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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2021-10-20 Our Friend アワー・フレンド (Our Friend)
2021-10-14 サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ (Sound of Metal)
2021-10-13 MINAMATA-ミナマタ (Minamata)
2021-10-12 キャッシュトラック (Wrath of Man)  PITY ある不幸な男 (Pity)
2021-10-11 TOVE トーベ (Tove)
2021-10-04 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ (No Time to Die)
2021-09-30 2021年9月にスクリーンで観た映画
2021-09-30 レミニセンス (Reminiscence)
2021-09-25 クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)
2021-09-25 スイング・ステート (Irresistible)  アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)


2021-10-20 Our Friend アワー・フレンド (Our Friend)

『Our Friend アワー・フレンド (Our Friend)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 STAR CHANNEL MOVIES
監督 ガブリエラ・カウパースウェイト
原作 マシュー・ティーグ
脚本 ブラッド・インゲルスビー
キャスト
マット・ティーグ/ケイシー・アフレック
ニコル・ティーグ/ダコタ・ジョンソン
デイン・フォシュー/ジェイソン・シーゲル
フェイス・プルイット/チェリー・ジョーンズ
テレサ/グウェンドリン・クリスティー


死ぬまでにしたい100のようですが、実話バージョン。

Katy Perry、Orlandoと遊んでばかり居ないでデュエットしてあげてよ。…って思ったけど、当時はまだRussell Brandと夫婦だったかな?もう別れてたかな。
この希望もそうだけど、子供たちに指輪物語を読んであげたい…も実際の希望だったのかな?
脚色だったら絶対Orlandoのファンだよね。


2人の天使が出て来る。
1人はロングトレイルでデインが出会ったテレサ。
彼女の生きて来たからこその、さりげない強さと優しさ。
人間は思ってるほど孤独じゃない。…って一言が凄く救いで、誰かを孤独にさせないし、そんな一言が言える人になりたいと思った。
圧倒的な自然の中で、彼女に出会った幸運。

もう1人は、勿論病院で天使と紹介されたフェイス・プルイットね。
最期を迎える為の完璧な采配。家族を優しく救う天使だった。
逝く人だけじゃ無く、見送る家族を救った。
凄く良い笑顔。
歳を重ねたからこその美しさを持った人だった。

良い映画だった。

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2021-10-14 サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ (Sound of Metal)

『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ (Sound of Metal)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 カルチャヴィル
監督 ダリウス・マーダー
脚本
ダリウス・マーダー
エイブラハム・マーダー
キャスト
ルーベン/リズ・アーメッド
ルー/オリビア・クック
ジョー/ポール・レイシー
ダイアン/ローレン・リドロフ
パパ/マチュー・アマルリック

ライブハウスに通う身としては、恐怖を感じずには居られない。
爆音が耳に良く無いのは知ってるし、ライブ用の耳栓は持ち歩いているけど。
私の好きなバンドマンたち大丈夫かな…と不安になるし、バンドが突然消えたら、受け入れられるかな…
でも、私の仕事は目が命だから、もし失明したら…と絶望的な気持ちになる事がたまに有る。

無音じゃ無いんだ。
常にノイズが聞こえている。
言葉は聞き取れないのに。
見せ方、聞かせ方が上手いのよ。

そりゃパニックになるよね。
救いの場があるのが凄い。
段階を通り過ぎて、見通してそこに居る先輩。
1人じゃ無いと思わせてくれる仲間。

変わってしまったのだと、気が付いて受け入れる瞬間…

繰り返すけど、見せ方、聞かせ方が凄く、上手い。

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2021-10-13 MINAMATA-ミナマタ (Minamata)

『MINAMATA-ミナマタ (Minamata)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド、アルバトロス・フィルム
監督 アンドリュー・レビタス
脚本
デビッド・ケスラー
スティーブン・ドイターズ
アンドリュー・レビタス
ジェイソン・フォーマン
キャスト
W・ユージン・スミス/ジョニー・デップ
ヤマザキ・ミツオ/真田広之
アイリーン/美波
ロバート・“ボブ”・ヘイズ/ビル・ナイ
シゲル/青木柚

最初に、Johnny DeppとBill Nighyの関係。POTCでの共演はジョニデファンなら誰もが知ってると思うけど、ジャック・スパロウ後爆発した人気で人生狂ったよね。
共演したセクシー美女に入れ込み長年のパートナーと子供を捨てて強引に結婚し、DV問題のゴシップと裁判沙汰の末破局。大手に干された状態。

元々メジャー志向じゃ無い俳優だったから、こう言う作品に出る方が本意な気もするけど、どうしても演じたスミス氏と被る。
彼を見捨てられ無い編集長役がBill Nighyって言うのがちょっと、ニクイ。
ジャックなジョニデファンには物足りないかもしれない。
そう言う映画じゃ無い。

ネタバレかもしれない。
嫌な人は気を付けて。

凄かった!

