー・コルトン将軍/ ブルース・ウィリス
ストームシャドー/ イ・ビョンホン
デューク/ チャニング・テイタム
レディ・ジェイ/ エイドリアンヌ・パリッキ
スネークアイズ/ レイ・パーク
ロードブロック/ ドウェイン・ジョンソン
アメリカ大統領/ ジョナサン・プライス
ファイアフライ/ レイ・スティーヴンソン
ジンクス/ エロディ・ユング
フリン/ト D・J・コトローナ
ザルタン/ アーノルド・ヴォスルー

まるで、某俳優のスピンオフプロモーション映画・・?と思うほどの偏った予告。そこにブルース・ウィリスゲスト出演・・?って思うでしょ?
あの予告見たら。
だから観に行く気はさらさらなかったんだ。前作がそれなりに楽しかった分、尚更。
でも、先に観た友人が、今回の主人公は、彼らじゃない・・と言うので、それなら・・って見に行って来たわけです。

続き物の映画にはキャスティングに大人の事情が絡んでくることは多々あるけど、これもそんな裏を感じさせる主役交代劇。

チャニング、前回は本当に出たばかり・・って感じだったもんねぇ。それが特殊な経歴が功を奏してサクセスストーリーまで出来ちゃうくらい名が売れて。
忙しくなっちゃったせい・・?
まぁ、そんな大人の事情に気が行って、泣くとか、ショックを受ける・・とかしている暇無かったです。

兎も角、ちゃんとGIジョーのメンバー頑張ってます。某アジア人だけが出張ってる訳じゃ無いです。
そこに安心しました。
や、別に彼のキャラクターは良いですよ。友人との因縁の対決や奪還シーンとか面白かったです。
でも、あの予告見る限り、全く別の物に見えますよね。
丸っきり内容隠しておきたくて彼を隠れ蓑にしたんでしょうか?
悪いけど、「GIジョー」ファンは離れますよ。私も危なかった。

雪山での戦いや、刑務所への侵入、アクションは相変わらず切れ切れで、見ていて嬉しいし、凄く強引だけど、おう、核兵器の無い世界の出来上がりだ‥とあっけにとられるし、そういう含みあるだろうな‥と思いつつも最後のブルース・ウィルスの打ち明け話にウルっと来たり。
楽しめる映画に仕上がってました。

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2013-06-13 『きっと、うまくいく(原題 3 IDIOTS)』


毎週水曜日はシャイ兄は夜勤明けで2時間だけ寝て大学に行くの。
でも昼には終わるから、用事が無い時はまぁ帰ってさっさと寝るんだけど、私も水曜日は休みだから、「遊んであげられるのは今日だけだよ!」って宣言されたりする。
で、今日は、新宿で待ち合わせてランチしてきた〜
一緒に映画観たかったけど、流石に途中で寝る!って言われ、それもそうか〜と彼と別れて『きっと、うまくいく(原題 3 IDIOTS)』鑑賞。

製作年 2009年
製作国 インド
配給 日活

監督 ラジクマール・ヒラニ
脚本 ラジクマール・ヒラニ 、 ヴィドゥ・ヴィノード・チョープラー 、 ジット・ジョーシ

キャスト
ランチョー /アーミル・カーン
ピア/ カリーナー・カプール
ファルハーン・クレシ/ マドハヴァン
ラジュ/ シャルマン・ジョシ

インド映画ですから、歌うし、踊ります。そして長いです。

それはさておき、何とも不思議に魅力的な映画です。
エリート大学でエンジニアを目指す3人の新入生が同室になり、嫌味な優等生とエリート主義の学長とドタバタ劇を繰り広げる・・と言う日本にもよくありそうな設定なんだけど、この大学時代と同時進行で進んでいく10年後の話の急展開も面白い。
背景に、貧富の差の激しいインドの事情が見えていて、それはもう、日本では考えられないほど必死にしがみついているんだと思う。
子供はエンジニアにしよう・・って考えに。その為だったらどんな苦労も厭わないくらいに。
そんな中でも、言いたい事言いあって、喧嘩もするけど、恋もしたり、馬鹿をしたり、楽しそうな大学生活。これはどこも変わらないわね。

