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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2021-09-25 スイング・ステート (Irresistible)  アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)
2021-09-19 ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit) サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
2021-09-15 くじらびと
2021-09-15 アナザーラウンド (Druk)
2021-09-08 モンタナの目撃者 (Those Who Wish Me Dead)
2021-09-05 テーラー人生の仕立て屋(Tailor)
2021-09-01 ショック・ドゥ・フューチャー(Le choc du futur)
2021-08-31 2021年8月にスクリーンで観た映画
2021-08-31 Summer of 85 (Ete 85)
2021-08-31 スペース・プレイヤーズ(Space Jam: A New Legacy)


2021-09-25 スイング・ステート (Irresistible)  アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)

『スイング・ステート (Irresistible)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 パルコ
監督 脚本 ジョン・スチュワート
キャスト
ゲイリー・ジマー/スティーブ・カレル
ジャック・ヘイスティングス/クリス・クーパー
ダイアナ・ヘイスティングス/マッケンジー・デイビス
カート・リーマン/トファー・グレイス
フェイス・ブルースター/ローズ・バーン

久しぶりのChris Cooper!やっぱり良いなぁ〜

選挙物って、最初はワクワクするんだけど、途中から必ずビジネス感と足の引っ張り合いにゲンナリして、選挙戦に勝ち抜いた政治家ほど信用できないんじゃないか…って気持ちになる。
母親を名乗る2人が子供の手を引っ張って、離した方が本物の母親…みたいな。選挙は、離さなかった方が勝ち…みたいなイメージ😔
マスコミがそれをあおる。
で、やっぱりコレもそう言う展開になる。
票を奪う為に相手の票を奪い合う。

だけど、実はその更に上を行く策士がいて、ちょっと痛快。
ちょっと気の毒。

Rose Byrne、いつの間にこんなに垢抜けた女優になってたんだ…?

『アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)』

製作年 2020年
製作国 ボスニア・ヘルツェゴビナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー合作
配給 アルバトロス・フィルム
監督 脚本 ヤスミラ・ジュバニッチ
キャスト
アイダ/ヤスナ・ジュリチッチ
ニハド/イズディン・バイロビッチ
ハムディヤ/ボリス・レール
セヨ/ディノ・ブライロビッチ

1995年ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」
武力って恐ろしいなぁ…って思う。
誘い出し、排除。
国連は無力だった。完全になめられていた。

甘い言葉を信じた訳じゃないだろうけど、従うしかなかったろうな…
行った末を知っているアイダが、なりふり構わず駆けずり回るの、分かるよ…
普段だったら、公私混同…とか、仕事投げ出して…って思うけど、必死よね…幾つになっても、我が子は守るべき対象だもんね…

本物に武力の前で、無力だった。

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2021-09-19 ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit) サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)

『ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit)』

製作年 2020年
製作国 イギリス
配給 ショウゲート
監督 エドワード・ホール
原作 ノエル・カワード
キャスト
チャールズ/ダン・スティーブンス
エルヴィラ/レスリー・マン
ルース/アイラ・フィッシャー
マダム・アルカティ/ジュディ・デンチ

名作戯曲「陽気な幽霊」を元にした映画です。

この邦題。そりゃ嫌でしょうよ。

最初はルースが鼻持ちならないお金持ちのわがままお嬢様っぽく感じるの。
綺麗で自由なエルヴィラは魅力的。
だけど、途中から暴走するし、ルースはなんだかんだ夫の味方だし、愛があったんだなぁ…って感心する。

だけど、敵対していた女性同士がタッグ組んだら、男の手には負えない…はずっと語られて来てるわよね。

永遠に美しく…って映画をちょっと思い出しました。

『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
(Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised))』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 アミール・“クエストラブ”・トンプソン

凄く良かった!
密で叫びまくる懐かしいライブの形。

ウッドストックと同じ1969年の夏、開催され歴史から存在を消された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の発掘された映像に、嘗ての観客へのインタビューや時代のニュース、演者に映像を見せながらの様子等々交えて映画に作り上げている。

主なキャストは
スティービー・ワンダー
B・B・キング
ザ・フィフス・ディメンション
キャストの続きを見る
ステイプル・シンガーズ
マヘリア・ジャクソン
ハービー・マン
デビッド・ラフィン
グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス
スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン
モンゴ・サンタマリア
ソニー・シャーロック
アビー・リンカーン
マックス・ローチ
ヒュー・マセケラ
ニーナ・シモン
…等の演奏、歌。
個人的に、黒人の身体能力を愛しているし、声、リズム大好きで。
ジャズもブルースもゴスペルも。
本物のオーハッピーデーとか、スティービーワンダーの演奏シーンはじっくり見られるし、マヘリアの声‼︎

