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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2023-03-02 アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)
2023-03-01 いつかの君にもわかること (Nowhere Special)
2023-02-28 すべてうまくいきますように (Tout s'est bien passe)
2023-02-28 アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)
2023-02-28 2023年2月にスクリーンで観た映画
2023-02-22 コンパートメントNo.6 (Hytti Nro 6)
2023-02-17 モリコーネ 映画が恋した音楽家 (Ennio)
2023-02-15 ザ・メニュー(The Menu)
2023-02-09 バイオレント・ナイト (Violent Night)
2023-02-09 イニシェリン島の精霊 (The Banshees of Inisherin)


2023-03-02 アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)

『アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 ペイトン・リード
キャスト
スコット・ラング/アントマン/ポール・ラッド
ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ/エバンジェリン・リリー
カーン/ジョナサン・メジャース
ジャネット・ヴァン・ダイン/ミシェル・ファイファー
ハンク・ピム/マイケル・ダグラス
キャシー・ラング/キャスリン・ニュートン

正しい事の貫く為には手段を選ばないのが魅力だったスコットだけど、随分保守的になった。
代わりに、そっくりに問題行動を起こす娘キャシー。おっきくなった。ここも世代交代かな。

そもそも量子って何…?物理学において用いられる、様々な物理現象における物理量の最小単位…って聞いてもよく分からない。
分からないけど、量子世界に動植物が…しかも知的生命体が文化生活をおくっている…の?

アベンジャーズとしてまた広がる世界。
本当に綿密に関わり入り混じる世界を個々として見せるの上手い。

昔、巨大な蟻に襲われる…って映画あったわよね。
強いわよね、蟻。強かった。

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2023-03-01 いつかの君にもわかること (Nowhere Special)

『いつかの君にもわかること (Nowhere Special)』

製作年 2020年
製作国 イタリア・ルーマニア・イギリス合作
配給 キノフィルムズ
監督 ウベルト・パゾリーニ
キャスト
ジョン/ジェームズ・ノートン
マイケル/ダニエル・ラモント
ショーナ/アイリーン・オヒギンズ

子役が可愛い。雄弁じゃない。たどたどしくまとわりつく姿に、父子の絆を感じるなぁ。
大人しく従いながら、抗えない不安を感じて居たんだろうなぁ。

もし自分に何かあったらこの子は誰が…と、子を持つ親なら考えた事あるでしょう。
そこに、赤の他人は浮かばないんだけど、託すしかない状況で、彼が何を選ぶのか。
環境や、大きな家や、兄弟や、犬や、お金…そんな中、そっか、そこを選んだか…と思う。

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2023-02-28 すべてうまくいきますように (Tout s'est bien passe)

『すべてうまくいきますように (Tout s'est bien passe)』

製作年 2021年
製作国 フランス
配給 キノフィルムズ
監督 フランソワ・オゾン
原作 エマニュエル・ベルンエイム
キャスト
エマニュエル/ソフィー・マルソー
アンドレ/アンドレ・デュソリエ
パスカル/ジェラルディン・ペラス

安楽死のお話。
スイスは救世主だよなぁ…といつも思います。
でも、ヨーロッパ内でも簡単では無いんだなぁ…倫理的に。
後はやっぱりお金持ちじゃ無いと無理なのか…
もっと合法的になって欲しい😔
貧乏人は死を待つ…って会話が出て来る。
待つのも辛いし、待たない選択も、辛いのよ…
父が、終わらせてくれ…って言ってくれたら…叶えてあげたかったし、私が終わらせて…といったら叶えて欲しい。

とても複雑な家庭環境で、でもそれぞれは仲が良くて。
特に姉妹が。親が強烈だからかな。

結局、誰だったのかは、彼が正解で良いの?