落ちこぼれの二人と対照的に裕福で首席で二人を振り回す問題児・・が学生時代の主人公だけど、10年後は、音信不通になった彼を探す親友たちが主人公。

途中急にサスペンスっぽくなったり、驚きの展開が隠されて居たり。
絶対裏切らないエンディングは予想出来るけど、最後まで飽きさせず、色々な所に繋がっているネタが、脚本の出来の良さを感じさせます。

今まさに大学時代を送っている人にも見て欲しいですね。
良い仲間に出会えると良いし、誰かの良い仲間になれると良いねぇ。

ん〜やっぱりシャイ兄にも見て欲しいなぁ。

先頭 表紙

moo様 これは結構踊ります。でも良い映画です。 / 小人まりん ( 2013-06-18 20:51 )
いいなー息子と遊べて、すらやます。インド映画って見たことないけどこれは見たいと思ってた。で、やっぱり踊るの?(笑) / moo ( 2013-06-18 20:48 )

2013-06-09 沼津観光


勿論ただの観光じゃなく、徳川慶喜公の謹慎時代を偲ぶ旅です。
江戸城無血開城後、天皇への忠誠心を示す為に一切の抵抗を止めるんだけど、新政府は処罰を望むんだよね。
長い長い徳川幕府の全責任を彼に押し付ける為に彼を15代将軍の座に置いた。
本人の意思に関わらず。
薩摩藩なんかは、それまで慶喜公支持だったのに、思惑通りに優遇されないと知った途端態度を変えたという話。まぁ、新政府になってからのあの藩の末路も悲惨ですが。慶喜公の助命をしているから許すけど。
兎に角、大阪城から回路で江戸浜離宮に逃れ、上野寛永寺で謹慎し、一旦は故郷水戸徳川家に入るも、一ツ橋家に養子に行った身。水戸徳川家は弟が継ぎ、徳川将軍家は16代が継ぎ、慶喜公は静岡で隠居の身となります。
ここから長い謹慎生活に入るのですが、慶喜公の意向に従わず最後まで戦った会津藩や、榎本武揚、土方歳三のように函館まで逃げ延び戦った者も居れば、慶喜公の謹慎につき従い静岡に居着いたものも居まして、彼らが大所帯な故に、新しい事を始める必要に駆られ、慶喜公は沼津に兵学校を作ります。その後、渋沢栄一氏が戻り、商法会所を作ったり・・と潤って行くんだよね。
慶喜公を慕ってやってきた人材の宝庫だし。

一方、新政府は旧幕府を排除した事に依って切実な人材不足。
ちゃっかり新政府に名を連ねた旧幕府の人間も居るのだけど。
慶喜公が何かを始めれば、その責任者を政府に差し出せ・・と命令してくる。
逆らえば、反逆の意思あり・・と攻め入る理由を作る事になる為従うざる得ない・・と言う状況で、何度となく邪魔をされるのだけど。

そんな訳で、頑として江戸には入らず、それなりに豊かな謹慎時代をここで送るのです。
静岡市の浮月楼にも長く住んでいるから、次はそこに行きたいなぁ。

まぁ、それだけに付き合せるのは何なので、生シラスを食べに行こう・・と言う副題を付けまして、地元の友人の案内のもと、観光してきた♪
海産物は佐渡でも食べられるけど、あっちではシラスやサクラエビは食べる習慣ないからね。生シラスにエビ刺身にサクラエビのてんぷら。煎茶や、抹茶ソフトも本格的にお茶の味がしっかりして、美味〜〜♪寿みかん?のジュースも美味しかった♪雲が多くて富士山が見られなかったのは残念だけど、楽しい観光でしたよ〜♪kukuちゃんありがとう♪

先頭 表紙

moo様 シーズンギリギリだったと思われます。 / 小人まりん ( 2013-06-09 21:00 )
あ!生シラスだ。これ先月初めて食べました、山梨で。 / moo ( 2013-06-09 19:24 )

