himajin top
まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2022-05-13 ベルイマン島にて(Bergman Island) オードリー・ヘプバーン (Audrey)
2022-05-12 モービウス (Morbius)
2022-05-12 マイ・ニューヨーク・ダイアリー(My Salinger Year) パリ13区 (Les Olympiades)
2022-05-09 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(Doctor Strange in the Multiverse of Madness)  マリー・ミー(Marry Me)
2022-04-29 2022年4月にスクリーンで観た映画
2022-04-29 カモン カモン(C'mon C'mon)
2022-04-26 英雄の証明 (A Hero) ハッチング孵化 (Pahanhautoja)
2022-04-20 アネット(Annette) ふたつの部屋、ふたりの暮らし(Deux)
2022-04-20 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore)
2022-04-20 TITANE チタン (Titane) 林檎とポラロイド (Mila)


2022-05-13 ベルイマン島にて(Bergman Island) オードリー・ヘプバーン (Audrey)

『ベルイマン島にて(Bergman Island)』

製作年 2021年
製作国 フランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン合作
配給 キノフィルムズ
監督 脚本 ミア・ハンセン=ラブ
キャスト
クリス/ビッキー・クリープス
トニー/ティム・ロス
エイミー/ミア・ワシコウスカ
ヨセフ/アンデルシュ・ダニエルセン・リー

巨匠イングマール・ベルイマンが数々の映画を生み出したスウェーデンのフォーレ島が舞台なのだけれど、とんでもなく魅力的。
そりゃあここで過ごしたら、画家は絵を描かずにはいられないし、音楽家は作曲するし、作家は小説を生み出すし、カメラマンはカメラを持って一日中歩き回るだろう。

完璧過ぎて息が詰まると言うのも分かる。
何処を切り取っても美しいから、手を加えられない感じ…

途中、現実と物語が混ざり合い、でもそれは過去でもあり、そして急に同化する。
一瞬こんがらがる。
だけど、最後のシーンが答えだ。
幸せじゃないか。

『オードリー・ヘプバーン (Audrey)』

製作年 2020年
製作国 イギリス
配給 STAR CHANNEL MOVIES
監督 ヘレナ・コーン
キャスト
オードリー・ヘプバーン

Audrey Hepburnのドキュメンタリー
妖精のように可愛らしく、笑顔が素敵。
彼女を嫌いと言う人は居ないんじゃないかと思う、チャーミングな人。
凄く姿勢が良いのは、バレエダンサーだったからかな?
貴族出身のお母様が厳しかったのかもしれない。

華奢で華麗で、でもストイックでパワフル。
そんな彼女の生き方を、身近で見て来た人たちや聞かされて来た子孫たちが語る。

第二次世界大戦時代の過去は本当に壮絶で、あの華奢さは幼少期の栄養失調から来てるのかもしれないと思うと切ない。
彼女が持っていた承認欲求は、大勢から…では無くたった1人の誰か…だったんだけど、それは勿論父親で、でもそれを乗り越え、過去の叶わなかった夢も仕事も全部未来に繋げて、終わる事の無いやり甲斐と、承認欲求が満たされる場所を見つけた。
弱いけど脆く無くて、強くて格好良い、可愛らしい人だった。

先頭 表紙

2022-05-12 モービウス (Morbius)

『モービウス (Morbius)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督 ダニエル・エスピノーサ
脚本
マット・サザマ
バーク・シャープレス
キャスト
マイケル・モービウス/ジャレッド・レト
マイロ/マット・スミス
マルティーヌ・バンクロフト/アドリア・アルホナ

ホラー要素も有るけど、ヒーロー物。
むしろバットマンよね。

病気は辛いけど…血への欲求も辛そう。
スパイダーマンと戦わせるのだろうか…?

先頭 表紙

2022-05-12 マイ・ニューヨーク・ダイアリー(My Salinger Year) パリ13区 (Les Olympiades)

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー(My Salinger Year)』

製作年 2020年
製作国 アイルランド・カナダ合作
配給 ビターズ・エンド
監督 脚本 フィリップ・ファラルドー
原作 ジョアンナ・ラコフ
キャスト
ジョアンナ/マーガレット・クアリー
マーガレット/シガニー・ウィーバー
ドン/ダグラス・ブース

ジョアンナの行動力が凄い。
まぁ、やっちゃいけない事はやっちゃいけないんだけど。

サリンジャー物は近年色々出てるけど、会いたい気持ちも、そっとしておいてあげたい気持ちも両方感じる。

魅力的だと思う。


『パリ13区 (Les Olympiades)』

製作年 2021年
製作国 フランス
配給 ロングライド
監督 ジャック・オーディアール
原作 エイドリアン・トミネ
キャスト
エミリー/ルーシー・チャン
カミーユ/マキタ・サンバ
ノラ/ノエミ・メルラン

