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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2021-03-10 ガンズ・アキンボ (Guns Akimbo) ベイビーティース (Babyteeth)
2021-03-07 ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日(Mia et le lion blanc)
2021-03-05 マーメイド・イン・パリ (Une sirene a Paris) 世界で一番しあわせな食堂 (Mestari Cheng)
2021-03-02 2021年2月にスクリーンで観た映画
2021-03-02 ある人質 生還までの398日 (Ser du manen, Daniel)
2021-02-18 秘密への招待状 (After the Wedding) 私は確信する (Une intime conviction)
2021-02-16 ダニエル (Daniel Isn't Real) 羊飼いと風船 (気球 Balloon)
2021-02-04 わたしの叔父さん (Onkel) 天国にちがいない (It Must Be Heaven)
2021-02-02 2021年1月にスクリーンで観た映画
2021-02-02 天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)  ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)


2021-03-10 ガンズ・アキンボ (Guns Akimbo) ベイビーティース (Babyteeth)

『ガンズ・アキンボ (Guns Akimbo)』


製作年 2019年
製作国 イギリス・ドイツ・ニュージーランド合作
配給 ポニーキャニオン
監督 脚本 ジェイソン・レイ・ハウデン
キャスト
マイルズ/ダニエル・ラドクリフ
ニックス/サマラ・ウィービング
ノヴァ/ナターシャ・リュー・ボルディッゾ

設定に、限りなくB級感が漂う。

まずグロいし。

そりゃそうなるよね?って展開の連続。
脇役の使い方は嫌いじゃない。

むしろ、甘いハッピーエンドじゃ無いところが良い。


『ベイビーティース (Babyteeth)』

製作年 2019年
製作国 オーストラリア
配給 クロックワークス、アルバトロス・フィルム
監督 シャノン・マーフィ
脚本 リタ・カルニェイ
キャスト
ミラ/エリザ・スカンレン
モーゼス/トビー・ウォレス
アナ/エシー・デイビス
ヘンリー/ベン・メンデルソーン

ちょっと、死ぬまでにしたい10のこと を思い出した。
全てははじまりの「私もお願いがあるの」なんだな。
その為に必要だった彼。
彼のクレイジーさが、欲しかったんだね。

知らなかった世界に飛び込んだ。
色々な体験をした。
それからのお願い。

最後まで隠して…と言うか、展開に頭から抜け落ちていた。

ママが病んで薬頼りなのも、パパの突飛な行動も、不安や悲しみや、その他、最愛の一人娘が不治の病に侵されたら生まれる様々な感情から…だと思うと、何とも辛い。

ラストシーンが、関係者が皆集まった楽しかった最後の日のシーンなのが切ないけど、良い。

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2021-03-07 ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日(Mia et le lion blanc)

『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日(Mia et le lion blanc)』

製作年 2018年
製作国 フランス
配給 シネメディア
監督 ジル・ド・メストル
脚本
プルーン・ド・メストル
ウィリアム・デイビス
キャスト
ミア・オーウォン/ダニア・デ・ビラーズ
アリス・オーウェン/メラニー・ロラン
ジョン・オーウェン/ラングレー・カークウッド
ミック・オーウェン/ライアン・マック・レナン


野生動物たちが、凄く魅力的だった。
そこはドキュメンタリー監督ならではかな。

病んでしまった兄の動物使い力が凄い。
酷い光景を見たトラウマ?なのにその地に帰って来るのはどうなんだろう。
そしてミアは自由過ぎ。
証明するとか、方法考えるんじゃなくて、後先考えずに約束平気で破るのにびっくり。

“缶詰狩り”の残酷さを訴える映画だったんだな。

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2021-03-05 マーメイド・イン・パリ (Une sirene a Paris) 世界で一番しあわせな食堂 (Mestari Cheng)

『マーメイド・イン・パリ (Une sirene a Paris)』

製作年 2020年
製作国 フランス
配給 ハピネット

監督
マチアス・マルジウ

脚本
マチアス・マルジウ
ステファン・ランドスキ

キャスト
ガスパール・スノウ/ニコラ・デュボシェル
ルラ/マリリン・リマ
ミレナ/ロマーヌ・ボーランジェ
ロッシ/ロッシ・デ・パルマ
カミーユ/チェッキー・カリョ

