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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2024-02-20 ボーはおそれている (Beau Is Afraid)
2024-02-13 ゴースト・トロピック(Ghost Tropic)
2024-02-13 Here (Here)
2024-02-13 Here (Here)
2024-02-10 カラーパープル(The Color Purple)
2024-02-10 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(Jeanne du Barry)
2024-02-10 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(Jeanne du Barry)
2024-02-03 哀れなるものたち(Poor Things)
2024-01-31 2024年1月にスクリーンで観た映画
2024-01-31 2024年1月にスクリーンで観た映画


2024-02-20 ボーはおそれている (Beau Is Afraid)

『ボーはおそれている (Beau Is Afraid)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ハピネットファントム・スタジオ
監督 アリ・アスター
キャスト
ボー・ワッセルマン/ホアキン・フェニックス
ロジャー/ネイサン・レイン
グレース/エイミー・ライアン

凄い世界観だった。
セラピスト下手だなぁ…と思って見ていたけれど。
母親の死の話。新しいクールな薬。その辺が伏線で、飛び降りようとしてる人を見かけたのがスイッチで、バッドトリップしてるのかなぁ…と。

静かに寝ているつもりで、実は大音量で音楽流していたとしたら…

帰郷するつもりはあるけれど、拒否反応が出てる。
帰ろうとしながら帰れないのは、そのせいなのか?

母親なんて大概面倒な物だけど、母乳を飲まなかったことまで恨まれる人生はキツい。

あんな生活をしていたのに、実はお坊ちゃんなのね。強くて正しい母親を前にしたら萎縮してしまう。
そこから逃げ出して暮らしていたのか。
セラピストに監視されながら。

屋根裏の父親の造形は、母の思いか、ボーが形成した父親のイメージか。
どちらにしても、子どもを作るだけの存在だった。先天的にか後天的にかは分からないけど。

笑顔を崩さないセラピスト。住人が異常過ぎる街。問題があり過ぎるアパート。入れない自室。バスルームの天井。善良を絵に描いたような家庭。ピンクと水色のパステルカラーペンキ。森の中で出会う女性。善良で怪しげな団体。天使が被ったお面。謎の男。無機質な家。再会した初恋の人。母の圧力。

ぞわぞわと神経を逆撫でして来る不快感。
上手いんですよね。

目覚める所までは描かない、バッドトリップの夢オチ…と、私の中では納得させた。

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2024-02-13 ゴースト・トロピック(Ghost Tropic)

『ゴースト・トロピック(Ghost Tropic)』

製作年 2019年
製作国 ベルギー
配給 サニーフィルム
監督 バス・ドゥボス
キャスト
サーディア・ベンタイブ

全然帰らないなぁ…と思う。

知らない街…と言う程遠くは無いんだろうけど、徒歩で帰る距離では無いんだろうな。
しかも真冬に。
最終電車がそもそも何時なんだろう。
明日も仕事だろうに、さっさと帰ったら良いのに…と思うのに、寄り道ばかりで全然帰らない。
やっと送って貰える…ってなったのに、それでも帰れないなんて、呪われてるの?
母親には深夜でも、若い娘には遊びの時間。
余計疲れちゃったよね。

やっと帰り着いたのに、まだ暗い内からピシッと支度して仕事に向かうのが格好良いです。

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2024-02-13 Here (Here)

『Here (Here)』

製作年 2023年
製作国 ベルギー
配給 サニーフィルム
監督 バス・ドゥボス
キャスト
シュテファン・ゴタ
リヨ・ゴン
サーディア・ベンタイブ
テオドール・コルバン
セドリック・ルブエゾ

覚えている?わたしは緑

だったかな…
街灯の明かりの色が不自然な色に加工されているなぁ…と見ていたら聞こえて来たセリフ。
印象に残った。

長い休暇で故郷に帰るから…と冷蔵庫を空にする為にスープを作り配って歩く男。
もっと長く居るかもしれない…と迷っている事を匂わす。
手作りスープを振る舞う相手がいるって事は、そこそこ良い人間関係を築いて来ていると思うのだけれど。