静かに受け入れるラスト。待たない選択をされたら、ああはならないから。
本当に合法化して欲しい。

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2023-02-28 アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)

『アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 ペイトン・リード
キャスト
スコット・ラング/アントマン/ポール・ラッド
ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ/エバンジェリン・リリー
カーン/ジョナサン・メジャース
ジャネット・ヴァン・ダイン/ミシェル・ファイファー
ハンク・ピム/マイケル・ダグラス
キャシー・ラング/キャスリン・ニュートン

正しい事の貫く為には手段を選ばないのが魅力だったスコットだけど、随分保守的になった。
代わりに、そっくりに問題行動を起こす娘キャシー。おっきくなった。ここも世代交代かな。

そもそも量子って何…?物理学において用いられる、様々な物理現象における物理量の最小単位…って聞いてもよく分からない。
分からないけど、量子世界に動植物が…しかも知的生命体が文化生活をおくっている…の?

アベンジャーズとしてまた広がる世界。
本当に綿密に関わり入り混じる世界を個々として見せるの上手い。

昔、巨大な蟻に襲われる…って映画あったわよね。
強いわよね、蟻。強かった。

先頭 表紙

2023-02-28 2023年2月にスクリーンで観た映画

2023年2月にスクリーンで観た映画

7本でした。小計15本。

すべてうまくいきますように (Tout s'est bien passe)
アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)
コンパートメントNo.6 (Hytti Nro 6)
モリコーネ 映画が恋した音楽家 (Ennio)
ザ・メニュー(The Menu)
バイオレント・ナイト (Violent Night)
イニシェリン島の精霊 (The Banshees of Inisherin)

先頭 表紙

2023-02-22 コンパートメントNo.6 (Hytti Nro 6)

『コンパートメントNo.6 (Hytti Nro 6)』

製作年 2021年
製作国 フィンランド・ロシア・エストニア・ドイツ合作
配給 アットエンタテインメント
監督 ユホ・クオスマネン
原作 ロサ・リクソム
キャスト
ラウラ/セイディ・ハーラ
リョーハ/ユーリー・ボリソフ
イリーナ/ディナーラ・ドルカーロワ

ラウラの表情がね、凄く分かりやすいのよ。
旅行前夜の不安げな表情。
馬鹿騒ぎして送り出す恋人との心の距離感。旅行をキャンセルされて、恋人とのズレに気づき始めて…のひとり旅には、なんだか羨ましい位、良い旅の相棒。

粗野で酔っ払いでセクハラなリョーハに対する嫌悪感丸出しの表情はまぁ、同感だけど。
部屋変えてよ。って思ったよね。
何処からか、笑顔になって行く。旅の相棒になって行く。
老婆への寄り道からかな?

彼女が撮る動画は、美麗では無いけど、なんだか凄く切なくなる美しさ。
素朴なんだけど、ここをカメラで切り取りたいなぁ…と、何度も思う映像美の映画です。

ラストも良いなぁ。
人と人、心と心が、出会った感じ。
リョーハの坊主頭が恋しくなる。

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2023-02-17 モリコーネ 映画が恋した音楽家 (Ennio)

『モリコーネ 映画が恋した音楽家 (Ennio)』

製作年 2021年
製作国 イタリア
配給 ギャガ
監督/ジュゼッペ・トルナトーレ
キャスト
エンニオ・モリコーネ
クリント・イーストウッド
クエンティン・タランティーノ

映画は、監督の希望通りに作られて行くけど、音楽だけは違う…。
と言う言葉が出て来ますが、凄く納得。
全く違う世界観の音やメロディーが、場面を印象付けたり、盛り上げたり。監督の意図から離れても結果受け入れられ、歴史に残る。
映像を見たら耳にメロディーが流れるし、音楽を聴いたら脳裏に映像が流れる。

Ennio Morriconeは、そんな映画音楽家。

嘗て携帯に着メロと言う物が存在した時に、私は彼のニュー・シネマ・パラダイスの曲使ってました。

彼との出会いやエピソード、人となりを、関わった映画監督や音楽家たちが語って行く。
本人へのインタビューの合間合間に。
映画の名シーンと一緒にメイキングを見て行くの、本当楽しい!色々なアプローチがある。
最初はこうだった…とか。
脚本を読んだり、映像を見て、無限のパターンの中から作り上げるセンスが凄い。

私も有るんだけど、何かを生み出す時、パッとイメージが降りて来て、正しくソレ…の事もあれば、練って行く内にやっぱり違う…って全然違う形に仕上がったり、違う方向に行ったはずのそこに最初のイメージがすっとはまったり。
答えが無いから本当分からない。タイミングが違ったら、全く違う物に仕上がったんだろうな。

賞レースの話や彼が音楽界に認められて行く過程、今カヴァーされたりリメイクされて歌われてるの凄いし、メタリカのライブシーン出て来て、声出そうになった!

