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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2013-07-25 『ハートの問題(原題 QUESTIONE DI CUORE)』と『バーニー みんなが愛した殺人者(原題 Bernie) 』
2013-07-22 25年目の弦楽四重奏(原題 A LATE QUARTET)
2013-07-20 オールスター2013
2013-07-18 Japan Premier — THE LONE RANGER
2013-07-13 『偽りの人生』2回目と『阪急電車』『エンド・オブ・ザ・ワールド』DVD
2013-07-11 『アンコール!!(原題 SONG FOR MARION) 』
2013-07-07 ゆきだるま
2013-07-05 『偽りの人生』
2013-07-02 『スタンリーのお弁当箱』『コン・ティキ』
2013-06-28 2013年6月にスクリーンで見た映画


2013-07-25 『ハートの問題(原題 QUESTIONE DI CUORE)』と『バーニー みんなが愛した殺人者(原題 Bernie) 』


シフトが決まったはずなのに、スタッフが足りない〜〜って毎日のように出勤要請。
今週の休みは今日だけ・・ってキツイです。
でも今日は水曜日!ブラザーズのお昼を作って、まずは銀座で『ハートの問題(原題 QUESTIONE DI CUORE)』。
製作年 2009年
製作国 イタリア
配給 パンドラ


監督/脚本 フランチェスカ・アルキブジ
原作 ウンベルト・コンタレッロ

キャスト
アルベルト/ アントニオ・アルバネーゼ
アンジェロ /キム・ロッシ・スチュアート
ロッサーナ /ミカエラ・ラマゾッティ
カルラ/ フランチェスカ・イナウディ
アイアトン/ アンドレア・カリガリ
ペルラ/ ネルシ・クセマライ
ロレダーナ /キアラ・ノスケーゼ
レナート /パオロ・ヴィラッジョ

重軽の差は有れど、心筋梗塞の手術をして、救命救急治療室で出会った二人なんだけど、対照的なのよね。
問題は有るけれど、愛する家族と不動産と仕事を持って居るアンジェロはそれ以上にハンサムなルックスを持って居るし、それまで凄く恵まれた日々を送っていたと思う。
対するアルベルトは人気脚本家。著名人たちに囲まれながら、信頼できる人が居なのね。何でお金が無いのかは謎だけど。
スランプで新作が書けなくても印税とか入ってこないのかな・・?

退院してからも消えない死への不安。
そこから更に親しくなっていく二人。

アンジェロは本当に魅力的な男性なんだけど、家族を愛するからこそ、自分に何かあった時・・って考えちゃうわよね。
その人選に置いて、アルベルトのユーモアと独特の観察眼と人間性は、確かに有り難いかも。
辛い時、子供たちに親とは違った視点で道を示してくれる。
奥さんにも、夫の親友として頼もしく寄り添ってくれる。

弱って行くアンジェロが痛々しくて、言葉が無くても勘付いてしまうアルベルトや奥さん、ラストの少年の姿が切なくて、深くて、一回見ただけで納得してしまうのは勿体ないかな・・

こんないい映画なのに、隣のおじさん前半いびきかいて寝ていた・・わき腹にエルボー喰らわせた方が良かったかな・・?

その後気を取り直して新宿に移動して『バーニー みんなが愛した殺人者(原題 Bernie) 』。

製作年 2011年
製作国 アメリカ
配給 トランスフォーマー

監督 リチャード・リンクレイター
脚本 リチャード・リンクレイター 、 スキップ・ホランズワース

キャスト
バーニー/ ジャック・ブラック
マージョリー /シャーリー・マクレーン
ダニー /マシュー・マコノヒー

ジャック・ブラック、かなり抑えているねぇ。
こういう演技をするからジャック・ブラックは面白い。
・・って言うか、この監督がジャック・ブラックの活かし方をよく心得ているのか?

