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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2021-01-26 聖なる犯罪者(Boze Cialo) パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)
2021-01-26 キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)
2021-01-19 43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)
2021-01-15 エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)
2021-01-15 ソング・トゥ・ソング (Song to Song)
2020-12-30 2020年12月にスクリーンで観た映画
2020-12-30 また、あなたとブッククラブで (Book Club)
2020-12-30 この世界に残されて (Akik maradtak)
2020-12-26 声優夫婦の甘くない生活 (Golden Voices)
2020-12-23 ワンダーウーマン 1984 (Wonder Woman 1984) ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! (Bill & Ted Face the Music)


2021-01-26 聖なる犯罪者(Boze Cialo) パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)

『聖なる犯罪者(Boze Cialo)』

製作年 2019年
製作国 ポーランド・フランス合作
配給 ハーク
監督 ヤン・コマサ
脚本 マテウシュ・パツェビチュ
キャスト
ダニエル/バルトシュ・ビィエレニア
リディア/アレクサンドラ・コニェチュナ
マルタ/エリーザ・リチェムブル

久しぶりに、凄く緊張感のある映画。
制服が全ての免罪符になるような、存在なんだなぁ。司祭って。
観ていてちょっとディア・ドクターって邦画を思い出した。
本物、偽物って何だろう。
確かに救われた人がそこに居るのに。

資格って、後から出来たもので、分かりやすく整理するための物?
ちょっと分からなくなる。

ラストは、どうなるのか…
衝撃的展開では有った。


『パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)』

製作年 2019年
製作国 フランス
配給 アットエンタテインメント
監督 脚本 グレゴリー・マーニュ
キャスト
アンヌ・ヴァルベルグ/エマニュエル・ドゥボス
ギヨーム・ファーヴル/グレゴリー・モンテル

これは凄く分かりやすく面白い。

凄く繊細で特殊な才能を持っているアンヌの人付き合いの下手さ。対照的に人に従事しながら臆さないギヨーム。
全く異なるものの、問題を抱えて居る同士。
王道だけど、職業が興味深い。
身近にありながら、あまり知る事のないスペシャリストだから。
自分の臭覚しか信じられない世界にいる彼女の、人付き合いの下手さを嘆くシーンが好きだ。
私がおどけても皆こうなる!って。

全く違った2人が出会って、良い方向に化学反応が起きる。
そう言う王道映画の新しい成功例。

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2021-01-26 キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)

『キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)』

製作年 2018年
製作国 イギリス
配給 キノフィルムズ
監督 ジェームズ・マーシュ
脚本 ジョー・ペンホール
キャスト
ブライアン・リーダー/マイケル・ケイン
テリー・パーキンス/ジム・ブロードベント
ジョン・ケニー・コリンズ/トム・コートネイ
バジル/チャーリー・コックス
カール・ウッド/ポール・ホワイトハウス
ビリー・ザ・フィッシュ・リンカーン/マイケル・ガンボン
ダニー・ジョーンズ/レイ・ウィンストン

実際に有った事件らしいです。

これは、ローテクで狡猾な自身を過信している老人窃盗団を、気弱で無力なふりをした若者が利用する話。

顔も隠さず無防備な彼らは、今時の犯罪じゃあり得ないもの。
変装をからかわれながら、ずっと心の中で舌出してたのかな。現在に至るまで。

老人の老人らしい演技が冴えてます。

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2021-01-19 43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)

『43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)』

製作年 2019年
製作国 スペイン・アメリカ・フランス合作
配給 松竹
監督 マルティン・ロセテ
脚本 マルティン・ロセテ ラファ・ルッソ
キャスト
クロード/ブルース・ダーン
リリィ/カロリーヌ・シオル
シェーン/ブライアン・コックス

御伽噺だねぇ。
アルツハイマーって、そんなに楽天的な病気じゃない。
確かに、時に思い出すこともあるよ。
だけど次の瞬間分からなくなってしまう。
一度思い出したから、分かるようになる訳じゃない。
毎日会うから懐く訳じゃない。
だから、残酷なんだよね…

だから、御伽噺だよね。

男側からしたらロマンティックかもだけど。

老いたら、嘗ての恋敵にも寛大になれるのか…
随分ロマンティストな男性陣だ。

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2021-01-15 エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)

『エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 イオンエンターテイメント
監督 イリース・デュラン
原作 ソフィー・キンセラ
脚本 ピーター・ハッチングス
キャスト
アレクサンドラ・ダダリオ
タイラー・ホークリン
スニータ・マニ
デビッド・イーバート
キミコ・グレン
ラバーン・コックス

苦手な飛行機で、恐怖を感じる事なく過ごせたら、ちょっと気持ち揺らいじゃうのは有りそうではある。
あんなに秘密暴露されたらそりゃ興味持つかな。

でも、あの暴露は、本格的にやっちゃいかん!
あの女史は兎も角、一斉に笑う他の連中にも腹が立つ。
最低の職場環境じゃない。
ちょっと強烈なキャラの上司だけが救いだけど。

展開的には王道な感じ。

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2021-01-15 ソング・トゥ・ソング (Song to Song)

『ソング・トゥ・ソング (Song to Song)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 AMGエンタテインメント
監督 脚本 テレンス・マリック
キャスト
クック/マイケル・ファスベンダー
BV/ライアン・ゴズリング
フェイ/ルーニー・マーラ
ロンダ/ナタリー・ポートマン
アマンダ/ケイト・ブランシェット


大物音楽プロデューサーとミュージシャン等の退廃的な物語なんだけど、リッキー・リー、イギー・ポップ、パティ・スミス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ等がフェスで演ったり、音楽の魅力語ったりする所が良い。
古いギターは鳴らす音を知っている。1コードで奏でる……って歌い出すシーンとか、格好良い!

簡単に言えば、自分は人とは違う…と酔いしれている彼らが、周囲を傷付け、相手を傷付け、回り道して、後悔して、平凡が1番…ってなる話なんだけど、Terrence Malick監督だから、いちいちフワっと間で語る感じ。
ブーケの渡し方とか、水溜りの波紋とか、押し倒し方とか、人間の動きよりそこにある空気を映す感じで、綺麗。

Cate Blanchettに、切れて散らばったネックレスのパールを拾わせるなんて、けしからん‼︎って思うくらい、惨めに感じる事象を良くご存知です。

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2020-12-30 2020年12月にスクリーンで観た映画

2020年12月にスクリーンで観た映画

12月は17本でした。
結果、2020年スクリーンで観た映画数は、116本。


 また、あなたとブッククラブで (Book Club)
 この世界に残されて (Akik maradtak)
 声優夫婦の甘くない生活 (Golden Voices)
 ワンダーウーマン 1984 (Wonder Woman 1984)
 ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! (Bill & Ted Face the Music)
 ニューヨーク 親切なロシア料理店 (The Kindness of Strangers)
 ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢 (The High Note)
 パリのどこかで、あなたと (Deux moi)
○ザ・プロム (The Prom)
○100日間のシンプルライフ (100 Dinge)
 ノッティングヒルの洋菓子店 (Love Sarah)
○アーニャは、きっと来る (Waiting for Anya)
 燃ゆる女の肖像 (原題 Portrait de la jeune fille en feu)
 魔女がいっぱい (原題 The Witches)
 ホモ・サピエンスの涙 (About Endlessness)
○ヒルビリー・エレジー郷愁の哀歌 (Hillbilly Elegy)
 Mankマンク(Mank)

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2020-12-30 また、あなたとブッククラブで (Book Club)

『また、あなたとブッククラブで (Book Club)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ
監督 ビル・ホールダーマン
脚本 ビル・ホールダーマン エリン・シムズ
キャスト
ダイアン/ダイアン・キートン
ビビアン/ジェーン・フォンダ
シャロン/キャンディス・バーゲン
キャロル/メアリー・スティーンバージェン
ブルース/クレイグ・T・ネルソン
ミッチェル/アンディ・ガルシア
アーサー/ドン・ジョンソン
ジョージ/リチャード・ドレイファス

単純に計算したら、ダイアンは67歳の設定。
あそこまで年寄り扱いして地下に閉じ込めなくても…って思うわ。
4人とも、あんなに自信があるのは、若い頃から綺麗だったからよねぇ…とは思う。
それぞれ恵まれているけれどパーフェクトじゃない人生。
そう言うお年頃ね。

でも充分恵まれた晩年な気するわ。

個人的には、キャロル可愛いなぁ…あの歳であんなに可愛い奥様。
あれが夫婦を続ける要なんだろうなぁ…
と下を向いたな。

後これ、邦題に付け足されている言葉は、内容に則して無いです。

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2020-12-30 この世界に残されて (Akik maradtak)