ちょうど1週間位前に、某神戸のロックバンドのVO氏に、私があまりに邦楽知らないから、今まで何聞いて生きて来たんですか?と聞かれて、洋画の…と応えたんですが、上手く説明できなかったけど、こう言う音楽を聞いて生きて来ました。

先頭 表紙

2023-02-15 ザ・メニュー(The Menu)

『ザ・メニュー(The Menu)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 マーク・マイロッド
キャスト
ジュリアン・スローヴィク/レイフ・ファインズ
マーゴ/アニヤ・テイラー=ジョイ
タイラー/ニコラス・ホルト

とても不気味。
料理人側も、虚栄心の塊な客たちも、倫理観失って陶酔する男も、皆クレイジー。
徐々に滲み出して来る狂気が怖くて上手い。

代理で連れて来られたマーゴは、異質で招かれざる客で、狂気の中で、冷静に己だったもんな。強いわ。

「牡蠣はそのまま食べたかった」…に共感しかなかった。

先頭 表紙

2023-02-09 バイオレント・ナイト (Violent Night)

『バイオレント・ナイト (Violent Night)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 トミー・ウィルコラ
キャスト
サンクロース/デビッド・ハーバー
スクルージー/ジョン・レグイザモ
ジェイソン/アレックス・ハッセル
リンダ/アレクシス・ラウダー
トゥルーディ/リア・ブレイディ

不良サンタ。
でも、サンタクロースを信じる子供には弱い。
滅茶苦茶弱い。
悪党相手に単身戦うし、頼もしい。
そして何が起きても、クリスマスマジックで片付いちゃう。
結構グロい表現もアリ。

過去を思い出すシーン、ギムリ(ドワーフ)かと思う風貌だったわね。

どんな悪い大人にも、子供だった過去があって、サンタさんはちゃんとお見通しで、過去のプレゼントや出来事を指摘する時の切なそうな表情に、ちょっと切なくなった。

先頭 表紙

2023-02-09 イニシェリン島の精霊 (The Banshees of Inisherin)

『イニシェリン島の精霊 (The Banshees of Inisherin)』

製作年 2022年
製作国 イギリス
配給 ディズニー
監督 マーティン・マクドナー
キャスト
パードリック・スーラウォーン/コリン・ファレル
コルム・ドハティ/ブレンダン・グリーソン
シボーン・スーラウォーン/ケリー・コンドン
ドミニク・キアニー/バリー・コーガン

アイルランドの精霊・バンシーをモチーフにしているらしいんだけど、そこからこんな物語を紡ぐセンス。
ある日突然絶交されて意味が分からず戸惑うお人好し役がColin Farrell。情けない表情が大変様になるけど、私には、クレイジーな怖い訳なイメージが強い。

絶交する側がBrendan Gleeson。演技派よねぇ。
次どう行動するのか読めない演技が流石。
一体どうしてなのか、全く分からない。

Barry Keoghanは、今回も怪演。
呆けていそうで、本質的な発言をぽろりと言う。
彼の父親役がとんでもなく嫌なヤツで、痛い目合わせて欲しいんだけど、そうじゃないのよ…

妹は唯一まともで、現実を見ていた気がする。

家の作りとか、可愛いなぁ。住むのは大変なのかもだけど、可愛い。

素朴で静かで何故だか分からないんだけど、どんどん不思議な方向に進んで行き取り返しが付かない。
不思議なままで引き込まれていく。
何だったんだろう…凄かった。

先頭 表紙


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