2013-06-07 『パパの木(THE TREE) 』


今日はlunch代わりにキルフェボンの桃とチーズのタルト食べました。
その後金曜レディースディのシアターで『パパの木(THE TREE) 』鑑賞。

昨日試写会に行ったついでにチケット購入して置いたから、楽だわ〜
製作年 2010年
製作国 フランス=オーストラリア
配給 エスパース・サロウ

監督/脚本 ジュリー・ベルトゥチェリ
原作 ジュディ・パスコー

キャスト

ドーン・オニール/ シャルロット・ゲンズブール
ジョージ/ マートン・ソーカス
シモーン・オニール/ モルガナ・デイビス
ティム・オニール/ クリスチャン・ベイヤーズ
ルー・オニール/ トム・ラッセル
チャーリー・オニール/ ガブリエル・ゴッティング
ピーター・オニール/ エイデン・ヤング

これは、パパを亡くした子供たちのお話じゃないね。
夫を亡くしたママが本当に母親になるまでのお話。

子供の頃から、父親と二人、ちょっと特殊な環境で育ったママは、母親に捨てられたから、母親としての子供への接し方が解らない。
父親に依存し、そこから抜け出したいと思った時に現れたパパに、依存の対象を移しただけ。
でもそれは、父親との生活とは違い、一所で子供を産み育て、愛される生活。
凄く心地良かったんだと思う。

パパは何もかも一人でやっていたんだね。パパが居なくなった途端、それまで暮らしていた家は問題だらけになる。
ママは何も見てなかったんだな。
パパが一人メンテナンスをしていたんでしょう。

パパを失い、ママは依存の対象を子供たちに代える。愛して居ない訳じゃ無いけど、すべてを兄妹に任せ寝込んでしまう。
子供たちはパパを失った悲しみに自分たちの方法で向き合うしかない。
しっかりするしかない長男、愛情不足を上手く表現できない次男、treeに父の面影を求める長女。喋らない3男。

家は徐々に崩れ始め、ママは依存の対象を頼れる外の男に代える。
子供たちの悲しみは置き去りに。

だけど、徐々に解ってくる。自分の夫の代わりは見つかっても、それは子供たちのパパの代わりじゃないって。
自分の恋人にはなれても、子供たちを守り、愛してくれるパパの代わりではないって。
自分が、守る・・そういう風に変わっていくママの成長物語。

個人的には、パパを失ってパパの面影をtreeに見出す娘の感性、良く理解できるなぁ。

もっと泣けるかと思ったけど、泣けなかったなぁ。

『スタートレック』のムビチケ、ピアリでは扱って無かったよ〜残念。
でもどうせなら木場のIMAXで見たいしなぁ‥

先頭 表紙

2013-06-07 女子会と『マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(原題 CHASING MAVERICKS) 』試写会


今日は久しぶりの女子会。
まず、巣鴨の古奈屋さんで早目のカレーうどんのランチ。
友達がオリジナル耳かきを作って貰い、白山に移動して白山神社であじさいを見る♪
その後、谷中銀座って商店街に移動し散策。
計画立てた友人が大好きな山Pって人が先日ロケしていて、その後を辿りたい・・って事で。
小さいけど、面白い商店街だったな。
猫の町なんだね。街のあちこちに猫のオブジェが有ったし、猫物が取り扱われてたし、生のネコが闊歩してた。
しょっぱなからメンチカツを買って食べ歩き。2店で食べ比べた。

友人はこの店の前に立ってた♪とか、この店でソーダソフトを買って食べてた♪って同じのを買って食べたり。嫌=楽しそうでしたよ。山Pってどんな人か知らないんですけどね。
最後に和栗屋さんでスイーツタイム♪栗の味がしっかりしていて、和食器も可愛くて、楽しかったなぁ。

その後皆と別れて『マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(原題 CHASING MAVERICKS) 』試写会へ。

製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督 カーティス・ハンソン 、 マイケル・アプテッド
脚本 カリオ・サレム
キャスト
フロスティ・ヘッソン/ ジェラルド・バトラー
ジェイ・モリアリティ/ ジョニー・ウェストン
クリスティ・モリアリティ/ エリザベス・シュー
ブレンダ・ヘッソン/ アビゲイル・スペンサー
キム/ リーベン・ランビン

サーフィン映画は多々観ているし、先週も一本『ドリフト』を見た所だけど、大概の映像は透き通るような美しい波。やってみたくなるような気持ち良さそうな波乗り・・なんだけど、この映画の波は、重い。
本気で荒れ狂う海。
そんな中で、波の動きを読む。海の怖さを知り、乗り越えるための基礎体力と精神力を鍛えて行く。