『この世界に残されて (Akik maradtak)』

製作年 2019年
製作国 ハンガリー
配給 シンカ
監督 バルナバーシュ・トート
原作 ジュジャ・F・バールコニ
脚本 バルナバーシュ・トート クラーラ・ムヒ
キャスト
アルダール・ケルネル(アルド)/カーロイ・ハイデュク
クララ/アビゲール・セーケ
オルギ/マリ・ナジ
エルジ/カタリン・シムコー
ペペ/バルナバーシュ・ホルカイ


Abigel Szokeが、完璧に美しい。
独り身の中年男と、全く他人の美少女の関係を疑ってしまう世間の目は分からなくもない。
あれだけ美しければ邪推もされる。

でも、一点の曇りもなく父親の視線だったんだなぁ…
傷ついた者同士だけが持つ絆の中で、お互いを失った家族として求めていたんだなぁ…

それで良かった…ずっと家族で、いつか幸せな日を迎える。良かった…

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2020-12-26 声優夫婦の甘くない生活 (Golden Voices)

『声優夫婦の甘くない生活 (Golden Voices)』

製作年 2019年
製作国 イスラエル
配給 ロングライド
監督 エフゲニー・ルーマン
キャスト
ヴィクトル・フレンケル/ウラジミール・フリードマン
ラヤ・フレンケル/マリア・ベルキン

吹き替えで映画見ること無いんだけど、字幕も無かったら、吹き替えは必要ね。

夫婦長く続けてたら不満も溜まる。
従順だからって納得して居るとは限らない…
外で必要とされちゃうと特に、諦めて忘れていた事、思い出しちゃうよね。

でも、ほっこりとした幸せ感じた後にあの仕打ちは酷い…
必要とされてるのは自分自身じゃ無いって、思い知らされるの辛い。

仮に声優のスターでも、歳を取ったら用無し…って突きつけられる映画。
辛いなぁ。

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2020-12-23 ワンダーウーマン 1984 (Wonder Woman 1984) ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! (Bill & Ted Face the Music)

『ワンダーウーマン 1984 (Wonder Woman 1984)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 パティ・ジェンキンス
脚本 ジェフ・ジョンズ デビッド・キャラハム
キャスト
ダイアナ/ワンダーウーマン/ガル・ギャドット
スティーブ・トレバー/クリス・パイン
バーバラ/クリステン・ウィグ
マックス/ペドロ・パスカル


酷いなぁ…
唯一の大好きな人を、2度も失わないといけないなんて、残酷すぎる…

それも、自分で選ばないといけないなんて。
彼と一緒にいる時のダイアナは可愛すぎる…
本当に可愛い顔をする。
普段の格好良いけど壁を感じる時も素敵だけど。
彼女になりたい…って思ってしまう気持ちは分かるわよね。

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! (Bill & Ted Face the Music)』

製作年 2020年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム
監督 ディーン・パリソット
脚本 クリス・マシスン エド・ソロモン
キャスト
テッド・“セオドア”・ローガン/キアヌ・リーブス
ビル・S・プレストン/アレックス・ウィンター
ビリー・ローガン/ブリジット・ランディ=ペイン
ティア・プレストン/サマラ・ウィービング
死神/ウィリアム・サドラー

ロックスターに憧れた高校生の冒険コメディの続編。
長い長い年月が経ち、一度は人気バンドになったけど、すっかり落ち目の2人。
珍妙な曲を奏でる2人の凄い理解者が其々の娘で、この子たちの音楽に対するマニアックさが、凄い。
SFコメディと言って良いのか…?
絶妙に間を外してイライラさせるんだけど、何故だか頼もしいパパ2人。
時空が混乱して入り乱れて、崩壊寸前の世界を救う為の曲を作る為に奔走する筈なんだけど、嫁のご機嫌取りを優先しちゃう。
奔走したのは娘たちで、バンドのメンバー探して、ジミヘンとか、モーツァルトを連れて来ちゃう。
滅茶苦茶なんだけど、世界を一つにする為に、パパたちが最後に取った行動に、不覚にも涙ぐんだ。

時代も、立場も、生死も、ロボットも、知らない楽器でも、音楽が鳴ったら体が勝手に動き、自然と音を鳴らす。そんなシーンが嬉しかった。
今、コロナ禍の中で、ロックバンドのライブで叫べない代わりに鳴り物を鳴らす。
音楽が人をまとめ、世界の崩壊を防ぐ。
そんな音楽マニア万歳な映画。

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