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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2021-06-01 2021年5月にスクリーンで観た映画
2021-06-01 やすらぎの森  (Il pleuvait des oiseaux)
2021-06-01 アオラレ (Unhinged)
2021-05-25 ファーザー (The Father)
2021-05-20 SNS 少女たちの10日間 (V siti)
2021-05-13 ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(Mon inconnue) ジェントルメン (The Gentlemen)
2021-05-13 シカゴ7裁判 (The Trial of the Chicago 7)
2021-04-30 2021年4月にスクリーンで観た映画
2021-04-30 ミナリ (Minari)
2021-04-30 ドリームランド(Dreamland) アンモナイトの目覚め (Ammonite)


2021-06-01 2021年5月にスクリーンで観た映画

2021年5月にスクリーンで観た映画

6本でした。
2021年トータルで41本。

 やすらぎの森  (Il pleuvait des oiseaux)
○ファーザー (The Father) 
 SNS 少女たちの10日間 (V siti)
 ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(Mon inconnue)
 ジェントルメン (The Gentlemen)
○シカゴ7裁判 (The Trial of the Chicago 7)

映画館の営業自粛は、本当に意味分からない。

座席開けて、飲食制限で、大丈夫じゃない?

先頭 表紙

2021-06-01 やすらぎの森  (Il pleuvait des oiseaux)

『やすらぎの森  (Il pleuvait des oiseaux)』

製作年 2019年
製作国 カナダ
配給 エスパース・サロウ
監督 脚本 ルイーズ・アルシャンボー
原作 ジョスリーヌ・ソシエ
キャスト
ジェルトルード(マリー・デネージュ)アンドレ・ラシャペル
チャーリー/ジルベール・シコット
トム/レミー・ジラール
テッド・ボイチョク/ケネス・ウェルシュ
ラフ(ラファエル)/エブ・ランドリー
スティーヴ/エリック・ロビドゥー
ジュヌヴィエーヴ/ルイーズ・ポルタル

16歳から60年以上も施設で外界と隔絶生活…って辛すぎる…
しかも、性的に守られない環境の中。

帰りたく無い気持ちは勿論分かるし、帰すのを戸惑うのも分かる…
まさか80を過ぎでこんな青春が待っているなんて、思いもしなかっただろうなぁ。

まぁ、モテるよね…って紳士的なチャーリーと直ぐに近くなるマリーたちの横で、酔いどれのトムがねぇ…凄く孤独なんだけど…
奥深い森の美しい湖畔で、1人ギターを弾いて歌っている。そんな姿見たら、私もカメラ向けずには居られないなぁ。

原作では、カメラマンの彼女の語りで綴られているらしいですが、映画では魅力が感じられ無かったなぁ。
写真は凄く良かった。
監督が撮った写真らしいです。
もうちょっと、上手く見せて欲しかったなぁ。
あの絵を持ち出そうとした時の気持ちは、純粋に、絵に込めた語りたいのに語れなかった思いに日の目を当てて報いたかった…って事だったと思うんだけど、ただ部外者が掻き回してただけにしか見えなかった。
…なんだけど、職業的行動が理解出来ちゃうから辛かった。


バーで酔いどれるトムが、バーはやめとけ。トムになるぞ。…って言うシーンが辛いね。そこからステージでギター弾きながら歌うんだけど、彼が捨てた世界なんだよね。


凄く聴き覚えのある曲をバーの女性(モード・オデ)が歌っていて、エンディングにも流れた。The Parting Glass。
スコットランド民謡なんだけど、Ed Sheeranのアルバムにも収録されてる。

別れの酒を注いでくれ おやすみ 楽しい夜を

あのバーのシーンから、トムの選択…あれを受け入れるのはちょっと難しいなぁ。

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2021-06-01 アオラレ (Unhinged)