本当に、善人なんだと思う。
そしてポジティブで、才能豊かで。
インタビューに応える町の人々の言う通りね。

でも善人も犯罪を起こす。魔がさす・・って言うの?善人だからこそよね。
それでも、それまでの善行は関係なく裁かれる訳で。
ギリギリ許される悪行を重ねて一線を越えずにいる人と、本当はどっちが善人なんだろう・・って考えてしまう。

せめて、もっと刑事事件を扱い慣れている弁護士を町の皆で雇ってあげたら良かったのにねぇ・・

ふざけていないのに笑いを誘う映画ではあったけど、親族で来ていたらしい隣の団体がずっとしゃべってた・・勘弁してくれ・・

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2013-07-22 25年目の弦楽四重奏(原題 A LATE QUARTET)


今日は本当は仕事休みの筈なんだけど、急遽午前中仕事して、イクスピアリに移動して『25年目の弦楽四重奏(原題 A LATE QUARTET)』観賞。

製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 角川映画

監督/脚本 ヤーロン・ジルバーマン

キャスト
ロバート/ フィリップ・シーモア・ホフマン
ピーター/ クリストファー・ウォーケン
ジュリエット/ キャサリン・キーナー
ダニエル・ラーナー/ マーク・イヴァニール
アレクサンドラ/ イモージェン・プーツ


音楽的特殊な才能を持った人間にとって、音楽は特別なものなんだろうなぁ。
私には音楽的センスが無いから解らないけど。

周囲には特別な絆で結ばれた4人に見えるんだろうけど、実は脆い。仲間はライバルでもあるからなぁ‥
夫婦、母子仲間がバラバラになるんだけど、その様々な感情よりも、四重奏で紡ぐ音楽が好きだから・・と乗り越えられる。

紅一点のジュリエットの存在が円滑剤であり、致命傷になりかねない危うさを持って居たんだけど、本当のキーとなるのは、ロバートとジュリエットの1人娘アレクサンドラだった。
何で、ジュリエットが最愛の恋人じゃ無く身ごもった子供の父親との結婚を選んだのか‥そこに愛は有ったのか。
父親代わりの男と、最愛の元恋人と、夫。その中で、そのどれでもなく母親の顔が勝った瞬間、その一番の理解者で打開者である夫との確執は緩んだよね。夫婦の問題より、娘の問題が大事。音楽家優先で生きて来た夫婦でも、そうなんだな‥ここは共感出来た。
そして同じ瞬間、元恋人の存在は消し飛んだ。

何より、アレクサンドラの両親を見る目、それぞれの音楽性を理解する力。それが救いだわ。

最後どうなるのか‥予想がつかないまま始まり、更にどうするのかハラハラさせ、静かに、涙を誘いながらラストに向かっていく。

誰かが正しいとか、答えは無く、やはり好きな場所へ、帰る場所に帰って行く。
彼らには音楽がすべてなんだな‥それを奏でた仲間が。
ラストに言葉は要らないね。

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2013-07-20 オールスター2013


今日は突然上京した妹に呼び出され、何事かと行ってみたら近所にマンションを買って引っ越すつもりだ‥とマンション見学に付き合わされました。

顔見せだけのつもり来た夜勤明けのシャイ兄と午後から塾な受験生ナベィビィブラザーに5歳のきききを預け。
で、ブラザーズが歳の離れた従兄弟に、私以上に甘いって言うね‥
きききを大阪の小学校にやりたくない・・と言う妹の強引な意向で、良家の実家には内緒で進めているらしく、折角近くに居てくれて嬉しい旦那様のご実家が知った時が怖いわ‥我が妹ながら強引な・・と言うか彼女らしいです。

そんな訳で本当は朝から神宮第2球場で高校野球を見る予定がドタキャンですよ。

そんな彼女たちと別れ、神宮球場へ。
オールスターです。パリーグ側の席なのですが、今日がそんなに気にせず皆で皆の球団や選手を応援する感じなのですが、や、パ・リーグファンのアンチGは凄いね。
虎ファンで慣れている筈の私が引くくらい、凄いブーイング。そっか、菅野はパ・リーグファンを敵に回し、ひいては原監督も‥って事か。
それに東京ドームで交流戦やオープン戦やるとタイガース以外の各球団は350℃Gファンに囲まれ肩身の狭い思いをしているようだからね。
ジャビットすらブーイング受けてたもんね。

それは置いておいて、今日は新井猛打賞でMVP。藤浪もハラハラしながら2回無失点で抑えてくれてタイガースファンには良い試合でした。
タイガース以外のセ・リーグには興味ないけど、パ・リーグは結構好きだし、特にマリーンズは職場的にもコラボしてたし、近所に住んでいる選手も多いし、試合観に行く機会も多いし、応援、楽しかったな。
こう言う時の為に自分の所の選手の応援歌、格好良くないとねぇ・・と思いました。
虎だったらやっぱり桧山様の応援歌が一番盛り上がるかなぁ。
後、今なら大和もね。
他球団のファンの方にも歌ってもらうんだから、盛り上がらないとね。