追い詰められていた黒人たち。
当時声高に叫んだ人種間の問題が、今も変わらないのが、悲しい。

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2021-09-15 くじらびと

『くじらびと』

製作年 2021年
製作国 日本
配給 アンプラグド
監督 石川梵

インドネシア・ラマレラ村で、伝統の捕鯨を400年間続けながら暮らす人々を捉えたドキュメンタリー映画です。

コレを撮ったのが日本人って凄いな。

彼らに魅力を感じで撮りたいと思った事、撮らせてくれる人間関係を築ける事。そこからもう、才能なんだろうな。

子供たちは、今時のTシャツを着ているし、若者はスマホで撮影したりしている。

だけど、儀式をしたり、昔ながらの方法で木を切り出し船を作り上げ、海に出て行く。
鯨も、マンタも、皆で戦いを挑む感じ。スポーツのようでもある。
でも、動きは予測出来ないし、事故も起きる。
とにかく凄い迫力で尾ひれや水が襲ってくる。

そして、とても美しい。

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2021-09-15 アナザーラウンド (Druk)

『アナザーラウンド (Druk)』

製作年 2020年
製作国 デンマーク
配給 クロックワークス
監督 トマス・ビンターベア
脚本
トマス・ビンターベア
トビアス・リンホルム
キャスト
マーティン/マッツ・ミケルセン
トミー/トマス・ボー・ラーセン
ニコライ/マグナス・ミラン
ピーター/ラース・ランゼ
アニカ/マリア・ボネビー

すっごく紙一重。
冴えない教師たちが、殻を破るために、血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる…説に乗っかって、研究…と言う大義名分をくっつけて、飲酒しながら教壇に立つ…んだけど、実際面白い授業するのよね。
そこでやめておけば良いのに。
そっから先はただの酩酊状態…って知らない筈は無いと思うのだが…

人生は思い通りにいかないし、なんか皆しかめっ面で生きてるけど、お酒飲んで上手く行く事もあるし、いかない事もある。
酒浸りのだらしない話では無いし、楽天的な展開だけでも無い。
でも、生徒の為に何とかしたくて、報われた部分は確かにあったんだよね。
マッツが踊るシーンは必見でしょ。

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2021-09-08 モンタナの目撃者 (Those Who Wish Me Dead)

『モンタナの目撃者 (Those Who Wish Me Dead)』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 テイラー・シェリダン
原作 マイケル・コリータ
脚本 マイケル・コリータ チャールズ・リービット テイラー・シェリダン
キャスト
ハンナ/アンジェリーナ・ジョリー
パトリック/ニコラス・ホルト
コナー/フィン・リトル
ジャック/エイダン・ギレン
アリソン/メディナ・センゴア

日本ではあまり聞かないけど、山火事は本当に怖い。
乾燥しているし、風が強いし、規模が違う。

そう言う映画も沢山見ている。

だからか、安易に、故意に、山火事が起きる原因を作る行為は、凄い嫌悪感ありました。
人を家ごと吹っ飛ばすよりも無謀で凶悪。

ハンナ役のアンジー、相変わらず目は口ほどに物を言うし、彼女の演技凄く良い。
…んだけど、アリソン!黒人妊婦のアリソンが終始格好良い‼︎
変にハンナに恋愛どろどろ絡ませずに正解。
滅茶苦茶格好良い夫婦だった。

仲間たち、早よ来て欲しかった。

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2021-09-05 テーラー人生の仕立て屋(Tailor)

『テーラー人生の仕立て屋(Tailor)』

製作年 2020年
製作国 ギリシャ・ドイツ・ベルギー合作
配給 松竹
監督 ソニア・リザ・ケンターマン
脚本
ソニア・リザ・ケンターマン
トレイシー・サンダーランド
キャスト
ニコス/ディミトリ・イメロス
オルガ/タミラ・クリエバ

時々挟んで来る、余韻のあるカットが特徴的。
結婚式で踊る2人を見つめる少女とか、並んで夕日を眺めた後のロングショットとか、2人を照らす合図のライトとか、もうあちこちに。
少女の使い方が凄く良いのよね。
子供らしい無邪気さの中の、やっぱり女だよね…って使い方。
伝統と誇りある生業から外れるのって、勇気が要る。
どうしたら…から抜け出すのって難しい。
発想の転換。方向転換。ニッチ市場開拓。
正解は分からないし、最初から上手くはいかないし、迷うだろうし、長く掛かるかも知れない。
でも、チャンスって一瞬。
それがチャンスって気付けるかも分からない。
しかもどっちに転がるか分からない。
そもそも、出会えるかも運。