『アオラレ (Unhinged)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA

監督 デリック・ボルテ
脚本 カール・エルスワース

キャスト
男/ラッセル・クロウ
レイチェル/カレン・ピストリアス
カイル/ガブリエル・ベイトマン
アンディ/ジミ・シンプソン

怖いよ〜
そりゃ、Russell Croweだもん。
あおり運転…なんて生優しい?モンじゃない。
ハナから犯罪者じゃないか。

きっかけはともあれ、紳士、正論ぶって話しかけてくる初っ端から、モラハラ全開。
絶対に自分に非があるって認めないタイプ。
奥さん地獄だっただろうなぁ…
折角抜け出せた筈だったのに…
本当に接近禁止令って、気休めにもならないんだけど…

でも、こう言う人、程度の差はあれ実際に居るから、気を付けなきゃだよね…
見た目で分からないから…

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2021-05-25 ファーザー (The Father)

『ファーザー (The Father)』

製作年 2020年
製作国 イギリス・フランス合作
配給 ショウゲート

監督 原作
フロリアン・ゼレール
脚本
クリストファー・ハンプトン
フロリアン・ゼレール
キャスト
アンソニー/アンソニー・ホプキンス
アン/オリビア・コールマン

混沌している。
物凄く鮮明に事象を捉えて居たのに、突然揺らぐ。

それが、認知症から捉えた世界なんだな…

あぁ、あの人は、あの時、こんな風に不安と理不尽を感じて居たのか…と、私は祖母を思い出した。

分かって無いわよ…と周囲は笑うし、世話をする側が感じる理不尽さもそれはそれは大きいけど。辛いけど。

記憶が曖昧に断片的に繋がり、発した言葉や態度を責められて…そりゃあ辛かっただろうな…

私は、優しく出来なかったし。
酷い辛い扱いもされたし。
でも、必死で不安に争っていたせいなのかもしれない。
あの奇異な行動の裏に、拭い去れない記憶に刻まれた恐怖があったのかもしれない。
そう思うと、もっと違う接し方があったんじゃ無いか…とも思う。
彼女を前にして、そんな余裕が持てるか分からないけど。

今正に辛い介護中の人は、見たら更に辛いかもしれない。
でも、そう言う選択肢を選んでも良いんだよ?って思えるかな?

Anthony Hopkinsはもう、凄かった。

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2021-05-20 SNS 少女たちの10日間 (V siti)

『SNS 少女たちの10日間 (V siti)』

製作年 2020年
製作国 チェコ
配給 ハーク
監督
バーラ・ハルポバー
ビート・クルサーク
キャスト
テレザ・チェジュカー
アネジュカ・ピタルトバー
サビナ・ドロウハー

映画中、ほぼほぼモザイクがかかっている、壮絶なドキュメンタリー。

本来だったら、人の性的嗜好を他人がどうこう言うべきじゃないと思うし、騙して暴き出すのは悪趣味だと思う。
思うけど、犯罪であれば話は別。

未成年と言う設定に騙されて群がって来た男たちは、小児性愛者と言う訳ではなく、無知で無防備な少女を支配して、使い捨ての欲望の吐口にしたいだけ。
恐らく、大人の女性たちには蔑まれ、相手にされないんだろうおっさんたちがほとんど。
中には妻子も孫もいて幸せな生活が有りながら…の人も居るけど。
良識者ぶったり、責任転嫁したり、脅迫したり。
その醜いあさましさに見覚えの有る女性たちは沢山いたんじゃないかな。
私も思い出す人がいた。

ただ、群がって来た男たちの中から、より嫌悪感を煽る容貌の人たちを選んで写していたりしないかな?

1人だけ、凄くマトモな楽しい会話を楽しむだけな青年が居て、皆息を呑んで感動で涙したけど、私も思わず貰い泣きしたけど、実家暮らしの彼女持ちで男前の大学生。
歪んでないよね。

よりモテない変態おっさんたちの歪みが強調された。

ちょっとやらしくない?