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moo様 滅茶苦茶困る。旦那の実家にいちいち寄るの嫌だもん。妹は昔から自分の欲しい物は手に入れ、要らない物は切り捨て、思い通りにするの。子供の頃から‥ / 小人まりん ( 2013-07-22 22:14 )
うっわーーーー、妹さん大胆!でも大阪に拠点がなくなったら困らない?甲子園とか(笑) / moo ( 2013-07-22 19:42 )

2013-07-18 Japan Premier — THE LONE RANGER


『ローン・レンジャー』のジャパンプレミアに行って来た。

おなじみのジョニー・デップ、ゴア監督、プロデューサーのブラさんに加えてアーミー・ハマー。
何だか仲良し感が出ていて楽しそうよ。

外は凄い雨だったみたいだけど、アリーナの屋根の下に居たし。

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2013-07-13 『偽りの人生』2回目と『阪急電車』『エンド・オブ・ザ・ワールド』DVD


12日金曜日。公開初日に合わせて休み取って、『偽りの人生』観て来ました。
試写会で観て居るので、2回目。
改めて思うのは、冒頭で、「女王蜂次第で群れの良しあしが決まる・・」って言うのが有るんでが、人間にも当てはまるのかも。
やる気のないエリート引きこもりドクターが、兄の野性味あふれる人生を生きようとして、やたら頑張ってる。
それって、そっちの環境で出会った守るべき女の子の為よね。
奥さんからはしっぽ巻いて逃げだしたのに。

女次第で男は頑張れる・・って事。単純ですが。
それはさておき、皆に勧められて『阪急電車』のDVD観ました。原作が大好きだからね。有川浩話で大盛り上がりしたからね。この話は好みのキャラばっかりなんだ。
特に小学生の女の子を励ます女史が好きなんだ♪
ついでに上映館少なくて短くて観そびれていた『エンド・オブ・ザ・ワールド』も借りてきた。
これもなかなか当たり。地球最期の日の話は結構あるけど、コレは中々の秀作だった。
・・で、今日、仕事中に後ろからベビーベットから飛び降りた5歳男児に「え〜い」ってドンされ、背中が痛い・・鞭打ち状態?完全に油断してた・・

そしてここ数いつ読んでいた有川浩さんの「植物図鑑」を読み終わった。
私は野草も山菜も父から習ったんだよなぁ。
もっと一緒に山歩きしたかったな‥

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moo様 あの絶対幸せになれなそうな結婚式ねぇ。 / 小人まりん ( 2013-07-14 23:10 )
「阪急電車」ワタシも友達からすすめられたけどまだ見られない。ロケ地の清荒神駅とか結婚式のシーンがあるらしいけどまだ正視できないんだよね。 / moo ( 2013-07-14 21:41 )
そうそう。良く誤解されるみたい。面白いので、是非。 / 小人まりん ( 2013-07-13 23:04 )
有川浩さんって女性なんですね。ヒロシさんだとばかり思ってて。なにか読んでみたいなぁと思って図書館で探すのですが、映像化作品が多いせいかなかなかお目にかかれません。 / レイ ( 2013-07-13 22:37 )

2013-07-11 『アンコール!!(原題 SONG FOR MARION) 』


今日は宮城から来た友人と待ち合わせて、ランチした後『アンコール!!(原題 SONG FOR MARION)』観賞。

製作年 2012年
製作国 イギリス=ドイツ
配給 アスミック・エース

監督/脚本 ポール・アンドリュー・ウィリアムズ

キャスト
アーサー/ テレンス・スタンプ
マリオン/ ヴァネッサ・レッドグレイヴ
エリザベス/ ジェマ・アータートン
ジェームズ/ クリストファー・エクルストン


兎に角、マリオンの前のアーサーじいちゃんが可愛い。
滅茶苦茶素直よね。
あんな風になられたら、そりゃあ、マリオンも放って置けないだろうな。

飼い主には滅茶苦茶弱い猛犬みたいな感じ?
外では吠えまくり唸りまくり協調性ゼロなのに、飼い主の前ではしっぽ振ってお腹を見せる。

そんなアーサーがマリオンを失って、彼女を懐かしむようにマリオンが所属していた合唱団に近づいていく・・んだけど、実は中々の歌唱力の持ち主だった・・って展開。
凄く都合がよすぎる気はするけど、そこは俳優たちの名演技で違和感なく。
更に息子との深い深い溝。それを補う良く出来た孫娘の存在。
『ヤング・ハート』のおじいちゃんおばあちゃんたちの人気も記憶に新しいし、中々爽やかな映画でした。