私は島育ちだから、多少の海の荒れでも必要に迫られれば船に乗って海に出る。
だから他の人より多少、荒れ狂う海の怖さを知っているつもり。
あの左右に振られる感じ。歩いていて時々体が宙に浮く。急に足場が変わる。そして順番に左右の窓に打ちつけてくる波。その音。

それでも、波が6メートルを超えると大型カーフェリーは欠航する。それを、9メートルくらいの波の海に乗り出して行く訳だ。
波に翻弄される船たちを見ていて怖かった。
大型船は6メートルだけど、小さければ小さいほど小さな波で欠航するの。
あんなボートがあんな波の中に出ているなんて、考えられないわ。

そしてその波に乗る姿は、美しいと言うより、恐ろしい。
彼は技術よりも度胸で評価されたらしいし。

兎に角まっすぐで、根性は有るし、しっかり者。

だから、どうしてそうなったのか、凄く気になるよね。慢心なのか、思いがけないアクシデントなのか‥

実際のサーファーの話なので、綺麗ごとだけじゃないです。

でも他のスポーツに対して、こんなに沢山サーファーが映画化されるのって、やっぱり人気が有るんだろうなぁ。

先頭 表紙

2013-06-05 『イノセント・ガーデン(原題 STOKER) 』と『オブリビオン(原題 OBLIVION) 』

やっと休みだ〜〜〜

言いたかないけど、言いたかないけど、ここ数日間の仕事は思わず愚痴も飛び出す位デンジャラスでアメージングだった〜〜
大概なお客様には慣れてるけど、地味に、地味にダメージが来る。
ストレス解消に仕事後スタッフでお台場に逃避行して評判のパンケーキ食べてきたり。
で、今日はまず『イノセント・ガーデン(原題 STOKER) 』。

製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 パク・チャヌク
脚本 ウェントワース・ミラー
キャスト
インディア/ ミア・ワシコウスカ
チャールズ/ マシュー・グード
イヴリン/ ニコール・キッドマン
リチャード/ ダーモット・マローニー
グウェンドリン/ ジャッキー・ウィーヴァー

かなりアブノーマルな性癖ね。
凄く幻想的に描いているけど、チャーリーおじさんの目怖いわよ。
あれを外に出しちゃあいけないわよねぇ。
異常者の血は遺伝性なのかしら?
仲間が出来ると嬉しい物なのかしら。
方法にはそれぞれのポリシーが有るみたいだけど。

ちょっと不思議な少女役も上手いな、ミア・ワシコウスカ。
美しくて愚かな母親役のニコール・キッドマンもぴったり。

異常者だけど、大事な家族。彼らなりの線は有るみたいで。

うん。理解は出来ないし、共感も出来ないけどね。
でもうまく作っているわね。

その後、買い物してランチして『『オブリビオン(原題 OBLIVION)』。

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 ジョセフ・コシンスキー
脚本 ジョセフ・コシンスキー 、 ウィリアム・モナハン 、 カール・ガイジュセク 、 マイケル・アーント
原作 ジョセフ・コシンスキー 、 アーヴィッド・ネルソン
キャスト
ジャック・ハーパー/ トム・クルーズ
ジュリア・ルサコヴァ/ オルガ・キュリレンコ
マルコム・ビーチ/ モーガン・フリーマン
サリー/ メリッサ・レオ
ヴィクトリア・オルセン/ アンドレア・ライズブロー
サイクス/ ニコライ・コスター・ワルドー
カラ/ ゾーイ・ベル


大好きなニコライ・コスター・ワルドーが出ているから、絶対見たかったのよね。
綺麗なお顔が汚れちゃっているのは残念だけど、うん、戦士の役似合うわ♪

ストーリー的にはどこかで見たようなエピソードの詰め合わせではあるんだけど、上手くまとめて、上手く見せているとは思うわ。
私は『月に囚われた男』を思い出した。
あれはシンプルで無駄が無い分出来が良かったから、比べちゃうと二番煎じに漢ぞちゃうけど、スケールを大きくしてロマンティックにした感じ。
個人的には本を読んで感性が目覚める・・『リベリオン』的な所は好きかな。