官能的シーンが多いのだけれど、兎に角カミーユの肉体美。コレに尽きた。

ノラとカムガールの交流が良いなぁ。
まさかそっちに行くとは思わなかった。

先頭 表紙

2022-05-09 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(Doctor Strange in the Multiverse of Madness)  マリー・ミー(Marry Me)

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 サム・ライミ
脚本 マイケル・ウォルドロン
キャスト
ドクター・ストレンジ/ベネディクト・カンバーバッチ
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ/エリザベス・オルセン
モルド/キウェテル・イジョフォー
ウォン/ベネディクト・ウォン


ドクター・ストレンジが凄く傲慢で嫌なヤツだったと思い出した。
色々な彼が…ね。

まさかの敵だった。
最強過ぎるし、悲し過ぎる。
そもそも彼は本当に消えたの?
復活期待しているんだけど。

あの2人は、いつかヤングアベンジャーズになる2人なのかな…?
それも別のユニバースの話かな。

眠っている時に見ている夢は、別のユニバースの自分が体験している事…って、そう思ったらワクワクしちゃうな。

『マリー・ミー(Marry Me)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 カット・コイロ
原作 ボビー・クロスビー
脚本
ジョン・ロジャース
タミー・セイガー
ハーパー・ディル
キャスト
カット・ヴァルデス/ジェニファー・ロペス
チャーリー・ギルバート/オーウェン・ウィルソン
バスティアン/マルーマ
コリン/ジョン・ブラッドリー

その場凌ぎの妙案。
空気を読んで合わせただけの男。
まぁ、頼もしいシンデレラ ボーイよね。

ああ言う世界に生きて居る割にピュアで、知らずに結婚してたらそりゃあ苦労しただろうと思うので、違う世界の人が良かったのだと思うわ。
だってもうしない…なんて絶対無理だもん。
あの人は。

すっごく刺さる部分は無いけど、普通に楽しかったわ。

先頭 表紙

2022-04-29 2022年4月にスクリーンで観た映画

2022年4月にスクリーンで観た映画

11本でした。
2022年小計48本

カモン カモン(C'mon C'mon)
英雄の証明 (A Hero)
ハッチング孵化 (Pahanhautoja)
アネット(Annette)
ふたつの部屋、ふたりの暮らし(Deux)
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore)
TITANE チタン (Titane)
林檎とポラロイド (Mila)
私はヴァレンティナ (Valentina)
ニトラム (NITRAM Nitram)
ナイトメア・アリー(Nightmare Alley)

先頭 表紙

2022-04-29 カモン カモン(C'mon C'mon)

『カモン カモン(C'mon C'mon)』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ハピネットファントム・スタジオ
監督 脚本 マイク・ミルズ
キャスト
ジョニー/ホアキン・フェニックス
ジェシー/ウッディ・ノーマン
ヴィヴ/ギャビー・ホフマン

久しぶりに、予告にやられて観た映画。
すっごくセンスの塊みたいな作品でした。
モノクロ写真を撮りたくなった。

Joaquin Phoenix、モノクロが似合うなぁ。
静かな話し方。葛藤。
ジェシー少年役のWoody Norman。とんでも無く可愛いし、上手い!
なんだあの表情。
面倒臭い少年。将来そうなってしまうかも…って抱えていた不安に不安定になってたのか…
それをぽろりと吐露する。言わせ方も上手い。

でもねぇ、あの夫と向き合いながら、難しい息子との関係を良好に保つ手段を探りながら、たまにやって来て良い格好する兄をかわしながら、母親を介護してたのかと思うと、涙出る。

ピリピリして泣きたくて逃げ出したくて、それでも向き合った姿が素敵だった。

子供と付き合う難しさ。
それと同時に、子供たちにインタビューをしていく仕事。
見つめる視線。子供たちの応え。
全てが美しかった。

先頭 表紙

2022-04-26 英雄の証明 (A Hero) ハッチング孵化 (Pahanhautoja)

『英雄の証明 (A Hero)』

製作年 2021年
製作国 イラン・フランス合作
配給 シンカ
監督 脚本 アスガー・ファルハディ
キャスト
ラヒム・ソルタニ/アミール・ジャディディ
バーラム/モーセン・タナバンデ
ファルコンデ/サハル・ゴルデュースト
マリ/マルヤム・シャーダイ

英雄ではないけど、悪人ではないのよね。
お人好しでなんかとことんツイてない人。

やっぱり、お金が絡んだ落とし物は個人じゃなくて警察とか介入して貰った方がよい。
身分証の提示とかはやっぱり必要だなぁ。


『ハッチング孵化 (Pahanhautoja)』

製作年 2021年
製作国 フィンランド
配給 ギャガ
監督 ハンナ・ベルイホルム
脚本 イリヤ・ラウチ
キャスト
ティンヤ/シーリ・ソラリンナ
母親/ソフィア・ヘイッキラ
父親/ヤニ・ボラネン
テロ/レイノ・ノルディン