無愛想で、寡黙で、とても営業向きではないけれど、意外と柔軟性があったなぁ。

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2021-09-01 ショック・ドゥ・フューチャー(Le choc du futur)

『ショック・ドゥ・フューチャー(Le choc du futur)』

監督 マーク・コリン
脚本
マーク・コリン
エリーナ・ガク・ゴンバ
キャスト
アナ/アルマ・ホドロフスキー
CM担当者/フィリップ・ルボ
クララ・ルチアーニ/歌手クララ


音楽は聞く専門で全然詳しくないんだけど、1978年のパリで、マシーンで曲を作る停滞中の女性ミュージシャンのアナが、画期的なリズムマシンに出会い、湧き出すイメージのまま曲を作り、偶然出会ったボーカルがその曲を聞いて沸いてきた言葉でそのまま歌詞を書き、試しにとって編集して…って1日の話なんだけど、シーケンサーに繋いだら融合する…って言われてもちんぷんかんぷんだったけど、後からそれが日本製の電子楽器だったと知ってちょっと震えた。
彼女の語るロックの未来って、フェスだし、今居る世界が彼女たちの未来の世界と思うと、すっごい。

試しにとって編集して…って1日の話なんだけど、シーケンサーに繋いだら融合する…って言われても⁇⁇だったけど、後からそれが日本製の電子楽器だったと知ってちょっと震えた。
彼女の語るロックの未来って、フェスだし、今居る世界が彼女たちの未来の世界。
漏れ聞き知った専門用語たちが嬉しい。

何かが生まれる時の動力…
今。曲が作りたくてたまらない衝動…って、私が写真のイメージ舞い降りて飛び出したい感覚に似てた。
編集の可能性の多さにくらくらする。
そうやって作り出すプロって本当凄い。
感謝して聞くわ。

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2021-08-31 2021年8月にスクリーンで観た映画

2021年8月にスクリーンで観た映画

13本でした。
2021年トータルで73本。


Summer of 85 (Ete 85)
スペース・プレイヤーズ(Space Jam: A New Legacy)
モロッコ、彼女たちの朝 (Adam)
フリー・ガイ (Free Guy) 
ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結(The Suicide Squad)
明日に向かって笑え! (La odisea de los Giles) 
アウシュヴィッツ・レポート(The Auschwitz Report)
全員切腹
イン・ザ・ハイツ (In the Heights)
ジャングル・クルーズ (Jungle Cruise)
ライトハウス (The Lighthouse)
プロミシング・ヤング・ウーマン (Promising Young Woman)
復讐者たち (Plan A)

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2021-08-31 Summer of 85 (Ete 85)

『Summer of 85 (Ete 85)』

製作年 2020年
製作国 フランス
配給 フラッグ、クロックワークス
監督 脚本 フランソワ・オゾン
原作 エイダン・チェンバーズ
キャスト
アレックス/フェリックス・ルフェーブル
ダヴィド/バンジャマン・ボワザン
ケイト/フィリッピーヌ・ベルジュ
ゴーマン夫人/バレリア・ブルーニ・テデスキ
ルフェーヴル先生/メルビル・プポー

間違いなく、自分を、見つけた夏だったねぇ。

決して美しく無い、どろどろした感情…が文学っぽい。

悲しみと共にそこで終わらない、失って尚どろどろで。

2人乗りしたバイクで、後ろから顎を肩に乗せる姿に、独占欲を感じます。

先頭 表紙

2021-08-31 スペース・プレイヤーズ(Space Jam: A New Legacy)

『スペース・プレイヤーズ(Space Jam: A New Legacy)』


製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 マルコム・D・リー
キャスト
レブロン・ジェームズ
ドン・チードル
クリス・デイビス
ソネクア・マーティン=グリーン
ゼンデイヤ

NBAの人気バスケットボール選手レブロン・ジェームズがルーニー・テューンズの破茶滅茶なキャラクターたちとチームを組んでバスケの試合をするんだけど、ハリーポッターの世界や、キングコング、スーパーマンとかも出てきちゃう、ワクワクする映画です。

皆が滅茶苦茶な中、ちゃんとバスケしてるレブロンがポイント高い。
息子が違う道に行くのって親としては寂しいと思うけど、道は一つじゃ無いし、どっちかしか選べない訳じゃ無い。
…って言う教訓にもなりますね。
個人的には、
吃音で内気で純真無垢なポーキーが、バスケ対決出番無しなのに、何故か始まったラッパー対決で滅茶苦茶キメて高得点叩き出して突破口を開いたのがツボ

先頭 表紙


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