その後他の人たちも集まってお茶。コレが長くなるのは常だね。

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2013-07-07 ゆきだるま


今日は週末の割には、仕事を早く上がれたの。
開けだったのも有るけど。
もう、暑くて暑くてやってられない〜〜な職場なので、帰りに同僚と、31に。
今おまけのアイスが付いた「ゆきだるま」やっているから行きたかったの。

注文して席を探していたら、通路の向かいで、ノンアルコールビールの試飲が・・
ついガン見していたら、「どうぞ〜成人の方何名ですか〜?」言われて。

で・・画像の不釣り合いな絵が出来ました。

まぁ、喉乾いていたから有りがたいですけど、最初の口当たりはビールっぽいけど、のど越しは何も残らない、水みたいな感じ。私には物足りないけど、ビールが苦手な同僚は美味しいと言ってました。

私は普通のビールのが良いなぁ。プレミアモルツかヱビス限定で。

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2013-07-05 『偽りの人生』


久しぶりにviggoファン仲間たちと試写会に行ってきました。
『偽りの人生(原題 TODOS TENEMOS UN PLAN) 』

製作年 2012年
製作国 アルゼンチン=スペイン=ドイツ
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督/脚本 アナ・ピーターバーグ
キャスト
アグスティン/ペドロ /ヴィゴ・モーテンセン
クラウディア/ ソレダー・ビヤミル
アドリアン/ ダニエル・ファネゴ
ルーベン/ ハビエル・ゴンディーノ
ロサ/ ソフィア・ガラ・カスティリオーネ


他人の人生と入れ替わって・とか、違う人生を選んでいたら・・と言うテーマの映画は多いですよね。
後者はファンタジー的要素の物が多いけど。

双子だと、それは凄くリアルに感じられるのかもしれない。
親元で、エリートの道を歩いた都会に住む弟と、子供の頃過ごした自然の中で、縛られずに暮らす兄。
信頼される仕事や、妻への責任でストレスを感じ息苦しい生活をしていたら、兄の生活は楽園に思えたかもね。質素な作りの家、必要最小限の持ち物、移動にいちいちボートを使わないといけない不便さとか。

子供の頃からの力関係は明確で、弟を邪険にしながらも、やっぱり最後に浮かぶのは、兄弟の顔なんだろうなぁ。

元々が寡黙だから、入れ替わっても解り難かっただろうね。
一卵性双生児だし。
でも、気が付く人は気が付く。付き合いの深さもあると思うけど、それは愛だと思うわぁ。

Viggoファンとしては二役は嬉しいけど、どんどん追い詰められていく感じが見ていて辛いかな。
でも、お買い物シーンでは、ファンなら誰でも「あと、コレでしょ?」ってアレを差し出せるよね〜〜って嬉しかったな。


画像は近所のラーメン屋さんでベィビィブラザーと食べた油そば。

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moo様 娯楽性は無くて地味だけど、見応えは有ると思う。はらはらするし / 小人まりん ( 2013-07-08 14:10 )
今、借りて見ようか迷っている作品があるの「リバーランズ スルーイット」真逆な性格の兄弟が…ってところが似てるかな?映画の師匠のまりんさん、ずばりどうだった? / moo ( 2013-07-08 10:47 )

2013-07-02 『スタンリーのお弁当箱』『コン・ティキ』


『スタンリーのお弁当箱』
製作年 2011年
製作国 インド
配給 アンプラグド
監督/脚本 アモール・グプテ
キャスト
スタンリー /パルソー
アマン・メヘラ/ ヌマーン
アビシェーク/ アビシェーク
モンティー/ モンティー
レオ/ レオ
ティージョー/ティージョー
ガネーシュ/ ガネーシュ
ロージー/ ディヴィヤ・ダッタ

作中歌って踊りださないインド映画・・は珍しい事のようで、確かに作中突然歌い踊りはしないですが、踊るイベントに参加するエピソードが有って、踊る文化を主張しているかのようですね。
スタンリー役の少年は監督の息子さんだそうです。