スミス氏の部屋がね、窓が黒く塗りつぶされ、その隙間から眼下に覗く道行く人とネオンを撮る。
そして現像する生活。
ゾクゾクする。
写真家の部屋だなぁ。
デジカメには無い高尚な部屋でね。
初っ端から震える。

スポーツが出来ない四肢が変形して不自由な少年シゲル君にカメラを渡し、カメラがあって、焦点合わせて、シャッター切れれば、誰にでも撮れる。即興のJAZZと一緒だ。撮って来い。…って送り出した後、俺にはもう音楽が聞こえないんだ…って呟くの。
写真撮影は即興で音楽奏でるみたい…って素敵だ…

撮りたいもののを方を向いて、伝えたいことをイメージして。
待って、待って、今だ‼︎って時を待ってシャッターを押す! …忘れていた事を思い出させられたな…
写真を撮られると魂を奪われる…と思われていたってのは良く聞くけど、逆に撮る側が魂を奪われる。だから本気で向き合わなくちゃいけない。

ラストの撮影シーンもだけど、むしろ現像シーンからゾクゾクして、編集長が写真を受け取るシーンが最高潮。
Bill Nighyが良い仕事してる!

動画の方が、簡単に伝わる。熱量も、言葉も。
だけど、写真にしか訴えられ無いものが確かにあって、圧倒された。
そう言う映画でした。
多分日本人も、良い俳優揃えたんだろうなぁ。
真田広之しか知らないけど。

世界中に溢れている、深刻な問題だった。
エンディングに、それぞれの場所の問題を様々な思いで写したであろう写真が出て来る。

写真を撮る人間は魂震える映画!

見て欲しい。
写真に込められたメッセージ、受け取って欲しい。

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2021-10-12 キャッシュトラック (Wrath of Man)  PITY ある不幸な男 (Pity)

『キャッシュトラック (Wrath of Man)』


製作年 2021年
製作国 アメリカ・イギリス合作
配給 クロックワークス
監督 ガイ・リッチー
脚本
ガイ・リッチー
アイバン・アトキンソン
マーン・デイビス
キャスト
パトリック・ヒル(“H”)/ジェイソン・ステイサム
ブレット/ホルト・マッキャラニー
ジャクソン/ジェフリー・ドノバン
ボーイ・スウェット・デイヴ/ジョシュ・ハートネット

ブルー・レクイエムLe Convoyeurのリメイク。

アメリカの現金輸送専門の警備会社のシステムって凄いわ。
日本はどうなんだろう…

Guy Ritchie監督の回想の挟み方とか、どんでん返し的な見せ方嫌いじゃない。呆気なくキャラ切り捨てる感じも。
それにしてもJosh Hartnett久しぶりに見た。


『PITY ある不幸な男 (Pity)』

製作年 2018年
製作国 ギリシャ・ポーランド合作
配給 TOCANA
監督 バビス・マクリディス
脚本
エフティミス・フィリップ
バビス・マクリディス
キャスト
ヤニス・ドラコプロス
エビ・サウリドウ
マキス・パパディミトリウ

も〜う、不気味なの。
妻思いの可哀想な夫を演じてる感じ。
自分を憐れむ人々の視線にぞくぞくしちゃう人。

不条理な感じ、描かせたら上手い。

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2021-10-11 TOVE トーベ (Tove)

『TOVE トーベ (Tove)』

製作年 2020年
製作国 フィンランド・スウェーデン合作
配給 クロックワークス
監督 ザイダ・バリルート
脚本 エーバ・プトロ
キャスト
トーベ・ヤンソン/アルマ・ポウスティ
ヴィヴィカ・バンドラー/クリスタ・コソネン
アトス・ヴィルタネン/シャンティ・ルネイ

ムーミンは子ども向けのキャラクターではない…と大人なら知っているだろう。
ダークな世界。哀愁感じる格言。哲学的な思考。

独特な魅力がある。
その作者の半生。
なんとも生きにくそう。


惚れてはいけない人に溺れると、人生辛いなぁ…と。
だけど、だからこそ生まれた言葉があって。
漂う魅力が生まれたんだろうなぁ…と。


考える葦にならなくては…

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2021-10-04 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ (No Time to Die)

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ (No Time to Die)』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 キャリー・ジョージ・フクナガ
脚本
ニール・パービス
ロバート・ウェイド
キャリー・ジョージ・フクナガ
キャスト
ジェームズ・ボンド/ダニエル・クレイグ
M/レイフ・ファインズ
マネーペニー/ナオミ・ハリス
タナー/ロリー・キニア
マドレーヌ・スワン/レア・セドゥー
Q/ベン・ウィショー
フェリックス・ライター/ジェフリー・ライト
パロマ/アナ・デ・アルマス