ラストシーンも良いわよね。

今日から連休貰っているけど予定が一杯〜休めない〜
でも癒されとかないと、お客様からのダメージに潰れちゃうわ。

先頭 表紙

2013-06-01 六大学野球観戦と『インポッシブル(原題 THE IMPOSSIBLE) 』試写会

今日は、早慶戦を見て、映画を見て、試写会の予定が、計画した人が開始時間を間違えて覚えていて、残念ながら映画は1本諦めたわ。

でも、早稲田の1回の攻撃、素晴らしかったわよ。
特にレフトで2番の選手ね。
ここに打ったら完璧なんだけど‥って場所に見事な力でバンドを決めるのね。
セフティーバンドよ。
彼、出塁率高いでしょ。凄く理想的な2番打者。
力のある球を投げる投手に対する叩きつけるバッティングが、凄く上手い。
まぁ、今日の1試合しか見ていないんだけど、今日の試合の彼は凄く私の好みの選手でした。
個人的に、彼にはセカンドを守って欲しいなぁ。
そしたらパーフェクトなんだけど。

それから、『インポッシブル(原題 THE IMPOSSIBLE) 』試写会に。


製作年 2012年
製作国 アメリカ=スペイン
配給 プレシディオ
監督 フアン・アントニオ・バヨナ
脚本 セルヒオ・G・サンチェス
キャスト
マリア/ ナオミ・ワッツ
ヘンリー/ ユアン・マクレガー
ルーカス/ トム・ホランド
トーマス /サミュエル・ジョスリン
サイモン/ オークリー・ぺンダーガスト


最初に、地震と津波の被害にあわれた方への追悼の意を示したい。
これは配給を決めたプレシディオさんも同じ気持ちだろう。公開に当たり葛藤が有ったと挨拶が有った。
実際被害に合われた方の心の傷は計り知れない。だから個々で判断して頂くしかない。

見るか見ないか悩まれる時の参考になるなら言わせていただきたいが、かなり、リアルです。
受ける身体的傷も、悲痛の叫びも。こんな風に流され、こんな風に投げ出され、傷つき、並べられ、生きる人、死んでいく人。
見ていて息苦しくなり、心が苦しくなる。終始涙だった。

だけど、最後ボロボロの姿でスクリーンいっぱいに映し出される彼女の表情は勿論苦しい思いも有るだろうけど、生きている喜びを表したものだと思う。

沢山の物を失った人も居るだろう。
並んだ遺体の列に言葉を失う。
だけど、きっとすべての母が彼女のような思いで、我が子を救いたいと願い、彼のような思いで家族を探し出そうと誓い、少年は否応なく成長したのだろう。
解ってるから。
彼らは運が良かったのだ。
思いは同じでも、叶わなかった人が沢山いるのが現実。

雑踏の中、兄の声を聴き分けた幼い弟たち。怖い・・と言いながら倒れた母を守り抜いた少年。
傷つきながら、正しい事を息子に教えた母。

あの子が弟だったら‥弟たちを誰かが助けてくれているかもしれないからあの子を助けて・・と言う母の気持ち。
水から出たら、子供たちが居なくて一人だった時の恐怖。
解る・・解るんだ‥
父親が生きていた・・これでわたしは死んでも大丈夫・・そう思った気持ちも。
良く解る。
息子を持つ身だから、一つ一つの事が凄く心に響いた。
希望も、無念も受け止めたよ。

これは素晴らしくリアルに再現してできている。まだ見る自信が無い人は止めた方が良いのかもしれない。

でも病気や交通事故にあった人の為に交通事故の映画を自粛したりしないでしょ。

私はこの地震のちょうど一年前に突然父を亡くしている。
父の死に方は特殊だけど、映画を見ていて突然そんなシーンが出て来る時も有る。
ショッキンだけど、自粛なんてしてくれないわよね。
何で父が死んだのか‥凄く苦悩し辛かったけど、答えを探した時、映画は沢山の答えの選択肢をくれた。
それは救いになった。
もしかしたら、津波で家族を失った人の救いを探す助けになるかもしれない。

この映画を上映する判断は間違っていないと思う。誰かの救いになると良いと思う。

先頭 表紙

moo様 これは、評判見て上映館増えるタイプだと思う。 / 小人まりん ( 2013-06-09 21:01 )
この映画見たいと思った。が、やっぱりこっちでは上映されないみたい。ショボーン / moo ( 2013-06-09 19:22 )

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