怖〜い。

すっごく可愛くて、お洒落で、キラキラしてるのに。
最初は視覚的に怖くて、徐々に心理的に怖くなる。

いやいやいや救われない。

可憐な少女の弱々しい正義感が、もやもやした気持ちや、僻みや、恨みに殺される。
残ったアレはどんなその後を生きるのか。
怖い。

先頭 表紙

2022-04-20 アネット(Annette) ふたつの部屋、ふたりの暮らし(Deux)

『アネット(Annette)』

製作年 2020年
製作国 フランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ合作
配給 ユーロスペース
監督 レオス・カラックス
脚本 ロン・マエル
キャスト
ヘンリー/アダム・ドライバー
アン/マリオン・コティヤール
指揮者/サイモン・ヘルバーク
アネット/デビン・マクドウェル

不思議だった。
ストーリーと言うより、表現方法が。
アネット自身も。
可愛いけど。
パパのお人形じゃなくなった瞬間の表現…

ヘンリーは、1番惚れちゃいけないタイプの男だった。
コメディアンとしての彼も、私最初からひとつも笑えないんだけど、アレは、面白いの?
理解出来なかった…

愛はあった。それが救いか…

『ふたつの部屋、ふたりの暮らし(Deux)』

製作年 2019年
製作国 フランス・ルクセンブルク・ベルギー合作
配給 ミモザフィルムズ
監督 フィリッポ・メネゲッティ
キャスト
ニナ/バルバラ・スコバ
マドレーヌ/マルティーヌ・シュバリエ
アンヌ/レア・ドリュッケール


悲しいなぁ〜秘密の関係。
こんな事態になって一緒に住んでいた事も言い出せない。
言い出せなかった彼女の意思を尊重してアウンティングしなかったのかな…悲しい。

年齢もそうだけど、いつ何があるか分からないのだから、後悔ないようにしなきゃと思いました。

先頭 表紙

2022-04-20 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore)

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 デビッド・イェーツ
原作 J・K・ローリング
脚本
J・K・ローリング
スティーブ・クローブス
キャスト
ニュート・スキャマンダー/エディ・レッドメイン
アルバス・ダンブルドア/ジュード・ロウ
ゲラート・グリンデルバルド/マッツ・ミケルセン
クイニー・ゴールドスタイン/アリソン・スドル
ジェイコブ・コワルスキー/ダン・フォグラー
クリーデンス・ベアボーン/エズラ・ミラー
ユーラリー・ヒックス/ジェシカ・ウィリアムズ

ホグワーツのシーンであの音楽げ流れるのはたまらないなぁ。
クディッチシーンは、グリフィンドールのキャプテン、オリバーウッドのプレイシーンもっと見たかった…ってしんみりしました。
ダンブルドアの性的指向は作者によってアウティングされていたので、そうかなぁと思ってました。切ない。

funnyなシーンもあるけどheavyでdarkで子供向けじゃない。
きらきらしていない魔法世界です。

先頭 表紙

2022-04-20 TITANE チタン (Titane) 林檎とポラロイド (Mila)

『TITANE チタン (Titane)』

製作年 2021年
製作国 フランス・ベルギー合作
配給 ギャガ
監督 ジュリア・デュクルノー
脚本 ジュリア・デュクルノー
キャスト
ヴィンセント/バンサン・ランドン
アクレシア/アガト・ルセル
ジャスティン/ガランス・マリリエール
ライアン/ライ・サラメ

なんだろうか…
凄く不思議世界だった。
凄く不思議な部分と普通な部分が混在している。

チタン埋め込まれたからおかしくなったんじゃ無くて、元々ちょっと困った子だったのね。
犯行は快楽なのか…?
妄想は罪悪感なのか?

ヴィンセントの息子の代替品におさまってからのハラハラ感が嫌いじゃない。

『林檎とポラロイド (Mila)』

製作年 2020年
製作国 ギリシャ・ポーランド・スロベニア合作
配給 ビターズ・エンド
監督 クリストス・ニク
脚本
クリストス・ニク
スタブロス・ラプティス
キャスト
アリス・セルベタリス
ソフィア・ゲオルゴバシリ
アナ・カレジドゥ

記憶喪失を引き起こす奇病が蔓延する世界って、架空の世界のお話だった。
フォローが手厚いのよ。
用意される部屋が素っ気ないけど素敵なのよ。
回復プログラムのミッションは、中々乱暴だったりもするんだけど、感情を揺さぶる為なのかなぁ?

全部失って一から始めるの、ちょっと羨ましいと思ってしまった。
静かで、美しかった。

先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)