007は、美女が沢山出て来るところが好きです。
パーティーに一緒に潜り込んだ美女が好きです。

武器搭載した車とか、男の子は好きよね。
銃撃戦とか多いけど、空とか夕陽とか多用した背景の切り取り方が綺麗。
ビルを壁を舐めるように撮ったり、横からの絵を着地に合わせて正規に戻したり…って使い方が好き。

キャラとしてはQが好きなんだけど、もっと変人でいけるはず。
ただの機械に強いイケメンになってる気がする。

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2021-09-30 2021年9月にスクリーンで観た映画

2021年9月にスクリーンで観た映画

11本でした。
2021年トータルで84本

レミニセンス (Reminiscence)
クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)
スイング・ステート (Irresistible)
アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)
ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit)
サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
くじらびと
アナザーラウンド (Druk)
モンタナの目撃者 (Those Who Wish Me Dead)
テーラー人生の仕立て屋(Tailor)
ショック・ドゥ・フューチャー(Le choc du futur)

先頭 表紙

2021-09-30 レミニセンス (Reminiscence)

『レミニセンス (Reminiscence)』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 脚本 リサ・ジョイ
キャスト
ニック/ヒュー・ジャックマン
メイ/レベッカ・ファーガソン
エミリー/タンディ・ニュートン

コレは危険な装置だ〜
1番幸せだった時間をリアルに追体験出来るのだから。

私は永遠に変わらない愛なんて無いと思っているので、そんなに繰り返し見たい相手が皆に居るなんて、随分ロマンティックだなぁと思う。
勿論、愛から愛に変わる事もあるのだろうけど。

ちょっとやり過ぎでは無いかと思ってしまう。
執着心が怖すぎるとも。
ああいう愛され方は一歩間違ったら怖いよ?
脚本監督が若い女性だからかなぁ。

もっとサスペンスっぽいのかと思ったけど、恋愛至上主義な作品だった。

先頭 表紙

2021-09-25 クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)

『クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)』

製作年 2020年
製作国 イギリス・アメリカ合作
配給 キノフィルムズ
監督 ドミニク・クック
脚本 トム・オコナー
キャスト
グレヴィル・ウィン/ベネディクト・カンバーバッチ
オレグ・ペンコフスキー(アレックス)/メラーブ・ニニッゼ
エミリー・ドノヴァン(ヘレン)/レイチェル・ブロズナハン
シーラ/ジェシー・バックリー

凄い緊迫感。
特に後半。
Cumberbatchにしては珍しく頼もしくない役…と思ったけど、とんでもなかった。

2人が再会したシーン、とんでもない名シーンだった!
限られた会話の中で、溢れた信頼関係。

帰化するのって、大変だよね…
願いながら、Anton Yelchin を思い出して居たよ…🥲

先頭 表紙

2021-09-25 スイング・ステート (Irresistible)  アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)

『スイング・ステート (Irresistible)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 パルコ
監督 脚本 ジョン・スチュワート
キャスト
ゲイリー・ジマー/スティーブ・カレル
ジャック・ヘイスティングス/クリス・クーパー
ダイアナ・ヘイスティングス/マッケンジー・デイビス
カート・リーマン/トファー・グレイス
フェイス・ブルースター/ローズ・バーン

久しぶりのChris Cooper!やっぱり良いなぁ〜

選挙物って、最初はワクワクするんだけど、途中から必ずビジネス感と足の引っ張り合いにゲンナリして、選挙戦に勝ち抜いた政治家ほど信用できないんじゃないか…って気持ちになる。
母親を名乗る2人が子供の手を引っ張って、離した方が本物の母親…みたいな。選挙は、離さなかった方が勝ち…みたいなイメージ😔
マスコミがそれをあおる。
で、やっぱりコレもそう言う展開になる。
票を奪う為に相手の票を奪い合う。

だけど、実はその更に上を行く策士がいて、ちょっと痛快。
ちょっと気の毒。

Rose Byrne、いつの間にこんなに垢抜けた女優になってたんだ…?

『アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)』

製作年 2020年
製作国 ボスニア・ヘルツェゴビナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー合作
配給 アルバトロス・フィルム
監督 脚本 ヤスミラ・ジュバニッチ
キャスト
アイダ/ヤスナ・ジュリチッチ
ニハド/イズディン・バイロビッチ
ハムディヤ/ボリス・レール
セヨ/ディノ・ブライロビッチ

1995年ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」
武力って恐ろしいなぁ…って思う。
誘い出し、排除。
国連は無力だった。完全になめられていた。

甘い言葉を信じた訳じゃないだろうけど、従うしかなかったろうな…
行った末を知っているアイダが、なりふり構わず駆けずり回るの、分かるよ…
普段だったら、公私混同…とか、仕事投げ出して…って思うけど、必死よね…幾つになっても、我が子は守るべき対象だもんね…

本物に武力の前で、無力だった。

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