人魚が可愛い。
声で魅了し、恋に落ちた相手の命を奪う。
明確な殺意を持っている。
けど、悪役としては描かれていない。

対照的に描かれている女医。無骨で着飾るまも無いけど、仕事も愛も頑張ってた。
自分の愛するパートナーが、被害者になるって、二重にショックだと思う。

そこからの行動は、人魚の無差別よりよっぽど筋が通っているんだけど、見ていた方は主人公たちを応援しちゃうわよね。

最後に、女医が取った行動と、いつも彼の顔が浮かぶ純粋さが辛い。

可愛いは正義…って映画だった。


『世界で一番しあわせな食堂 (Mestari Cheng)』

製作年 2019年
製作国 フィンランド・イギリス・中国合作
配給 ギャガ
監督
ミカ・カウリスマキ
脚本
ハンヌ・オラビスト
キャスト
シルカ/アンナ=マイヤ・トゥオッコ
チェン/チュー・パック・ホング
ロンパイネン/カリ・バーナネン

オリエンタルマジックが凄い。
確かに中華薬膳は美味しいけれど。

小さな中華の達人と、フィンランドの豪快なおじさんたちの組み合わせはコミカルで小気味良い。
現地の女性たちの男性感も笑う。

中国人観光客のインパクト。
彼らが寿司ないの⁉︎って言い出すのはアジア区別付いてない感あるけど。

女性特有の冷えの問題や、食物アレルギーの子供の存在にも触れ、食の大事さも描いていて、ポテトとソーセージとビール!な現地の人たちには衝撃的かもね。

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2021-03-02 2021年2月にスクリーンで観た映画

2021年2月にスクリーンで観た映画

7本でした。

○ある人質 生還までの398日 (Ser du manen, Daniel)
 秘密への招待状 (After the Wedding)
○私は確信する(Une intime conviction)
 ダニエル(Daniel Isn't Real)
 羊飼いと風船 (気球 Balloon)
○わたしの叔父さん(Onkel)
○天国にちがいない(It Must Be Heaven)

2021年トータルで16本。
緊急事態制限中でままならない。
公開映画も停滞中。

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2021-03-02 ある人質 生還までの398日 (Ser du manen, Daniel)

『ある人質 生還までの398日 (Ser du manen, Daniel)』

製作年 2019年
製作国 デンマーク・スウェーデン・ノルウェー合作
配給 ハピネット
監督
ニールス・アルデン・オプレブ
原作
プク・ダムスゴー
脚本
アナス・トーマス・イェンセン
キャスト
ダニエル・リュー/エスベン・スメド
ジェームズ・フォーリー/トビー・ケベル
アートゥア/アナス・W・ベアテルセン
アニタ/ソフィー・トルプ


ISの人質から生還したデンマーク人写真家ダニエル・リューの実話をもとにした映画。

テロ集団の資金源を提供する事になるので、関わらない…と言うスタンスの政府。
分からなくは無い。無いんだけど、家族に掻き集めて払えと…酷だわ…

お姉さん、最初は鼻に付いたけど、頼もしかったなぁ…
そして疎まれている自覚あったんだな…

リアルだし、残酷だし、辛いので苦手な人もいると思う。
私も以前は戦争モノ苦手だった。
でも、出来る事が有ると知ってから、目を背けない事にしている。

見応えあった。

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2021-02-18 秘密への招待状 (After the Wedding) 私は確信する (Une intime conviction)

『秘密への招待状(After the Wedding)』


製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ
監督
バート・フレインドリッチ
原作
スサンネ・ビア
アナス・トーマス・イェンセン
脚本
バート・フレインドリッチ
キャスト
テレサジュリアン・ムーア
イザベル/ミシェル・ウィリアムズ
オスカー/ビリー・クラダップ
グレイス/アビー・クイン

デンマーク映画アフターウェディングのハリウッドリメイク。
オリジナル良い映画なのよね。
なんで良い映画観るとリメイクしたくなるの?
演技派が揃っていて、勿論上手い。
泣かせる。
だけど展開知ってるからね。ハラハラはしないよね。

お金持ちの気紛れに見える。
振り回されて居るように。
だけど、抗えない理由がある。

やっぱり良いストーリーなんだよなぁ…

オリジナルにアフターウェディングって邦題付けたから、仕方無くこんな邦題なの…?




