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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2021-10-13 MINAMATA-ミナマタ (Minamata)
2021-10-12 キャッシュトラック (Wrath of Man)  PITY ある不幸な男 (Pity)
2021-10-11 TOVE トーベ (Tove)
2021-10-04 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ (No Time to Die)
2021-09-30 2021年9月にスクリーンで観た映画
2021-09-30 レミニセンス (Reminiscence)
2021-09-25 クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)
2021-09-25 スイング・ステート (Irresistible)  アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)
2021-09-19 ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit) サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
2021-09-15 くじらびと


2021-10-13 MINAMATA-ミナマタ (Minamata)

『MINAMATA-ミナマタ (Minamata)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド、アルバトロス・フィルム
監督 アンドリュー・レビタス
脚本
デビッド・ケスラー
スティーブン・ドイターズ
アンドリュー・レビタス
ジェイソン・フォーマン
キャスト
W・ユージン・スミス/ジョニー・デップ
ヤマザキ・ミツオ/真田広之
アイリーン/美波
ロバート・“ボブ”・ヘイズ/ビル・ナイ
シゲル/青木柚

最初に、Johnny DeppとBill Nighyの関係。POTCでの共演はジョニデファンなら誰もが知ってると思うけど、ジャック・スパロウ後爆発した人気で人生狂ったよね。
共演したセクシー美女に入れ込み長年のパートナーと子供を捨てて強引に結婚し、DV問題のゴシップと裁判沙汰の末破局。大手に干された状態。

元々メジャー志向じゃ無い俳優だったから、こう言う作品に出る方が本意な気もするけど、どうしても演じたスミス氏と被る。
彼を見捨てられ無い編集長役がBill Nighyって言うのがちょっと、ニクイ。
ジャックなジョニデファンには物足りないかもしれない。
そう言う映画じゃ無い。

ネタバレかもしれない。
嫌な人は気を付けて。

凄かった!

スミス氏の部屋がね、窓が黒く塗りつぶされ、その隙間から眼下に覗く道行く人とネオンを撮る。
そして現像する生活。
ゾクゾクする。
写真家の部屋だなぁ。
デジカメには無い高尚な部屋でね。
初っ端から震える。

スポーツが出来ない四肢が変形して不自由な少年シゲル君にカメラを渡し、カメラがあって、焦点合わせて、シャッター切れれば、誰にでも撮れる。即興のJAZZと一緒だ。撮って来い。…って送り出した後、俺にはもう音楽が聞こえないんだ…って呟くの。
写真撮影は即興で音楽奏でるみたい…って素敵だ…

撮りたいもののを方を向いて、伝えたいことをイメージして。
待って、待って、今だ‼︎って時を待ってシャッターを押す! …忘れていた事を思い出させられたな…
写真を撮られると魂を奪われる…と思われていたってのは良く聞くけど、逆に撮る側が魂を奪われる。だから本気で向き合わなくちゃいけない。

ラストの撮影シーンもだけど、むしろ現像シーンからゾクゾクして、編集長が写真を受け取るシーンが最高潮。
Bill Nighyが良い仕事してる!

動画の方が、簡単に伝わる。熱量も、言葉も。
だけど、写真にしか訴えられ無いものが確かにあって、圧倒された。
そう言う映画でした。
多分日本人も、良い俳優揃えたんだろうなぁ。
真田広之しか知らないけど。

世界中に溢れている、深刻な問題だった。
エンディングに、それぞれの場所の問題を様々な思いで写したであろう写真が出て来る。

写真を撮る人間は魂震える映画!

見て欲しい。
写真に込められたメッセージ、受け取って欲しい。

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2021-10-12 キャッシュトラック (Wrath of Man)  PITY ある不幸な男 (Pity)

『キャッシュトラック (Wrath of Man)』


製作年 2021年
製作国 アメリカ・イギリス合作
配給 クロックワークス
監督 ガイ・リッチー
脚本
ガイ・リッチー
アイバン・アトキンソン
マーン・デイビス
キャスト
パトリック・ヒル(“H”)/ジェイソン・ステイサム
ブレット/ホルト・マッキャラニー
ジャクソン/ジェフリー・ドノバン
ボーイ・スウェット・デイヴ/ジョシュ・ハートネット

ブルー・レクイエムLe Convoyeurのリメイク。

アメリカの現金輸送専門の警備会社のシステムって凄いわ。
日本はどうなんだろう…

Guy Ritchie監督の回想の挟み方とか、どんでん返し的な見せ方嫌いじゃない。呆気なくキャラ切り捨てる感じも。
それにしてもJosh Hartnett久しぶりに見た。


『PITY ある不幸な男 (Pity)』

製作年 2018年
製作国 ギリシャ・ポーランド合作
配給 TOCANA
監督 バビス・マクリディス
脚本
エフティミス・フィリップ
バビス・マクリディス
キャスト
ヤニス・ドラコプロス
エビ・サウリドウ
マキス・パパディミトリウ