苔は日本では結構人気あると思うんだけど。

マクロレンズの世界で。
兎に角綺麗だった。

大きな動きがある訳じゃなく、ただ人にあって話して、食べて、歩いて…なんだけど、引き込まれる世界でした。

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2024-02-13 Here (Here)

『Here (Here)』

製作年 2023年
製作国 ベルギー
配給 サニーフィルム
監督 バス・ドゥボス
キャスト
シュテファン・ゴタ
リヨ・ゴン
サーディア・ベンタイブ
テオドール・コルバン
セドリック・ルブエゾ

覚えている?わたしは緑

だったかな…
街灯の明かりの色が不自然な色に加工されているなぁ…と見ていたら聞こえて来たセリフ。
印象に残った。

長い休暇で故郷に帰るから…と冷蔵庫を空にする為にスープを作り配って歩く男。
もっと長く居るかもしれない…と迷っている事を匂わす。
手作りスープを振る舞う相手がいるって事は、そこそこ良い人間関係を築いて来ていると思うのだけれど。

苔は日本では結構人気あると思うんだけど。

マクロレンズの世界で。
兎に角綺麗だった。

大きな動きがある訳じゃなく、ただ人にあって話して、食べて、歩いて…なんだけど、引き込まれる世界でした。

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2024-02-10 カラーパープル(The Color Purple)

『カラーパープル(The Color Purple)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 ブリッツ・バザウーレ
原作 アリス・ウォーカー
キャスト
セリー/ファンテイジア・バリーノ
シュグ・エイブリー/タラジ・P・ヘンソン
ソフィア/ダニエル・ブルックス
ミスター/コールマン・ドミンゴ

映画がミュージカルになって、それを再映画化…って凄い。

私は黒人贔屓なんだけど、ここに出てくる男たちは本当に最悪。…と言うか犯罪だから!
黙って従うセリーにはイライラする。
ハーポにソフィアを従わせる相談に乗る所とか。
だけど、ぱっとしない彼女の辛抱強さは実は美徳で、信頼されていくんだな。

どんな環境でも逆らい戦う人がいて、だから変わっていけるんだ。

反省して謝罪した位で許される程度の事じゃない。
…だけど、罪の償いとして最良の事はした。
そこは評価できる。


ラストの木の周りを囲むシーンが美しかった。
白のドレスコードがあったのかな?

ミュージカルだから出来る事、映画だから出来る事が有って、それを生かした作品でした。

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2024-02-10 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(Jeanne du Barry)

『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(Jeanne du Barry)』

製作年 2023年
製作国 フランス
配給 ロングライド
監督 マイウェン
キャスト
ジャンヌ・ドゥ・バリー/マイウェン
ルイ15世/ジョニー・デップ
ラ・ボルド/バンジャマン・ラベルネ
リシュリュー公爵/ピエール・リシャール

ベルサイユ宮殿の贅沢で滑稽な慣習の数々。
あの中だけ異空間のようで、外の世界から浮いているよう。
妾になる為に貴族と結婚させるとか、訳が分からないわよね。
醜い醜い娘たち。愚かな王太子妃。
マリー・アントワネットが出て来た時点で、先には悲劇しか見えないんだけど。
ラ・ボルドが、最初から最後まで好きだわ。
ポーカーフェイスで完璧な仕事をしながら、実は人情熱厚くて。凄く良い存在だった。

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2024-02-10 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(Jeanne du Barry)

『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(Jeanne du Barry)』

製作年 2023年
製作国 フランス
配給 ロングライド
監督 マイウェン
キャスト
ジャンヌ・ドゥ・バリー/マイウェン
ルイ15世/ジョニー・デップ
ラ・ボルド/バンジャマン・ラベルネ
リシュリュー公爵/ピエール・リシャール