『私は確信する (Une intime conviction)』

製作年 2018年
製作国 フランス・ベルギー合作
配給 セテラ・インターナショナル
監督
アントワーヌ・ランボー
脚本
アントワーヌ・ランボー
イザベル・ラザール
キャスト
ノラ/マリナ・フォイス
デュポン=モレッティ弁護士/オリビエ・グルメ
ジャック・ヴィギェ/ローラン・リュカ
オリヴィエ・デュランデ/フィリップ・ウシャン
セヴェリーヌ/インディア・ヘア
クレマンス・ヴィギェ/アルマンド・ブーランジェ


色々と意外過ぎる…
遺体が出た訳じゃないのに、殺人容疑で裁判…
って、日本では無いんじゃない?
なんでそこまで殺人事件の容疑者…って決めつけたんだろう。
それと、愛人の男の扱い。
日本だと、どんなに夫婦関係が破綻していても、愛人が悪人な先入観。
なのに、前面に出て被害者ぶってる。
旦那はなんだか気の毒なくらいだ。
配偶者公認の仲だったなら、他人がどうこう言う事じゃないけど。
真っ先に疑われるのはそっちじゃないのか?
そう思ったから必死に根回ししたのか?
後、素人の個人をあんなに使う弁護士。
弁護士の守備義務とか、大丈夫なんだっけ…?

実際解決してない失踪事件なので、それ以上の物は出てこないんだけど、仮説ばかりで、弁護士も、呆れて怒りたくもなるよ。
死んでる…自体が仮説なんだもん。びっくりだ。


本筋とは関係無いけど、ちょっと時間ある?ってセリフの後の、シャワー込みで2時間。…に惚れたわ。

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2021-02-16 ダニエル (Daniel Isn't Real) 羊飼いと風船 (気球 Balloon)

『ダニエル (Daniel Isn't Real)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 フラッグ
監督
アダム・エジプト・モーティマー
脚本
ブライアン・デレウー
アダム・エジプト・モーティマー
キャスト
ルーク/マイルズ・ロビンス
ダニエル/パトリック・シュワルツェネッガー
キャシー/サッシャ・レイン


精神の病系かと思ったら、途中から急転で違う展開。

ホラー的怖さはないけど、眠る訳にはいかない…って追い詰められる感じは怖い。

ラストの、彼の傍にへたった彼女が良かった。


『羊飼いと風船 (気球 Balloon)』

製作年 2019年
製作国 中国
配給 ビターズ・エンド
監督 脚本
ペマツェテン
キャスト
ドルカル/ソナム・ワンモ
タルギュ/ジンパ
シャンチュ・ドルマ/ヤンシクツォ

チベットの羊の牧畜農家…
TVでは試験管ベイビーやミサイル実験のニュースが流れ、携帯電話をら持ち歩く現代の話なんだけど、生活はすこぶる原始的。
昔ながらの生活なんだけど、女は子供を産む道具的な古臭い男たちと、そんな扱いに疑問を感じ現実的になりつつある女たち。
逃げ道は尼になるだけなんだなぁ…

穏やかで、美しい暮らしなんだけど、そこには女の自立は無い。
皆が見上げる先に何があったのか…
空に溶けず漂う風船が凄く象徴的。

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2021-02-04 わたしの叔父さん (Onkel) 天国にちがいない (It Must Be Heaven)

『わたしの叔父さん (Onkel)』

製作年 2019年
製作国 デンマーク
配給 マジックアワー
監督・脚本
フラレ・ピーダセン
キャスト
クリス/イェデ・スナゴー
叔父さん/ペーダ・ハンセン・テューセン
ヨハネス/オーレ・キャスパセン