ラストに、たまたまスタッフが知っていた男の所に皆で乗り込み非難するんだけど、あのやり方も好きじゃない。

子どもたちと交流する仕事をしているから…って標的になったんだけど、だったら、子どもと関わる立場の人から見た意見の取材…って話を聞いてみて欲しかった。
開き直る前の話を聞いてから、現実突きつけて欲しかった。

何にしても、凄く後味が悪い、良く作ったなぁ…と言う作品。

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2021-05-13 ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(Mon inconnue) ジェントルメン (The Gentlemen)

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(Mon inconnue)』

製作年 2019年
製作国 フランス・ベルギー合作
配給 シンカ
監督 ユーゴ・ジェラン
脚本
ユーゴ・ジェラン
イゴール・ゴーツマン
バンジャマン・パラン
キャスト
ラファエル/フランソワ・シビル
オリヴィア/ジョセフィーヌ・ジャピ
フェリックス/バジャマン・ラベルネ

出会って、付き合って、結婚して、成功して…って過程で、ふ…とオリヴィアの目が陰るシーン、生々しい。
忙しくて、目を背けて、蔑ろになっていく。
どんな夫婦でもそうなっちゃうんだなぁ…って思うんだけど、違う形で出会ってもやっぱり惹かれ合う…って話。

自分と出会わなかったら成功していた。
別の幸せがあった。
それを壊して元の世界に戻るのはエゴか。
戻ってその世界の奥さんに謝罪して欲しいとも思うけど。

こう言う主人公には付き物の、柔軟な考え方が出来る友人が大体好き。

『ジェントルメン (The Gentlemen)』

製作年 2020年
製作国 イギリス・アメリカ合作
配給 キノフィルムズ
監督 脚本 ガイ・リッチー

キャスト
ミッキー/マシュー・マコノヒー
レイ/チャーリー・ハナム
ドライ・アイ/ヘンリー・ゴールディング
ロザリンド/ミシェル・ドッカリー
マシュー/ジェレミー・ストロング
ビッグ・デイヴ/エディ・マーサン
コーチ/コリン・ファレル
フレッチャー/ヒュー・グラント

Guy Ritchie監督らしさ満載で好き。
結構グロいんだけど、それすらコミカル。

豪華なおじさま俳優陣のお洒落な化かし合いも軽快だし、結果物事が上手く運んで上手く収まっちゃうの好きです。

先頭 表紙

2021-05-13 シカゴ7裁判 (The Trial of the Chicago 7)

『シカゴ7裁判 (The Trial of the Chicago 7)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
監督 脚本 アーロン・ソーキン
キャスト
トム・ヘイデン/エディ・レッドメイン
レニー・デイヴィス/アレックス・シャープ
アビー・ホフマン/サシャ・バロン・コーエン
ジェリー・ルービン/ジェレミー・ストロング
デヴィッド・デリンジャー/ジョン・キャロル・リンチ
ボビー・シール/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
ジョン・フロイネス/ダニー・フラハティ
リー・ワイナー/ノア・ロビンズ
ウィリアム・クンスラー/マーク・ライランス
リチャード・シュルツジョセフ・ゴードン=レビット
ジュリアス・ホフマン判事/フランク・ランジェラ
ラムゼイ・クラーク/マイケル・キートン

裁判モノは好きです。
信念を持った頭脳戦。
…なのですが、コレは酷いです。
歴史的にも悪評を残す裁判なのですが、酷い判事。
正々堂々と理不尽な扱いをする。
言葉理解出来る?馬鹿なの?…って言いたいけど、侮辱罪になるからままならない。
あそこまでのらりくらり訳分かんない我を通すってある意味才能だと思う。普通は恥ずかしくなる。
陪審員も馬鹿にされてる気がしちゃうだろうな。

途中は見て貰うしかないとして、ラストが格好良かった‼︎
全員がひとつになっている感じもだけど、訴えたかった事は正しくそれだ!って揺るがない信念が良かった!