インドって、大人が絶対的主導権を持って居る。逆らうなんてとんでもない・・って感じで。まぁ、貧しい家では我が子を売り払う親もいる国なので、育てて貰えるだけ幸せ・・なのかもしれません。
それでも、とても生き生きしてますけど。
お弁当を分け合おう・・って協力体制も持って居る。

・・で、何だかとんでもない先生が居るんです。言っていることとやって居ることが矛盾だらけで、何で彼が先生なんだ…って思うんですけど。

インドの子供は大変だな‥その総てを守って行く事は出来ないんだろうけど、その要所要所で暖かい人に出会える・・そのことを大事に心にしまって成長して欲しいですよね。

最後の最後で、謎が解ける・・って作り方はインド映画の定番?しかも結構デンジャラスなね。


『コン・ティキ』

製作年 2012年
製作国 イギリス= ノルウェー= デンマーク=ドイツ
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督 ヨアヒム・ローニング 、 エスペン・サンドベリ
脚本 ペッター・スカヴラン
キャスト
トール・ヘイエルダール/ ポール・スベーレ・バルハイム・ハーゲン
ヘルマン・ワツィンゲル/ アンダース・バースモー・クリスチャンセン
トルステイン・ロービー/ ヤコブ・オフテブロ
クヌート・ハウグランド/ トビアス・サンテルマン
エリック・ヘッセルベルグ/ オッド・マグナス・ウィリアムソン
ベングト・ダニエルソン/ グスタフ・スカルスガルド
リブ・ヘイエルダール/ アグネス・キッテルセン


自分の学説を証明する為に無謀な航海に出る学者、トール・ヘイエルダール。
良い仲間に恵まれ実現する機会を得る・・のは良いんだけど、女性目線から言うとね、嘗て一緒に冒険し一番の理解者で協力者であったであろう妻。
彼女は最初の障害ですか。乗り越えなければならない壁ですか。
彼女の冒険は、もう大海原には無い。未開の地にもない。
もっと未開で困難な育児って言う冒険中なんです。そしてそれは自分だけの冒険じゃ無く夫とともにしているはずの冒険だったんです。
まぁ、この冒険に置いて、男親はかなりあてにならないし、そこは悔やんでもらう事にして、ちゃんと段階を追って状況を説明相談して、協力を仰いで、気持ち良く旅立って欲しかったわけです。
そしたらあんな事にはならなかったんじゃないかと。

頼りない筏の上で無線機も不調で、不安を感じたり、わくわくしたり、怒ったり。
海最大の脅威はやっぱりサメですよね。出くわしたら即アウト‥な感じがしますが、そんなサメと対峙する姿がもう、勇気とか言ってられないその場の条件反射なのかな・・兎に角、凄いです。
あれでヘルマンの人間性が大きく成長したように思います。
そして、クジラとかジンベイザメとかの巨大さ。寒気がする位圧倒的。
何より嵐の圧倒的破壊力。あれには運を天に任せるしかないように思えます。
やはり自然には逆らえないんですね。

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2013-06-28 2013年6月にスクリーンで見た映画

今月はあと2日残してますが、週末2日ともハードに仕事ですので、今月の映画鑑賞は13本で打ち止めですね〜
梅雨の時期は自転車利用者には辛いです。
イクスピアリまではバス使うより自転車の方が楽で早いんだもん〜

○『ハングオーバー!!! 最後の反省会(原題THE HANGOVER PART III)』
 『ファインド・アウト(原題 GONE) 』
○『アフター・アース(原題 AFTER EARTH) 』
○『華麗なるギャツビー』
 『スプリング・ブレイカーズ』
◎『欲望のバージニア(原題 LAWLESS) 』
 『G.I.ジョー バック2リベンジ(原題 G.I. JOE: RETALIATION) 』
◎『きっと、うまくいく(原題 3 IDIOTS)』
 『パパの木(THE TREE) 』
 『マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(原題 CHASING MAVERICKS) 』
 『イノセント・ガーデン(原題 STOKER) 』
○『オブリビオン(原題 OBLIVION) 』
◎『インポッシブル(原題 THE IMPOSSIBLE) 』

『インポッシブル』は凄すぎだね。『きっと、うまくいく』は想像以上に楽しめた。
今月は採点甘いか?嫌、豊作だったんだと思うな。
これから夏休み娯楽大作シーズンに入っていくので、その前にちょっとスケールの大きい深い映画をぶつけて来た感じ?
大作は大作で楽しむけど、小ぶりな良い映画も細々掛かるしね。来月も楽しみだ。

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