も〜う、不気味なの。
妻思いの可哀想な夫を演じてる感じ。
自分を憐れむ人々の視線にぞくぞくしちゃう人。

不条理な感じ、描かせたら上手い。

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2021-10-11 TOVE トーベ (Tove)

『TOVE トーベ (Tove)』

製作年 2020年
製作国 フィンランド・スウェーデン合作
配給 クロックワークス
監督 ザイダ・バリルート
脚本 エーバ・プトロ
キャスト
トーベ・ヤンソン/アルマ・ポウスティ
ヴィヴィカ・バンドラー/クリスタ・コソネン
アトス・ヴィルタネン/シャンティ・ルネイ

ムーミンは子ども向けのキャラクターではない…と大人なら知っているだろう。
ダークな世界。哀愁感じる格言。哲学的な思考。

独特な魅力がある。
その作者の半生。
なんとも生きにくそう。


惚れてはいけない人に溺れると、人生辛いなぁ…と。
だけど、だからこそ生まれた言葉があって。
漂う魅力が生まれたんだろうなぁ…と。


考える葦にならなくては…

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2021-10-04 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ (No Time to Die)

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ (No Time to Die)』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 キャリー・ジョージ・フクナガ
脚本
ニール・パービス
ロバート・ウェイド
キャリー・ジョージ・フクナガ
キャスト
ジェームズ・ボンド/ダニエル・クレイグ
M/レイフ・ファインズ
マネーペニー/ナオミ・ハリス
タナー/ロリー・キニア
マドレーヌ・スワン/レア・セドゥー
Q/ベン・ウィショー
フェリックス・ライター/ジェフリー・ライト
パロマ/アナ・デ・アルマス

007は、美女が沢山出て来るところが好きです。
パーティーに一緒に潜り込んだ美女が好きです。

武器搭載した車とか、男の子は好きよね。
銃撃戦とか多いけど、空とか夕陽とか多用した背景の切り取り方が綺麗。
ビルを壁を舐めるように撮ったり、横からの絵を着地に合わせて正規に戻したり…って使い方が好き。

キャラとしてはQが好きなんだけど、もっと変人でいけるはず。
ただの機械に強いイケメンになってる気がする。

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2021-09-30 2021年9月にスクリーンで観た映画

2021年9月にスクリーンで観た映画

11本でした。
2021年トータルで84本

レミニセンス (Reminiscence)
クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)
スイング・ステート (Irresistible)
アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)
ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit)
サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
くじらびと
アナザーラウンド (Druk)
モンタナの目撃者 (Those Who Wish Me Dead)
テーラー人生の仕立て屋(Tailor)
ショック・ドゥ・フューチャー(Le choc du futur)

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2021-09-30 レミニセンス (Reminiscence)

『レミニセンス (Reminiscence)』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 脚本 リサ・ジョイ
キャスト
ニック/ヒュー・ジャックマン
メイ/レベッカ・ファーガソン
エミリー/タンディ・ニュートン

コレは危険な装置だ〜
1番幸せだった時間をリアルに追体験出来るのだから。

私は永遠に変わらない愛なんて無いと思っているので、そんなに繰り返し見たい相手が皆に居るなんて、随分ロマンティックだなぁと思う。
勿論、愛から愛に変わる事もあるのだろうけど。

ちょっとやり過ぎでは無いかと思ってしまう。
執着心が怖すぎるとも。
ああいう愛され方は一歩間違ったら怖いよ?
脚本監督が若い女性だからかなぁ。

もっとサスペンスっぽいのかと思ったけど、恋愛至上主義な作品だった。

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2021-09-25 クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)

『クーリエ 最高機密の運び屋 (The Courier)』

製作年 2020年
製作国 イギリス・アメリカ合作
配給 キノフィルムズ
監督 ドミニク・クック
脚本 トム・オコナー
キャスト
グレヴィル・ウィン/ベネディクト・カンバーバッチ
オレグ・ペンコフスキー(アレックス)/メラーブ・ニニッゼ
エミリー・ドノヴァン(ヘレン)/レイチェル・ブロズナハン
シーラ/ジェシー・バックリー

凄い緊迫感。
特に後半。
Cumberbatchにしては珍しく頼もしくない役…と思ったけど、とんでもなかった。

2人が再会したシーン、とんでもない名シーンだった!
限られた会話の中で、溢れた信頼関係。

帰化するのって、大変だよね…
願いながら、Anton Yelchin を思い出して居たよ…🥲

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2021-09-25 スイング・ステート (Irresistible)  アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)

『スイング・ステート (Irresistible)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 パルコ
監督 脚本 ジョン・スチュワート
キャスト
ゲイリー・ジマー/スティーブ・カレル
ジャック・ヘイスティングス/クリス・クーパー
ダイアナ・ヘイスティングス/マッケンジー・デイビス
カート・リーマン/トファー・グレイス
フェイス・ブルースター/ローズ・バーン