先頭 表紙

2021-04-30 2021年4月にスクリーンで観た映画

2021年4月にスクリーンで観た映画

10本でした。
2021年トータルで35本。


ミナリ (Minari)
ドリームランド(Dreamland)
アンモナイトの目覚め (Ammonite)
ブリッジ (21Bridges)
パーム・スプリングス (Palm Springs)
緑の牢獄
サンドラの小さな家 (Herself)
テスラ エジソンが恐れた天才 (Tesla)
ワン・モア・ライフ! (Momenti di trascurabile felicita)
水を抱く女 (Undine)

先頭 表紙

2021-04-30 ミナリ (Minari)

『ミナリ (Minari)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
監督 脚本 リー・アイザック・チョン

キャスト
ジェイコブ/スティーブン・ユァン
モニカ/ハン・イェリ
デビッド/アラン・キム
アン/ノエル・ケイト・チョー
スンジャ/ユン・ヨジョン
ポール/ウィル・パットン
ビリー/スコット・ヘイズ

おばあちゃんが強烈なんだけど、なんか、居場所がない、役に立たない、そんな自分を無駄に騒いではしゃいでかき消そうとしているような、焦りみたいなものを感じた。
倒れてからは尚更。
現実的な冷めた姉と、無邪気な弟…って家族モノの定番だなぁ。

いよいよ自分自身に失望して歩き出した祖母とのシーンは良かったけど、車から飛び出した父親が真っ先に救おうとしたのが、アレって、そりゃあ丹精込めて作った命綱とは言え、どうなの…
探して助けるのがおばあちゃんじゃ無い夫と、やって行ける?
そこ触れないで良い話的に終わるのが何か納得出来なかった。

先頭 表紙

2021-04-30 ドリームランド(Dreamland) アンモナイトの目覚め (Ammonite)

『ドリームランド(原題 Dreamland)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ハピネット
監督 マイルズ・ジョリス=ペイラフィット
脚本 ニコラス・ズワルト
キャスト
ユージン・エバンズ/フィン・コール
アリソン・ウェルズ/マーゴット・ロビー
ジョージ・エバンズ/トラビス・フィメル
オリビア・エバンズ/ケリー・コンドン
フィービー・エバンズ/ダービー・キャンプ

退廃的、閉鎖的な場所で暮らしていると、日常からかけ離れた侵入者に心惹かれたりするわよね。
冒険心が疼くのかな。
傷付いた悪い年上美女なんて、ティーンエンジャーが惹かれないわけないわよね。

我に帰るのが遅過ぎたの。

でも、妹も家族も親友にも、彼を現実に引き止めるだけの存在価値を感じていなかったと思うと、残された人たち…特にお母さんは辛いだろうなぁ。


『アンモナイトの目覚め (Ammonite)』

製作年 2020年
製作国 イギリス
配給 ギャガ
監督 脚本 フランシス・リー
キャスト
メアリー・アニング/ケイト・ウィンスレット
シャーロット・マーチソン/シアーシャ・ローナン
モリー・アニング/ジェマ・ジョーンズ
ロデリック・マーチソン/ジェームズ・マッカードル
ドクター・リーバーソンアレック・セカレアヌ
エリザベス・フィルポット/フィオナ・ショウ

Kate Winslet、近年無骨な役で台頭している気がする。
才能ある古生物学者役の仏頂面と飾らなさが、凄い。
対するSaoirse Ronan。良家の病んだ若妻。人を狂わせ振り回す役はお手のものよね。

何で惹かれたんだろう…
どうして、相手も惹かれてる…って伝わったんだろう…
この時代、タブーだった筈。

愛が溢れ出すシーンは相当激しい。
おそらく、男性同士より表現が生々しい。

あんなに求め合っていたのに、自分を捨てられない。

でもソレは正しいと思う。
女が自分の力で生きる為にしてきた努力は、捨てられないわよね。

先頭 表紙


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