凄く寡黙な家庭で、だけど暗黙の了解…と言う感じで黙々と日課をこなして行く。
毎日毎日。
クリスは若くて可愛くて、実は才能もあって…
勿体ない…と周囲も、観客も、思っちゃう。
だけどこの子の献身ぶりは尋常じゃない。
いつも素っ気ないし、違う道に揺らいだりするのに、何よりおじさんが大事。

今、おじさんは身体が不自由だけど、その前は、倒れてあんな身体なる前は、学校行きながら、農業の手伝いをしながら、将来の夢とかも有ったんだろう。
それが、おじさんが倒れて、全てが一変したんだろうな。
だけどその生活を受け入れたのは、きっと、過去にひとりぼっちになったクリスを、当然のように手を差し伸べ、受け入れてくれたからなんだろうな…


『天国にちがいない (It Must Be Heaven)』

製作年 2019年
製作国 フランス・カタール・ドイツ・カナダ・トルコ・パレスチナ合作
配給 アルバトロス・フィルム、クロックワークス
監督 脚本
エリア・スレイマン
キャスト
エリア・スレイマン
ガエル・ガルシア・ベルナル

自作の映画を引っ提げて、売り込みの為にパリ、ニューヨークを旅するスレイマン監督が、とぼけていて、何だか凄くほのぼのする。
彼の目には、異国の文化や人人が、こんな風に興味深く映るんだなぁ。

…でも、道で声を掛けて来た日本人の二人連れの堅苦しい感じや、日本英語な感じが一番funnyだったな。
ひく位堅苦しいんだろうな…
立居振る舞いと相まって。

先頭 表紙

2021-02-02 2021年1月にスクリーンで観た映画

2021年1月にスクリーンで観た映画


○天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)  
 ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)
○どん底作家の人生に幸あれ!(The Personal History of David Copperfield)
◎聖なる犯罪者(Boze Cialo)
 パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)
 キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)
 43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)
 エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)
 ソング・トゥ・ソング (Song to Song)

9本でした。
再度の緊急事態宣言で、公開延期になった映画も有りましたね。

先頭 表紙

2021-02-02 天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)  ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)

『天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)』

製作年 2018年
製作国 イタリア
配給 ミモザフィルムズ
監督
アレッサンドロ・ジェノベージ
脚本
アレッサンドロ・ジェノベージ
ジョバンニ・ボニェッティ
キャスト
アントニオ/クリスティアーノ・カッカモ
パオロ/サルバトーレ・エスポジト
アンナ/モニカ・グェリトーレ
ロベルト/ディエゴ・アバタントゥオーノ
エンツォ・ミッチョ/エンツォ・ミッチョ(本人役)

愛してるって言えない彼。
ミュージカルはゲイがやるもの。
全部ラストのあのシーンをやりたいがための伏線か⁉︎

ゲイのロマンティック結婚式のメッカとして栄える…って良い話的にも作れる物語に仕上がってるのに、ストーリー性ぶち壊す潔さ嫌いじゃない。

舞台の映画化らしいラスト。

お母さんのついに来たか…って表情と、腹括ってその時に備えて妄想して来たことを実行すると決めた過程が凄く良く演出されてた。

『ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)』

製作年 2019年
製作国 フランス
配給 彩プロ、東京テアトル、STAR CHANNEL MOVIES
監督 セドリック・カーン
脚本
セドリック・カーン
ファニ・ブルディノ
サミュエル・ドゥ
キャスト
アンドレア/カトリーヌ・ドヌーブ
クレール/エマニュエル・ベルコ
ロマン/バンサン・マケーニュ
ヴァンサン/セドリック・カーン


大人になった家族が勢揃いしてごたごた…って映画は沢山あるけど、大体ロクな事が起きないよね。国問わず。
Catherine Deneuveはその手の作品近年多い気がする。

私も実家に揃ったらそうなる自信ある。それでも集まりたくなる不思議。

しかし、コレは辛い。我が子が痛々しいの辛い…

母は私を何も理解して居ない…と思うけど、そうか、母親は、優秀さも駄目な所も全部受け入れちゃうから、理解して無いんだ…
順調でも心配するし、しょうもない注意してうるさがられる生き物だよね…

凄くリアルに辛い気持ちになる映画だったなぁ。

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