久しぶりのChris Cooper!やっぱり良いなぁ〜

選挙物って、最初はワクワクするんだけど、途中から必ずビジネス感と足の引っ張り合いにゲンナリして、選挙戦に勝ち抜いた政治家ほど信用できないんじゃないか…って気持ちになる。
母親を名乗る2人が子供の手を引っ張って、離した方が本物の母親…みたいな。選挙は、離さなかった方が勝ち…みたいなイメージ😔
マスコミがそれをあおる。
で、やっぱりコレもそう言う展開になる。
票を奪う為に相手の票を奪い合う。

だけど、実はその更に上を行く策士がいて、ちょっと痛快。
ちょっと気の毒。

Rose Byrne、いつの間にこんなに垢抜けた女優になってたんだ…?

『アイダよ、何処へ? (Quo vadis, Aida?)』

製作年 2020年
製作国 ボスニア・ヘルツェゴビナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー合作
配給 アルバトロス・フィルム
監督 脚本 ヤスミラ・ジュバニッチ
キャスト
アイダ/ヤスナ・ジュリチッチ
ニハド/イズディン・バイロビッチ
ハムディヤ/ボリス・レール
セヨ/ディノ・ブライロビッチ

1995年ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」
武力って恐ろしいなぁ…って思う。
誘い出し、排除。
国連は無力だった。完全になめられていた。

甘い言葉を信じた訳じゃないだろうけど、従うしかなかったろうな…
行った末を知っているアイダが、なりふり構わず駆けずり回るの、分かるよ…
普段だったら、公私混同…とか、仕事投げ出して…って思うけど、必死よね…幾つになっても、我が子は守るべき対象だもんね…

本物に武力の前で、無力だった。

先頭 表紙

2021-09-19 ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit) サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)

『ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(Blithe Spirit)』

製作年 2020年
製作国 イギリス
配給 ショウゲート
監督 エドワード・ホール
原作 ノエル・カワード
キャスト
チャールズ/ダン・スティーブンス
エルヴィラ/レスリー・マン
ルース/アイラ・フィッシャー
マダム・アルカティ/ジュディ・デンチ

名作戯曲「陽気な幽霊」を元にした映画です。

この邦題。そりゃ嫌でしょうよ。

最初はルースが鼻持ちならないお金持ちのわがままお嬢様っぽく感じるの。
綺麗で自由なエルヴィラは魅力的。
だけど、途中から暴走するし、ルースはなんだかんだ夫の味方だし、愛があったんだなぁ…って感心する。

だけど、敵対していた女性同士がタッグ組んだら、男の手には負えない…はずっと語られて来てるわよね。

永遠に美しく…って映画をちょっと思い出しました。

『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)
(Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised))』

製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 アミール・“クエストラブ”・トンプソン

凄く良かった!
密で叫びまくる懐かしいライブの形。

ウッドストックと同じ1969年の夏、開催され歴史から存在を消された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の発掘された映像に、嘗ての観客へのインタビューや時代のニュース、演者に映像を見せながらの様子等々交えて映画に作り上げている。

主なキャストは
スティービー・ワンダー
B・B・キング
ザ・フィフス・ディメンション
キャストの続きを見る
ステイプル・シンガーズ
マヘリア・ジャクソン
ハービー・マン
デビッド・ラフィン
グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス
スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン
モンゴ・サンタマリア
ソニー・シャーロック
アビー・リンカーン
マックス・ローチ
ヒュー・マセケラ
ニーナ・シモン
…等の演奏、歌。
個人的に、黒人の身体能力を愛しているし、声、リズム大好きで。
ジャズもブルースもゴスペルも。
本物のオーハッピーデーとか、スティービーワンダーの演奏シーンはじっくり見られるし、マヘリアの声‼︎

追い詰められていた黒人たち。
当時声高に叫んだ人種間の問題が、今も変わらないのが、悲しい。

先頭 表紙

2021-09-15 くじらびと

『くじらびと』

製作年 2021年
製作国 日本
配給 アンプラグド
監督 石川梵

インドネシア・ラマレラ村で、伝統の捕鯨を400年間続けながら暮らす人々を捉えたドキュメンタリー映画です。

コレを撮ったのが日本人って凄いな。

彼らに魅力を感じで撮りたいと思った事、撮らせてくれる人間関係を築ける事。そこからもう、才能なんだろうな。

子供たちは、今時のTシャツを着ているし、若者はスマホで撮影したりしている。

だけど、儀式をしたり、昔ながらの方法で木を切り出し船を作り上げ、海に出て行く。
鯨も、マンタも、皆で戦いを挑む感じ。スポーツのようでもある。
でも、動きは予測出来ないし、事故も起きる。
とにかく凄い迫力で尾ひれや水が襲ってくる。

そして、とても美しい。

先頭 表紙


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