ベルサイユ宮殿の贅沢で滑稽な慣習の数々。
あの中だけ異空間のようで、外の世界から浮いているよう。
妾になる為に貴族と結婚させるとか、訳が分からないわよね。
醜い醜い娘たち。愚かな王太子妃。
マリー・アントワネットが出て来た時点で、先には悲劇しか見えないんだけど。
ラ・ボルドが、最初から最後まで好きだわ。
ポーカーフェイスで完璧な仕事をしながら、実は人情熱厚くて。凄く良い存在だった。

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2024-02-03 哀れなるものたち(Poor Things)

『哀れなるものたち(Poor Things)』

製作年 2023年
製作国 イギリス
配給 ディズニー
監督 ヨルゴス・ランティモス
原作 アラスター・グレイ
キャスト
ベラ・バクスター/エマ・ストーン
ダンカン・ウェダバーン/マーク・ラファロ
ゴドウィン・バクスター/ウィレム・デフォー

凄い世界でした。
全く道徳的ではないんだけど、身に降りかかる試練に全く動じず吸収して成長する、ベラを演じるEmma Stoneが凄い。
愛憎で身を滅ぼすダンカンと対照的。
船上での老婦人との会話が好き。あんな老婦人になりたい。
後は何と言っても、Willem Dafoeのゴッドウィンが…切ない…
父親の実験の為に切り刻まれ、失った物が何と多い事か。
仕方ない事のように淡々と話すけど、表情も切り刻まれているから分からない。だけど声には哀しみが含まれている。
人生の大半を、奇異な目で見られ、恐れられて来たのか…
愛し愛される人生も望めない彼にとって、ベラは唯一好意を示してくれる存在だったんだなぁ。

ベラが旅立ってから世界に色が着く。
そう言う演出も好き。
世界の見せ方が、御伽噺のようでリアルで、現実の人の醜さを曝け出してる。
それを真っ新な脳で取り込んで行くベラ。
ずっと危なかっかしくてハラハラ見ていたのに、帰って来たベラの凛々しさに驚く。いつの間に…と。
凄いものを観た。

先頭 表紙

2024-01-31 2024年1月にスクリーンで観た映画

2024年1月にスクリーンで観た映画

15本でした。

コット、はじまりの夏(An Cailin Ciuin)
サン・セバスチャンへ、ようこそ (Rifkin's Festival)
僕らの世界が交わるまで (When You Finish Saving the World)
ショーイング・アップ (Showing Up)
ニューヨーク・オールド・アパートメント(The Saint of the Impossible)
ブルーバック あの海を見ていた(Blueback)
ミツバチと私(20.000 especies de abejas)
エターナル・ドーター(The Eternal Daughter)
アクアマン/失われた王国(Aquaman and the Lost Kingdom)
アース・ママ(Earth Mama)
弟は僕のヒーロー (Mio fratello rincorre i dinosauri)
葬送のカーネーション (Cloves & Carnations)
PERFECT DAYS
Winter boy (Le lyceen)
ファースト・カウ(First Cow)


先頭 表紙

2024-01-31 2024年1月にスクリーンで観た映画

2024年1月にスクリーンで観た映画

15本でした。

コット、はじまりの夏(An Cailin Ciuin)
サン・セバスチャンへ、ようこそ (Rifkin's Festival)
僕らの世界が交わるまで (When You Finish Saving the World)
ショーイング・アップ (Showing Up)
ニューヨーク・オールド・アパートメント(The Saint of the Impossible)
ブルーバック あの海を見ていた(Blueback)
ミツバチと私(20.000 especies de abejas)
エターナル・ドーター(The Eternal Daughter)
アクアマン/失われた王国(Aquaman and the Lost Kingdom)
アース・ママ(Earth Mama)
弟は僕のヒーロー (Mio fratello rincorre i dinosauri)
葬送のカーネーション (Cloves & Carnations)
PERFECT DAYS
Winter boy (Le lyceen)
ファースト・カウ(First Cow)


先頭 表紙


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